5日の深夜23:25から「朝まで生テレビ」に出演。少し仮眠をとり、24時すぎに迎えの車でテレ朝に入りました。
今日のテーマは「改憲と日本の未来」。田原総一郎さんの司会で、パネリストは、片山さつき(自民党・参議院議員) 國重徹(公明党・衆議院議員) 辻元清美(民進党・衆議院議員) 足立康史(おおさか維新の会・衆議院議員) 青木理(ジャーナリスト) 伊藤真(弁護士) 潮匡人(評論家) 三浦瑠麗(国際政治学者) 百地章(日本大学教授) 吉木誉絵(作家)と私の10人。
衆参ともに改憲勢力が三分の二となったことから、「憲法のどこをどう変えるのか」がテーマになりましたが、私は「今、憲法をかえなれば国民の願いにこたえられないような問題があるのか。必要なのは憲法に立ち遅れた現実を変えること」と強調。自民党改憲草案の緊急事態条項、九条改正、お維新が主張する教育無償化のための改憲などが論議になりました。
4:25に終了。朝生の第一回からカメラマンを務めてきた方が、50年にわたる勤務の最終日だということで、田原さんから花束が贈られ、みんなで記念撮影。こんな場に同席さしていただき、とてもうれしく思いました。
テレ朝から外にでるともう明るくなっていました。宿舎に戻り、少し睡眠。8時前に目覚め、8時から広島の平和祈念式典をテレビで見ながら、8:15に一緒に黙とうをささげました。
広島、長崎の平和祈念式典に国連事務総長代理として参列するため訪日されたキム・ウォンス国連軍縮担当上級代表と「核軍縮・不拡散議員連盟」の懇談会に笠井亮議員と共に出席。核兵器禁止条約をめぐる議論の状況など詳しいお話が聞けました。
明日、8月5の深夜、「朝まで生テレビ」に出演し「激論!改憲と日本の未来」をテーマに与野党五党の議員と学者、弁護士、ジャーナリスト等で議論することになってので、その準備。明日、25:30から28:30までの生放送です。http://www.tv-asahi.co.jp/asanama/contents/theme/cur/
三日間の会期の臨時国会は今日で閉会。朝から、各委員会の会期末処理が行われ11:30から短時間の本会議でした。
午後には衆参35人の議員団で写真撮影。前回の参議院選挙の前までは衆参14だった議員団ですが、今は参院だけで14人。衆参でカバーしあって、やっと全委員会に委員を配置していたのが、多くの委員会で複数配置が可能になり、論戦の場も大きく広がりました。
近畿の八人の議員、東海・北陸信越の五人の議員でもパチリ。
午後から議員団で昨日閣議決定された政府の経済対策のレクを受けました。引き続き、部屋で米軍属の範囲を縮小するとした日米合意の内容について外務省からレクを受けました。
さて今日は内閣改造が行われました。引き続き外交防衛委員会に所属する私の論戦相手の防衛大臣になんと稲田議員が就任。南スーダンPKOを見ても、自衛隊が「殺し殺される」事態
が現実のものになろうとし、不安の声が上がっている時に、「国民は、自分の国を守るためには血を流す覚悟を」と叫んできた人が防衛相とは。厳しく対峙します。
所用で22日に広島県三次市に帰省。駅近くのスーパーのカープグッズコーナーは例年にない規模になっており、凄い盛り上がりです。
翌22日夕方は京都に帰り、「平和を願う広島県人会」で核兵器廃絶の宣伝署名行動。京都の各分野で頑張る広島県出身者で昨年二月に「集い」を開いて以来、いっせい地方選での広島出身候補の激励、「京都まつり」での広島お好
み焼きのお店など取り組んできました。 昨日は、初めての宣伝署名行動を行いました。
被爆二世である井坂博文京都市議と私が訴え。納涼会には西脇郁子府議も参加。その途中に、カープの黒田の日米通算200勝が実現!このまま25年振りの優勝へまっしぐらだ!!
明日公示の東京都知事選。四野党が支援する鳥越氏と宇都宮さんとの話し合いがギリギリまで行われました。その結果、鳥越氏が宇都宮さんに敬意を表し、その政策を生かすことを表明されたことにより、宇都宮さんが立候補を取りやめられました。
前回選挙以降も都政にずっと取り組んでこられた宇都宮さんには断腸の思いでの決断だと思います。心から敬意を表します。これにより、都政の刷新とともに、憲法改悪の流れを東京から押し戻す審判を下す、大きな可能性が広がっています。何としても勝利したい。
午前中は赤嶺衆院議員とともに、南スーダン情勢と日本から派遣されているPKOの活動について内閣府、外務省、防衛省からレクを受けました。
首都での銃撃戦後、日本のPKO部隊は移動制限を受けており、国連の宿営地内での給水活動などを行っています。宿営地には1000人の住民が避難している状況。邦人の避難のためとしてにC130輸送機が小牧基地から那覇まで移動して待機しています。
このような事態でも政府は「武力紛争」は起きておらず、PKO参加五原則は維持されているという立場。あまりにも実態とかけ離れた認識です。
長野駅近くのホテルで目覚めました。今日は乗り物移動ばかりなので朝食前に付近を散歩し、善光寺にお参り。信州の朝は清々しい。さあ今日もがんばろうという気持ちになります。
9時過ぎに長野市の青木島団地で街頭宣伝。熱い中でしたが、たくさんの皆さんが聞きに来て下さました。阿部市議の司会で和田あき子県議と共に訴えました。その後、高速道で約二時間かけて飯田市へ。
演説会に先立ち、隣の阿智村にある満蒙開拓
平和祈念館を訪れました。 「20町歩の地主になれる」「満州は日本の生命線」――夢がふりまかれ国策として全国で約27万人の満蒙開拓団が「開拓移民」として送り込まれました。貧しい地域であった長野県南部の飯田・下伊那地域は全国で最も多くの開拓団を送りだしました。
「開拓」といっても、多くは現地の人々の土地や家屋を収奪したものであり、侵略の加担でもありました。ソ連侵攻後は戦場と化し、開拓団の人々逃げまどい、難民収容所でも飢えと寒さで大勢亡くなりました。帰国できず残留孤児となった人も少なくありません。加害者であり、被害者でもあった開拓団。日中両国に多くの被害を生んだ悲劇を史実として残して過去から学び、二度と同じ過ちを繰り返さないようにと設立された記念館です。前から行きたかったのですが、念願がかないました。
演説会では、野党統一候補の元ニュースキャスターの杉尾ひでやさんと初めてお会いできました。唐沢ちあき比例候補、有坂ちひろ小選挙区候補とともに訴え。杉尾さんと四人で会場の声援に応えました。
私は、記念館を訪問してきたことに触れ、記念館のメッセージとして展示されていた「この歴史から何を学ぶのか、私たちは問われています」「歴史に学び、今を見つめ、未来をつくる。同じ過ちを繰り返さないために。平和な社会を築くために」という言葉を紹介し、「戦争による悲劇が深く刻み込まれたこの地域から、戦争法廃止、九条守れの声を参院選で示そう」と呼びかけました。
安倍総理も明日、飯田入りして県内の五小選挙区全てで演説すると聞きました。公示前に二回しかない日曜日に総理が1つの県で5回の演説は異例。野党共闘が脅威になってる証拠。「野合」「経済政策の対案がない」と悪口を言うに違いないので事前に反論しておきました。
終了後、岐阜県中津川まで車で送ってもらい、中央線、新幹線と乗り継いで京都へ。
今日も沖縄市でカヨウ宗儀候補の車に一緒に乗り込み、終日、訴えました。昨日よりもさらに反応が上がり、手を振ってくれる人や激励の声をかけてくれる人がぐっと増えました。
夜には青年の皆さんとコザ十字路でアピール。一日中雨で、このときはかなり強くなりましたが、それにも負けずに訴え。若さがはじける行動になりました。
琉球新報の朝刊は世論調査の結果を報道。全基地撤去は4割を超えました。海兵隊の撤退は53%で、縮小があわせると実に84%です。辺野古移設反対も84%。県民世論は日本共産党の政策と一致。この声にこたえよと訴えました。
ところが、午後にネットでチェックすると、政府が今日、沖縄の犯罪防止対策を決めたとのこと。その内容は、警察官の100人増員、パトカーの20台増など防犯パトロールの強化や防犯灯の増設というもの。ふざけるな? 元をただすことなく、米兵犯罪におびえながら暮らせというのか、と怒りをこめて訴えました。
県民の怒りと全くかけ離れた安倍政権と自民・公明。にもかかわらず沖縄市では自民党が議席増を狙っており、絶対に負けられません。カヨウ勝利で県民の怒り示し、海兵隊撤去、新基地建設ストップで安心して暮らせる平和な沖縄を!
事務所に差し入れのあったニンニク酒を少しおすそ分けしてもらい、夜、ホテルで飲みました。強烈!
京大で開かれた「軍学共同」反対シンポジウムに参加しました。安保関連法に反対する学者の会の主催。岡野八代同志社大大学院教授の司会で進められ、広渡清吾・前日本学術会議会長(写真)、井野瀬久美子・日本学術会議副会長の挨拶のあと第一部として「軍学共同の現在と学術の将来と題した池内了・名大名誉教授の基調講演。
第2部は防衛省の安全保障技術研究推進制度をめぐって、武器輸出ネットワークの杉原浩司さん、小森田秋夫・日本学術会議第一部部長の報告。第3部は「大学の学術と財政、現状と問題」と題して、金子元久さんの報告。3時間半があっという間の充実したシンポジウムでした。
会場の法経4番教室は法学部の大講義が行われる場所。ここに3時間半も座っていたのは40年近く前の学生大会以来でした。
午前中は京建労伏見支部の大会と伏見区の春日野支部演説会。シンポの後は上京区の後援会事務所開き。終了後、東京へ。
10時からの本会議では決算の討論・採決など15本も採決があり、ボタンを押し間違えないよう気を付けて臨みました。日本共産党から田村議員が討論に立ちました。
終了後、国会要請に来られた長野民医連の皆さんと懇談。2/10にも来られた若い職員の皆さんが、その報告を載せて職場に配られた「社保ガールズ♥日記」もいただきました。若い皆さんがこうして国会を身近に感じ、政治を変えようと思ってもらうのはうれしいですね。
午後から議員会館で開かれた国民大運動実行委員会等による「国民要求実現 院内集会」で国会情勢報告。市民・国民の運動と共同の力が野党の選挙協力を実現し、より強固になり、政策的一致も発展していると強調。「さらに力強い共同で、必ず沖縄県議選、参院選で勝利を」と訴えました。
夜は、国会・霞が関の「京大同窓会」。京大から山極総長をはじめたくさん参加してくださいました。伊吹文明会長や山極総長の挨拶等に続き、川端衆院副議長の乾杯。この間、レクに来てくれた省庁の職員の方が実は京大OBで参加していたりして、さまざまな懇親ができました。
夜遅く行われた、日米首脳会談後の記者会見。生中継で見ましたが、沖縄の女性殺害事件についてオバマ氏からは謝罪の言葉はなく、両者とも「再発防止策」を繰り返すだけ。結局、「できることはすべてやる」というのは「できないことはやらない」ということに過ぎないことが明らかになりました。これだけ国民の命の尊厳が踏みにじられてもアメリカにものが言えない姿です。
午前中の外交防衛委員会でドイツ、チリ、インドとの三つの租税条約の審議。パナマ文書が暴露され、タックスヘイブンでの大企業・大資産家の税金逃れに大きな怒りが広がっています。
租税回避のための国際的取り組みを議論してきたOECDのBEPS報告は「グローバル企業は価値が創造されるところで税金を払うべき」と強調しています。ところが三条約とも「価値が創造されるところ」=源泉地国での課税をさらに軽減する内容です。
大企業が一貫した要望に応えたもの。求められている対策と逆行するものとして反対しました。
午後からは資料整理など。17時から院内で開かれた「緊急シンポジウム――辺野古が問う日本の地方自治の在り方」に参加しました。