富山では県知事選が 10日に告示され、日本共産党は「明るい富山県政をみんなでつくる会」百塚さんを推薦しています。告示後は総選挙勝利への党の音の宣伝などはできなくなるので、9日までに一気に広げなければ。
まず河原田小の避難所へ。地震で金沢市に2百日間二次避難し、8月半ばに入れた仮設住宅が浸水して避難された方が。「半分あきらめの気持ち」と話されながら、仮設がどうなるかなど情報が届かないと憤りの声。
その仮設住宅に行き、避難所から戻って泥出しや片付けをされている方からお話。二次避難された場所は洗濯や買い物が遠くて交通費が大変だったとのこと。やっと仮設に入れたのにまた避難。「笑うしかない」とも。
輪島市を15時過ぎに出て東京着は21時20分。議員宿舎に戻り、今日最終回の「虎に翼」をNHK+で見ています。お酒は、輪島市の朝市通りのすぐ近くの酒屋さんで買った、震災のがれきの中から掘り出したという日本酒。美味。虎に翼も素晴らしかった。
この日に先立ち24日、インドネシア、シエラレオネ、ソロモン諸島が条約を批准し、署名国は94 、批准国は73か国になりました。インドネシアは人口世界4位の約2億7,000万人の人口を有する国です。人口では、これまでで最大の 核兵器禁止条約 締約国となりました。
今日は「命を守る総行動」が取り組まれ、日比谷音楽堂で集会が開かれました。参加された愛知保険医協会、富山県医労連の皆さんが来訪され、要請書を受け取り懇談。
午後には、全日本ろうあ連盟の久松事務局長と吉良議員と一緒に懇談。大深度地下法の廃止法案について、東京外環道、リニア、京都の北陸新幹線延伸問題に取り組んでる皆さんとZOOMで意見交換会。貴重なご意見や提案をいただきました。
終了後、明日の能登半島地震・大雨被害の調査のため金沢へ。
藤野さんは被災者の皆さんの深刻な実態と声を紹介。避難所の劣悪な生活環境や食事がパンだけなど震災直後と同様の事態が起きていると強調し、早急な改善への支援を強く求めました。
各省庁から「自治体からの報告や要請を受けて・・・」という言葉が繰り返されました。それに対し、住民は復旧途上の連続災害に絶望感を持ち、地方自治体も疲弊している中で、国が積極的にニーズをつかなであらゆる支援を行う姿勢を示し、直ちに行って住民に希望を示すことが必要だと強調しました。
党国会議員団の能登半島豪雨被害対策本部を開催。今日、輪島市に入った藤野前衆院議員、佐藤県議、鐙輪島市議とオンラインでつないで被害の状況と課題を聞きました。
震災後、やっと入れた仮設住宅が被害にあって避難されている方など被災者の悲痛な声。そして避難所では毛布しかない、食事はパンや、ごはんにふりかけだけという事態も。震災直後と同じことを繰り返しており、いったい何を教訓にしているのかという憤りの声も。政府に伝えて対策を求めるとともに、引き続き現地と連携を密にしていきます。
続いて本村議員と共に新潟県などで広がる消費者被害についてのレク。ジャパンエアリソートインターナショナルによるリゾート会員権をめぐる詐欺被害で、新潟県だけでも1600人超、100億円の被害が起きています。被害者からの相談を受けて告訴を準備している代々木総合法律事務所の弁護士も同席して、警察庁、経産省、金融庁、法務省から説明を聞き、厳正な対処を求めました。
その後四党国対、議員班会、議員団会議、ジェンダー平等問題での打ち合わせなど、あわただしい1日に。
輪島市門前町で鐙市議と合流。現地ボランティアの方のお宅で仮設住宅での行政の支援をめぐるさまざまな問題をたっぷり聞かせていただきました。地方行革で人数が削られ市の職員の皆さんは対応に苦労されていますが、だからこそ、こうした皆さんの知恵と力をもっと生かすべきだと痛感しました。
途中で激しい雨が降り始めましたが、崩落した内部を補修して使用を続けているトンネルを視察。続いて介護施設を訪問し、職員も被災し人手の確保が大変な中での施設の運営への支援や福祉仮設の要望度をお聞きしました。
最後に穴水町の「ふるさと回帰型仮設住宅」を訪問。木造の戸建てタイプで、入居期間が過ぎたあとも公営住宅として住み続けることが可能です。七月に県内で初めて完成したばかり。大きな被害を受けた集落のすぐそばに作られ、避難していた金沢市内のみなし仮設から戻って入居された方からお話を聞きました。
昨日に続いて今日の午前中は歯医者。参院の第二別館にある診療所で、定期チェックとお掃除。最近、左下の奥歯が少ししみるのがきになっていたのですが、虫歯になっており、来週治療を受けることになりました
午後は資料整理。なかなか終わりません。国土交通委員会の災害復旧の担当者がこられ説明を受けました。先日の国道交通委員会の能登半島地震の視察の際に、輪島市長から受け取った要望書の中で、損害を受けた市道の応急補修についての支援の強化の要望が出されていたことへの回答。制度を柔軟に適用して、支援を強化する旨のお話がありました。
能登半島地震の被災者救援共同センターの責任者を務める藤野さんは被災者の生の声を紹介しながら復興の遅れをもたらしている政治の問題点を鋭く指摘し、転換を呼びかけました。
私は、「震災復興は長期間かかる。藤野さんを再び国会に押し上げて、現場の実態や皆さんの声を直接大臣に届けて実現を迫らさせてほしい」と訴えました。
その後、党石川県委員会で佐藤県議や秋元県委員長、被災者支援共同センターのメンバーらと、今後の震災復興支援の取り組みについて意見交換しました。
終了後、明日の東海ブロックいっせい宣伝のために豊橋市まで移動。ホテル入りは22時過ぎでした。

続いて珠洲市へ。途中、のと里山海道の横田IC付近の崩落箇所の工事現場の視察。ここを含め応急復旧が進み、昨日から、能登大橋付近を除き、片側交互運行から対面通行になりました。さらに本格復旧を進めるためにも作業員の宿舎の確保など必要です。

市役所に向かう途中、海岸線の国道の復旧状況や海底の隆起の状況も視察。輪島港では隆起した改定の掘削工事の現場を視察し、状況の説明を受けました。さらに、焼け野原になった朝市通り周辺の視察。焼け跡のがれき撤去は少し進んでましたが、まだこれから。
改めて様々な課題が浮き彫りになった視察でした。終了後、明日の北陸信越ブロック一斉宣伝のために福井市に移動。