活動日誌

「2020年12月」の記事

 愛知美浜町.jpg京都を午前中に出て、愛知県の知多半島南部の町、美浜町へ。知多郡の三町の皆さんを対象に平たれた「集い」に参加。党創立記念集会の志位委員長の講演のダイジェストDVDを視聴した後、私からお話ししました。

 改めてDVDを見て痛感したのは、情勢の激動。7月の講演の後、安倍総理の退陣と菅政権の退場、トランプ政権の敗北、コロナ第三波、学術会議の任命拒否問題などなど、わずか五か月の間に続きました。大本にある自民党政治の行き詰まりや日本共産党と赤旗への注目などお話しし、日本共産党の躍進、野党共闘勝利で菅政権倒し、野党連合政権をと訴えました。

 その後、参加者の皆さんからの質問コーナー。次々と質問があり、終了時間をオーバーするほどでした。

 今日は京都市で全国高校駅伝が行われました。わが自宅の近くも男子のコース。出るときはまだ準備中でしたが、男女とも広島の世羅高校が優勝し、五年ぶり二度目のアベック優勝でした。おめでとう! 正月の箱根駅伝も世羅高校OBの原監督が率いる青山学院大学の活躍が楽しみです。

 

IMG_1757.JPG 午後から川崎市幸区での「集い」に、同区を含む衆院10区と比例の重複予定候補である畑野君枝衆院議員共に参加しました。
 「うれしいニュース」と切り出した畑野さんが、40年ぶりに小学校の全学級の定員が35人に下がる子とが決まったと述べると大きな拍手が起きました。コロナ禍の下で少人数学級の必要性がますますはっきりする下で、三月以降、繰り返し文部科学委員会で求めてきたことを紹介。
 11月の委員会で「来年度から必ず実施を」と迫ると文科大臣が「畑野さんの質問に勇気をもらった。不退転の決意で取り組む」と答弁したことを報告するとさらに大きな拍手がありました。
 私は、「六月の党の提言で子どもたちに少人数学級をプレゼンしようと求めた。世論の広がりと畑野さんの奮闘で、子どもたちに素晴らしいクリスマスプレゼントを贈ることができた」と強調。
 IMG_1765.JPG「大臣に、『勇気をもらった』という答弁させた日本共産党の議員は畑野さん以外いないのではないか。子どもたちや親御さん、教員らの声を我がこととして気迫を込めた質問が、大臣に言わしめた。さらに少人数学級を進めよう。この畑野さんを野党統一候補にして押しあげ、比例でも躍進を」と呼びかけました。
 質問コーナーの最後に、「初めて参加した」という90歳の女性が手を挙げ「今の政権が続けば日本はどうなるか不安。もっと若い人の参加してほしい。野党は迫力をもって政権交代を訴えて」とお話ししてくださいました。しっかり受けとめました!
 午前中は議員宿舎だったので、久しぶりに一時間ほど散歩。北の丸公園や千鳥ヶ淵などを回り、リフレッシュしました。

 20.12.18 平さん.jpg北陸信越ブロックの一斉宣伝。新潟駅前で平あやこ衆院二区・比例重複予定候補と共に早朝から訴えました。県内の山間部の大雪被害が心配ですが、新潟市内は積雪なしでした。

 午前中は新潟民医連、生活と健康を守るの皆さんと、それぞれコロナ対策について懇談し、ご苦労や要望をお聞きしました。

 新潟市では、民医連をはじめとした関係団体の運動の中で、PCR検査について一定の高齢者や介護施設職員への助成事業が発表されたところですが、さらに拡充の必要があります。この間の減収への補填へも強い要望があります。

 生活と健康を守る会の皆さんが、緊急小口、総合支援資金の申し込みが三月末までの延長を知らせるチラシを配っていると、「俺の職場で配るのでチラシが欲しい」という人もいたとのこと。生活困窮者が広がるなかで、制度の拡充と改善が更に必要です。 

 隣保2.jpg午後は新発田市に移動し、二ヵ所で「集い」。加藤和雄、宮村幸男両市議の司会で進められ、国会報告の後、会場からの質問にお答えしました。終了後、立憲民主党の黒岩たかひろ衆院議員の事務所を表敬訪問。東京に戻っています。

  ダイイン.jpg国会正門前での「STOP 敵機地攻撃能力 12.17国会正門前ダイ・イン」に参加して挨拶しました。菅政権は、「敵基地攻撃能力」保有について結論を先送りすると報じられていますが、自衛隊に配備されるミサイルの射程を大幅に長くするなど、なし崩し的に敵基地攻撃につながる兵器を導入しています。憲法九条に反し、軍事悪循環でいっそう日本の安全を危うくするもの。許されません。
   今日は参院内閣委員会の閉会中審査が行われ、田村智子議員が新型コロナ対策、学術会議任命拒否問題で政府を質しました。学術会議問題では、政府から新たに提出された資料を基に、杉田官房副長官の深い関与や、「推薦通り任命する義務があるわけではない」という解釈が、「一貫したもの」ではなく、二年前に相当のやり取りをして従来の解釈を変えたことを明らかにし、資料の黒塗り部分の開示など求めました。
 コロナ禍の下で行われてきた入国規制が、この間、一定の緩和がされています。外務省からレクを受け、緩和の内容とそれにもとづく入国の状況、および入国者が国内での感染を拡大した可能性等について聞きました。入国者による感染拡大については、報告の仕組みがなく、把握していなとのこと。
 さらにオリンピック・パラリンピックに開催に伴うアスリートや観客の入国規制の緩和についても聞きました。観客については、世界的感染拡大やワクチンの状況などで変わってくるので、まだ検討中。来年、春には決めるとのことですが、開催そのものの含めて慎重な判断が必要です。
 明日の北陸信越ブロック一斉宣伝行動に参加のため、夕方の新幹線で新潟に向かっています。雪が心配です。
 IMG_3732.JPG「沖縄戦の犠牲者の遺骨が含まれている土砂を辺野古新基地建設の埋め立てに使うことは死者への冒涜。絶対許されない」――院内で開かれた、沖縄戦遺骨取集ボランティア「ガマフヤー」代表の具志堅隆松さんのお話を聞く会で挨拶しました。平和を作り出す宗教者ネットの主催。
 政府は辺野古新基地の軟弱地盤の改良工事に伴う設計変更を申請し、沖縄戦の激戦地であった本島南部の糸満市や八重瀬町から埋め立て土砂をの大半を採取しようしており、県民から怒りの声が上がっています。
 参院本会議の代表質問で小池書記局長が、衆院安保委で赤嶺さんが追及していますが、「関係法令で定められた鉱山から調達される」(菅総理)と答弁するだけで、沖縄の歴史や遺族への配慮は全くありません。
 20.12.16沖縄.JPG集会では、オンラインで具志堅さんからお話を聞きました。ガマに残された遺骨は上半身がないものも多いそうです。座って、胸の前で手榴弾を爆発させて自決させられたため、上半身は飛び散っているのです。最初はなぜ、上半身がないのか分からなかったが、ガマの天井に金歯が突き刺さっているのを見つけ、さらによく見ると骨も刺さっていることから手榴弾によるものと分かったというお話に、沖縄戦の悲惨さが迫ってきました。
 遺骨が混じった土砂を使うことに対し、「死者への冒涜であり、戦争で亡くなった人の遺骨を軍事基地を作るための埋め立てに使い再び戦争の犠牲者を作り出すことなどあってはならない」「遺骨は海に捨てるのではなく、遺族の下に返すべき」という訴えに、改めて怒りがわいてきます。こんな暴挙は、絶対許されない。決意を新たにしました。
 集会の後、ODAの検証の在り方などの問題でNGOの方と意見交換。続いて第三次補正予算案について議員団としての政府レクに参加。予算の多くは、コロナ後の経済対策や大型公共工事中心の国土強靭化。国民の実態や願いとは程遠いものです。

第二回中央委員会総会

 IMG_1340.jpg終日、党本部で第二回中央委員会総会。来年秋までに必ずある総選挙で、野党連合政権の樹立と日本共産党の躍進という二つの目標をやり遂げることを確認。

 そのために、わき目もふらず比例での党躍進のための活動に集中する「総選挙躍進特別期間」として取り組むこと、総選挙に向け「新しい日本をつくる五つの提案」を訴えてたたかうことを決めました。

 討論では、コロナ禍の下での情勢の変化や国民意識の前向きの変化が起きていること、党大会以来11か月の間に党建設の確かな前進の足掛かりを作ってきたことが語られました。とりわけ、衆院の現職や予定候補の皆さんが国民の中に入って共感を広げていることを生きいきと語りました。

 総選挙へ「よし、やるぞ」と確信と勇気の湧く総会になりました。り

 今回、コロナ対策のため、はじめて、地方在住の中央委員はZOOMによるリモート参加になりましたが、スタッフの皆さんの努力で、距離を感じさせない一体感をもった総会として成功しました。お疲れさまでした。

 IMG_8792.jpeg長野県の上田駅前で、高村京子県議、党上田市議団の皆さんと共に「モーニング・スピーチ」。高村さんが初当選以来、毎週月曜日の朝に続けられて、850回を数えています。
 「毎日」の世論調査でも62%が「支持しない」としている菅政権のコロナ対策について、その無為無策と逆行ぶりを指摘。この間、野党の共同と国民の運動で実現してきた施策を紹介しながら、党が政府に緊急に申し入れた内容などお話しました。
 IMG_8782.jpeg気温は三度。予報では雪でしたが、冷たい霧雨。山のほうは白くかすんでおり、雪が降っているようです。今日から、日本海側を中心に相当の積雪になるとの予報。これから、特に北陸信越ブロックでの活動は雪と寒さ対策が大切になります。
 終了後、東京へ。参院第二別館の歯科でチェックとクリーニング。午後から党本部で、明日の二中総への報告を議題とする幹部会に参加しました。コロナ対策で、初めてリモート参加を取り入れた幹部会。関東以外の地方機関にいる幹部会員の皆さんはZOOMによる参加でした。
 夜、菅総理が記者会見をし、GOTOキャンペーンを12/28から1/11まで全国一斉に一時停止する方針を発表しました。内閣支持率の急落にあわてて、方針転換をしたものですが、停止するのは2週間後から。今、感染の拡大を抑えなければらならないのになぜ、そんなに先なのか。意味不明です。
作家の平野啓一郎さんが「分人化とメディア~表現の自由を巡って」と題して講演をされた、京都弁護士会主催の第五十回「憲法と人権を考える集い」に参加しました。
 全体のテーマは「あなたが呟く今とこれから」。他の人権より「優越的価値」があるとされ、最大限尊重されるべきなのが「表現の自由」です。かつては、もっぱら、送り手=報道機関等、受け手=国民という図式でしたが、ネットの急速な普及の中、多くの国民が送り手にもなっています。
 ツイッター等での個人のつぶやきが世論を形成するなど重要な役割を果たす一方、匿名性の下での暴力的で人権侵害の書き込みなど、様々な新しい問題が起きています。こうした中で、表現の自由をどのように担っていくのか。
 講演の後、平野さんは、二人の弁護士によるインタビューを受け、その中で会場から文書で出された質問にも答えられました。文学、社会、法律など様々な角度から議論を深められた、意義深い集いでした。
 平野氏は京大法学部在学中、当時は最年少で、「日蝕」で芥川賞を受賞しました。インタビューした二人の弁護士はいずれも同時期に京大に在学していた方。「面識はなかったけど卒業式で一緒に写真を撮ってもらいました」など、当時のエピソードも披露されました。
 終了後、明日の長野県での行動のために東京に移動中。パソコンをひらくと、ベナンが核兵器禁止条約の51ヵ国目の批准国になったとのニュース。被爆者の声が世界を動かしています。

 今日発表の時事通信の世論調査は、「内閣支持続落43.1% コロナ対応評価せず4割超」。GOTOキャンペーンの全国ないし感染拡大地域での中断求める声は合計85.9%にもなります。

 全国2500病院が加盟する日本病院会も即時中止を求める声明を発表。医療現場の必死の努力にかかわらず「感染拡大がこのまま続けば医療崩壊は必至の恐れ大」とし、国に「コロナウィルスと真剣に向き合うべき」とその危機感のなさを厳しく指摘。GOTOキャンペーンの即時、一時的中止を求めています。

 今日、日本共産党国会議員団として志位委員長と田村政策委員長が政府に「GOTO事業の中止の決断」をはじめ、「新型コロナ『第三波』から医療・暮らし・事業を守る緊急要請」を行いました。西村経済再生担当相が応対。

 一方、総理はネット番組でGOTOの継続に固執。国民の声、医療従事者の必死の訴えを聞くべきです。

IMG_1326.jpg 離任される南官杓(ナム・グァンピョ)駐日韓国大使の日韓議員連盟主催の歓送会に出席しました。
 「第四次韓流ブーム」と言われるほど草の根の交流が広がる一方、日韓関係は困難を抱えたままです。
 額賀議連会長に続き、各党代表が挨拶。日本共産党から穀田衆院議員・議連常任幹事が挨拶し1、998年の日韓首脳による「21世紀に向けた新たな日韓パートナーシップ」宣言に基づく関係改善を強調しました。
 政府の追加経済対策について議員団としてレクを受けました。目の前にある医療の危機的状況や「このままでは年が越せない」という営業と暮らしの実態に応えない一方、GOTOトラベルの延長や国土強靭化の名による不要不急の大型公共工事の推進を並べたもの。国民の願いとは逆さまです。
 

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