午後に開かれた国葬問題の野党ヒアリングに出席。国葬にかかる経費の総額や国民への弔意の強制について政府の見解をただしました。警備費等を含めた経費の総額について政府は「警護を要する要人の数が固まっていない」として回答せず。野党から、いつ人数が固まるのか、総額の概数を示すべきだとの指摘が出されました。
また、自治体や教育委員会が独自判断で学校への黙とう依頼をしているケースも示され「学校への依頼をしないよう通知を出すべきだ」との意見が出されました。政府からは「一人一人に喪に服することを求めるものでないという趣旨を説明していく」と答えるにとどまりました。
今朝のしんぶん「赤旗」から、浅尾大輔さんの新しい連載小説「立春大吉」が始まりました。愛知県のある町が舞台ですが、豊栄町で進められてきた住民と日本共産党による地域医療を守る運動が題材です。楽しみです。
午後からの議員団会議i合わせて、八月豪雨対策本部(小池本部長)の会議を行いました。各地での調査の報告が行われ、私からも新潟県北部での調査について報告しました。今日、組閣が行われ新しい災害担当大臣が任命されたところですが、調査や自治体からの要望を踏まえて申し入れを行うことを確認しました。
議員団会議では笠井亮議員から、NPT再検討会議の報告を聞きました。私は2005年、2010年と同会議に参加し、10年の時は志位さんや笠井さんとご一緒でした。笠井さんはさらに先日の核兵器禁止条約の締約国会議にも参加されました。
それを踏まえて、今回の会議が「これまでと状況が一変していた」という笠井さんの生の報告は実に聞きごたえがありました。締約国会議の成功を再検討会議の前身につなげたいという流れが広がるとともに、国連本会議場でのNGOセッションのトップ発言が日本原水協であり、笠井さんも日本共産党の国会議員として初めて本会議場で発言するなど、市民社会と日本原水協の国際的地位の高まりを実感したとのこと。素晴らしい。
午前中は、外交防衛委員会から内閣委員会に所属が変わったことに伴い、新しい秘書の皆さんと共に内閣委員会調査室にレクをお願いしました。改めめて内閣委員会はが所管する分野の広さを実感しました。これまで取り組んだことのない分野も少なくありません。この間の国会論戦の経緯など、秋以降の論戦に備えて、この夏、しっかり勉強しなければなりません。
今日、岸田総理は内閣改造を行いました。当初9月初めといわれていましたが、国葬や統一協会問題で内閣支持率が急落する中で前倒しで行われました。統一協会との関係が明らかになっていた7人の閣僚を外すなど「閣僚ロンダリング」とも指摘されていましたが、何のことはない、新しい内閣でも7人が関係しているとが直ちに明らかに。小池書記局長は会見で「統一教会隠し失敗内閣」と指摘しました。
夕方の新幹線で京都へ。