essay つれづれぐさ

ホーム の中の essay つれづれぐさ の中の 沖縄知事選に胸熱く

沖縄知事選に胸熱く

 「勝つ方法はあきらめないこと」――沖縄知事選で玉城デニーさんが勝利し、事務所中がカチャーシーを踊って喜びを爆発させる映像を見ながら、辺野古の砂浜に掲げられてきたスローガンが頭に浮かびました。

デニーさんの得票は知事選として過去最高。沖縄県民は官邸総がかりの攻撃をはねのけ、翁長さんの遺志を継ぎ、辺野古新基地ノー、基地のない誇りある豊かさの道を選びました。

自公・維新らが期日前投票へ企業・団体を絞めつけて動員したのに対し、危機感をもった県民が立ち上がり「玉城さん勝利を」と期日前投票場に長蛇の列を作った映像には胸が熱くなりました。

ある団体に日本共産党の赤嶺衆院議員が訪ねたら、団体トップは「自民党の国会議員は何人も来たが、沖縄の政治家で来たのは赤嶺さんだけだ。妻を期日前投票を誘ったら『翁長さんが命がけでがんばったのに、なぜ相手を応援するの』と一緒に行ってくれなかった」と語ったそうです。

権力を総動員して民意を押しつぶす安倍強権政治に対し、県民の誇りをかけた厳しい審判が下されたのです。

いくら国民が声を上げても、国会での多数で次から次への悪政を強行する安倍政権の姿勢に、「たたかっても無理では」とのあきらめの声を聞くこともありました。でも、沖縄県民はあきらめなかった。そして力を一つにして勝利しました。――今度は本土で審判を下す時。地方選、参院選での共闘勝利、日本共産党の躍進を必ず!(赤旗東海北陸信越版 18.10.5付)

ページ最上部へ戻る