活動日誌

「2024年6月」の記事

 240618政改特 総理質疑⑤.jpg 怒、怒、怒。自民党提出の政治資金規正法改定案が昨夜の政治改革特で自公の賛成で可決しました。20時過ぎに、野党の反対押し切り委員長による職権採決。先立つ対総理質疑と反対討論で、朝の世論調査で77%が自民案に「効果がない」としていることも示し、強行すればさらに政治不信が増すと批判しました。
 
   内閣委員会で子ども性暴力防止法案の二回目の質疑。性犯罪加害者の再犯防止について▽刑事施設の出所後や保護観察期間終了後の地域での継続的な支援▽性犯罪者治療への保険適用―の2点を提案しました。
 文部科学省が性暴力への取り組みとして進める「生命(いのち)の安全教育」について質問。"人間と性"教育研究協議会による「授業案」を紹介し、体のさまざまな部位の名称や機能を説明し、これらが命を支えるために大切な役割をもっていると気づかせる内容になっているとして、こうした『からだの学習』が土台にあってこそ、いのちの安全教育の目的も達成できる」と強調。DBSと包括的性教育を一体で行うことや教員自身が国際的な知見に基づいた性教育を学ぶことの必要性も強調しました。
 法案は全会一致で可決。衆院の地こデジ委員長提案として送付されてきた、子どもの貧困対策推進法案についても全会一致で可決しました。
 政治改革答弁.JPG政治改革特別委で山下よしき議員に答弁しました。自民党案は政治資金収支報告書の要旨を廃止し、過去の政治資金の流れを隠蔽するもの。
 一方、共産党案は、過去の改悪をもとに戻して要旨の作成を義務化し、官報や公報に掲載して永久公表するもの。規正法の理念通り政治資金を国民の監視の下に置くことを強調しました。
 委員会後の理事会で、自民党から、明日の総理入り質疑を1時間45分行う提案があり、了承。さらにその後の採決の提案もありましたが、国民の七割が「評価しない」という法案の採決などとんでもないこと。各党とも持ち帰り、明日の協議になります。
 明日は、10時から内閣委、16時から政治改革特でそれぞれ質問。午後は、その準備と通告に集中しました。

 午後から議員会館で質問・答弁の準備。明日の午前中は政治改革特別委員会で山下議員からの質問の答弁。明後日は10時から内閣委員会が開かれ、午後に子ども性暴力防止法案で30分の質問。自民党はその後に内閣委員会で総理入りの質疑を提案しています。

 と、いうことで、二つの質問と答弁の準備を並行して行いました。

赤旗コラム

448444128_2668888549936263_3458674650296965104_n.jpg 今週も質問四回と答弁一回と超多忙でした。初めての答弁のことなど、今朝のしんぶん赤旗・東海北陸信越版に書きました。

参考人質疑.jpg 政治改革特別委員会で参考人質疑に立ちました。駒沢大学の大山礼子名誉教授は、1994年の政治資金規正法改正では付則に企業・団体献金を5年後に見直すことが盛り込まれたが行われなかったとして、「(自民案も)多くの重要な事柄が付則に書かれているが、いつ実現するか分からない」と実効性を疑問視。

 政策研究大学院大学の飯尾潤教授が「大規模な企業・団体が多額の寄付で強い影響を及ぼすのは問題だ」と指摘するなど、企業・団体献金の禁止や制限を求める意見が出されました。

 私は、自民案は政策活動費を法定化=合法化し、使途の公開も10年後で「ブラックボックス」のままだと指摘。政治活動を「国民の不断の監視と批判の下」に置くために政治資金の公開を定めている規正法に反するのではないかと質問。大山氏は「10年後では意味がない。国民の浄財であり、何に使ったか分からないでは許されない」と述べました。

 また、大山氏が政党助成金について「民主主義のコストとして政党の育成に役立てるはずだったが、かえって政党の発展を阻害している」と指摘していることをあげ、見解を質問。大山氏は「政党は国庫補助頼みになると献金を集める努力をしなくなる。どうやって浄財を集め、国民とつながりをつくるのかを考えるべきだ」と強調しました。

 開会前の理事会で月曜日に二時間の審議を行うことを決めました。自民党は火曜日に総理出席の審議も提案、さらに採決も行う構えです。総理への審議は必要ですが、自民党案には世論調査でも国民の七割が評価せず共に修正した維新からも異論がでる状況の下、採決などありえないと指摘しました。

 午前中の本会議では入管法・技能実習法改定案の討論・採決が行われ、仁比議員が「排外主義を世界に発信するもの」と厳しく反対の討論を行いました。本会議後に野党国対が開かれ、今後の国会運営について協議しました。

 政治改革等の後、来週の子ども性暴力防止法案の質疑に向け、生命の安全教育、包括的性教育について文科省からレクを受けました。

IMG_2680.JPG こども性暴力防止法案(日本版DBS)の参考人質疑。立教大名誉教授の浅井春夫参考人は、学校での「いのちの安全」教育は、その前提となるべき「からだ学習」がほとんどないままだと指摘。「からだの権利教育」を進め、国際的な標準である包括的性教育を日本でも花開かせることが必要だと強調されました。
 終了後、次の質疑に向け法務省と警察庁から子どもの性暴力加害者の再犯を防ぐための取り組みについてレクを受けました。
 IMG_2675.JPG政治改革特別委で質問。政治資金規正法が、政治活動を「国民の不断の監視と批判の下に」置くために政治資金の公開を定めていることを示し、役職者に渡せば使途を公開しないでいい政策活動費を認める条文が同法のどこにあるのかと質しましたが、自民党は示すことができませんでした。
 私は、総理が、「党の戦略的運動方針が明らかになる恐れ」を非公開の理由に挙げていることに対し「それは政党の都合に過ぎない。それらも公開して国民の監視と批判の下に置くのが規制法だ」と指摘。脱法的な政策活動費を条文に書いて合法化してお墨付きを与えるのが自民党案だと批判。
 さらに使途の公開は10年後で、その間は情報公開請求もできず、違法な使途が明らかになっても時効後で罪に問われなくするのが自民党案だと指摘。NKKの世論調査でも、政策活動費の公開を10年後とすることに75%が「納得できない」と答えていることを示し、「このような改悪を強行すれば、ますます国民の不信が強まる」と迫りました。
20240612_170638.jpg 午前中は本会議で22年度決算の討論と採択。午後には静岡県の鈴木せつこ(1区)、吉川奈緒子(7区)の衆院予定候補から企業団体献金の禁止等を求める請願署名を本村衆院議員と一緒に受け取り懇談。私の質問の傍聴もしていただきました。
子ども性暴力防止法案(日本版DBS法案)の一回目の委員会質問。学校や保育所、塾などだけでなく、ベビーシッタ―や音楽教室、スポーツクラブなど子どもに関わる場所で対策することが必要だとして加藤鮎子担当大臣に具体的対応策を質しました。
 昼休憩中に明日の政治改革特別委の質問通告終了。
 IMG_2667.JPG政治改革特別委員会で初めて答弁に立ちました。山下よしき議員が、裏金の真相解明、企業団体献金の禁止、政党助成金の廃止の三点について自民党の発議者と日本共産党の2法案の発議者である私に質問。自民党との違いがくっきり浮き彫りになったと思います。
 裏金真相解明の必要性については、今回の裏金が企業団体献金の抜け道であるパーティー券収入が原資となったことを指摘し、真相徹底解明してこそ抜け道のない再発防止策ができると強調。
 IMG_2665.JPGさらに、衆院政治改革特での各会派意見表明で自民党の代表者が、裏金問題について「現行法の遵守さえできなかった遵法精神、コンプライアンス精神の欠如に起因するもの」だとしたことを紹介。「裏金議員の73人は政治倫理審査会に出席して弁明することすらしていない。遵法精神の欠如に反省がないままに出されたのが自民党の法案だ」と指摘しました。
 れいわの木村議員にも答弁しました。
 午後は明日の日本版DBS法案の質問のために子ども家庭庁、文科省からレクを受け、その後通告。決算委員会での山添議員の質問を応援傍聴しました。

質問準備

 今日は朝のNHK討論を見てから国会議員会館で質問準備。今週も質問ラッシュですが、政治改革特別委員会では答弁にも立ちます。以下、今週の質問の見通しです。頑張ります。

 月 政治改革特別委で答弁

 火 日本版DBS法案質問、政治改革特・答弁可能性あり

 水 政治改革特別委質問

 木 日本版DBS法案参考人質疑

 金 政治改革特別委参考人質疑

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