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18歳選挙権

十八歳選挙権を実現する改正法案が参院本会議で可決、成立しました。七十年ぶりの大きな選挙権の拡大です。

 参院の特別委員会では私と吉良よし子議員が質疑に立ちました。全参院議員の中で一番若い吉良さんは、十四日の若者憲法集会とデモを紹介し、若者が行動を通じて政治への関心を高めていると強調。「声を上げることしかできなかった若者が選挙権を持てることはさらに若者の政治参加を広げる力になります」と述べ、高校生の政治活動を規制した文科省通達の撤回や被選挙権年齢の引き下げなどを求めました。

 私は参考人質疑に立ち、「新たに十八歳以上の若者を主権者として、パートナーとして迎える上で、政党に求められる役割はなにか」と質問。高校の授業で国政選挙での模擬投票を実施されている私学の高校教諭の参考人は「スマホなどでの情報発信も大事。その点、共産党さんのカクサン部はがんばっている。うちの生徒がマニフェストへの質問をホームページですることがあるが、共産党さんは丁寧に答えてくれる」と嬉しい評価をいただきました。

 十八歳選挙をいっかんして求めてきた党として法案には賛成しましたが、一方、改憲のための国民投票を実施するための条件整備という側面もあります。「若者に選挙権を与えたために改憲の目論見が崩れた」と嘆かせるような結果を参院選で示しましょう。(愛知民報15.6.21付)

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