活動日誌

「2020年11月」の記事

 新型コロナの新規感染者が連日過去最高を更新する中、午前中の本会議でコロナのワクチン接種関連法案の審議がおこなわれ、日本共産党から倉林議員が質問に立ちました。

 倉林さんは「GOTOキャンペーン」について、全国一律を見直し、地域実態に応じた事業者への直接支援に踏み出すべきだと迫りましたが、菅首相は「感染対策と経済の回復の両立が基本的考え方だ」とするのみで見直しは語らず。

 一方、夕方の専門家による分科会は政府に見直しを求めました。菅政権の対応が注目されますが、年初以来の的外れ、後手後手は変わりません。さらに、現場の声と実情を踏まえて積極的提案をしていきます。

 午後は、明日の日本平和大会の報告の準備や今後の論戦の打ち合わせなどなど。

20.11.19アクション.jpg 午前中は、「女性差別撤廃条約実現アクション」の皆さんによる選択議定書の批准を求める請願提出院内集会に参加。午後は、外交防衛委員会で今国会最初の質問にたちました。
 署名提出集会では、紙智子議員や立憲、国民の議員の皆さんとともに署名を受け取りました。「アクション」の皆さんは、今国会の衆参代表質問で立憲・枝野代表と共産・小池書記局長が取り上げたことをとても喜んでおられました。
 女性差別撤廃委員会から繰り返し勧告をされている選択的夫婦別姓についても各野党が取り上げ、小池さんへの菅総理の答弁で、安倍善総理の時の「慎重な検討」から「慎重」がなくなったことも報告し、女性の権利を国際基準にするために請願採択と議定書批准にがんばると挨拶しました。
 IMG_1583.JPG午後の質問では、核兵器禁止条約と日本提出の国連核軍縮決議についてただしました。日本政府は核兵器禁止条約に反対する一方、核保有国と非保有国の「橋渡し」をするとして国連総会に毎年核軍縮決議を出していますが、先日の第一委員会での採決では、賛成は過去最少でした。共同提案の国は2016年と比べて80ヵ国も減っています。
 その理由は、過去のNPT再検討会議の合意について「履行すること」という文字を削除したことと、包括的核実験禁止条約(CTBT)の批准を求める記述が曖昧になったことなど決議案の中身にあると指摘。核の傘の下にあるNATO加盟国の中からも支持できないとの声があがつたことを、分割投票の数字や各国の投票理由説明を示して明らかにしました。
 一方、逆に、この二つの内容の部分について昨年の反対から賛成に回り、決議全体も棄権から共同提案に変ったのが米国です。トランプ政権は2018,年核態勢の見直し(NPR)で、小型核兵器の開発などNPTb合意に反する内容をもりこみ、CTBT批准を支持しないことを明記しました。
 このアメリカの支持を得るために、決議の内容を後退させたのではないかとただしましたが、茂木外相は「賛成が減ったことは真摯に受け止めると」しましたが、外務省の答弁者は「様々な国賛同をえるために調整した結果」と強弁。調整した結果、賛成の国は減っているのですから、まったく理由になっていません。
 アメリカの核政策にすりよるのではなく、核兵器禁止条約を批准し、核兵器は違法という国際規範を力にヒバクシャや市民社会とともに保有国に迫り、被爆国日本の役割を果たせと求めました。

 IMG_3662.JPG議員会館で、「指定都市行財政問題懇談会」と世界連邦日本国会委員会の「国連創設75周年記念平和フォーラム」に参加しました。懇談会では、政令都市市長会・議長会としての要望をお聞きし、参加した政令指定都市の日本共産党の13人の市議から出された、コロナ対策や子育て、少人数学級など各政令市の課題や要望について意見交換しました。

 今回は京都市議団が幹事で、井上けんじ京都市議が司会を務めました。大阪市議団からは山中智子団長が参加され、住民投票で大阪市を守った報告には大きな拍手が寄せられました。

 世界連邦.jpg議員会館で開かれた世界連邦日本国会委員会のフォーラムには笠井亮衆院議員と共に出席。マローン国連事務次長・国連大学学長の講演がありました。  先日、ご遺族と懇談した湯川秀樹博士と妻スミさんが核廃絶と世界連邦の実現に献身されたことに思いをはせながらの参加でした。

 朝8:15からの国対会議で始まり、上記の会合やRCEPについての外務省からの説明、同意人事や法案審査の打ち合わせなどやりながら、明日の外交防衛委員会の質問原稿を仕上げて午後に通告。核兵器禁止条約と日本が国連に提出した核軍縮決議についてただします。バタバタした一日でした。

IMG_3660.JPG「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」の代表から議員会館で要請を受け懇談しました。昨日の院内集会でも、豊かな自然に包まれた種子島のそばに米軍施設が作られれば、米軍機と自衛隊の騒音と事故の危険性にさらされることや住民の声と運動など描いたビデオを視聴したところです。
 懇談の中で私は、八坂・西之表市長が「一度米軍を受け入れると国内法で歯止めをかけられない」と反対を表明されていることが重要だと強調。全国の米軍基地で合意が守られず、京丹後の米軍基地も、設置時の約束が次々と反故にされていることもお話し、設置を許さないために力を合わせようとエール交換。
 今日は、明後日の外交防衛委員会の質問準備や打ち合わせなどなど。
 

 IMG_3651.JPG19日(木)の外交防衛委員会での質問準備。核兵器禁止条約や日本が国連の提出した核廃絶決議の問題など様々な資料や過去の議事録を読み込み、断続的打ち合わせ。

 午後には倉林参院議員と共に、朝鮮総連京都府本部の金賢一さんから幼保無償化やクーラー設置など、朝鮮幼稚園や朝鮮学校が適用外になっている問題などお話しを聞きました。朝鮮学校へのクーラー設置を応援するクラウド・ファンディングに目標を上回る800万円以上が集まり、クーラー設置やコロナ対応支援に活用できたとのこと。支援の大半は日本人であり、とても感謝されていました。

 その後、鹿児島県の馬毛島への米空母艦載機離着陸訓練(FCLP)の移転と自衛隊施設の建設計画に反対する院内集会に参加。馬毛島の美しい自然と漁業者をはじめてした人々の暮らし、それを壊す基地計画に反対する運動などを紹介したビデオを見ました。

 夜は議員団会議と法案審査会。

 11.14真如堂.jpg自宅近くの名刹、真如堂を早朝に散策。境内の紅葉が二週間前(下の写真)よりずっと色づいています。今度の三連休が見頃のようです。その後、愛知県豊川市での街頭演説会へ。

 朝は冷えましたが、午後の街頭は汗ばむくらいの日差し。島津ゆきひろ前衆院議員・比例予定候補、安間ひろ子豊川市議・14区予定候補とともに訴えました。

11.14豊川市.jpg 次の総選挙で菅政権を倒し、野党連合政権を作るために、定数21の東海ブロックで本村さんとともに再び島津さんを加えて二議席以上を、14区では安間さんを野党統一候補に押し上げ勝利をと呼びかけました。

 お昼は豊橋駅で久しぶりに「豊橋カレーうどん」。ごはんの上にとろろ芋がのせられ、その上にカレーうどんがのっています。トッピングは豊橋名産のうずら玉子。最初はカレーうどんで最後はカレーライスが楽しめます。美味でした。

IMG_1578.JPG 明日付けのしんぶん赤旗日曜版に、日本学術会議任命拒否を批判する「声明」を出したイタリア学会の藤谷道夫会長へのインタビューが掲載されています。学会として初めての社会的声明であり、それだけ会員に強い危機感があると述べておられます。
 学問は国会に従属する"しもべ"ではないし、公務員は政権の"しもべ"ではないとし、「全体の奉仕者」として国民全体のために働き、政権が間違ったことをすればそれを質すのがむしろ公務員の義務・責務ですと強調されています。
 格調高く説得力に富んだ素晴らしいお話し。経歴を見ると私と同じ1958年生まれの広島出身です。へえ~と思ってネットで調べると県北の庄原市生まれで庄原格致高校を卒業され、同校で講演もされていました。
 庄原市は私の実家のある三次市の隣。「出家とその弟子」「愛と認識との出発」の著者である倉田百三の出身地でもあります。なんか、嬉しいなあ。
 IMG_3636.JPG朝8時から、議員会館で全建総連の役員の皆さんと党国会議員団の懇談会。一次補正予算で措置された、新型コロナウィルス対応の保険料減免に対する予算が不足する懸念があり、万全を期した措置を講ずることなど5項目の要求を受け、現場の実情などお聞きしました。議員団として今後、政府に申し入れます。
 引き続く国対会議の後、治安維持法被害者国家賠償要求同盟の皆さんの国会請願行動で挨拶。学術会議任命拒否問題は、戦前のような権力に物言えぬ社会を作るという点で、同盟の皆さんのたたかいと共通だと強調しました。
 午後から、沖縄普天間基地での泡消火剤、PFOS流出問題での米軍報告書について防衛省からレク。続いて、急逝されたエラカート・パレスチナPLO執行委員会事務局長を悼み、日本パレスチナ友好議員連盟の一員として、在京パレスチナ常駐総代表部を弔問して記帳しました。
 PNND.jpg国会に戻り、核軍縮・不拡散議員ネットワーク日本の総会に笠井議員とともに参加しました。外務省から核兵器禁止条約や日本が国連に提出のした核廃絶決議案の内容など説明を受け質疑応答。核兵器禁止条約が発効し核兵器が違法化されることが確実になったもとでも日本政府の対応が従来と変わらないことに、議論が集中し、唯一の戦争被爆国とてして、禁止条約が発効するという新しい段階での対応が求められているという発言が続きました。
 夕方の新幹線で京都へ。
 IMG_3622.JPG新型コロナの第三派の感染拡大が急速に広がる中、医療への支援を求める要請が相次いでいます。 今日は、愛知県保険医協会から「医療・介護の負担増の中止を求める要請」を、日本医労連から「安全・安心の医療・介護の実現と国民の命を守る取り組みへの『賛同』のお願い」を受けて懇談しました。
 この間の新型コロナの患者の受け入れの有無にかかわらず、様々な対策や受診抑制で経営困難が広がり、夏に続いて冬もボーナスカットの医療機関が少なくなく、「使命感」で奮闘している医療従事者の心が折れかねないなど医療現場の実情が訴えられました。今後の事態に備えるためにも使命感で奮闘している医療、介護への十分な支援を求めるとともに、75歳以上の二割負担化など患者負担増など中止することなど要請を受けました。
 IMG_3625.JPGこの間の各地での懇談や、本会議・予算委での論戦を紹介しつつ、各委員会でも審議が始まる中で政府に迫っており、これらからもさらに頑張るとお話ししました。改めて医療従事者の皆さんに感謝を捧げたい。
 今日は、午前中は外交防衛委員会。外務・防衛両大臣から所信挨拶を聞きました。質疑は19日の木曜日になります。その後、事務所打ち合わせや、論戦準備、衆院本会議での日英EPAでの笠井議員の質問を院内テレビで視聴などなど。

 IMG_3620.JPG日本医労連の国会議員要請行動が取り組まれ、石川医労連の嵯峨書記長が午後に来訪されました。いつもは医療現場の方も来られるのですが、コロナ禍の下で書記局のみとなりました。

 石川県議会で全会一致で採択された、コロナ感染患者を受け入れていない医療機関も含めて財政支援の拡充を求めた意見書を持参され、医療現場の労働者や経営困難の実態、公立公的病院の再編統合問題など様々お話を聞きました。

 午前中に外交防衛委員会の理事懇談会が開かれ、12日に大臣の所信あいさつを聴取し、19日に質疑をすることを確認しました。

 衆院に続き、参院の与野党国対委員長会談が開かれ、予算委の集中審議を月内に開く方向で合意したことなど、立憲の難波国対委員長から連絡を受けました。その他、論戦準備などいろいろ。

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