午前中の本会議で、米豪英との「物品役務相互提供協定(ACSA)」について安倍総理に質問しました。違憲の戦争法で米軍へ弾薬の補給や武器の輸送などの兵站を大幅に拡大したことに伴う改定であり、到底容認できないと強調。何時でも、どこでも、米国の戦争に兵站支援の体制を作るものだと批判しました。
さらに、自民党の部会が総理に提出した敵基地攻撃能力保有の検討を求める提言について「これまでの政府の専守防衛の建前さえも崩し、公然と他国に攻め込む能力を持とうとするものであり、到底許されない」と批判。総理は「想定しない」としつつ「様々な検討を行うことは当然だ」と述べました。この部分はNHKニュースで報道されました。
午後には外防委の理事懇。ACSAについて来週の委員会から審議入りすることを確認。その後、参院改革協議会が開かれ、各会派から協議のテーマについて提案がありました。
私は、審議の充実のための時間の確保や請願審査の改善、民主的運営の確保、民意を正確に反映し、一票の格差を是正する選挙制度改革等について提案しました。
午前中の外交防衛委員会で核兵器禁止条約を取り上げました。同会議に反対した日本政府に対し、被爆者の「心が裂ける思い」「自国に裏切られた」との声をどう受け止めるのか岸田外相に質問。
禁止条約が「核保有国と非保有国との分断を広げる」として政府が反対していることについて、NPT会議での全会一致での核廃絶への誓約を守らず分裂を広げているのは核保有国だと指摘。「核廃廃絶に背を向ける核保有大国に禁止条約への協力を迫ることこそが唯一の戦争被爆国政府の責任だと強く求めました。
午後は明日の総理に対する本会議質問準備。戦争法と一体で、米国、豪州、英国の軍隊の兵站支援を拡大するための協定、ACSAの質疑です。昼過ぎに原案を関係者に送り、様々な意見をいただいて仕上げ19時ごろに通告終了。
午前中は本会議で給付制奨学金の法案の質疑。日本共産党から吉良議員が質問に立ち、規模、内容、財源など「誰でも経済的条件にかかわらず高等教育を受けられる」ものに程遠いと指摘し、ホンモノの奨学金を求めました。
昼休みに外防委の理事懇。明日の質疑を決めました。午後はテレビ論戦対策会議のあと、国連核兵器禁止条約交渉会議への対応について外務省から聞き取り。夕方に明日の質問を通告し、さらに明後日の本会議での日米ACSA等の質問準備と続きました。
17:30から開かれた参院本会議で来年度予算案が与党の賛成多数で成立。午前中は予算委の集中審議で仁比議員が共謀罪で、午後の締めくくり質疑では辰巳議員が森友問題で質問に立ちました。
政治への信頼の土台を崩す森友問題の真相解明で予算委員会の相当の時間を使わざるを得なかった予算審議。30日で自然成立という制約の中、真相解明も幕が開いたばかりであり、本来予算審議で質すべき中身もたくさん残っています。
今後も予算の集中審議を求めるとともに、各委員会での徹底質疑を進めていきます。
いよいよ今日から国連で始まる核兵器禁止条約締結の交渉の会議。国会内で「核兵器無くそう! 3.27大集会」が開かれ、多くの被爆者の皆さんも参加しました。日本共産党から大平、本村、斎藤議員が参加し、私が代表して挨拶。
会議成功のために国連を訪問中の志位委員長、笠井政策委員長の活動や、国連会議に対する日本共産党の要請文章の内容も紹介しながら、国連会議を成功させ禁止条約の早期締結をと呼びかけました。民進党は初鹿議員が挨拶。
明日は20:00からのBSフジのプライムニュースに出演します。後半国会について各党代表と討論します。
参議院、衆議院の予算委員会でそれぞれ森友学園の籠池理事長の証人喚問が行われ、騒然とした一日になりました。
10時から参院での喚問。次々と新しい内容の証言が出てきました。日本共産党からは小池議員が質問。籠池氏が自民や維新の政治家の名前を挙げた時は、どよめきが起きました。
午後の衆院での喚問も併せて、疑惑は一層深まりました。首相夫人をはじめさらに証人喚問が必要です。
午後は外防委の一般質疑。南スーダンPKOの日報隠蔽に関して、防衛省や官僚が特別防衛監察」を理由に答弁を拒否していることについて、防衛観察に関する訓令に国会答弁を拒否できる根拠はないことを指摘し、「特別防衛観察」を隠れ蓑にした自らの延命は許されないと追及しました。
さらに安保法制質疑で仁比議員が暴露した自衛隊統幕長の訪米記録の内部資料に関して質問。防衛省は「同一のものは無い」と答弁しながら、内部では情報漏えいとして捜査し、現職の自衛隊員が濡れ衣で人権侵害受けたと17日に埼玉地裁に提訴しました。
「無いはずものがなぜ情報漏えいの捜査対象になるのか」との質問に防衛省は逃げるのみ。しかも、仁比質問の翌日に秘密指定し、省内OAから同一・類似文書の削除を命じたことが、現役自衛官の訴状で明らかに。
国会では無いといいながら内部で廃棄するのは日報問題と同じ組織的隠蔽だと追及しました。
今日、参院の各常任委員会でいっせいに予算案の委嘱審査が行われました。外交防衛委員会で、軍事研究を行わないという過去の声明を継承するとした日本学術会議の新声明案について質問。
同声明案が大学等に軍事研究資金を出す防衛省の制度を「学術の健全な発展という見地から問題が多い」と断じたことを示し、稲田防衛相に「重く受け止めよ。防衛省資金はやめ、基礎研究予算の増額を」と迫りました。
明日も質問。午後からF35戦闘機の問題、防衛省の資料隠ぺい問題について連続レク。19時頃通告しました。
明日は注目の籠池氏の証人喚問です。午前中は参院予算委での喚問を傍聴。午後2時から外防委で質問。
午前中はODA特別委の予
算委嘱審査で質問。モザンビークでのODA、プロサバンナ事業について質問。
午後は外防委で質問し、稲田大臣の教育勅語礼賛発言を追及。その中で示したのが、2012年に大臣が靖国神社で行った驚くべき講演。
「憲法を舐めるように勉強し、牛乳瓶のふたのようなメガネをかけた裁判官がいっぱいいる。視野狭窄になってしまい...(法曹界には)今の憲法が正しいと信じている憲法教という信仰宗教がはびこっている」というもの。
裁判官が憲法に基づいて職務を行うことを揶揄。こういう裁判官が間違った判決を書くとも述べています。これでは、司法が成り立たなくなります。憲法尊重擁護義務を持つ大臣の資格無いとして辞任を求めました。
今週は質問ラッシュ。明日は午前中はODA特別委の予算委嘱審査、午後は外防委で米軍再編特措法の質疑、明後日は外防委で予算委嘱審査が決まっています。さらに翌日は外防委一般質疑の予定で、計4回の質問。
ということで今日は議員会館で準備。休日の会館はとても静かで電話もなく、はかどります。
そのさなかに、上原ゆみ子京都府議の突然の訃報が届きました。信じられません。あの笑顔が二度と見られないとは。無念です。合掌
さらに、被爆者の医師として核兵器廃絶や原発事故の放射能被害の問題で奮闘されていた肥田舜太郎先生の訃報も。残念です。合掌
10時から本会議。雇用保険法の趣旨説明質疑でした。午後の予算委員会で23日の籠池氏の証人喚問が議決されました。同日の午前が参院、午後が衆院での喚問となります。偽証が許されない喚問で、国民の求める真実究明の第一歩にしなくては。
午後は質問準備。火曜日の午前中はOSA特別委で「プロサバンナ事業」について、午後は外交防衛委員会で一連の問題で問われる稲田防衛相の大臣としての資格について質します。
19時までに質問通告が終わりました。
激動の一日でした。昨夜のNHKニュースで、南スーダンPKOの日報データが陸自に存在していたが、それを隠していたことが判明。朝刊もいっせいに報道し、今日の衆院安保委で厳しい質問が続きました。
稲田防衛相は、検事ら第三者が加わる特別監察を実施することを表明。夜のニュースでは陸自に存在していたことは陸幕長にも報告されていたこと、隠ぺいの指示は統幕の幹部だったと報じられています。徹底した真相解明を! 稲田大臣は辞任を!
一方、参院予算委は森友問題で現地視察。財務局や大阪府を訪れた後、小学校の建設現場へ。その場に出てきた籠池理事長が小学校建設にあたり、夫人を通じて安倍首相から100万円の寄付があったとの爆弾証言!
さらに、野党四党の代表が急遽大阪に行き籠池氏と面談。籠池氏は、全て国会で語りたいと述べました。この後、事態は急展開、23日に衆参の予算委員会で籠池氏の証人喚問を行うことで自民・民進間の国対で合意。注目の喚問になります。
来週は火曜から木曜日まで三日間で四回の質問に立つ予定。今日は、衆院の質疑を院内テレビで見ながら、質問準備。モザンビークで実施しているODA、プロサバンナ事業について外務省からレクを受けました。