来年度予算案が今日、衆院本会議で採決され、与党などの賛成多数で可決。来週月曜日から参院予算委での論戦に舞台を移します。
昼間はそのための打ち合わせや準備など。夕方に東京を出て、京都の長岡京市で開かれた党乙訓地区委員会の演説会に国会から駆けつけました。府議候補の石村和子(長岡京市)、米重健男(向日市)、桜田ただえ向日市長候補とともに訴えました。
演説会が開かれた長岡京市の府議は定数2で、12年前に日本共産党の議席を失いました。しかし、同市では一月の市議補選で、総選挙では第四党だった力関係を劇的に変えて定数2で勝利。勝利の展望を切り開いてきました。
私は、選挙後もすすむ政党間の力関係の変化、躍進した日本共産党の活動への期待の広がり、いっそう鮮明になる自共対決――など、いっそうの躍進を可能にしている新しい情勢を強調。「躍進の条件を汲みつくす奮闘で必ず勝利を」と呼びかけました。
あの日から四年目――政府主催の「東日本大震災四周年追悼式」に参列し、発災時刻の14:46に黙とうしました。震災家族を失った方や原発事故でいまだにふるさとに帰れないご遺族の言葉を聞きていると胸がつまる思いでした。献花をしながら復興と原発ゼロへの決意を新たにしました。
一昨日は衆院予算委の中央公聴会、昨日は分科会でした。衆院選挙で初当選の皆さんも昨日で全員が初質問を終えました。それぞれが選挙中に強く訴えたことをぶつけた質問。みんな、グッドジョブ!
院内テレビで視聴しながら、参院での予算委論戦に向けての準備や打ち合わせが続きます。
大阪で高校の関西同窓会総会。懇親会で一言挨拶をし、テーブルを回ると「今度は伸びたね」「日本には自民党と共産党しかいらない」「一番理論的にしっかりしている」などの声がかかりました。「党名で損してる」という声も複数ありましたが、前進を願ってのこと。期待の広がりを実感しました。
夜は、三重県四日市市での演説会。開会前に雇用促進住宅の皆さんと懇談。演説会では、藤井一県知事候補、山本りか県議候補(四日市市議)、四日市市議候補、鈴鹿市議候補の皆さんとともに訴えました。
三重県議会は四年前から県議空白。他県での視察の際「共産党のいない議会はどうですか」と聞いたら、県の職員は「そりぁ楽ですわ」と答えた――松山市での演説会で佐々木県議の話を紹介し、「住民の立場で質問する議員がおらず、職員が楽をしていて暮らしはよくならない。山本りかさん勝利で空白克服を!」と呼びかけました。
終了後、東京へ。宿舎着は23:30。
京都を朝出て、愛媛県内の二カ所で訴えました。午後は新居浜市議選勝利めざす演説会。現職の岡崎ひろしさん、新人の井谷ゆきえさんとともにお話しました。駅に迎えに来てくれた新居浜民商の橋本事務局長は、大谷大卒業で、同時期に京都で学生自治会活動、青年運動に参加していました。しばし、当時の話題に花が咲きました。
終了後、松山市に移動。まずは、四国霊場第五十一番の石手寺を参拝。ご住職の加藤俊生さんは大学の一年先輩。平和、不殺生の活動に熱心に取り組まれ、国宝の山門前には「集団的自衛権不用」の看板が。急用ができてお会いできず残念でした。
19時から演説会。県議選での新人の田中かつひこ候補の必勝を訴えました。明日は早朝に道後温泉本館に入ってから、外交防衛委員会の視察のために長崎に向かいます。
京都を朝出て石川県の演説会へ。この時期の北陸行の特急は、カニツアーの観光客でいっぱい。ネクタイ姿では孤立感を味わいます。金沢駅は北陸新幹線開業を目前に控え、改修工事でごった返していました。
演説会では、県議候補の佐藤正幸(現)、八田よしひろ(新)、金沢市議候補の、森尾よしあき、広田みよ、奥野ひでなり(以上、現)、大桑初枝「(現県議)の各氏が決意表明。私は45分間の訴え。国会序盤の論戦の模様や県議会、金沢市議会での党議席の値打ちを紹介しながら、党躍進を訴えました。
金沢では昨年10月の県議、市議補選で日本共産党がそれぞれ当選。総選挙での躍進の流れにつながりました。市議会では一増の四議席で議案提出権の獲得を目指します。
午後から京都府立体育館で、「一斉地方選挙勝利! 府民大集会」。6000人の参加で大いに盛り上がりました。各界からのあいさつに続き、予定候補者71人が勢ぞろい。最後に、山下書記局長、穀田、倉林両議員、大河原参院候補らとともに私も登壇し、参加者にアピールしました。
途中で抜けて、「松本前京大総長退任記念の会」に出席。各界からたくさんの参加者でした。
続いて、「平和を願う広島のつどい」に参加。広島にゆかりのある皆さん17人が集まりました。呼びかけ人を代表して私が挨拶と乾杯の音頭を取りました。初めての集いで、一人ずつ自己紹介。同郷で、同じ志。大いに盛り上がりました。
一斉地方選挙には広島出身者から京都府議会に西脇いく子(現)、苗村活代(新)、京都市会に井坂博文、山田あいきの四人が立候補を予定しており、全員が参加しました。全員勝利で祝勝会を、カープ優勝のお祝いもと盛り上がりました。あ~楽しかった。
京都を朝出て富山県高岡市へ。高瀬あつこ県議候補の勝利を目指す演説会です。高瀬さんは京都で私の妻と一緒に学生生活を送り、運動を取組んだ仲。新婦人の事務局長の時には子どもの医療費助成の拡充を求める署名運動を広げて市長にもと直接要請。中卒までの通院無料化を実現した行動力の持ち主です。
終了後、射水市に移動し、坂本ひろし県議候補とともに雪の中の街頭演説。年末の総選挙で小選挙区候補として奮闘し、自民党との一騎打ちで得票率は約四分の一という大
健闘。安倍暴走ストップ、国民の声生きる政治をという皆さんの思いは定数一の小選挙区では議席に結びつかなかったが、定数三の県議選では可能。自民系の三議席独占でなく、一つははっきりものいえる議席を訴えました。
訴えた後、京都に戻りました。
東京を朝出て名古屋市南区へ。総選挙で比例重複候補で大奮闘した高橋ゆうすけ市議候補の勝利へ「早春の集い」で挨拶。「八年前に市議の議席を失ったままの南区での高橋さんの勝利は、十年来の共産党封じ込めを打ち破ったといえるシンボルだ」と勝利を訴えました。
訴えた後に東京に戻り、全労連会館で開かれた安保破棄中央実行委員会の代表者会議で挨拶。その後、全国の活動交流の発言も聞くことができました。
改めて、沖縄知事選、衆院選の勝利に全国からたくさんの皆さんが支援に駆けつけたことを実感しました。