衆院議員会館で開かれた日韓・韓日議員連盟合同総会に参加。午前中は安保・外交委員会で議論し、正午からの閉会総会にも出席しました。
安保外交委員会は9時から始まり、予定を超えて12時前まで議論しました。日本側の委員長の自民党の中谷衆院議員から参加した各党の議員の紹介があり、私は「もっとも歴史があり、一番筋を通している党、日本共産党の井上議員」との紹介されました。
冒頭から韓国の議員から、慰安婦問題など歴史認識の問題で発言があり、各議員からも北朝鮮の核問題の解決や北東アジアの平和と安定のための日韓関係の強化の重要性を指摘し、その妨げとなっている安倍政権の姿勢への批判の声が続き、集団的自衛権行使容認についての強い懸念も出されました。
私は、慰安婦問題で日本が謝罪と賠償をすることが必要だと述べつつ、対話による外交的解決の重要性を強調。東南アジアでの平和の共同体の発展を示しながら、6か国協議に立ち戻り、北東アジアでの平和の枠組み作りについて提起しました。
最後に委員会の共同声明を確認。閉会総会では全体の共同声明が確認されました。終了後、議員会館で質問準備など。夜は、京都の自由法曹団の結成50周年祝賀会。党代表のあいさつは倉林議員でしたが、「秘密保護法の状況について挨拶してほしい」と急きょ要請があり、檀上から国会情勢と廃案への決意を述べました。がんばろう!
今日も秘密保護法で質問。四党修正で、特定秘密指定の有効期間を原則60年で上限したことについて、「なぜ60年なのか」とただしましたが「特に意味はない、30年の倍」といういい加減な答弁。
外相に安保関係の秘密文書、非公開文書はどけだあるのかと聞くと、網羅的にはわからないとの答弁。膨大な文書には、今も公開されていない61年前の旧安保制定時の関連文書もあるが、特別秘密に指定できるのかと森大臣に質すと、可能との答弁。委員会室で驚きの声が上がりました。
そうなれば、60年前の文書をこれから60年間特別秘密にすることもでき、さらに例外もあり、「120年間も秘密で、事実上の永久秘密だ。外交判断への国民的検証も不可能になる」と厳しく批判ししました。やはり、この法案はだめだ。
午前中は外交防衛委員会の理事懇と、国家基本政策委員会の合同幹事懇。午後からのNSC特は官房長官の出席や委員長の非常識な委員会運営をめぐり開会が遅れ、中断も。委員会が終わったのは20:30ごろ。それから月曜日の質問の準備と通告。今日も22時過ぎになりました。やれやれ。
午前中は外交防衛委員会で障害者権利条約に関する参考人質疑。東大客員研究員の川島聡氏、DPI日本会議事務局長の尾上浩二氏、全日本手をつなぐ育成会理事長の久保厚子氏、JDF幹事会議長の藤井克徳氏の意見陳述を受けて質疑しました。
現場から、様々な課題が提起され大変有意義でした。私は、社会保障改革推進法で、自助、共助が強調されていることについてご意見を伺いました。それぞれから「公助の強化なしに自助・自立はない」と共通のご意見でした。
午前中に参院野党国対委員長会談を開き秘密保護法の対応等について議論。みんな、維新という修正合意の会派を含めて、参院での徹底審議を求めることで一致し、午後に共同で記者会見をしました。
NSC特別委与党と委員長の乱暴でルール無視の運営をめぐって紛糾。大幅に遅れて始まり、しばしば中断しました。
私は、核密約について、米国立公文書館で公開された文書を示しても、歴代首相や外相が「存在しない」と答弁してきたが、民主党政権時代に外務省内で発見されたことを質問。数々の密約を交わしながら虚偽答弁してきた自民党が国民に秘密の保護などいう資格なしと追及しました。
詳しくは「赤旗」の記事で。http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-11-30/2013113003_01_0.html
10時から2時間半の本会議。昨日衆院で強行採決された秘密保護法案の趣旨説明と質疑が行われました。日本共産党から仁比議員が質問に立ち厳しくかつ格調高く安倍総理を追及しました。
その後、私が国家安全保障設置法案、田村さんが高校授業料無償化廃止法案についてそれぞれ反対討論。一回の本会議で日本共産党の議員が三人登壇したことになります。
午後は秘密保護法案の質問準備。16時からは倫理選挙特別委に出席。日本共産党の委員は2人で、今日は吉良良子さんが質問しました。その後、質問準備や打ち合わせ。
NSC特別委では、与党が乱暴な委員会運営を行っており、明日の委員会を職権でセットし、質問時間も委員長が勝手に割り振り。法案の中身もやり方も民主主義とかけ離れています。
今日も質問準備で議員会館を出たのは22時前。最近は毎晩、コンビニ弁当の日々。
午前中の衆院NSC特別委で秘密保護法案の強行採決が行われました。総理出席の2時間の質疑が与野党合意のないまま設定され、11時過ぎに予定の質疑が終了したところで、いきなり質疑打ち切り動議が自民党から提案がありました。
それから野次と怒号のなか、採決が強行されました。修正合意していた維新も、審議が作れされていないとして退席するという異例の事態となりました。
12時から議員会館前での抗議集会に参加し挨拶。13時から外交防衛委員会で障害者権利条約の趣旨説明。終了後すぐに参院議員会館前での全教の皆さんの高校授業料無償制度の改悪反対、教育予算の拡充を求める座り込みを激励。
衆院では、13時にセットされていた本会議が、秘密保護法の緊急上程をめぐって議運の協議が続き、結局18:45からの開会にまで伸びました。19時から官邸前での抗議集会に参加して挨拶。部屋に戻り、衆院本会議の様子を院内テレビで見ながら論戦準備。22時前まで議員会館で仕事になりました。
明日は参院本会議で秘密保護法の趣旨説明・質疑が行われ、仁比議員が質問に登壇。私もNSC設置法の討論で登壇します。
今日の参院NSC特で、自公民み維の賛成多数で日本版NSC設置法案が可決。日本共産党は、仁比議員が反対討論に立ち、秘密保護法と一体になり戦争する国づくりを進めるものと反対しました。
採決の前の質疑には私が立ち、アメリカによる外国指導者等への盗聴問題を取り上げました。日本の在米大使館も盗聴されていますが、政府は抗議もせず「いっそう緊密に意思疎通をはかる」と繰り返すばかりです。
米国家情報長官クラッパー氏は10月29日、この問題について米下院で驚くべき居直り証言をしています。「情報機関に最初に学ぶ基本は、指導者の考えをどう知るかということだ。どんな指導者でも対象になる」「(通信傍受の目的は)外国首脳の発言が実際に起きていることと符合するのかを確認するため」と述べ、同盟国を含む外国首脳の通信の盗聴を認め正当化。
2010年から「情報保全に関する日米協議(BISC)」が行われていますが、その米側メンバーとして米国家情報長官室も参加しています。日本を盗聴している相手と情報保全について協議しているのですから驚きます。この協議の場で、同盟国首脳の盗聴を正当化する米側の姿勢をただしのたかと聞いても、「実態把握につとめる」とのべるだけ。
盗聴による主権侵害に抗議できず、アメリカのねつ造情報をうのみにしてイラク戦争を支持したことにも反省もなし。日米同盟強化としてNSCで情報共有を強めることはアメリカへの従属を強めイラク戦争の時のような過ちを繰り返すだけです。
与党は今日にも衆院で情報保全法案の採決を強行する構え。絶対に許されません。
朝8:30から参院議員団で党大会議案の第一回目の議論。10時から本会議。特区法案の趣旨説明と質疑があり、山下よしき議員が質問立ちました。議運の許可なく海外渡航したアントニオ猪木議員への懲罰決議の採決がありました。
日本共産党は猪木議員のルール違反について懲罰動議に加わりましたが、提案された「30日間の登院停止」については「重すぎる」として棄権しました。
終了後、倫理選挙特別委員会、外交防衛理事懇、決算委員会の論戦検討会議。続いて、与党が「社会保障改革ブログラム法案」の本会議質疑を拒否している問題で、民主、みんなの国対委員長とともに平田参院議長に申し入れました。
13時から15時までNSC特別委員会。途中、参院選挙制度協議会。京大の大石眞教授から意見陳述を受けて質疑応答をしました。終了後、月曜日のNSC特の質問準備などなど。夜に質問通告。
午前中f外交防衛委員会。京都の丹後半島の経ヶ岬への米軍Xバンドレーダー基地設置の問題で質問しました。弾道ミサイルシステムのレーダーとして、京都で初めての米軍基地を設置するもの。今年二月に突然報道されて以来、「米軍の戦争に巻き込まれる」「環境破壊や健康被害は」「米軍関係者による犯罪はどうなる」など地元住民の不安が広がっています。
私は、米軍が国内でのレーダー基地建設で行っている環境アセスを行うべき、米軍関係者の犯罪に特権を認める日米地位協定の見直しを求めるべきと迫...りましたが、防衛相も外務相もまともな答弁は無し。
住民の不安の解消も合意もないままに、賃貸料を大幅に引き明けで強引に地権者に契約を迫って地域を分断することはやめよと迫りました。
午後は質問準備や議運対応などで断続的打ち合わせ。 夜は日比谷野音でStop 秘密保護法 11,21大集会に参加。開会前から会場からあふれる参加者で、一万人に膨れ上がりました。民主、社民、無所属の議員も参加し挨拶。たたかいは広がっています。
国会にもどり集会参加者の請願デモを激励。長い長いデモで、終了は22時15分! この力で秘密保護法はなんとしても廃案へ!
10時から本会議はいくつかの採決があり25分で終了。11:30から外交防衛委員会の理事懇談会。その後のNSC特の理事懇で月曜日にNSC法案の5時間の質疑が行われることが決まり、私が40分間の質問に立つことに。来週は4~5回の質問をすることになりそうです。
13:30から参院選挙制度協議会。一橋大学の只野教授から意見陳述をうけ、質疑応答をしました。その後、夕方まで質問準備に集中。ジブチに海賊対処のためとして作られた海上自衛隊の基地の問題やねつ造された情報でイラク戦争を支持したことを取り上げます。18時に質問通告をし、19時過ぎの新幹線で京都へ。
午前中の外交防衛委員会で自衛隊法改正案の質疑採決があり、私は質問に立つとともに反対討論を行いました。 アルジェリアで邦人が犠牲になった事件を受け、海外での緊急事態で自衛隊が邦人輸送をする際に、従来の船舶や飛行機に加え、車両も可能にすることなどが内容です。
国の玄関である空港や港湾と違い、領土内を武装した軍隊が行動することは主権国家として容易に受け入れられるものではありません。政府は受け入れ国の同意が必要としていますが、内乱状態の国などでは第三国の軍隊が入ること自体が...敵対行為とみなされて攻撃の対象となり、帰って邦人を危険にさらすことになります。
政府は法人輸送の時に携行する武器について、車両輸送の場合はより危険が高いことなどから見直すしていますが、それは閣議決定で行われ、国会は白紙委任することになります。
大災害や事件があれば、それを機にとにかく自衛隊を出そうとするやり方も、携行する武器について白紙委任することも許せません。
14:30から原子力特別委の理事懇。来週20日に原子量規制委員会の田中委員長から活動報告をうけ質疑を行うことを決めました。その後、全教の皆さんの「I LOVE 憲法』メッセージ集を国会議員に届ける行動の意志統一集会であいさつしました。
夕方には、ジブチに海賊対処活動のために作られた自衛隊基地についてのレク。来週予想される質問の準備で21過ぎまで議員会館で仕事でした。