石川県の馳浩知事が田村智子委員長事務所を訪れ、能登半島地震に関する「要望書」を手渡して懇談。私も同席しました。
馳知事はこの間の共産党の取り組みに謝意を示し、仮設住宅への入居状況や、倒壊した家屋の解体・撤去作業の見通しなどを報告し、5月中にも県の「復興プラン(仮称)」を取りまとめたいとされました。
田村氏は、「超党派はもちろん、国を挙げて復興・復旧を支援していかなければならない」と発言。「自宅で暮らす方への食料配布が止まるなど、悲痛な声が寄せられている」として、「復興に向けた街づくりと同時に、取り残されている被災者に『生きることを支えていくよ』というメッセージを伝えていくことが求められている」と強調しました。
私は「故郷に帰りたいと思っているみなさんが戻れる条件を整えることが何よりも優先されるべきだ」と伝えました。
午前中は内閣府から共生社会の実現と同姓パートナーの権利保障についてヒアリング。その後、明日の内閣委員会の質問を仕上げて通告。夕方は議員団会議でした。
国会周辺の桜も満開。お昼に、散策しました。
午前中は先週金曜日の政府の能登半島地震復旧・復興支援本部で決められた液状化被害と医療・高齢者施設への支援強化について政府から聞き取り。自治体が宅地や隣接する道路などを一体として液状化対策をする場合の国の補助率を4分の1から2分の1に引き上げます。
被災者が液状化で傾斜した住宅の修復を行う費用は、最大120万円補助するこれまでの住宅耐震支援の制度を活用できることを明確にしました。面的な液状化対策は地域での合意に一定の時間がかかることもあり、傾いた住宅のジャッキアップなどの対策を個別に進められる支援策を予算委で求め来ました。それに沿うものではありますが、120万円をおおきくうわまわるケースも聞いており、さらに拡充が必要です。
午後には韓国の元徴用工訴訟の原告・遺族、弁護団の皆さんと小池書記局長とともに懇談。16時過ぎから予算委集中質疑の紙智子議員の質問を応援傍聴。その後、参院の四党の国対委員長会談。予算委最終盤の対応や政倫審について協議しました。続いて議員団会議でした。