活動日誌

「2016年11月」の記事

 朝の国対会議の後、11時から女性週刊誌による南スーダンPKOについて取材。女性誌らしく、家族の心配などに焦点を当て、青森にも行って取材をされているようです。来週号掲載とのこと。

 13時からと14時からTPP論戦の打ち合わせ二ラウンド。議員会館に戻り、石川県医労連の皆さんから医療・介護で要請を受け、懇談しました。民医労の方と共に、医療機関で働く介護福祉士にも処遇改善をと松原病院労組の女性組合員も来てくださいました。

 16時から参院本会議場でナバラザエフ・カザフスタンの大統領の国会演説。25年前に旧ソ連から独立し、450回以上の核実験が行われてきたセミパラチンスクの核実験場を廃止したが、今も周辺に住む多くの人たちが健康被害に苦しんでいることを語り、核なき世界を訴えられました。大きな拍手を送りました。

 その後、各地の高裁の一票の格差訴訟の判決をうけ、参院選挙制度の問題で全国紙からの取材でした。

 父の13回忌の法要のため五日、京都を朝出て広島県三次市へ。実家でお寺さんからお経をあげていていただきました。

 丁度五日の広島市市内は広島カープの優勝記念パレード。前回は41年前の私が高2の時のこと。新幹線からマツダスタジアムに続々人が集まっているのが見えました。夜のニュースでは31万人の人出だったようです。同じときに広島の空気を吸えたのがうれしい。

 六日の朝、三次を出て京都に戻り、地元左京区の党後援会による「青空まつり」へ。各後援会の出店がずらり並び、2000人の参加でした。私は、中央舞台で高山佳奈子京大教授とともに「市民運動と野党共闘」のテーマでトークセッション。司会は光永府議でした。

 青空まつり.jpg高山先生は、、「政権をとることにつながる選挙。それくらい本気で」「参議院選挙後の野党共闘の流れはとどめることができない」と強調。

 「学者として安保法制廃止・立憲主義回復の運動に取り組まれた経緯、ご苦労やプラス面はどうですか」と質問すると、「憲法の研究者として、声を上げる責任がある。一方、声をあげないとしている研究者にも、声をあげなかった責任がいずれ(歴史の中で)問われるでしょう」と述べられました。

 立憲主義を守るための学者としての毅然とした言葉をにこやかに述べられる姿に、感銘を受けました。こうした企画に積極的に参加して下さる高山先生に感謝、感謝です。

 終了後、東京へ。明日からの国会も激動です。

韓国④.JPG  ソウル2日目。午前中の日韓・韓日議連合同総会が始まる前に辰巳議員と。来賓の丁世均・国会議長、黄教安・国務総理の挨拶、両議連の各幹事長の基調演説等が行われ、午後は分科会です。

 午前中に出た朴大統領の談話の概要日本大使館からもらいましたた。国民に対し改めて陳謝し、現職大統領として初めて検察の捜査を受け韓国・集合写真.JPG入れると表明したもの。議連合同総会でも「政治の危機があっても議員間交流はゆるぎない」という挨拶がありましたが、やはり落ち着きません。

  午後は国会議員会館で分科委員会。私は安保・外交分科委員会に出席し、北朝鮮核問題、北東アジアの平和秩序構築等で議論しました。日本側は4人で他は自民党。韓国側も全員が与党・セヌリ党。私は、軍事的悪循環でなく、制裁を韓国・分科委員会.JPG通じて北朝鮮を対話に復帰させ外交的解決をと強調しました。

 分科委員会終了後、少し時間があったので議員会館の部屋を見学。14年前にも見学したとき、当時の日本の会館の部屋の倍の広さがあり驚きました。その後、日本も新議員会館で2倍に広がりましたが、韓国は最近、さらに倍の広さに拡張。公費の秘書はインターン2人を含めて9人!すごい。

 明日、父の法事で広島・三次市に朝から出かけるため、閉会総会には出ずに空港へ。関空着は20時前。

 

日韓議連.jpg毎年、日本と韓国で交代で開かれる日韓・韓日議員連盟合同総会に出席のためソウルへ。あしたまでの滞在です。

羽田から二時間余りで到着。ホテルに行ったあと、長嶺大使から韓国情勢、日韓関係などについてブリーフィングを受けました。いま、大統領をめぐる問題で大揺れの韓国。その概要韓国・晩餐会.JPGも聞きましたが、今後の事態は予測がつきません。

 その後、韓日議員連盟主催の歓迎晩餐会。徐清源韓日議連会長、額賀日韓議連会長らの挨拶に続き乾杯。この間の交流で、日本共産党への理解は広がっていますが、新しい議員の方には共産党は珍しい存在で。質問攻め。

 「国会議員の人数は」「三年半前は14でしたが今35です」「二倍以上だ!」から始まり「北朝鮮との関係は」「竹島・尖閣見解は」などなど続きました。楽しい交流でした。

IMG_1196.JPG 午前中の本会議で年金支給資格に必要な掛け金ヲ25年から10年にする法案の趣旨説明質疑。日本共産党から倉林議員が質問に立ちました。その後、与党が週内のTPP承認案の衆院強行の構え儲け、参院の論戦会議。強行許さぬ衆院の闘いがさらに続きます。その後、 長野の民医連の皆さんから医療・介護の要請書を受け取り懇談。

 午後に日本共産党岐阜県委員会の政府要請行動に同席。防衛省への基地騒音対策等への要請、国交省へのリニア問題での要請の二つに続けて参加しました。国交省の時は、IMG_1207.JPG本村、島津、武田各議員と私の四人が並び、この間の躍進を実感してもらえました。

 16時前に国会を出て六日投票で市議補選が戦われている富山市へ。吉田おさむ、小西なおき両候補の個人演説会でそれぞれ訴え。政務活動費の不正での大量辞職による補選。日本共産党の勝利で4人の議員団にし、百条委の設置による真相究明、清潔な議会を!と訴え。

 宿舎に戻ったのは0時前でした

TPPはさらに徹底審議を

 昨日、京都と衆院TPP特別委員会での審議が行われる中、理事会では昨日、与党から採決を求める発言があり、今日にも強行する構えも見せました。TPPの内容そのものについては審議は緒に就いたばかりであり、中央公聴会も行われてないなど採決など論外であり、いつそうの徹底審議こそ必要です。

 今日の様々な協議の中で、民進党は「今日の強行がないのなら」と明日2日の委員会採決と4日の本会議採決を合意。明日、締めくくり総括の後に採決を行うことが決まりました。

 週明けから参院での審議が始まります。さらに徹底審議と国民の声で政府を追い詰めたいと思います。

 そうした中でこの2日間は国会対応の協議や論戦の打ち合わせ、3日からの日韓議員連名総会の打ち合わせなどが続きました。

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