活動日誌

「2016年9月」の記事

DSC05184.JPG 全大臣出席で2日間行われる衆院予算委の基本的質疑が始まりました。今日は自民、民進の質問。日本共産党からは月曜日に笠井、赤嶺議員が質問に立ちます。

 昨日の理事懇談会では、大問題になっているSBS米の価格偽装問題で農水省が経過の説明しなかったため野党が猛反発。補正予算審議の前提となる問題であり、野党は引き続き資料と説明、集中審議を要求しています。

 会館の部屋でテレビ傍聴をしながら、仕事をしましたが、稲田防衛相の不安定ぶりが目立ちました。十分理解しないまま答弁書を読んでいるのか、少し突っ込まれるとかみ合わない答弁になります。批判されるとすぐに顔色を変え、8/15の政府主催の戦没者追悼式を欠席したことと過去の言動の矛盾をただされると答弁ちゅうに涙ぐんでしまいました。

 一方で、戦争法の具体化は着々とすすめられており、この大臣の命令で自衛隊員は「殺し殺される」現場に送られることになるのです。今後、外交防衛委員会等でただすことになります。

 参院代表質問二日目。午前中に市田忠義両院議員総会長が質問に立ちました。市田さんは冒頭、参院選についてふれ「この議場には、全国32の一人区のうち、3分の1を超える11の選挙区で勝利した市民と野党の共同の議員がいます」と述べられました。

 戦後初めて市民と野党が全国的共闘をした歴史的参院選挙に全力を尽くした党としての思いのこもった言葉。本会議後に開かれた議長・副議長主催で議長公邸で開かれた懇談会でも、野党統一の何人かの議員からよかったと声をかけられました。

IMG_0898.JPG 夕方には、安保法制違憲訴訟裁判の報告集会に参加。弁護団からの報告などに続き、今日の公判で意見陳述された三人の原告のうち、ジャーナリストの志葉玲さん、自衛隊員の親である富山正樹さんが陳述内容を報告されました。

 とても説得力のある感動的な内容でした。

DSC02458.JPG 午前中は参院本会議での代表質問一日目で民進、自民の質問。午後は衆院の代表質問二日目で日本共産党から志位委員長が質問に立ちました。

 参院での民進党の蓮舫代表への質問では、安倍総理は、質問にまともに答えず、門主統制権時代の様々な数字をあげて、「当時は全く進まなかった。安倍政権は結果を出した」という話の繰り返し。

 午後の志位委員長の質問は会館のテレビで見ました。 安倍総理は、TPPで「参院選挙一人区では、TPP影響の大きい東北五県で自民党候補が負けたという民意をどう受け止めるか」との質問に、「熊本など九州の農業県では勝った」として居直りました。

 沖縄の衆参の選挙区選出議員がすべて辺野古基地反対の「オール沖縄」になったという民意を一顧だにしないのかと迫ると「高裁の判決では国の主張が認められた」と答弁。都合の悪い民意や選挙結果からは目をそむけ、ひたすら暴走する姿を示しました。ひどすぎます。

  参院本会議では代表質問終了後、永年議員の表彰が行われ、国会議員在職25年を超える民進党の柳田稔議員への祝辞と本人の謝辞がありました。おめでとうございます。

 国会開会にあたっての挨拶を動画でアップしました。ご覧ください。https://www.inoue-satoshi.com/movie/2016/09/192.html

   午後から衆院本会議で代表質問が行われました。今日は民進党と自民党。日本共産党の志位委員長は明日午後に質問に立ちます。

 IMG_0892.JPG午後から、参院ODA特別委に所属する辰巳議員と私で、JICAが関与しているミャンマーのティワラ経済特別区開発事業について、来日した住民の皆さんと懇談。NPO法人「メコン・ウォッチ」の皆さんにお世話になりました。

 すでに開発された地域では、立ち退きで移転した住民が生計手段の喪失や住環境悪化に直面しており、今後も同様の問題が起きる懸念が語られました。今後、しっかりただしていきたいと思っています。

 日本維新の会の東参院国対委員長から参院に提出した議員立法の説明がありました。

IMG_0886.JPG いよいよ今日から、参院選後初の本格的論戦となる臨時国会が始まりました。市民と野党の共同をいっそう広げ、安倍暴走ストップ、政治の転換をと意気高くスタートしました。

 開会日はいつも慌ただしい。夕方までを紹介すると――

 9:00 国会対策委員会
 9:40 参院議員団会議
10:00 本会議第一ラウンド(常任委員長の選任、特別委・調査会の設置など)
10:15 ODA特別委
10:20 倫理選挙特別委
11:20 蓮舫代表ら民進党新執行部のあいさつ
11:30 党国会議員団総会
12:00 総がかり行動の議員会館前集会
13:00 開会式
14:30 参院国対
15:00本会議第二ラウンド( 北朝鮮抗議決議、総理、蔵相演説)
15:50 参院与野党国対委員長会談
16:30 参院論戦打ち合わせ

 IMG_0883.JPG総理の所信表明演説は、課題ごとに、五輪やパラリンピックでの活躍をあげ、無理やり安倍政治の推進に結び付けるもの。あまりにも品がない。一方、安保法制に関しては、国会の外では「国民に丁寧に説明する」「全面的運用段階」と述べながら、演説では一言もなし。おそまつ。

 さあ、がんばるぞ!

IMG_0872.JPG 京都を朝出て、伊丹から空路で新潟入りし、「集い」参加のために特急「いなほ」で村上市へ。国会情勢や日本共産党の路線へのあらなた注目などについてお話し。

 新潟県は、参院選で、大激戦の中、野党統一候補の森裕子さんを勝利させました。今度は知事選で市民と野党の候補として米山隆一さんを擁立します。共闘のいっそうの発展を新潟から!と呼びかけました。

 会場には、今年春の市議選で急病のため勇退された相馬エイさんが、随分回復され、来てくださいました。

 村上市では今日、トラスアスロンの国際大会が開かれており、到着したときは駅前のランのコースとなっており、会場までずいぶん迂回しました。帰りの特急は自転車を抱えた国内外の参加者でいっぱいでした。

 来週の月曜日から臨時国会が始まるので土日を挟んで今日が開会日前日。開会一週間くらい前から議院運営委員会の理事会で院の構成や議事日程などの協議が始まり、通常なら二~三日前には決まります。

 ところが今回は、常任委員長のポストを巡る自民・民進間の話し合いがつかないことが関係して、決定がずれ込み、今日も午前中に開かれた議運理事会がいったん休憩になり、決定が午後にずれ込みました。

 議運理事の仁比議員とその都度、連絡、相談しながら対応。来週の代表質問でのわが党の市田副委員長の質問は29日の午前中で25分となりました。

DSC_0109[1].JPG 夕方、京都に帰る新幹線の中で、赤星ゆかり富山市議のツイッターが届きました。「森雅志富山市長が、政務活動費の不正取得で、中川勇、谷口寿一両元市議を刑事告発へ。富山市が今日、記者発表」とのこと。よし!

 昨日の富山市内での街宣でも「知事や市長は不正議員を告訴すべき」と訴えたところ。市民の怒りの声が動かしています

 

高岡市.jpg 東京を朝出て、政務活動費の不正で県議三人、富山市議9人が辞職した富山県へ。まずは、高岡市で辞職による定数2の県議補選に立候補する高瀬あつ子さんと演説会で訴え。

 高岡市で50数年ぶりの日本共産党の県議誕生で、不正をただす市民の意思をはっきり示そうと期待が大きく広がっています。

 続いて富山市に移動し、火爪弘子県議、赤星ゆかり、中山雅之両富山市.jpg市議とともに街頭演説。富山市でも県議補選と共に定数10の市議補選が行われます。

 赤星さんからは、今春、市議報酬の10万円引き上げが強行されたのをうけ、政務活動費の領収書を情報公開請求して入手し、一つひとつ不正を明らかにしてきたことのお話し。

 火爪さんからは10年前から取り組んできた政務活動費の公開の拡大が、今回の不正発覚につながったことのお話しがありました。

 DSC_0110[1].JPG日本共産党の地方議員団の粘り強い努力が不正を明らかにし、清潔な政治を実現する流れを作り出していることに改めて確信がわきました。

 私は今回の問題が自民党の体質にかかわるものと指摘し、富山と同様に白紙領収書が問題になっている稲田防衛相の政治資金報告書を紹介。富山選出の野上参院議員も稲田氏側に白紙領収書を出していたことを示すコピーを掲げ、自民党の中で白紙領収書の悪用が慣習化していると批判し、不正をただす清潔な党、日本共産党への支持を呼びかけました。

 街宣中も車から大きく手を振る人など、市民の怒りと日本共産党への期待の高まりを感じました。がんばろう。

六中総で報告を採択

 昨日から党本部開かれてた第六回中央委員会総会は朝から討論が続きました。この間の全国各地での野党共闘や党を大きくする取り組みでの豊かな経験や教訓、決意が発言で交流されました。討論を終局し、志位委員長が幹部会を代表して結語をのべ、最後に報告と結語を全員一致で採択して終了。参加者は意気高く、全国の現場に戻りました。がんばろう!

 26日からの臨時国会を前に、会派間の協議や議運理事会の協議が断続的に進められ、電話での相談や関係者の打ち合わせも行い、慌ただしい一日になりました。

 党本部で11時から第六回中央委員会総会。幹部会を代表して志位委員長が、「参院選の教訓と総選挙に向けた取り組み」「国際問題――北朝鮮問題、アジア政党国際会議について」「情勢の特徴と秋のたたかいの課題について」「第7回党大会の招集と意義について」「東京都議会議員選挙勝利のための活動に直ちに取り組む」――と六つの柱について報告しました。

 党大会の招集について決定した後、午後から報告に基づく討論が行わました。私は用務のために二人のみ聞いて国会に戻りました。 

京丹後.jpg 16時からは倉林参院議員、穀田衆院議員(秘書)と共に防衛省レク。京丹後市の米軍Xバンドレーダー基地の警備する軍人・軍属の実弾演習のために自衛隊福知山射撃場を共同使用する計画について、「市民の不安広げ、際限ない日米軍事協力につながる」と中止を要求。防衛省は共同使用のために調整中であることを認め、その概要について説明し「地元の理解・協力が不可欠」と述べました。

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