活動日誌

「2025年3月」の記事

 今日付けのしんぶん赤旗東海北陸信越のページに書きました。

 「歌詞に込められた意味」

童謡「チューリップ」の歌詞に込められた意味をご存じですか。

議員会館の部屋で水栽培をしているチューリップ。四年前に小矢部市にある富山県花卉球根農業協同組合を訪問して大雪やコロナの被害などについて懇談して以来、同組合の球根の通信販売を利用するようになり、毎年楽しみにしています。

 満開となったチューリップを見た方から「作詞者は『しんぶん赤旗』登場されていたようですよ」と聞きました。調べてみるとその通り。そして、「さいたさいた チューリップの花が ならんだならんだ 赤 白 黄色 どの花見てもきれいだな」という歌詞には、それぞれ個性があり、大切にされるという作詞者の近藤宮子さんの思いが込められていることも知り、うれしくなりました。

チューリップ.JPG 1970年のしんぶん赤旗に掲載された近藤さんのインタビュー記事を取り寄せました。教員をしていた夫は治安維持法によって検挙されていたと話されていて驚きました。戦前、弾圧に屈せずに平和と民主主義を掲げて闘った皆さんが、一人ひとりの個性が尊重される社会の実現を望んでいたことに感動しました。

 私も先日の内閣委員会で、同性婚を認めないのは違憲だというこの間の四つの高裁での判決や、同性婚を認めるよう勧告した国連女性差別撤廃委員会の総括所見を示し、三原じゅん子共生社会担当大臣に同性婚の法制化を政府として進めるよう求めました。

 個性を花開かせ、多様性を認め合う社会の実現をめざします。

 

 来週は月曜日に内閣委員会の委嘱審査、火曜日に政治改革特の法案審議があるため今日は質問準備中心。午前中に内閣委での学童保育の問題の質問のために、子ども家庭庁からレク。それを受けて原稿を仕上げて午後には通告しました。

 お昼に、拉致特別委で林・拉致問題担当大臣、岩谷外相からそれぞれ報告をうけました。夕方には予算委員会集中審議の応援傍聴、山下議員が商品券、裏金問題で、山添議員が旧731部隊について質問しました。

 IMG_3364.JPG東京を午前中に出て静岡県へ。掛川市の演説会の後、静岡県清水区で23日投票の市議選勝利を訴えました。掛川市では、4/20投票の市議選予定候補の勝川しほこ、大井正両市議と市議選、参院選勝利を訴えました。
 小学校教諭や学童保育指導員など30年余の勝川さん。土木技術師40年の大井さん。お互いの専門分野を生かし、子育て支援の拡充やメガ風力発電事業の白紙撤回やごみ処理焼却炉を「民設・民営産廃受け入れ」から「公の責任ある計画」に計画変更など数々の成果を上げてきました。必ず2人揃って押し上げて下さい。
 483964194_1642895029671391_1527180327936605545_n.jpg静岡市清水区では内田りゅうすけ候補と訴え。市議団長である内田候補は清水区で発言回数No1 。市民の生活が苦しい中、水族館やアリーナなどハコモノ建設ではなく、暮らし・福祉・教育を最優先にと訴えています。
 途中、地元テレビ局の取材があり「首相の10万円商品券問題で党として市議選の位置づけは変わったか」との質問。「さらに高くなった。裏金政治にノーの声を上げたい」と応じました。
 全国注目の選挙となっています。四人全員必勝で。市政も国政も変えよう!
 終了後、東京へ。

 250319予算委①.jpg予算委集中質疑で、石破首相に対し、10万円商品券問題、都議会自民党の裏金問題、原発推進と企業献金の問題で質問しました。

 以下、赤旗の記事です。

◎日本共産党の井上哲士議員は19日の参院予算委員会で、首相による自民党議員への商品券配布が安倍政権時代にも「慣習」として行われていたとの証言を報じた「しんぶん赤旗」日曜版(23日号)を示し、自民党全体の根深い金権体質にかかわる問題だと追及しました。

 日曜版23日号は、自民党現職議員の証言を報道。安倍政権時にも首相公邸で官房長官が同席する会食があったとして「会食前に首相の秘書が...10万円分の商品券を置いていった。受け取った議員はみな、原資は内閣官房機密費だと思っていた。永田町の常識だ」と述べています。井上氏は、石破首相の商品券配布も同じ形で行われたとして、「このような慣例が自民党内で引き継がれているのか」と追及。石破首相は「答える立場にない」と回答を拒否しました。

 井上氏は、紛れもない政治活動を私的活動だと詭弁(きべん)をろうし、政治資金収支報告書に記載しない"裏金"にして配布した首相の資格が問われると指摘。岸田文雄前首相も商品券を配布していたとの報道もあげ「商品券配布が慣例化していたとすれば、ここにいる自民党議員の多くももらっていたことになるが、問題にする声は全く上がってこなかった。自民党全体の問題だ」と批判しました。

 井上氏は、金権腐敗は地方でも大問題だとして都議会自民党で行われていたパーティー券代金の半分を「中抜き」する組織的裏金づくりを追及。石破首相が、共産党の塩川鉄也衆院議員への答弁(2月3日)で「都連と協力し実態解明に努力したい」と述べながらも、その後都議会で、共産党など6会派が提案した「政治倫理審査委員会」の設置を自民、公明、都民ファーストの会などが否決したと指摘し、「実態解明に背を向けている」と批判しました。

 井上氏は、党都議団が入手した内部文書に、自民党都連所属の衆参46人の国会議員に1人30枚の政治資金パーティー券を配布するとあるのに、19年の収支報告書に記載があるのは13人だけだと指摘。日曜版が入手した「都議らに追加パーティー券を何枚配ったかを会派側が管理するリスト」には、都議会自民党が公表した裏金議員21人のほかに13人の名前があるとして「都連の説明は虚偽の疑いがある」と追及しました。首相の総裁選の推薦人代表で都連会長だった鴨下一郎元衆院議員も20枚追加でパーティー券を受け取り、収支報告書に記載がないとして「裏金になった疑惑もある。総裁として調査を指示するべきだ」と迫りました。石破首相は「そのような事実はない」と開き直りました。 

◎日本共産党の井上哲士議員は19日の参院予算委員会で、企業の要求に沿って原発政策に固執する政府の姿勢を厳しく追及しました。

 石破茂内閣は第7次エネルギー基本計画で原発の「可能な限り依存度を低減する」を削り「最大限活用」を盛り込みました。

 井上氏は「依存度を低減する」は福島第1原発事故への反省や、事故が未曾有の深刻な被害を生むという認識と一体であり、削除は「新たな安全神話に結びつく」と追及。石破首相は「最大限安全を確保した原発の稼働は行っていく」と強弁しました。

 井上氏は「地震列島日本では安全な原発立地場所はない」と断じ、能登半島地震は活断層の連動が、北陸電力の志賀原発(石川県志賀町)再稼働申請の想定を超える150キロメートルとなったと指摘。地震調査委員会が昨年8月に発表した調査結果で近畿から北陸にかけての沿岸・沖合でマグニチュード7以上の地震を引き起こす恐れがある活断層が25カ所以上で、うち3カ所は今回初めて活断層と評価されたとして、「最大限活用などあり得ない」と強調しました。

 能登半島地震で原発事故と地震などの複合災害のときには避難計画が破綻していることが明らかになったと述べ、政府は原発から半径5~30キロメートル圏の避難準備区域(UPZ)の住民は自宅退避が原則とするが、原子力規制委員長は、志賀原発で事故が起きていたら「屋内退避できる状況ではなかった」と述べたと告発しました。

 原発周辺自治体の「避難は現実的ではなかった」(石川県穴水町)「地理的要因で対策が困難」(愛媛県伊方町)などの声を突き付け、「実効性ある避難計画も立地自治体・周辺住民の合意もない原発再稼働はあり得ない」と迫りました。

 経団連が政党の政策評価という"政党通信簿"と企業献金のあっせん再開で露骨な政策買収に乗り出したと指摘。一貫して原発推進を求め、23年度の経団連の自民党評価の提言部分に「原発の最大限活用」が書き込まれ、24年度末に第7次エネルギー基本計画に盛り込まれたと告発しました。

 日本原子力産業協会の会員企業から自民党への献金は11年間で76億円に上り「国民の声に反する原発推進へとかじを切った。企業献金が政治をゆがめているのは明らかだ」と迫り、企業・団体献金の禁止を強く求めました。

 3.19質問.jpg石破首相に質問する明日の予算委員会集中審議の準備が中心の一日でした。テレビ中継のある質問は分かりやすいパネルを掲げることが大事なので、質問原稿と並行しての準備となりました。お昼には拉致問題特別委員会の理事懇でした。

 15時過ぎに質問通告を終え、16時から超党派「公的責任における放課後児童クラブ(学童保育)の抜本的拡充を目指す議員連盟」の総会に出席。全国学童保育連絡協議会の皆さんから課題や要望をお聞きしました。その後、予算委での岩渕議員の質問を応援傍聴。

質問準備

 明後日、水曜日の予算委集中審議に立つことになり、今日は質問準備の一日。「政治とカネ」を大テーマに、商品券配布、都議会自民党裏金、企業献金と原発推進の三つの問題で質問します。午前中は都議会自民党の問題で、スクープしてきた赤旗日曜版の記者さんに来てもらいレク。様々な資料ももらいましたが、派閥パーティー裏金以上に悪質です。

 午後には予算委集中質疑の小池、倉林質問を傍聴。小池さんは商品券問題、倉林さんは高額療養費制度と国民皆保険について首相を質しました。

 日曜討論2.jpgNHK日曜討論で与野党参院議員と議論しました。自公は石破首相の商品券問題で国民感情との乖離は言うけど、違法性にはダンマリ。
 政治活動を私的会合とすり替え、お土産代だとして領収書もなく政治資金報告書への記載もしないのは、「典型的な裏金だ」と指摘。「首相の資格なし」と強調しました。
25日曜討論.jpg来年度予算案、高額療養費負担限度額引き上げなどでも議論。高額療養費制度を維持するために医療費のどこを削るかという議論ではなく、異常な大軍拡と年間11兆円こえる大企業への優遇税制という予算のゆがみを正して、社会保障への公費負担を増やすことこそ必要と述べました。
 終了後、京都に帰り、京都府党会議で倉林議員と共に挨拶。続いて岐阜県に移動し、岐阜県党会議で挨拶。参院岐阜県選挙区予定候補として発表されたばかりの三尾けいじさんとエールを交換しました。最終は東京へ。今週の予算審議は激動が予想されます。
 DSC_9984.JPG東京を朝出て、静岡市議選で駿河区の寺尾あきら(現)、葵区の杉本まもる(現)、鈴木あけみ(新)各候補と共にアリーナなどのハコモノ推進市政から暮らし・福祉最優先にと訴え。
 石破首相の商品券配布問題が発覚して最初の大型議員選挙。日本共産を伸ばして裏金に無反省の自民党への怒りの声を示そうと呼びかけました。
DSC_9817トリミング.JPGDSC_9902トリミング.JPG肌寒く、午後からは冷たい雨がぱらつきましたが、どこでも沢山の皆さんが集まってくださいました。
 夕方には東京に戻り、明日のNHK日曜討論や来週の質問の準備。

 石破首相が公邸に一年生議員を集めて会食し、商品券10万円を「お土産」として渡したことが昨日発覚 。驚き、あきれ、怒りがわいてきます。今日は朝の国対を早めて開催して対応を協議。対応に追われました。

 午前中の参院本会議での地方税に関する伊藤岳議員の質問の冒頭に触れること。午後の予算委集中審議の吉良さんの学費に関する質問の冒頭にこの問題での首相質問を加えることとして、その内容を相談。それぞれ、しっかり触れることができました。

 石破氏は会合は政治活動ではないとしていますが、新人議員を公邸に集めて官房長官まで同席させてるのは紛れもない政治活動。石破氏はお土産なので領収書はいらないとしていますが、そうなれば政治資金収支報告書に記載されない「裏金」に他なりません。これがまかり通るならば、「お土産」と称してお金を渡せば、いくらでも「裏金」にできます。国民の裏金政治への審判に全く反省がないもの。首相の資格がありません。さらに追及します。

 夜は紙参院議員団長と共に議長公邸を訪れ関口議長、長浜副議長と夕食をとりながらの懇談。参院の在り方など、様々問題で意見交換ができました。

 全がん連.jpg全国がん患者団体連合会と日本難病・疾病団体協議会の皆さんが来訪。参院予算委で参考人として出席し、みんなの心を動かす訴えをされた全がん連の轟理事も。高額療養費負担上限額の引上げを見送らせたことを喜びあいました。

 予算が衆議院を通過した後、もうダメだと治療を諦めようと話し合った家族もいたとのこと。参院選挙が終われば、引上げが復活するのではとの不安の声も語られました。完全白紙撤回と、引き下げを求めてがんばります。
 朝8:15から国対会議。9:00から患者団体の皆さんと懇談し10:00からは本会議で所得税法改正法案の審議。大門さんが登壇し、新自由主義により税の応能負担が、応益負担・受益者負担にゆがめられてきたことを鋭く問いました。大門節炸裂。
 午後は明日の内閣委員会での質問原稿仕上げて通告。夕方には予算委員会の紙智子議員の質問を応援傍聴。米価高騰が米の生産量の不足をもたらした自民党農政の問題であることを鋭くただしました。

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