第三次補正予算案の予算委質疑二日目、日本共産党から笠井、宮本両議員が質問に立ちました。野党共同で抜本的な組み替え動議を出し、藤野議員が組み替えに賛成、原案に反対の討論に立ちましたが与党が多数で組み替え動議を否決し、原案を多数で可決しました。
予算委で笠井議員は「自粛と補償はセットで、給付金の第二弾を」と迫り、宮本議員は感染対策に新たな罰則を科すことをやめよと迫りました。
しめくくり総括の後、立憲民主党と日本共産党で抜本的組み替えの動議を提出。独自の動議を提出した国民民主党も賛成しましたが、与党などの反対多数で否決され、与党案が賛成多数で可決しました。
立憲と日本共産党による共同の組み替え動議は、GOTOトラベルへの予算や防衛装備品の支払いの前倒し経費など不必要なものを削除したうえで、以下の追加歳出を盛り込みました。
〇医療機関への減収補填、検査強化、医療・介護・福祉・保育従事者への慰労金―4・5兆円
〇生活困窮者支援、学費半額補助―3・4兆円
〇持続化給付金再開など事業者支援―7・5兆円
〇地方自治体支援―2・5兆円
〇GoToなど削減―▲6兆円
野党でここまで抜本的な組み替え動議を提出したのは画期的。この間の共同の積み重ねと進化によるものです。
さあ、明日から参院予算委が始まります。
党富山県委員会による各自治体の地方議員の豪雪対策ZOOM会議に国会から参加しました。
火爪県議が県全体の被害状況や県の行っている対策や問題点について報告。続いて、各市町村の議員の皆さんから道路の除雪の遅れから、孤立集落の問題、農業ハウスの倒壊や農産物の被害など現場の生の実態や課題がそれぞれから報告があり、大変参考になりました。
明日、コロナ感染対策をしっかりとりながら、藤野衆院議員とともに富山県入りし、農業被害を中心に現場を視察し、お話を伺います。
今日は衆院予算委の理事懇でコロナ対策の予備費の執行について政府から報告があり、藤野、山添議員がそれぞれ出席しました。3週間前の予備費で新設された病床確保支援金2693億円について、申請が21件、給付が5件、給付額が2億5千万円にとどまるとの答弁。「3週間で届く」と言っていたのにわずか5件、予算額の1000分の1に過ぎないことが明らかにされました。
個別の「病床」を対象にしたスキームは破綻。病院経営そのものを支援すべき。第三次補正予算も緊急事態宣言は前提となっておらず、抜本的に組み替えるべきです。
議員会館で、「指定都市行財政問題懇談会」と世界連邦日本国会委員会の「国連創設75周年記念平和フォーラム」に参加しました。懇談会では、政令都市市長会・議長会としての要望をお聞きし、参加した政令指定都市の日本共産党の13人の市議から出された、コロナ対策や子育て、少人数学級など各政令市の課題や要望について意見交換しました。
今回は京都市議団が幹事で、井上けんじ京都市議が司会を務めました。大阪市議団からは山中智子団長が参加され、住民投票で大阪市を守った報告には大きな拍手が寄せられました。
議員会館で開かれた世界連邦日本国会委員会のフォーラムには笠井亮衆院議員と共に出席。マローン国連事務次長・国連大学学長の講演がありました。 先日、ご遺族と懇談した湯川秀樹博士と妻スミさんが核廃絶と世界連邦の実現に献身されたことに思いをはせながらの参加でした。
朝8:15からの国対会議で始まり、上記の会合やRCEPについての外務省からの説明、同意人事や法案審査の打ち合わせなどやりながら、明日の外交防衛委員会の質問原稿を仕上げて午後に通告。核兵器禁止条約と日本が国連に提出した核軍縮決議についてただします。バタバタした一日でした。
在日米軍が基地毎のコロナ感染者数をやっと公表しました。これまで、米軍は各基地の感染者数を一般向けに公表しない方針で、日本政府も米軍に配慮して人数を把握しながら公表してきませんでした。しかし、関係自治体や住民からの批判が広がる中、今日、在日米軍のホームページに公表されました。7/16現在で140人となっています。
河野防衛相は17日の会見では、「沖縄のような例外的な所をのぞき公表するつもりはない」としていましたが、今日の会見では一転、「地元の不安を払拭するということで在日米軍も頑張っている」と述べました。米軍方針に追随するだけの情けない態度。
今日は午前中は国対の会議。午後は、雑誌『議会と自治体』のイージス・アショア問題での原稿執筆など。16時から議員団会議。今日行われたコロナの与野党の協議会の報告が田村政策委員長からありました。
安倍総理が国会閉会後、これだけ感染が拡大しているのに、一か月も閉会中審査だけでなく記者会見すら行っていないことが問題になっていますが、政府の新型コロナウィルス対策本部も6/18に開かれて以降、持ち回りで二回開かれましたが、会議は行われていません。GoToキャンペーンの前倒し実施も本部で議論されたわけではないのです。
全国の感染状況も都道府県の発表をホームページで足し合わせて出しているとのこと。これでは各地の感染拡大の実態をきちんとつかむことはできません。西村大臣はそんな状況で記者会見をしていることに驚き、呆れ、怒りがわいてきます。
やはり総理出席の集中審議でこれらの問題を徹底議論することが不可欠です。
今日、7月17日は祇園祭りの山鉾巡行の日。今年はコロナ禍のために巡行は中止となり、鉾立も行われませんでした。運転免許の更新の帰りに四条通を歩きましたが、山鉾が並び、祇園ばやしが鳴り響く通りのいつもの姿はなく寂しい限りです。
代わりに、四条通にある200 年以上続く「京人形 田中彌」さんのお店に飾ってある山鉾巡行の人形をパチリ。
運転免許を持っていても、長いこと車の運転はしていません。ミニバイクは乗ってましたが、今年春に処分しました。ゴールド免許なら、不便な運転免許試験場までいかなくても京都駅前の更新センターで可能になったのですが、何年か前にバイクでいったん停止違反だとして切符を切られてしまい、試験場まで今、1時間の講習も受けました。
たくさんの方が来られていますが、「三密」を避けるために、並んだ時の距離をとるための誘導を行ったり、講習も部屋の定数の三分の一程度でやったり、職員の皆さんも大変そうでした。更新が終わってスマホでニューすを見ると、京都の東京のコロナ新規感染者は293人。PCRが増えているからだという声もありますが、陽性率もあがつているのですから、市中感染が相当広がっている可能性があります。
朝起きてパソコンを立ち上げると、ボツアナが核兵器禁止条約を批准したという嬉しいニュースが。これで40ヵ国で、発効まであと10ヵ国。いよいよカウントダウンです。午後には予算委員会の閉会中審査の山添議員の質問を応援傍聴。いつもながら、無駄な言葉がなく的確な質問です。
東京での新規感染者が286人と過去最高を大幅に更新し、感染拡大への危惧が広がる中での質疑。熊本の豪雨災害の現地に行ってつかんできた旅館や観光関連業者の生の声を示しながら「Gotoどころではない。こうした被災者への直接支援こそ」と迫ると野党席から「そうだ」の声があがりました。
委員会後、総理と会談した赤羽国交大臣がGotoキャンペーンについて全国一斉に実施するのではなく、東京発着の旅行は対象外にする意向を明らかにしました。国民の声や野党の提起に一定応じざるを得なくなったものですが、野党はキャンペーン自身の22日からの実施の延期を求めています。
モザンビークでJICAがODAとして進めているプロサバンナ事業について、先日の質問主意書への答弁書の内容に関して、外務省・JICAからレクを受けました。