衆院の内閣委員会が朝から開かれ、検察庁法改悪案の質疑。検事長らを勤務延長させる際、濫用にならない基準を示すよう求められた武田大臣は「法律の施行までに、法務省が決める」と答えられず、審議は中断。休憩に入ったまま、その後の審議は再開されませんでした。
14時から野党4党の党首会談が開かれ、検察庁法改案案について「撤回を求めていく」ことで一致しました。それに先立つ13時から参院野党国対委員長会談が開かれ、衆院で検察庁法改悪を与党が衆院での週内にも強行する姿勢を示している下で今後の参院での対応を協議しました。
15時からは、Zoomを使ってFoE JAPAN主催の「オンラインセミナー:インドネシアの電力開発事情と日本の石炭火力輸出案件」に参加。
現地NGOのWALHI(インドネシア環境環境フォーラム) 、WALHI西ジャワのそれぞれからの参加もあり、石炭火力発電計画で起きている被害や、インドネシア政府の石炭火発推進や日本の公的支援の問題点など詳しい報告を受けて、質疑応答。
海外の人とリアルタイムで議論できるのは、とても意義があります。この二週間くらいで、オンラインによる取り組みに参加する機会がぐつと増えましたが、さらに有効に活用すれぱ、大きな力になるとあたらめて痛感しました。
今日は、時から参院本会議で「スーパーシティ構想」などの法案の審議があり、田村智子議員が質問に立ちました。午後は決算委員会の省庁別審査。山添議員と武田議員がコロナ対策の拡充を迫りました。
今日は決算委員会の総括質疑。全閣僚出席、テレビ入りで行われ、日本共産党の大門議員の質問を応援傍聴。コロナ対策で、消費税減税、「自粛と補償はセット」、中小企業対策など現場の実態やイギリス、ドイツの対策、過去の経済対策を示しながらの説得力ある質問に与党席や閣僚席でもうなづきながら聞く姿も。
昨日から、全国的なコロナ感染拡大の下での国会審議の持ち方について野党国対委員長会談が断続的に開いて意見交換。与党との協議も踏まえ、今日の委員会はいつもより大幅に席の間隔をあけるなど配慮して行いました。明日以降の各委員会もできるだけ広い委員会室を使って間隔を広く取るようにします。
午前中に、日本がODAで支援しているバングラデシュのマタバリ石炭火力発電所建設について、フェーズ2事業への公的支援を行わないよう求めて運動をしているNGOの皆さんからお話を聞きました。
マタバリではすでに日本の公的支援でフェーズ1事業が行われています。NGOの皆さんから、今日出された要請書に基づき、新規の火力発電はパリ協定の長期目標と整合性がないこと、コスト高であり日本の輸出四要件を満たしていないこと、フェーズ1事業で深刻な環境社会影響が起きていることなどの説明を受けて懇談。
先日もNGOの皆さんと連絡を取りながら、ODA特別委員会で石炭火力発電の輸出問題やインドネシアでの石炭火発建設問題をとりあげたところです。今後も様々な形で取り上げていきます。
今日の予算委で岩渕議員が関電幹部の金品受領問題での第三者委員会の報告書について冒頭で質問しました。
昨年の臨時国会の予算委での「原発マネーの還流だ」という私の質問に、経産大臣は「原資は明らかでない」「第三者委員会で徹底究明し、厳正に対処」と答弁していました。これに対し、第三者委員会の報告書は原発工事などの代金が役員らに還流していたとし、「原発マネー」の還流を認定しました。
さらに昨年の質問では、福島原発事故以降の再稼働のための安全対策工事が膨れ上がる中、金品の受領も急増したと指摘しましたが、第三者委報告も同様の事実を認定しています。まさに私たちの指摘通りです。
これは一企業の問題ではありません。原発推進、再稼働という国策の中で、電気料金など国民の税金が還流しているのです。国の責任で全国の調査を行い、国会での原発利権の徹底解明が必要です。
朝から、明日の外交防衛委員会の質問準備。お昼には理事懇が開かれ、明日のタイムテーブルなど確認し、15:30に通告。日本のジェンダーギャップ指数が世界で121位にまで低下している中、女性差別撤廃条約と同選択議定書の問題で質問します。 12:10から15分間。参議院のHPからネット中継でご覧あれ。
午後から国会に衝撃が走りました。明日発売される『週刊文春』に森友事件で自殺した財務省職員が残していた「手記」が掲載されます。「すべて佐川局長の指示です」として長文の手記のコピーが国会内に出回り、怒りの声が広がっています。亡くなった職員の妻が明日、国を提訴するとのこと。国会でも徹底追及が必要です。
静岡四区補選の野党統一候補で合意。国会で15時から5党・会派、市民連合と田中候補の政策調印が行われました。立候補を表明していた日本共産党の島津前衆院議員は立候補を取りやめ、統一候補勝利に全力を挙げます。
8:30から予算委。福島の被害について岩渕友議員がTV入りの初質問で政府に迫りました。私の質問は16時過ぎからでしたが、関電の原発マネー問題について、森本元助役の関連会社から自民党に政治献金が渡ってることを示したパネルに自民党がクレーム。よほど、後ろめたいようです。
質問が始まる直前までやり取りが続きましたが、パネルの使用は全会派の合意が必要なため、残念ながら半分くらいを紙貼って覆ったパネルを使用せざるを得ませんでした。
まずは災害対策で2度目の質問。被災地での医療費の自己負担の減免を強くもとなど求め、前向きの答弁を得ました。
続いて原発マネー問題。再稼働のための原発の安全対策工事費の見込み額が膨れ上がるにつれて、森山氏がら関電幹部に渡した金品が増えてることや、自民党政治家への政治献金、関電などによる自民党議員のパーティ券購入などとの事実を示し、「原資は国民の電気料金だ。原発マネーの闇の解明は国会の責務」と迫りました。
引き続き質問した大門議員の隣に座りパネル立て。予算委終了後、党の広報ビデオでのコメントの撮影。自民党がクレームがついたため、政治献金をめぐるパネルは「伏字」状態になりました。原発マネーが自民党に還流している疑いを国民から隠したかったようです。よほど後ろめたいのでしょうか。
と、いうことで激動の4日間。前夜にテレビ質問が決まり、しかも2日連続のテレビ質問というのははじめてのこと。いや~疲れました。でも、引き続き被災地に大雨の予報。被災者のことを考えると弱音を吐くわけにいきません。がんばろう。
16日の水曜日に参院予算委で質問に立ちます。今日は衆院予算委質疑をテレビで見ながら質問準備。答弁者として関電幹部の参考人出席を私を含め複数の委員が求めましたが、先ほど参院事務局を通じて断りの連絡が文書でありました。
一方、NHKでは高浜だけでなく大飯原発でも、元助役から金品を受け取ったとの関電元幹部の証言を報道。底なしです。国民の前に真相を明らかするために関電は参考人に応じるべきです。
衆院予算委では、宮本議員が消費税とイージスアショアで、藤野議員が原発利権問題で鋭い質問。参院でさらに追撃をするために、今日は、打ち合わせや資料集めと読み込み、経産省レクなどなど。
その中で来客対応。秋田で野党統一候補で当選した寺田静議員が挨拶に来られました。イージスアショアの秋田配備をやめさせるために外交防衛委員の議員を回っているとのこと。私が当選できたのもこの問題での県民の願いがあるからとのお話し。もちろん、ご一緒にがんばります!
質問準備のため明日は東京ですが、超大型の台風19号接近が心配。党として今日、対策本部を設置しました。
日本共産党のジェンダー平等推進委員会に出席しました。これまで男女平等推進委員会としてきましたが今日にふさわしく名称を変更。
昨年度から課題毎の窓口制として担当議員を置いてきました。「慰安婦など国際人権問題」「夫婦別姓など民法」「性暴力、ハラスメント、DV問題」「シングルママの要求」「女性の政治参画推進」「男女雇用機会均等法、選択的議定書、所得税法56条など労働分野での平等」「LGBT・SOGI」などそれぞれの分野からの報告し交流。
到達点や今後の課題、新しい市民運動の広がりと日本共産党への期待の声も聞くことができました。
原発マネー還流問題で関電が午後から行った記者会見の中継を見ました。昨年九月の社内の調査委員会報告書も公開されましたが、もっぱら森山氏が特異な人で、お金を返却できなかったことの言い訳に終始。一方、工事の発注プロセスや額は問題なしとするもの。それでは、なぜ三億円もの還流が可能になったのかは闇の中です。
日本共産党として対策チームを作り、私もメンバーに。さらに野党国対でも重大問題として取り組むことを確認。明日3日の13時から野党合同ヒアリングが行われ、現地調査も予定されています。徹底究明します