やっと臨時国会が始まりました。国民の声を無視して暴走を加速させている安倍政権に立ち向かう徹底論戦をすすめます。いつも開会日はあわただしいのですが、今日は9:00にプラック企業規制法案を参院議員団全員で提出したこともあり、いつも以上にあわただしく、かつ期待の強さを実感した一日でした。
ドキュメント風に紹介します。
9:00 ブラック企業規制法案を提出
9:15 国会対策委員会
9:40 参院議員団会議。広くなった新しい議員団控室での最初の会議。議席増を改めて実感。
10:00 本会議第一ラウンド
10:10 倫理選挙特別委、原子力問題特別委に続けて参加し、委員長や理事を選任。原子力特終了後、野党で相談し、早急に理事懇を開き質疑を行よう求めることにしました
11:30 議員団総会で志位委員長が「自共対決国会に」とあいさつ
12:30 国民運動実行委請願デモを激励
13:30 同実行委の院内集会であいさつ
14:10 参院議員団会議で新任の秘書さんたちの紹介。
14:40 本会議第二ラウンドで安倍総理の所信表明演説。「希望」「意欲」「意志」を強調するばかりで国民の暮らし応援の中身はなし。まるで景気の落ち込みは国民の気持ちのせいだといわんばかり。「希望を失わせたのは自民党の悪政ではないか」と思わず叫ぶ
15:30 5.3憲法集会実行委の院内集会であいさつ
17:00 議員団会議
という、一日でした。台風の影響で風雨が強まってきたのが夜は早めに宿舎に戻りました。皆さんもお気をつけてください。
来週、TV愛知で靖国神社をテーマにした討論会番組に出演の予定。それに向け、久しぶりに靖国神社にある戦争博物館、遊就館に行ってきました。
前回来たときから若干リニュアールされていましたが基本は同じ。日本が行った侵略戦争を「自存自衛の戦いだった」として正しい戦争として描くこと。軍隊の視線からだけの展示で、侵略を受けたり、戦争にまきこまれた住民の視点は全くないことなどなど。
この神社を閣僚が参拝することは、単なる慰霊ではなく、あの戦争が正しかったという主張にお墨付きを与えることになると改めて実感しました。
今日は、朝の国対の後、締切が来ていた原稿の仕上げなど。11時からは外務省、防衛省から先日行われた日米の外務、防衛相会談、2+2についてレクを受けました。新ガイドラインの締結から米軍再編など多くの内容が含まれており、踏み込んだ検討が必要です。
午後から靖国神社に行き、国会に戻った後、仁比議員の復活後初質問になる災害特別委を院内テレビで傍聴。その後、仁比議員と今後の議運の対応などについて打ち合わせ。
全国から集まった 新日本婦人の会の皆さんの院内集会で、憲法守れの署名をいただきました。しっかり受け止めました!
朝いちばんで、参院経産委員会での倉林さんの汚染水問題での質問の検討会議。注目の質問であり、倉林さんの初質問になります。午後からの理事会で、七日午後に委員会が開催されることになりました。がんばれ!
午後には、国対会議。続いて志賀、大飯各原発の活断層の問題で原子力規制庁からレク。15:30からの議員団会議では、笠井さんからベトナム・インドネシア訪問の報告。実に興味部会内容で、大きな成果があったことがよくわかりました。 さらに堺市長選挙勝利の闘いと教訓についても報告。さまざまなドラマがあります。
夕方の記者会見で安倍総理が消費税増税実施を表明。国民の声に背き、暮らしと景気をどん底に落とし、財政もダメにするもの。国民は許さない!
臨時国会の早期召集を求めて、民主、みんなの国対委員長とともに山崎参院議長に会い、 憲法53条に基づき野党5党所属議員92人連名の要求書を提出しました。
汚染水、消費税、TPPなど国会で議論すべき重大課題が山積みです。国会議論もなしに消費税についての判断をしたり、汚染水問題で無責任な発言をしている。安倍政権の態度は許されません。
どちらかの院の議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は国会を召集しなければならないと憲法は規定しています。一刻も早い臨時国会の召集を強く求めました。
午前中は、滋賀県の自衛隊饗庭野演習場で来月行われる日米共同演習にオスブレイが参加する問題で防衛省からレク。昨日、滋賀県と高島市に防衛省が説明しています。7日から始まる演習で16日の総合演習に1~2機のオスプレイが参加。10日も可能性ありというものる飛行ルートなど肝心の問題は「米国の運用の問題などでわからない」という話ばかり。ここはどこの国なのか。
12:30から議長申し入れ。13:00から国対。13:30からJMIUのデモ激励。14:30からブラック企業対策会議。16:00から団会議。デスクワークをして、20:00からプール。今日は200m×5本。泳いだ後のビールはうまい。プハッ。
京都を朝出て、舞鶴市で行われた浮島丸殉難68周年追悼集会に西山とき子元参院議員や党舞鶴市議団の皆さんとともに参加。改めて日本の植民地支配や侵略戦争がもたらしたものを見つめなおしました。決して風化させることも、歴史を捻じ曲げることもあってはなりません。
終戦直後に釜山に向かう浮島丸が、数千人の朝鮮人をのせたまま舞鶴湾で爆発し、多くの死者を出したこの事件。植民地支配のもとで、過酷の労働に従事させられていた多くの朝鮮人とのその家族が、希望をもって帰国する途中に起きました。
植民地支配と...結びつき、政府の確認でも500人以上が亡くなった重大事件あるにもかかわらず、ほとんど知らされてきませんでした。ご存じない方は、ぜひこの機会に知っていただきたい。http://www.asahi-net.or.jp/~un3k-mn/0815-ukisima.htm
さまざまな疑問点が指摘されており、いまだに260柱の遺骨は東京のお寺に残されたままです。
舞鶴では、追悼慰霊祭が市民の手で行われ、1978年に市民の運動で「追悼の碑」を建立。以降、沈没した事故現場の海を見渡せるこの碑前で追悼集会が開かれています。
朝鮮総連、韓国民団の代表の式辞、京都府知事(代理)、舞鶴市長の献花、厚生労働大臣のメッセージ朗読、献茶、慰霊の舞などが行われ、私も来賓として献花をさせていただきました。
厚労大臣のメッセージは西山元参院議員が、当時の菅大臣にこの問題で質問したことを契機に届けられるようになったもの。この九年間は、私が、実行委員会からのメッセージ以来を厚労省につなぐ役を担ってきましたが、毎年、日程があわず、やっと初めて参加することができました。
朝鮮中高級学校の女子生徒たちが歌う追悼歌「はまなすの花さきそめて」の哀愁をおびたメロディーが胸にしみました。最後に参加者全員で海に献花し、手を合わせました。終了後、民団の参加者のみなさんと記念撮影も。
大きな犠牲者を生んだ日本の植民地支配と侵略戦争。その歴史を改めてかみしめ、「侵略の定義は様々」などとのべ、反省の言葉すら述べない政権への憤りを新たにしました。
臨時国会最終日。開会前の朝、11人の参院議員団揃っての記念撮影をしました。各常任委員会の委員長の選出や特別委員会の設置を会派間の合意のもとで行うのが今国会の課題。ところが民主党は会派内の人事が整わないとして先延ばしを主張し、自民党は民主党の三常任委員長の解任決議案を提出し、合意されていない調査会についても多数で設置をねらう乱暴なやり方に出ました。
そのため、10時から予定されていた本会議の開会が2時間も遅れました。結局、解任決議は取り下げらて民主党から辞任願いが出されるなかで常任委員長選挙は正常に行われましたが、新たな調査会の設置は多数で強引に行われました。
私は引き続き倫理選挙特別委委員会に所属するとともに、新たに設置された原子力問題特別委員会にも所属することになりました。
17時からこの間の各地の豪雨災害の対策で、高橋、仁比両議員とともに政府申し入れ。対応した亀岡政務官は、激甚災害の指定見込みについて政務官が明言。また本日、①農地・農業用施設・林道は全国を対象②局激は山形県西川町、島根県津和野町、山口市(旧阿東)萩市について指定見込みと発表しました。
18時からは「5.3憲法集会実行委員会」主催による、集団的自衛権容認のための内閣
法制局長官交代や麻生発言に反対する、議員会館前の緊急行動に参加し挨拶しました。
選挙後初の臨時国会の召集日。当選した8人で揃って初登院。この日しか通れない議事堂の正面階段を上がりました。私にとっては3回目ですが、これまでとはまったくマスコミの取材の量が違います。選挙区で初当選した3人をはじめ躍進した日本共産党への注目の大きさを改めて実感。これにこたえる責任の重さを改めてかみしめました。
議員団会議で11人の議員の所属常任委員会等を確認。私は外交防衛と国家基本、倉林=経済産業と行政監視、辰巳=国土交通、吉良=総務と憲法、小池=厚生労働と予算、仁比=法務と議院運営、憲法、山下=内閣と決算、紙=農林水産、市田=環境、大門=財政金融、田村=文部科学と決算。11の常任委員会すべてに配置できました。ベストイレブンで頑張ります!
10時から開かれた本会議で議長に自民党推薦の山崎正昭議員、副議長に民主党推薦の輿石東氏を選出。副議長選挙で、投票者の数よりも投票数が三票も多く、一時間近い協議のうえ再投票となりました。投票用紙が二枚重ねになっているのを気付かずに投票したミスのようですが、前代未聞の事態です。
その後、議員団総会。志位委員長はあいさつの冒頭で麻生副総理のナチスの「手口を学べ」発言を厳しく批判し、閣僚はもちろん国会議員としての資格がないと指摘しました。そのうえで、情勢と躍進した党議員団の役割や課題について提起。当選した各議員が決意表明し、最後にガンバローを三唱
続いて本会議第二ラウンドで会期を議決。参院公明党の新役員の挨拶を受けた後、静岡へ。党静岡県委員会総会に参加し、一緒にたたかった森大介選挙区候補としっかり握手し、今日の初登院の様子も紹介して参院選のお礼と決意の挨拶。
その後、京都へ。

北陸信越ブロックの山口典久所長とともに一泊二日で各県のあいさつ回り。今日は朝東京を出て、午前中は長野県、午後は新潟県の党県委員会事務所を訪れて、各報告集会で挨拶。夜は富山で泊まりでした。
長野では、選挙戦を一緒にたたかった選挙区候補の唐沢千晶さん、比例候補の武田良介さんと一緒にお礼と決意を述べました。集会の冒頭に今井県委員長から挨拶があり、長野が比例得票率で全国三位(13.9%)、比例得票率の伸びで全国二位(6.2)、選挙区得票率で全国五位(15.77%)、同伸びで全国四位(1.59倍)であることが紹介されました。
また、北陸信越ブロック五県すべてが比例得票数・率を増やしブロック全体で得票率は8.63%に。昨年の衆院選の5.73を大きく上回り、安定当選ラインの8.33%をも上回ったことも報告あり、悲願の衆院議席奪還の展望も切り開い多ことになります。
終了後、小布施町の菓子処、桜井甘精堂を訪れ、県の「九条の会」の世話人の桜井佐七さんと懇談。「若い世代に平和の憲法をバトンタッチするのが高齢者の役目」とのお話。力強い。参院憲法審査会で日本共産党の委員が2人になったことも紹介しながら、今後の憲法を守り生かす運動について有意義な意見交換をすることができました。
新潟県に向かい15時から集会。挨拶後の発言では、「定数二で勝利した京都はどんな教訓があるのか」との質問がありました。私からは京都の反共包囲網の様子やそれに立ち向かいながら幅広い共同に努力したことなど、知りうる範囲でお答えしましたが、今後の前進のために全国のものにしていくことが必要だと感じました。
両方とも集会参加者からお酒や、リンゴ、スモモなどプレゼントしていただきました。ありがとうございます!
選挙後初の国会対策委員会。穀田さん、佐々木さん、笠井さん、大門さんなど国対メンバーとがっちり握手しました。まずは、躍進を喜び合い、選挙戦の感想や新しい議員団の構成の基本、今後の課題等について議論。
参院で11人になったことによる変化について、私からまず、これまで委員のいなかった外交安保、文教科学、国土交通、経済産業、内閣の各委員会を含む11の常任委員会の全てに所属でき、予算委、憲法審査会、復興特別委等には複数委員になり質問時間も増えることを報告。
さらに、10人以上の会派として院内交渉会派となり、議運理事も獲得。それにより、これまで、施政方針演説、決算報告、新内閣誕生時の所信表明と、年2~3回程度しか認められていなかった本会議質問が法案等についても認められ、質問の機会が大幅に増えることなど報告しました。
参院選挙で与党が大勝し、衆参ともに安定多数を占めたことで、今後、様々な悪法が提出され、強引な国会運営が予想されます。国会外の世論と運動を大きく広げるうえで躍進した議員団の活動をどのように飛躍させるかも最初の議論。来週月曜日には最初の議員団会議も開いて議論を深めます。
夕方には議員会館の抽選が行われ、新・前の五人の議員の会館の部屋割りが確定。すぐに事務局から各議員に連絡してもらいました。
選挙のお礼と決意についての動画をアップしました。5分弱。このHPからご覧ください。
いよいよ明日が参院選の公示。今日は準備と休養にあて、午後からは党首討論を見ました。
その場で日本共産党の志位委員長が明らかにした、自民党から、ゼネコンの業界団体、日本建設業連合会への4億7千万円の政治献金の要請書には驚きました。公共事業の見返りに政治献金を請求するというのは、国民の税金を食い物にする利権政治の極地。アベノミクスの二つ目の矢である『財政出動』の正体がいよいよ明らかになりました。
この間、自民党は「国土強靭化」の名のもとに、大型港湾などの無駄な公共事業に200兆円もの税金をつぎ込む計画をぶちあげ、そのための二つの仕掛けを作りました。一つは東日本大震災の復興増税に基づく復興予算を全国の公共事業に使えるようにしたこと。もう一つは消費税増税を公共事業につぎ込めるようにしたことです。
いずれも自公民三党で法案を修正して、それを可能にしました。復興基本法のこの問題点を指摘して反対したのは日本共産党だけ。ですから、復興予算流用が問題になった時に私は正面から追及できました。先日も流用問題でBSテレビに出演したら、自民や民主にも出演依頼したが断られたとのことで、政治家は私一人で40分間語るということもありました。
今回の公共事業の見返り献金の請求事件は、金で動く古い、腐った自民党政治の全面復活を示すもの。参院選で審判を下しましょう。私は党議員団の金権腐敗政治追及委員会の事務局長を務め、政治とカネの問題を繰り返し追及してきましたが、新しい国会でこの問題を徹底追及したい。ぜひ、比例五議席実現で私にその仕事をやらしてほしい。
『週刊ポスト』が、最近の記事で、日本共産党について「自民が恐れる調査・追及能力」「日本共産党の10議席は、民主党や第三局など『政権と戦わない野党』の数十議席とは"破壊力"が違う」と書きましたが、その通りであることを示しました。日本共産党が伸びててこそ自民党政治を変えられますす! 明日もそのことを強く訴えます。
投票日までのご支援、よろしくお願いします。