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富山からガラス張りの政治を

 「ガラス張りの県議会を」――富山県高岡市の県議補欠選挙の日本共産党の予定候補、

 高瀬あつ子さんのポスターのスローガンです。政務活動費の不正による県議の辞職に伴う補選。先日、事務所開きに行くと、入口や道路側は全面ガラス。私は、「文字通りガラス張り。当選前から公約実現です」と挨拶しました。不正と無縁で、徹底追及する日本共産党への熱い期待が広がっています。

 この問題での県議会、富山市議会での議員辞職は「底なし」で、高岡市議会でも疑惑が発覚。長年、組織的に行われてきたものであり、議員辞職だけでなく、百条委の設置による徹底解明が必要です。

 不正の手口である白紙領収書の悪用は自民党全体の問題です。同僚議員の政治資金パーティーで白紙領収書をもらい、自ら金額やあて名を書いて政治資金報告書に添付していた疑惑は稲田防衛相に続き菅官房長官でも発覚。稲田事務所は「自民党の慣習」と答えています。政治資金規正法は透明性の確保のために領収書添付を義務付けました。それに反することを「慣習」としてきた責任は重大です。

 今こそ審判を下しましょう。不正に怒りながらも「自分は保守だから」と迷われている人もいるでしょう。しかし、富山の県民性は「勤勉、まじめ」。その県民の誇りを傷つけたのが自民党。今度ばかりは立場を超えて力を合わせる時です。

 県知事選、県議補選、富山市議補選、南砺市議選と連続します。市民の共同の力できれいな政治を作ろう! (16.10.7 赤旗東海版)

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