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反共への市民的反撃

 先日の京都市長選挙では全国から大きなご支援を頂き、ありがとうございます。

 福山和人候補は大健闘し、大きな財産を作りました。その一つが、現職陣営による「大切な京都に 共産党の市長『NO!』」という反共新聞広告への市民的反撃です。多くの市民の皆さんが、「自分たちの願いを切り捨てるもの」と抗議の声を上げ、現職陣営を逆に追い詰めました。

 この流れは今国会につながっています。本会議で安倍首相が「暴力革命の方針に変更はない」と日本共産党にデマ発言をした際、ただちに議場内で日本共産党と共に野党理事が抗議。さらに翌日、緊急に開かれた野党国対委員長連絡会で、一致して首相に謝罪・撤回を求めました。

 昨年の総務委員会でも維新の議員と政府の間で同じやり取りがあり、他の野党からも「総務行政と関係ない質問だ」など中止を求める声が上がりました。今回は、野党国対ではさらに内容に踏み込んで、「これは野党共闘への攻撃だ」と認識し、「事実無根のデマ」「公党に対する侮辱」として抗議し、撤回を求めたのです。この間の共同の積み重ねの中でのお互いの理解と信頼感を深めた結果です。

 ある愛知の方は「長い間、職場で労組の反共主義とたたかってきた。その労組が応援する政党が、反共攻撃に一緒に立ち向かってくれている。時代は変わった」と感慨深く語っておられました。

 目に余るヤジ、暴言。「壊れている」安倍政権を倒し、野党連立政権へ共闘をさら前へ!(「赤旗」東海北陸信越版20年2月22日付)

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