能登地震の問題で災害対策特別委員会が明日の午後に開かれることになり、私が質問バッターに。先日の輪島塗商工協同組合を訪問して理事長さんからお聞きした要望などを中心に質問します。火曜日に政府レクで説明を受けましたが、さらに今日、具体的に内容を確認し、鐙輪島市議の意見も聞いて通告を終えました。昼前には愛知県保険医協会の代表が来訪され要請書を受け取り懇談。
夕方には自民党から、裏金を巡って多数の議員が政治資金収支報告書を訂正に至った問題についての議員からの聴き取り調査の報告書が野党に提示されました。聴き取りに参加した弁護士が自民党に提出したものですが、もっぱら、「秘書任せ」「不適切な業務」の問題とされており、収支報告書を偽装した犯罪行為が組織的・系統的に行われてきたことへの切り込みが全くありません。これではだめだ。
能登地震の「被災者の生活と生業支援のためのパッケージ」について党対策本部として政府からレクを受けました。「生活の再建」「生業の再建」「災害復旧等」の三つの柱。
参加した各議員から、 ▽輪島塗など被害は深刻であり過去の災害支援の枠を超えた追加支援を行うこと。▽二次避難者支援、仮設住宅の早期建設を行い、観光支援を優先して二次避難者に退去を求める事態にならないようにすること。▽水道復旧で仮復旧工事をしたら本復旧で支援が受けられるのかという不安が地方自治体にある。責任をもって支援することを明確にすること――などを求めました。

午後には参院与野党国対委員長会談が開かれました。「政治とカネ」で各党から発言があり、私は裏金関与議員のリストを提出し、それぞれの議員から使途を説明させるべきと要求。石井・自民国対委員長は参院幹事長が各議員と面談を行っており、五日までにリストを示したいとのべました。
その後、本会議が開かれた岸田総理の姿勢方針演説など政府四演説が行われました。
京都を朝出て国会へ。午後から内閣部会で来年度予算案のレクを受けました。内閣府と内閣官房に関わる予算案と定員について説明を受け質疑応答。
男女共同参画局からのレクの際、能登半島地震への対応や全国の市町村の六割で防災部局に女性がいない問題について質問。 男女共同参画の視点での災害対応が重要であり、発災後、職員を石川県に派遣しているとの回答。避難所での女性の置かれた深刻な事態の早期改善を求めました。
衆参で災害対策特別委の理事懇談会が開かれ、能登半島地震で政府から説明を聞き質疑応答が行われました。私は拠点には物資は届き始めているが避難所では不足し、パンなどの提供にとどまっていること、自主避難所や自宅に避難中の住民が指定避難所に食料などを受け取りに行ったら断られた例があるとして、配送のための人的配置も含め善処を求めました。
政府担当者は「指定避難所以外の避難者も物資支援の対象であることを現場に徹底した」と説明。これまで保存が利くパンなどが中心だったが、コンビニ等の協力を得ておにぎりや温かい食事も順次届けたいと応じました
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また、宿泊施設や住宅の借り上げによる二次避難所について、全体で2万6000人もの避難者が存在するもとで、必要十分な二次避難所を設けるよう要求。困難な状況にある被災者ほど必要な情報が届かず、二次避難所への移動も困難だとして、情報提供や移動手段の提供などを求めました。政府担当者は、いずれも対処する姿勢を示しました。
さらに、被災地の医療施設や福祉施設には物資を届けるだけでは維持できない限界状態の施設もあり、石川県内外の他の施設への入所者全体の移送が必要だとの指摘がDMAT(災害派遣医療チーム)の責任者から寄せられているとして、移送先の確保などを要請。厚生労働省担当者は「検討している」と説明しました。

終了後、京都へ。2/4投票の京都市長選挙勝利を目指して昨夜開かれた「京都に福をよぶつどい」に倉林、穀田両議員と参加。
日本共産党、れいわ、社民党、新社会党、無所属の代表や議員が挨拶に立ち、日本共産党から倉林議員が全力でたたかう決意を表明しました。
教育や保育、医療などの各分野や11の行政区から切実な要求と市政を変える願いが熱く語られ、それにこたえる福山和人さんの人柄と政策、熱い訴えで「よし勝つぞ!」と2500人の参加者が一つになりました。
京都総評の新春旗開きに参加。冒頭、梶川議長は能登半島震災で救命活動にあたる消防署員や避難民対策にあたる自治体職員に触れ、「あらためて『公共』の重要性が浮き彫りになった」と強調し住民の命と暮らしをまもる市政への転換を呼びかけ。あいさつに立った福山和人京都市長選予定候補も決意を述べました。
国会では、能登半島地震の対応をめぐり、与野党6党の党首会談が行われました。席上、志位和夫委員長は「現瞬間は被災した方々の救命・救援に全力をあげるべき瞬間だ」「政治が被災者の苦しみに寄り添った、血の通った対応に全力をあげるべきだ」と強調。
岸田文雄首相(自民党総裁)に、非常に深刻な状況にある避難所の緊急の改善、安心して休める住まいの確保、孤立地区の一刻も早い物資輸送、医療機関と介護施設に対する緊急支援、通信手段の確保のための、移動式の携帯基地局や電源の確保、原発トラブルに関する詳細な情報を公開――などを求めました。することを求める」としました。
刻一刻と状況と要求が変化するもとで午前中は、党首会談に向けて佐藤県議や秋元県委員長と連絡を取り合いました。