参院選6日目。新潟県新発田市で街頭から訴えました。比例は日本共産党へと訴えるとともに、定数一の選挙区の議席を自民党に渡すわけにいかないとして、打越さくら候補への支持を呼びかけました。
新潟県は日本一の米生産量です。JA支店前での街宣では、農家の皆さんが安心してコメ作りを続けられ、消費者には安定した価格で供給されるように自民党農政の転換を訴えました。
朝一番の街宣場所は立憲の黒岩衆院議員の事務所の向かい側。演説していると事務所の方が出てきた下さり、なんと黒岩議員の姿も。しっかり握手しました。

日本共産党国会議員団として、地表40m以深の地下を地上地権者の同意もなく工事できる「大深度地下使用法」の廃止法案を参院に提出。小林参院事務総長に手渡しました。
大深度での工事は地上に影響がないことを前提とした法律ですが、この間、大深度利用の工事現場付近では陥没事故や気泡発生などが問題になっており、前提が崩れています。

午前中は内閣委員会で能動的サイバー防御法案の質疑。今日は与党のみで、私は木曜午後の質問となり、午後は質問準備に集中。福島の農民連の皆さんが来訪され、懇談しました。
農水相宛の米不足への緊急対策を求める申し入れ。店頭から米が消え、買えない・食べられないという事態や米の価格高騰が低所得者やフードバンク・こども食堂を直撃していることへの対策等を求めました。
「全体の需給はひっ迫していない」という認識を示す農水省に対し、現に起きている各地の生の事態を示し、しっかり状況を把握しその解決に緊急かつ真剣に取り組むよう強く求めました。
今日は衆参の財政金融委員会で閉会中審査が行われ、参院では小池書記局長が質問に立ちました。
甲子園で100高校年目の記念すべき高校野球は決勝戦。みごと京都代表の京都国際高校が延長のすえ優勝。おめでとう

さまざな課題に取り組んだ一日でした。内閣委員会、非核の政府を求める会のオンライン事務局会議、犯罪被害者のご遺族からのヒアリング、新潟県の皆さんと農水省申し入れ、拉致特理事懇、愛知保険医協会からの要請と続きました。
午後には西梅田クリニック放火事件の被害者遺族の方と、犯罪被害者等給付金の問題についてオンラインでお話を伺いました。
続いて、新潟県の地方議員や農民連の皆さんらと共に農水省に要請。藤野前衆院議員とご一緒。猛暑や干ばつによる米の等級低下と減収対策や農業資材の高騰による農業継続のための支援強化を求めました。

農水省は保険制度や大規模化等に対する支援など従来の枠の説明に終始しました。参加者からは気候危機や高齢化のもとで農業の継続が困難になつている危機的な状況がそれぞれ紹介。
危機感を共有し、大規模化・集約化ありきでなく、多様な担い手が希望をもって営農できる抜本的対策に転換するよう口々に訴えました。
その後、愛知県保険医協会の方から、「医療・介護の負担増ストップ」「現行保険証の存続」を求める請願署名を受け取りました。続いて拉致問題特別委員会の理事懇。月曜日の質疑を決めました。
午前中の本会議はデジタル関連五法案の趣旨説明質疑。日本共産党から田村智子議員が質問に立ちました。菅内閣の目玉法案とされていますが、全然盛り上がりません。
田村さんは、政府が目指すデジタル社会は国や自治体が集積した個人情報を民間が利活用できるように積極的にデータを提供するものだとして、本人同意なき利活用の一層の大規模な促進が個人情報保護、プライバシー権の保護を後退させるとして具体的に追及しました。
午後から、「RCEP協定とグローバリズムを問う院内集会」に参加。アジア太平洋資料センター共同代表の内田聖子さんから「RCEP協定の特徴と問題」と題して、多岐にわたる問題点について講演がありました。
改めて十分な審議が必要と実感しましたが、衆院は今日で質疑を終局に。来週、参院での審議が始まることになれば、紙智子議員と共に論戦に臨みます。
本会議後の外防委の理事懇で明日の一般質疑が決まりました。ミャンマー問題での質問を準備してきましたので四時過ぎに通告しました。