今日7/7は核兵器禁止条約が採択されて3周年。国連本部で採択に立ち会ったときの感動は忘れません。核保有国の妨害の中でも批准国は38ヵ国に達しました。発効まであと12ヵ国。コロナ禍のためにNPT再検討会議も延期となり、八月の記念式典も縮小されますが、核兵器廃絶の願いは広がっています。一刻も早い条約の発効で、核兵器のない世界へと進みたい。
今日は、国対や議員団の会議、打ち合わせなどが続きました。夕方には九州などで大きな被害を出している豪雨災害の党の対策本部会議が開かれました。すでに街頭で救援募金を取り組んだ議員も。現地に入っている田村衆院議員から会った電話による状況報告も紹介され、小池晃本部長の提起を受けて議論しました。
東京を朝出て京都へ。土~月と、愛知県の津島市、一宮市、岡崎市、長野県千曲市と国会報告や選挙応援等で回るのでその準備などなど。午後から、伸びた髪をカット&セットしてもらい、さっぱりしました。
熊本、鹿児島での大雨被害が心配です。ここのところ、毎年、九州で「何十年に一度」の豪雨による災害が起きています。地球温暖化の影響も大きいと思いますが、気候が大きく変わっており、「毎年豪雨が来る」という前提で災害対策、被災者支援の抜本的見直しが必要です。
コロナ対応の補正予算を審議する衆院予算委二日目。日本共産党から志位委員長が質問に立ちました。終了後、ピースボート主催のZOOMによる「オンラインNPT再検討会議」に参加しました。
志位委員長はこの間、聞いてきた医療関係者、スナックやイベント向け弁当屋さんなど事業者の、音楽家やホリプロ会長の声など国民の生の声を総理にぶつけて、補正予算の問題点を浮き彫りにし、いっそうの支援を迫りました。
後ろの与党席でも時折うなずいて聞いている姿も。野党の共同提案の組み替え動議を与党が否決し、不十分な予算のままですが、一人10万円の給付など急がれているものもあり、予算案には賛成しました。引き続き二次補正など、深刻な実態にふさわしい支援の強化を求めていきます。
オンラインNPT再検討会議は、第一部の「NPTをめぐる今日の主要な論点」「NPTと核兵器禁止条約」「新たな技術と核兵器」の三つの報告。第二部の「核兵器廃絶・核軍縮に向けた様々な取り組み」と題した、高齢の被爆者から高校生までのリレートーク。とても充実した内容でした。
国会から、立憲民主党の福山さん、無所属の藤末さんと共に私も参加していることを紹介していただきました。
12時から衆院本会議で補正予算案が可決して参院に送られ、14時から参院予算委。今日は共同会派の質問でした。明日、14時くらいから小池書記局長が質問に立ちます。
補正予算を審議する算委員会が始まり、今日は与党と立国社の質問。予算委が開かれる直前の8:30に立国社と日本共産党、日本維新の会の三会派共同で、「事業者家賃支払い支援法案」を衆議院に共同提出しました。
野党共同の予算組み替え動議もまとまり、今日の質疑でも補正予算案の問題点を指摘しつつ、積極的提案で政府に迫りました。日本共産党の志位委員長は明日、9:10から質問に立ちます。
午後に日弁連の白浜副会長が議員会館に来られました。元京都弁護士会の会長で、今年度から日弁連副会長に就任。毎年、この時期に日弁連も京都弁護士会も新役員の披露パーティーが開かれますが、今年は新コロナ禍で開かれません。
白浜副会長からは日弁連が取り組むコロナ禍の電話相談紹介がありました。弁護士会は、震災の時には、現地で相談会を行い、接触を避ける必要がある今回は電話相談しかできず、もどかしいとの思いも。
また、こんな時に、重大な問題がある検察官の定年延長の法案の審議は行うべきではないと要請も。国会情勢をお話しし、今後の動きは逐次、お伝えすることにしました。
本来なら国連でNPT再検討会議が開かれる予定でった今日。この日に合わせ、核軍縮・不拡散議員連盟日本(PNND)と世界宗教者平和会議日本委員会との合同会合が、オンライン出席も含めて国会内で開かれ、核兵器廃絶にむけた三回目の「共同提言文」について議論しました。
与野党の国会議員が参加し、宗教界からも宗派を超えた幅広い参加があり、事務局の案文にもとづき活発に議論。核抑止力論の下で、新たな核保有や小型核兵器の開発が進んでいることを指摘し、核抑止力論の再検証を求めること、国際社会が日本の核兵器禁止条約への支持を期待してること、被爆者による「ヒバクシャ国際署名」の取り組みへの敬意などが盛り込まれました。
提言文は出された意見にもとづき両事務局でまとめられ、今日、茂木外相に渡されました。ぜひ、しっかり受け止めていただきたい。
午後の衆参の本会議で新型コロナ対策の補正予算案の審議が始まり、参院では田村智子政策委員長が質問に立ちました。現場の生の実態を示しながらの提案型質問。本会議後にある自民党議員からも「とてもよかった。心の中で拍手してた」と声がかかりました。
一方、安倍総理の答弁は与党に対しても、原稿の棒読みで、コロナ禍に苦しむ国民に心を寄せているとはとても思えないものでした。残念です。
野党は共同で予算案の組み替え提案をし、テナント業者の皆さんらの家賃支援の法案も提案。政府・与党に実現を迫ります。
参院本会議で、コはロナ対策とオリパラ延期の問題での安部総理の報告を受けて質疑。日本共産党から山添拓議員が質問に立ち、「医療体制抜本的強化と経営困難になる医療機関への支援を」「自粛と補償は一体」「親は減収、本人もバイト先が休業など困難な学生への支援を」など質問。
国連女性機関(UNWomen)が「女性と新型コロナウイルス」と題する声明で、コロナ対策が女性を取り残したものでないかと各国に注意喚起し、諸外国ではDV被害者のためのホテル確保や24時間の相談体制強化など迅速な取り組みをしていることを紹介。
日本も対応をと問うと、総理は「今朝、地方公共団体に対し、DVの相談対応から保護に至るまで、支援の継続的かつ迅速な対応を依頼いたしました」と答弁。昨夜の質問通告を受けての対応。政府を動かしました!
今日から、本会議では入場時の消毒とマスク着用に努めるよう申し合わせが行われ、山添議員もマスク姿です。
昨日は、コロナ対策問題での論戦うちあわせなどなど。
参院予算委の集中審議。日本共産党の小池晃書記局長の質問を応援傍聴しました。コロナウィルス対策では日本共産党が先日発表した提言にもとづき、暮らしと経済を守るためにあらゆる手を尽くすこと、外需だよりから内需と家計、中小企業応援に転換するとを安倍総理に迫りました。
さらに、森友問題で、自死された財務省職員の遺書との夫人の言葉を引用しながら、法律違反の公文書改ざんを職員に強いたのが、安倍総理の答弁にあわせて行政私物化を隠ぺいしようとしたことにあるとただしました。安倍総理は自分責任を一切認めようとせず、委員会室の野党席からはたびたび怒りの声が上がりました。
午前中は女性差別撤廃条約の選択議定書について、外務省と法務省からレクをうけました。
核兵器禁止条約をナミビアが批准したというニュース。これで批准国は36となりました。発効の条件である50にだんだんと迫って来ました。
午前中は本会議。地方税法改正案に対する質疑で、伊藤岳議員が初登壇。コロナウィルス対策や地方税等について総理、総務大臣をただしました。
午後には、広島市の被爆建物「旧陸軍被覆私廠」の保存・活用について笠井、本村両衆院議員と私の被爆2世の3人で財務省、文化庁から聞き取りをしました。
旧陸軍被覆の施設で被爆時には救護所となった施設です。多くの被爆者がここで息を引き取りました。被爆者が横たえられた床と最後に見た天井が当時のそのまま残っている他にはない原爆建物です。
県は、地震による倒壊の恐れがあるとして、四棟(うち一棟は財務省が管理)一棟のみ外観保存し、他は解体・撤去する方針を示しています。これに対し、全棟保存を求める声が大きく上がる中、知事が「解体着工の先送り」を表明し、一年以内に検討するとされています。
保存には一棟あたり約30億円といわれる費用の問題があり、「国の文化財としての指定や財政支援を」などの声が広がっています。
「被爆の実相を伝える建物の保存は被爆国政府の責任。全棟の耐震保存・活用に国が役割を果たすべき」と強く求めました。
14時から予算委。東日本大震災から9年目の2時46分に委員会として黙とうをささげました。9年前のあの時、同じ委員会室で開かれていた決算委員会に質問予定で出席中でした。
シャンデリアが落ちそうな程大きく揺れ、机の下に隠れたのを覚えています。その後、信じられないような被害の映像がテレビで次々と流され、さらに福島原発事故と続き「大変なことになった」と身震いする思いでした。
その後、毎年開かれてきた政府追悼式で黙とうをささげてきましたが、今年はコロナウィルスで中止となり、奇しくも同じ委員会室での黙とうとなりました。哀悼と復興への思いを新たにしました。
先日の予算委で、森法相が「東日本大震災の際に、検察官が最初に逃げた」とのべたことについて質され、「個人の見解と示さず答弁したことは、不適当であり撤回する」答弁。野党は、「事実に基づかない発言で、検察官を貶めるものだ」「法相の資格が問われる」と批判し、政府・与党に対応を求めました。
さらに、森法相が答弁で出席が求められ質疑が続いてる最中に、廊下でマスコミにぶら下がり会見をしたことが明らかになりました。与党も問題を認め、予算委は中断したまま散会になりました。与党の責任ある対応が求められています。
衆院本会議で来年度予算案が可決。野党は、予算委で新型コロナウイルス対策費を追加する予算案組み替え動議を提出したが、与党と維新が否決してしまいました。本会議では藤野議員が反対討論に立ちました。
一方、昨夜の総理の全国小中高の休校要請について、なぜ突然方針を変えたか予算委しめくくり質疑での宮本議員の質問にまともな答弁はありません。現場では大混乱が続き、不安の声が広がっています。何人かの自民党議員からも「我々も聞いていなかった。総理は焦ってる」との声も聞きました。
予算案は参院に送付され、月曜から予算委の質疑が始まります。午後には、論戦に備えて、辺野古基地建設埋め立て地の軟弱地盤や耐震設計の問題、日出生台や嘉手納での米軍により「合意」違反の訓練が自治体の抗議や防衛省の要請にかかわらず相次いでいることについてそれぞれレクを受けました。
夕方の新幹線で京都へ。金曜に夕方にもかかわらず、東京駅はすいていました。不必要な外出や移動は避けなければいけませんが、国民生活や経済への影響が心配です。だからこそ、しっかり予算を計上するべきです。
20日は京都を出て議員会館で若干の仕事をした後、台風19号被害調査のための前泊で長野県佐久市へ。21日は終日、佐久市と佐久穂町を長瀬県書記長、藤岡前県議、市・町議の皆さんらと被害現場を回り、佐久穂町では佐々木勝町長をお見舞いし、被害状況などをお聞き しました。
氾濫や決壊は千曲川の支流に広がり、倒壊した住宅、崩壊した護岸、流された橋、泥に埋まった農地など、被害の全容があきらかになるにつれ、深刻さを増しています。護岸が崩れたヵ所などは県や自衛隊による応急復旧工事が急ピッチで進められていましたが、多くの場所はこれから。
泥に埋まった住宅では、ボランティアの皆さんも駆けつけて泥だし作業も行われていました。被災住民の方にお話しを聞いても、どうなるのか先が見えず、茫然としながら、とにかく片付けているという状況でした。
被害の規模、実態に合わせ、これまでの切り拓いてきた制度を積極的かつ柔軟に活用させると共に、これまでの枠を超えた国の支援が必要だと改めて痛感しました。
途中、雨がばらつくことも。台風21号による大雨が心配です。
佐久市では内藤祐子、小林松子、柳沢眞生市議、佐久穂町では高見沢研二、須田良子町議とご一緒しました。