午前中開かれた外交防衛委で質問に立ちました。沖縄辺野古で米軍新基地建設に抗議行動中の芥川賞作家・目取真氏が米軍に8時間も身柄を拘束された後、海保に逮捕された問題を取り上げました。
国と県が裁判所の和解勧告を受け入れた下で、翁長県知事による埋立承認取消処分が効力を発揮していることを国交省に確認。「工事の根拠がなくなっているのに、工事のための特別制限区域もフロートなどの器具もそのまま。撤去すべきだ」と中谷防衛相に要求。
さらに岸田外相に対し、「目取真氏は拘束中は銃を持った米軍に監視され、弁護士との連絡も不許可だった。米軍施設内ならこんな人権侵害が許されるのか」とただしました。
さて、明日の20時からBSフジの「プライムニュース」に生出演します。民進党の長島衆院議員、外交評論家の岡本行夫氏とともに「日本の安全保障について言いたいこと聞きたいこと」のテーマで議論します。
また、明日は先日中断した衆院TPP特別委の審議が再開され、NHK中継があります。午後に笠井、畠山両議院が質問に立ちます。
どちらもぜひ、ご覧ください。
昨日に続き、朝から「OECDグローバル議員ネットワーク東京会合」に藤野衆院議員と共に出席。第四セッションはアジアの地域課題の議論でしたが、10時から決算委員会にも出席しなくてはならず、冒頭しか議論を聞けず残念。閉会式に戻り、外務副大臣主催の昼食会にも参加しました。
昨日からの二日間、興味深い発言もありましたが、グリア事務総長は、今日の安倍総理との会合で、「消費税率は最低でも15%まで引き上げるべき」との認識を示したことは、いただけません。
決算委員会は16時まで開かれ、日本共産党からは田村智子議員が質問。この間、連続して取り上げている保育問題で、地方自治体での非正規労働者が増加し、保育士も半数以上が非正規になっていることを取り上げました。
終了後、明日開かれる、外交防衛委員会の質問を通告をしました。
午前中に、辺野古新基地建設に抗議していた芥川賞作家の目取真氏を七日に米軍が八時間も身柄を拘束したうえで海上保安庁に引き渡し、同庁が逮捕した問題で、外務、防衛、国交各省からレクを受けました。辺野古では前知事の埋め立て承認を翁長県知事が取り消したことを巡り国が訴訟を起こしていましたが、和解し取り下げたことにより、埋め立て承認の取り消しが効力を発揮し、工事は中止されています。
工事のために設置した臨時制限水域が存続し続けることに道理はなく、ましてや立ち入りしたことで逮捕など運動への弾圧を狙ったものと言わなくてはなりません。しかも米軍基地内で銃をもった米軍の八時間も身柄を拘束され続けたことは重大です。
午後から、日本共産党の長野、新潟の各県委員会の皆さんが、たけだ良介、唐沢ちあき、西沢博各参院選候補を先頭に戦争法廃止2000万人署名提出のために来られました。藤野衆院議員と一緒に署名を受け取り、懇談。この署名の力が野党の統一を広げています。
午後から、衆院京都三区に伏見区で活動。醍醐行きの地下鉄に乗るために自宅から三条通りまで歩き、琵琶湖疎水沿いの桜を堪能しました。疎水の上にせり出して咲いている桜の写真を撮っていると、丁度、遊覧船が通りました。気持ちよさそう!
まずは、醍醐、桃山東、南『戦争法あかん』実行委員会主催の戦争法廃止パレードに参加。出発前の集会で挨拶しパレードの先頭を歩きました。途中で失礼して、向島東中学での議会報告会に参加。馬場府議、赤阪市議に続いて国
会報告をして質疑応答。次々と質問をいただきました。
終了後、赤坂市議と共に、二か所で街頭演説。新幹線で東京へ。
外交防衛委員会で、「思いやり」予算の特別協定の質疑、討論、採決がありました。
私はまず、一昨日の京都新聞が一面で大きく報道した、南スーダンPKOの自衛隊宿営地に着弾した銃弾が陸自福知山駐屯地に展示されていた問題を質問。中谷防衛相は、派遣部隊の隊長が銃弾の発見を報告せず「後進の隊員教育・啓発用に」持ち帰ったと認め「不適切だった」と答弁。「南スーダンはおおむね平穏」という従来の答弁はもはや虚偽であることが浮き彫りになりました。
「思いやり予算」で日本が負担してきた米軍従業員の労務費の総計は約3兆円で、条約上の義務もなく、米国の他の同盟国と比べても異常だと指摘。そのうえ、米国の最新鋭兵器の配備に伴う労務費を負担することなど許されないと追及しました。反対討論も行いました。
16時から本会議。年度末のため、いわゆる「日切れ法案」の採決が行われ、NHK予算の採決では吉良よし子議員が反対討論に立ちました。
終了後、明日の倫理選挙特別委員会の質問の仕上げと通告。
今日の質問はいくつかのマスコミで報道されました。以下は「朝日」の夕刊。
宿営地の銃弾「持ち帰り展示、不適切」 中谷防衛相 「朝日」 2016年3月31日13時02分
陸上自衛隊福知山駐屯地(京都府)が、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)派遣部隊の宿営地に着弾したとされる銃弾を展示したことについて、中谷元・防衛相は31日の参院外交防衛委員会で、銃弾は宿営地で拾ったものだと認めた。派遣部隊長が日本に持ち帰ったとして、「適切でなかった」と述べた。
共産党の井上哲士氏への答弁。中谷氏の説明によると、2013年12月16日ごろ、派遣部隊の警備担当者が宿営地に銃弾1発が落ちていたのを見つけ、拾った。隊長に報告したのは、帰国直前の14年6月だった。この隊長は、私物品と一緒に日本へ持ち帰ったが、防衛省には報告をしていなかった。その後、隊長の赴任先である同駐屯地の史料館に展示したという。
持ち帰った理由について中谷氏は「隊長は、後進の隊員教育や啓発用に持ち帰るべきだと判断した」と説明した。
16時から開かれた参院本会議で来年度予算案の討論、採決。日本共産党から田村議員が反対討論に立ちましたが与党の賛成多数で成立しました。 消費税増税前提の軽減税率や法人税減税を盛り込んだ所得税法も成立。倉林議員が反対討論に立ちました。
その後の、恒例の総理による予算案成立の挨拶回りを山下書記局長、市田議員団長らと共に受けた際、面白いことが。安倍総理は、市田さんに対し「御党に鍛えられています」との言葉。なんと、その直後に、法案成立の挨拶にきた塩崎厚労大臣からも同じ言葉が。総理、厚労相、もっともっと厳しくいきますよ!
午前中は予算委の締めくくり総括質疑。小池議員の質問を応援傍聴。その後、思いやり予算について外務・防衛省からレク。午後は外交防衛委員会。本会議後は明後日の質問の準備。戦争法の今日の施行に抗議する行動で国会正門前が埋め尽くされています。
午前中は軍事費の問題で防衛省レク。12時から外交防衛委員会の理事懇が開かれ、29、31で「思いやり予算」の特別協定の質疑を行うことを合意。私は31日に35分の質問となりました。
午後からは予算委員会に出席。今日はテレビ入れの集中審議。日本共産党から辰巳議員が質問に立ち、ブラックバイト問題を追及しました。私は隣で、パネル掲示をしました。辰巳議員があげた無理なシフトの強要や課題なノルマの押し付けと買取の強要などの例について総理や厚労省も、違法だと認めました。
辰巳議員はセブンイレブンで行われている15分未満の労働時間を切り捨てる賃金管理システムを具体的資料を示して「まさに賃金泥棒だ」と追及。実態調査と指導を求めました。
明日の戦争法の施行を前に、12時から17時まで総がかり行動の「議員会館前行動」が取り組まれ、16:30からの締めくくりに、民主、社民の議員と共に参加。
「戦争法案の強行採決が行われた9/19の未明、この場所で「今日から、戦争法廃止の運動を始めよう」と誓い合いました。皆さんの声が野党を突き動かし、画期的五野党合意になりました。参院選で国会を変え、戦争法の発動許さず、廃止しよう!」と訴えました。
今日は戦争法強行から半年目。宿舎から名古屋に向かい、午後から愛知弁護士会主催の「違憲の安保法制廃止に向けて立憲主義の回復を求める愛知大集会・パレード」に、すやま初美候補と共に参加しました。
たくさんの弁護士の皆さんとともに、市民や労組・民主団体のみなさんなど2800人が参加。リレートークでは学者りママの会、高校生、牧師さん、シンガーなど次々と発言。民主、社民はメッセージ参加で国会議員のあいさつは私だけでしたが、五野党+市民の力で自公を少数派に追い込み、戦争法は廃止にと訴えました。
集会後、栄までアピールしながらパレード。訴えも熱かったけど、日差しも熱かった。
詩論な都府県でデモ行進に参加してきましたが、警察の対応は様々。愛知ではデモ出発前に警察がマイクで許可要件を読み上げ、行進の先頭にパトカーや指揮車がつけられます。こんな警備はほかの都府県では体験したことがなく、強烈に違和感があります。
予算委員会の外交安保集中質疑で質問に立ち、宇宙軍拡の問題を取り上げました。宇宙軍拡という言葉自体を聞いたことがない方が多いと思います。日本では、憲法の平和原則から「非軍事」に限るとされていたからです。
ところが、「軍事を社会の中心に置く」国づくりを進める安倍内閣の下で、宇宙利用の分野でもアメリカの軍事戦略を補完する形で急速に軍拡が進んでいます。そのことを告発し、中止を求めました。テレビ中継のある総理質問で、この問題を取り上げたことはこれまで余りないはずです。「へ~、宇宙にまで軍拡が」と驚かれた方も多いと思います。
安倍総理の強い指示で作られた「第三次宇宙基本計画」では日本版GPSと呼ばれる準天頂衛星を現在の一機体制から七機体制に抜本的に強化することが掲げられました。日常生活でも便利なGPSですが、実は米国の軍事技術でGPS衛星を打ち上げているのは米国防総省。弾道核ミサイルや無人攻撃機の運行など米軍の軍事戦略に不可欠のシステムです。当面、4機体制にするだけで今後2000億円もの事業費となっています。
私は内閣府宇宙政策委員長が、要望をききに訪問した米国で安全保障上の理由でGPSの補完機能を求められ、七機体制を具体化したと雑誌で語っていることを示し、「米国の軍事的要望に沿って、日米協力をすることに宇宙基本計画の『真価』がある」と批判しましたが総理は言い訳するばかり。
さらにただしたのが、GPS衛星を使った、米国の無人攻撃機がもたらしている深刻な被害です。米国NPOの調査では、パキスタンでは04年以降、無人攻撃機で3999人が殺害され、うち一般市民は965人、子どもは207人。テロリストと同じ攻撃パターンをとっているだけで標的にする「識別特性攻撃」による市民の被害も深刻です。
ところが国連人権理事会での無人機攻撃に対して「国際法順守を求める」決議に日本は米国と共に反対しています。なぜ反対するのかと迫ると「人権理事会の議題にふさわしくない」と米国と同じ理由を繰り返したことには驚きました。深刻な人道、人権問題なのに無人攻撃機の規制に米国と共に反対し、攻撃に不可欠なGPS昨日を補完する衛星を米国の要望にそって強化する――宇宙を戦争に利用することは許されません。
さらに重大なのは軍需産業の要望に沿って、防衛省が無人機の研究開発を始めていること。私は「戦争する国作りはやめよ」と迫り、戦争法の廃止を最後に求めました。
質問と質問後のコメントの動画はこちらから。
https://www.youtube.com/watch?v=3LlNv60eYho
https://www.youtube.com/watch?v=LcFg6Z7HFiE&feature=youtu.be
質問終了後、連休明け22日質問を大急ぎで仕上げ、19時ごろに質問通告。来週も4回の質問が予定されています。がんばるぞ。
外交防衛委員会で質問に立ち、自衛隊の国民監視活動に対してプライバシー侵害で違法だと認めた仙台高裁判決について中谷防衛相をただしました。同判決は、日本共産党が明らかにした自衛隊情報保全隊の国民監視活動を示す文書について、自衛隊が作成した文書のコピーと認め、自衛隊が全国的な国民監視活動をおなっていることを認定し、一人の原告についてプライバシー侵害として国に十万円の支払いを命じました。
防衛省は上告せず、原告勝訴が確定。今日の質疑で、上告しなかったことは違法の事実を認めたことであり、違法な国民監視活動の中止や原告への謝罪を求めましたが、大臣は不誠実な対応に終始。「自衛隊は司法を無視する組織なのか」と迫りました。
午後からは明日の予算委集中審議の質問準備。途中、予算委の田村智子議員の質問を応援傍聴。愛知保険医協会の代表の来訪を受け、請願署名を受け取りました。
質問通告も終え、原稿の仕上げ。明日は13:50頃からの予定でNHK中継があります。宇宙での軍事拡大や米国無人攻撃機の問題など取り上げます。ご覧あれ!