26日の朝から27日午前まで人間ドック。長くて激しい通常国会でしたので、しっかり健康をチェックしてもらいます。
10時半に病院を出て国会に戻り、11:30から国会対策委員会。13時からは日本共産党岐阜県委員会の政府要請行動に同席。高木光弘参院選挙区候補を先頭に地方議員の皆さんが参加され、本村伸子衆院議員、武田良介比例候補もご一緒でした。
朝から夕方まで様々な省庁への要請でしたが、私は経産省への原発問題の要請のみの同席。13:30からはTPP問題での議員団学習会。萩原伸次郎横浜国大名誉教授からお話を聞き質疑応答。オバマ政権がなぜTPPを推進したのかという点のお話が特によくわかりました。
終了後、日本原水協の核廃絶署名提出行動に参加し、501万人分の署名を議員団で受け取りました。
続いて議員団会議。山下書記局長、高橋衆院議員が宮城県議選について報告。安倍暴走許すなと、保守の皆さんを含めた勝手連の応援が広がったことなど語られました。資料に配られた今朝の「河北新報」の『自民逆風 共産追い風』の見出しがぴったりです。
この記事では自民党は一候補あたり1000票、公明党は600減らし、日本共産党は1700票増やしたと指摘しています。安倍暴走や冷たい県政への怒りの票が日本共産党候補に寄せられました。
東京を朝出て、宮城県議選応援のために仙台入り。午後から泉区の中嶋れん候補とともに候補者カーで5か所の街頭演説。夜は候補の地元での演説会で訴えました。
中嶋候補は党県委員会の政策委員長。原発問題や復興のための市民運動などの事務局をになってきた行動力もあります。自閉症児の親の会の会長も長くつとめ、今の県政が失った「福祉の心」を持つ人。県議会で大活躍していただける人です。
日本共産党は前回選挙で2から4議席へと躍進。今回はさらに9議席をめざしています。NHKも「自民党の過半数か、日本共産党の躍進かが焦点」と報道。定数5の泉区でも「自公で4人は多すぎる。日本共産党の初の県議実現で自民党を減らそう」と奮闘。地元紙は当落を激しく争う状況にあると報道しています。
同区では戦争法の強行採決後の8月の川内市議選で日本共産党がトップ当選。「仙台ショック」が永田町を揺るがしました。「今度は宮城ショックで、戦争法廃止の道を開き、被災者と県民に冷たい自民党中心の県政を変えよう」と訴えました。
地元左京区の「青空まつり」が宝ヶ池公園で開かれました。会場にずらり並んだ後援会等による模擬店を回ると「テレビ見てたで」「がんばってたな~」など声をかけて頂きました。ありがとうございます!
民青のコーナーでミニトーク集会の後、中央舞台へ。大門みきし参院議員、大河原としたか参院候補、本田くみ子市長候補とともに挨拶し、戦争法案廃止への闘いを呼びかけました。新しい闘いへ交流を深め、鋭気を養うことができました。
さて、戦後最長の95日も延長された通常国会の会期は今日まで。私の質問・討論回数は、本会議では6回で、全議員で最多だと思います。委員会では予算、決算、外交防衛、安保特、倫選特、拉致特など39回で、うちTV入りは4回。多くが戦争法案関連でした。
さあ次の国会に向け闘いと充電だ!
地元の民医連の法人、信和会の「しんわかいまつり」に参加。大河原としたか参院選挙区候補、光永あつひこ府議と一緒に模擬店まわり。あちこちで握手攻めになりました。「いのちの平等」を掲げて地域とともにがんばって60周年の信和会です。
続いて今日告示の京都府向日市議選で日本共産党の山田ちえ子、松山幸次、たんの直次、北林しげお、ときわゆかり、よねしげ健男の6候補と街頭演説会。定数22で現有6を絶対確保の大激戦゛てす。安倍内閣が違憲の戦争法の強行を狙う中での選挙。「暴挙はやめよとの世論で安倍内閣を羽交い絞めにしよ
う。戦争法ノーの声は日本共産党へ」と訴えました。
終了後、東京へ。戦争法案巡り緊迫の一週間となります。
福井県鯖江市議選での菅原義信議員の勝利へ演説会で、県内唯一の自衛隊駐屯地のある鯖江から戦争法案ストップの声をと訴えました。
その中で、14日付の赤旗日曜版に掲載された五人の元自衛官の談話を紹介しました。現役の2人を含めて七人もの自衛官が赤旗に登場したというのは見たことがありません。「まるで自衛隊の機関紙みたいですね」といいながらお話しました。
見出しをあげるだけでも、「敵は兵站を一番にねらう」「どこでもいきなり戦闘現場に」「米国と一連托生なら戦死者も」「後方と前線は一体として訓練」「武力で平和は絶対つくれない」見事な政府への反論になっています。空疎な政府答弁と比べて説得力抜群抜群です。
各党政策責任者のNHK日曜討論を自宅で見てから愛知県刈谷市へ。戦争法案、派遣法改悪のいずれも日本共産党の小池議員が具体的に問題点を指摘して切り込んでも、自公与党はまともな根拠も示さず、否定するばかりで、説得力はありません。
刈谷市では7月5日投票で市議選が行われます。新村健治、野村武文、山本シモ子の3現職を絶対確保する選挙。午後から、各議員の事務所開きが行われ、それぞれを回り挨拶。戦争法案の国会論戦の真っただ中でたたかわれることになることを強調し、戦争する国作り許すなの声を示そうと訴えました。
終了後、東京へ。大阪の住民投票の開票速報を見ながら、明日の訪米報告に対する本会議質問の原稿の仕上げ。そして、住民投票は反対が多数に!良かった!
明日7日は外防委で地球温暖化問題での質問があり、午後から東京に向かいました。
さて、来年の参院選勝利への取り組みも本格化。我が家の玄関横にも京都選挙区候補の大河原としたかさんのポスターを張り出しました。
京都で免許証の更新をし、論戦準備等でそのまま東京へ。父が生きていた間は、田舎に帰ったときに運転していましたが、最近はそれもなく、原付に乗るくらい。と、いうことで無事故・無違反の優良運転手であり、一時間余りで交付されました。
夜はネットで各地の市町村議選の結果を見守りました。次々当確の知らせが。前半戦に続く躍進の結果となりました。ヽ(^。^)ノ
力及ばなかった人、まさかの結果になった人もありました。まずは、ゆっくり休んで、新しい前進を目指しましょう。
午前中は本会議。採決と永年在職表彰で20分で終了。その後は原稿のチェックや資料整理、論戦準備など。15時過ぎの新幹線で京都へ。京都弁護士会の新役員の披露の会に参加しました。
白浜新会長と四人の副会長が紹介され、新会長からご挨拶がありました。京都の弁護士政治連盟の事務局長を務めておられ、様々な課題で政治との連携の必要性を実感したということで、初めて鏡開きに出席した国会議員も登壇。私と公明党の議員が新役員や来賓の皆さんとともに槌を下しました。
前々期の副会長を務めたのが参院京都選挙区候補大河原弁護士。一緒に、あいさつに回り、お力添えをお願いしました。
この会にはできるだけ毎年出るようにしていますが、今日は、何人かの重鎮の弁護士の方々から、思わぬ激励の言葉をいただきました。安倍政権はひどすぎる、民主党はだらしない、日本共産党の頑張り時ですねというのが共通する内容。子の期待に応えねばと決意を新たに。
外交防衛委員会で質問に立ち、海賊対策をテコにした中東への恒常的駐留、水陸両用車の問題で質問しました。
海賊対処活動のために自衛隊がアデン湾に派遣されて以来、ソマリア海賊事案は2011年の237件をピークにして昨年は11件にまで減っています。「沈静化したら撤退する」としていたのに、逆に自衛隊の活動は強化されています。
2013年からは多国籍部隊CTF151に加わってゾーンディフェンスに参加し、5月末からはこの部隊の司令官に自衛官が就任します。CTF151は米軍主導の部隊であり、米国は軍事行動として位置付けていますが、防衛相は「司令官の任務は連絡調整であり問題ない」と言い訳。
さらに、海賊対処活動の拠点だとしてジブチに基地を作りましたが、沈静化に伴い縮小するのではなく、その活用のための調査費3000万円を計上しています。私は、中谷財務相が派遣当時の与党プロジェクトの責任者であり、質問で「軍を出すことは大事。抑止力やプレゼンスという言葉もある」と述べていることを示し「海賊対策での自衛隊派遣をテコに、中東への駐留の恒常化、軍事的プレゼンス、他国軍との共同の強化を狙うものだ」とその中止を求めました。
続いて水陸両用車の問題を取り上げました。自衛隊は島しょ防衛のためとして初の水陸両用車AAV7を購入し、日本版海兵隊として新設される水陸機動団に配備します。このような装備は軍事的緊張を拡大するだけです。しかも、米国では老朽化して製造中止をしているものをまともな検証なしに購入するのです。
防衛省は2014年度に参考品を取得し、「1~2年かけて性能確認、運用の検証を行い、導入すべきか検討する」としていました。ところが中期防に52両の導入が盛り込まれ、大幅に前倒して今年度に30両を購入します。
私は、実際の島しょ防衛=南西諸島では、AAV7はその車両特性からサンゴ礁を踏破できず、防潮堤が建設され上陸に適した砂浜もないなど数々の問題点が指摘されていることをあげ、「南西諸島での運行の困難さについてどう認識し、どう検証するのか」とただしました。
これに対し中谷元防衛想は、「サンゴ礁を模擬した施設をつくって運行の可否の検証している」などと答弁し、実地検証をしていないことを認めました。驚くべきことです。
私は、「水陸両用車の導入先にありきで、実地検証もなしに製造ラインも閉鎖されているものを購入する、こんないい加減なことはない」と厳しく批判し、中止を求めました。
委員会終了後、16時過ぎの新幹線で岐阜市へ。激戦の岐阜市議選の、やまこしとおる候補の演説会2ヶ所で日本共産党4候補の必勝を訴え。明日の本会議に向け東京にとんぼ返りです。あとわずか。全員勝利へがんばろう!