活動日誌

「2024年12月」の記事

今年の10大トピックス

今年もあと一日。恒例の私の「今年の10大トピックス」です。

【能登半島地震と豪雨災害】能登半島を襲った元日の大地震と九月の豪雨災害。党議員団の能登災害対策本部事務局長として繰り返し被災地に入り、政府に住民本位の復旧・復興を要請。12月の本会議質問では石破首相に重大な立ち遅れは政治による「人災」だと迫りました。 

【保育士、学童保育指導員の処遇改善を】 子ども家庭庁を所管する内閣委員会で、保育士や学童保育指導員の処遇改善を繰り返し質問。保育士の配置基準の76年ぶりの改善は大きな一歩ですが、まだまだ不十分。さらに抜本改善を求めます。 

【政治とカネで答弁】自民党の裏金政治に怒りが広がるなか、日本共産党として参院に企業・団体献金禁止法案と政党助成法廃止法案を発議者となって提出。参院で日本共産党が単独で提出した法案が24年ぶりに審議され、初めて答弁にたち、質問・討論も行いました。

 【アウシュビッツ強制収容所へ】長浜参院副議長一行の一員としてルーマニア、スロバキア、ポーランドを訪問。ウクライナからの避難者のお話をお聞きするとともに、アウシュビッツ強制収容所ミュージアムを訪れ、ナチスによるホロコーストへの憤りに心を震わせました。戦争許さぬ誓い新たに。 

【総選挙で与党過半数割れ。党は八議席に】 裏金政治への怒りのなかで岸田首相が退陣し、石破新首相の下で解散・総選挙に。衆院で与党過半数割れという歴史的な審判が下りました。党は自民党への審判に大きく貢献したものの残念な後退。新しい国会で国民の願い実現に全力挙げながら、さらに政治を前にすすめるために参院選勝利をめざします。

 【被団協のノーベル平和賞受賞】日本被爆者団体協議会がノーベル平和賞を受賞!涙が出るほどうれしかった。今年も8月6日は広島の平和記念式典に参列。核兵器の非人道性を一番知っているはずの日本でこそ核兵器禁止条約に参加する政府を。 

【参院選比例予定候補に】来年7月の参院選挙で5人の比例代表予定候補の1人に。東海、北陸信越、京都を活動地域に5回目の当選をめざします。衆院では崩れた国民の願いを阻む自公の壁。今度は日本共産党の躍進で参院でも壁を崩します。 

【三ツ星国会議員の表彰受ける】昨年の質問・討論等発言は、本会議5回、委員会・審査会45回。全参院議員で質問回数・時間共にトップで、田原総一朗さんが会長の政策NPOから「三ツ星国会議員」の表彰を受けました。保育・学童保育、教育費、能登災害、原発ゼロ、PFAS汚染、経済秘密保護法など取り上げました。

 【18都府県92市区町村を訪問】調査や懇談、演説会・街宣などで18都府県92市区町村を訪れ、様々なお声を国政に届けてきました。私の活動地域には、344の市町村があります。参院選挙に向けてさらに駆け回りましす。

 【一日一万歩達成】3年前から始めた「一日一万歩」のウォーキング。今年も達成しました。新たに「chocoZAP」にも行って体力の維持を図っています。 

●年末年始はいつも、日本酒「九条」です。ご一緒に、よいお年を!

新年準備

 新年あいさつの原稿、新年掲載の座談会の校正、新年の雑誌の論文の校正など自宅でデスクワーク。夜は1月4日に出演する党愛知県委員会のネット番組「深堀り共産党」の打ち合わせを須山はつみさんやスタッフの皆さんとオンラインで。

 

 24.12.26 京都街宣.jpg先月の東京に続いて大阪と京都で参院選比例予定候補五人が勢ぞろいし、大阪の清水さん、京都の倉林さんと共に訴えました。
 来月には埼玉、神奈川、広島、愛知でも勢ぞろい街宣を計画。私にとって5度目の比例選挙ですが、こんな取り組みは初めて。比例は日本共産党の大波を起こし、比例で5議席を実現し、選挙区でも勝利するための大作戦です。
 どちらもたくさんの参加者で、熱い声援をいただきました。ワンチームでがんばります。
午前中は京都の日本共産党の地方議員の皆さんの研修会であいさつ。

年内最後の国会

 年内最後の国会。臨時国会後半は超多忙で、昨日も政治改革特の質問と答弁だったので年末年始の諸課題が滞ってました。朝から、秘書さんたちと事務所の打ち合わせをし、年始日程の確定や国会報告ハガキの宛名名簿の整理・更新、新年あいさつ動画の撮影などなどあわただしい一日でした。夕方の新幹線で京都へ。

 

 

 臨時国会最終日の昨日も、政治改革特別委員会で答弁、質問、討論の三段重ねでした。政治資金収支報告書の公開を次々後退させてきた自民が企業・団体献金について「禁止より公開」と述べていることは矛盾だと批判。政治資金の全面公開と永久保存、企業・団体献金禁止を求めました。
 質問の後、議員団総会、本会議と続き山下よしき議員が討論に政治改革関連の三つの法案の討論に立ちました。夜は全国学童保育連絡協議会の役員の皆さんと、学童保育指導員の処遇の抜本的改善について懇談しました。
 24.12.23 答弁.jpg政治改革特別委員会で立憲民主党の宮口、小沼、日本共産党の山添各委員に答弁しました。
 山添議員からは石破首相の企業団体献金禁止は憲法21条に抵触するとの答弁について問われ、「企業が政治的発言をすることと献金は別だ。参政権・投票権を持たない企業が国民よりはるかに巨大な財力を使って献金し政治をゆがめることは国民の参政権の侵害になる」と強調しました。
 午後は拉致問題特別委員会で岩屋外相と林担当大臣に、日朝平壌宣言に基づいて対話により解決を図る基本姿勢をただしました。
 以下、政治改革特の赤旗記事

日本共産党の井上哲士議員は23日の参院政治改革特別委員会で、企業・団体献金禁止を巡り、立憲民主党などが衆院に出した法案や、参院で審議中の共産党の法案が「抜け穴」などとやゆされていることについて立民の小沼巧議員から質問を受け、「抜け穴は全くない」と答弁しました。

 小沼氏は、立民案と同様に、共産党の「企業・団体献金全面禁止法案」で「法人その他の団体(政治団体を除く)は、政治活動に関する寄付又は寄付のあっせんをしてはならない」としているが、「政治団体を除く」ことが企業・団体献金の「抜け穴だ」と指摘されていることへの見解を問いました。

 井上氏は「『抜け穴』のつけ入る余地はない」と断言。その理由として、第一に「政治団体はそもそも企業・団体献金の受け取りを禁じられており、政治団体を抜け道にして企業・団体が政党に献金することはできない」と述べました。

 第二に、企業や労働組合による「政治活動に関する寄付」だけでなく、あらゆる「寄付のあっせん」も禁じているとし、「よって企業や労働組合が従業員や組合員などから寄付を集めて政治団体に提供することもできない」と強調しました。

 小沼氏は「政治団体を除く」とした理由を質問。井上氏は、現行法も同様の規定があり、それは、政治活動を行うこと自体を目的とする「政治団体」の寄付まで禁止すると「政治団体」の目的そのものが達成できないなど、政治活動の自由や結社の自由に対する強い制約となりうるからだと説明しました。

 共産党案も現行法と基本的に同じ考えで、例えば政党の本部と他の政治団体に政治活動に関する寄付は通常行われており、それを禁止することは政党活動の強い制約になることから「政治団体を除く」としていると述べました。

京都を午前中に出て、午後は国会と宿舎で今週の質問・答弁と夜の「朝まで生テレビ」の準備。タイトルは「朝まで~」ですが、今年の夏から時間帯が19~21時に変わりました。夜中の番組は60代になってからは勘弁してもらい、若手議員にでてもらってましたが、時間帯が変わりひさしぶりの出演となりました。「ああ、朝生はこうだったな~」というのが出演後の感想です。

 以下、赤旗の記事

 日本共産党の井上哲士参院議員は22日放送のBS朝日「朝まで生テレビ!」に出演し、総選挙の結果をうけて自公過半数割れとなった国会で何が問われるか、裏金事件を巡り、金権腐敗政治を変えていくための企業・団体献金の禁止について各党の国会議員と議論しました。

 司会の田原総一朗氏から総選挙の結果を問われ、井上氏は、今まで自民党に実現を阻まれてきた、学校給食の無償化、選択的夫婦別姓、保育士の拡充などという願いが実現するのではないかという国民の「熱い声がいろんな集会で出てくる」と指摘し、「どうそれぞれの党が応えていくのか、さらに、どう前に政治を動かしていくかということが問われる」と主張。日本維新の会や国民民主党が賛成して成立した補正予算について「軍事費は補正予算では過去最高。特定の半導体大企業に1兆円のお金を出す。こういう政治でいいのかが問われる」と批判しました。

 番組では、企業・団体献金禁止について討論。自民党や公明党などが企業献金と個人献金を横並びにして議論し、自民党が企業・団体献金の禁止に反対したことを受けて、井上氏は、参政権を持つのは個人であり、企業は持っていないと指摘。「企業が、個人よりもはるかに大きな財力を使ってお金を出す。企業は利益を上げるのが目的だから、必ず見返りを期待する。政治を現にゆがめてきた」と述べ、企業・団体献金の禁止を主張しました。

 井上氏は、石破茂首相などが公開性を高めることで解決するかのように主張していることについて、経団連の「主要政党の政策評価」を取り上げ、今年の「評価表」で「今度の次期エネルギー基本計画の原案を見たらこれまでは『可能な限り依存度減らす』としていたのを転換し『最大限活用する』と(「政策評価」と)同じ言葉を使ってエネルギー政策が変えられようとしている」と主張。「政治がゆがめられている根を断つしかない」と強調しました。

470052760_957107242957590_7094199561428963289_n.jpg年末恒例の京都の「被爆者をはげますつどい」に被爆二世として出席し、被団協へのノーベル平和賞授賞を喜びあいました。
 京都の被爆者を代表してノルウェーに行かれた花垣ルミさんが授賞式や市民との交流を報告され、参加した被爆者全員が一言スピーチ。皆さん、集いを毎年楽しみにしておられます。核兵器禁止条約に参加する政府に!
 その後、御池画廊でフルイミエコさんの個展を鑑賞。明日の「朝生」出演の準備、明後日の政治改革特での答弁と同日午後の拉致問題特の質問の準備、さらに「議会と自治体」の能登問題の原稿執筆と「月間学習」のノーベル平和賞受賞問題の原稿執筆と仕事が超団子状態です。がんばるしかない。

夕方の本会議で、臨時国会の会期を24日まで3日間延長することが議決されました。 お昼をはさんで開かれた本会議は23年度決算報告に対する質疑。午後から吉良よしこ議員が登壇し石破首相に迫りました。 

昼休みに拉致問題特別委員会で外務、拉致担当各大臣から報告を聴取。続いて政治改革特別委の理事懇。いずれも会期延長が決まれば、月曜日に質疑を行うことを確認しました。午後の本会議終了後、拉致特の質問通告。さらに日曜日夜の「朝まで生テレビ」に出演するために、朝のNHK討論に出演する山添議員と一緒に打ち合わせ。 

17時からの本会議は会期延長を議決してすぐに散会。その後は、参院比例代表の五候補で座談会。比例チーム五人そろっての勝利へ語り合いました。新年のしんぶん赤旗に乗ります。乞うご期待。

467478140_443388232181488_3470883084089734989_n.jpg内閣委員会で学童保育指導員の給与の引き上げと、大垣警察住民監視事件について質問しました。人勧が学童指導員に反映されるのは制度上二年遅れになります。これでは低賃金解消はいつまでも置き去り。全産業平均との格差をなくすことを目標に掲げた処遇改善策と予算を確保すべきと三原じゅん子大臣に求めました。
 大垣警察市民監視事件は風力発電について学習会を行った市民を公安警察が監視し、個人情報を電力会社に提供したもの。名古屋高裁は九月に違法だとして原告への賠償と個人情報の削除を命じました。
 国家公安委員長と警察庁もかつて大垣警察の市民監視活動を「通常の警察業務」と答弁しています。それに違法とされたのです。言葉だけで「重く受け止める」とするのではなく、市民運動を敵視し、人権を侵害する違法な市民監視活動を中止を強く求めました。
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