活動日誌

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「原発・エネルギー」の記事

再生可能.jpg 参院スペイン・モロッコ公式訪問二日目。マドリードを出て車で一時間余りでトレドへ到着。ある風力発電世界一の電力会社イベルドローラ社の「再生可能エネルギーオペレーションセンター」を視察しました。

 国内だけで200以上ある同社の風力発電施設等の状況をリアルタイムで制御。メキシコやブラジルなどで契約している海外の施設も制御しているのには驚きました。電気全体の供給状況や一つ一つの風車の稼働状況やトラブルを大画面で瞬時に把握できます。

 稼働率を向上させて安定供給を進め、電力に占める比率40%という、再生可能エネルギー先進国スペインを支えています。

IMG_0126.JPG 水上正史大使からスペインの政治経済事情等についてブリーフィングを受けた後、旧市街地へ。トレドは、町全体が世界遺産に登録された古都で、画家のエル・グレコが活躍したことでも有名。トレド大聖堂の荘厳さは言葉に表せません。

 マドリードに戻り、ピカソの「ゲルニカ」のあるマドリードのソフィア王妃芸術センターへ。スペイン内戦時の1937年にドイツ空軍によるゲルニカへの無差別都市爆撃を描いたもので349 cm × 777 cm。パリで書かれ万博で展示された後、アメリカやヨーロッパでも展示され、フランコ死去後にスペインに戻りました。 

ゲルニカ.jpg

10年くらい前に京都の国立近代美術館でピカソ展があり、原寸大の写真複製が展示されました。以来、ぜひ、現物が見たいという願いがかないました。作品の前に立つと怒りと悲しみが迫ってきて、しばらく動くことができませんでした。

 夜は大使公邸でスペイン在留の経済界の邦人の方々との夕食会。現地でのご苦労やスペインの魅力などお聞きできました。

年明けから一週間、初詣宣伝や新春の集いなど、各地で「市民と野党の共同を広げ、政治を変えよう」と訴えてきました。今日8日から14日まで海外に出かけます。

 スペイン上院議長、モロッコの参院議長の招待で両国を伊達忠一参院議長、自民、民進、公明、維新の各会派代表と共に公式訪問します。スペインではガルシア・エクスデロ上院議長、パストール下院議長をモロッコではエル・アンサリ参院副議長を表敬訪問し懇談。各地で在留邦人の皆さんとの懇談会も行います。

 楽しみなのはスペインのトレドで電力会社・イベルドローラ社の「再生可能エネルギーオペレーションセンター」を視察すること。スペインは再生可能エネルギーの先進国で、発電量に占める再生可能エネルギーの比率は約四割。とくに風力発電は二割を占めています。同社は風力発電では世界第一位です。
 
第二十七回党大会の決議案では、「二〇三〇年までに電力需要の四割を再生可能エネルギーで賄うという目標をもち、地域環境に配慮しながら、それを実行する手だてを着実にとることを提唱する。この目標は、世界の再生可能エネルギー先進国に追いつくための最低限の目標である」としています。そのために何が必要か大いに学びたい。

 党大会直前、通常国会直前の慌ただしい日程ですが、各国との交流で友好を深め、世界経済、失業、テロ、難民問題など様々な課題をしっかり見聞し今後に生かします。
 
 できるだけ現地からも発信します。ご覧ください。

 IMG_1282.JPG朝の国対の後、11時から党静岡県委員会の政府要請行動に島津議員と共に同席。8省にわたる要請でしたが、東富士オスプレイ、米軍事故問題での防衛省要請への同席となりました。静岡からは平賀県議会議員をはじめとする地方議員の皆さんや市民団体の方が来られました。

 オスプレイによる夜間や市街地上空の訓練で様々な被害がでている一方で、まともに情報提供がなく、米軍の「環境レビュー」にも反する訓練が行われている実態を具体的に示し、飛来の中止を強く求めました。

 午後からTPP特の応援傍聴、辰巳、山添両議院が鋭く追及。辰巳議員の質問では答弁不能になり断続的に20分位質疑が止まりました。

 16時から私も副会長を務める「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連名」の総会に武田良介議員と共に出席しました。女優の浅田美代子さんなど、この問題に取り組んむ各界の皆さんも参加していただき、動物愛護管理法の改正に向けての課題党について議論。改正案検討のプロジェクトチーム立ち上げを決めました。

 その後、明日の質問通告。さらに議員団会議でした。

 アメリカ大統領にTPPからの離脱を公約してきたトランプ氏が当選し、TPPの発効は見通せなくなりました。四野党は、こんなもとでTPPを進めるのは国際的にも異常であり、採決するべきでないと主張しましたが、衆院本会議で与党と維新などが採決を強行し、賛成多数で可決しました。

 参院では、明日の本会議審議入りを与党と民進などが合意。日本共産党は、たちどまってアメリカの動向を見極めるべきであり、審議入りすべきでないと主張しました。

 午後は原発立地市町村議会による原子力発電所立地議会サミットの開会式に出席。来賓として紹介されました。夜は院内で開かれた軍学共同問題での学習会に参加。池内了先生の講演をお聞きしました。

京都を朝出て東京へ。代々木診療所によった後、昼前に議員会館へ。10時から衆院で与野党国対が、11時から参院では自民・民進の国対会談が行われ、水曜日に北朝鮮の核実験問題で委員会をひらいて質疑をし、決議をあげることで基本的合意しました。

 午後から防衛省、外務省、内閣官房から来てもらい核実験の状況や国連安保理での対応つなどについてレクを受けました。わが国はもとより、地域と世界の平和と安定を脅かす暴挙。国際社会が一致して対応し、協議の場につけさせて核開発をやめさせなくてはなりません。

 IMG_4087.JPG午前中の本会議は再生可能エネルギーの固定価格買取制度の見直しに関する法案の質疑。日本共産党から倉林議員が質問に立ち、原発再稼働を優先し、固定価格買い取り制度を後退させることを厳しくただしました。今や「エネルギー問題の倉林」という感じですね。

 終了後、倫理選挙特別委員会。小選挙区制温存・定数10削減の衆院選挙制度関連法案について質問しました。「『身を切る改革』というが、議員定数と消費税増税は別次元。議席は政治の私物ではない」とただすと、自民発議者は「身を切る改革=議IMG_4068.JPG員定数削減というのは誤った認識だ」と答え、公明発議者も「同じ認識」。では、なぜ定数削減だと迫りましたが、理論的根拠は示すことができませんでしたる

 午後には、治安維持法被害者国家賠償要求同盟の皆さんの岩城法務大臣との面談に仁比議員と共に同席。102歳の水谷安子さんはじめ4人の犠牲者と増本会長らが参加され、自ら受けた弾圧を語られました。戦後70年余、お元気なうちに謝罪と賠償を何としても実現させたい。

 15時から党首討論を傍聴。志位委員長が消費税増税問題で鋭く迫りました。その後、ヒューマンライツウォッチの土井香苗さんから児童福祉法改正案の早期成立について要請を受けました。続いて明日の外交防衛委員会の質問通告。夜は麹町議員宿舎の懇親会。

DSC00801.JPG 10時からの本会議は、原発の使用済み核燃料の再処理に関する法改正の趣旨説明と質疑。日本共産党から倉林明子議員が質問立ち、破たんした核燃サイクルにしがみつき、国民負担で引き続き推進することを厳しくただしました。

 終了後は明日の外交防衛委員会の質問準備など。夕方には通告しました。熊本震災における米軍オスプレイの派遣について質問します。

 8:15から党国会議員団九州震災対策本部の会議。現地入りしてきた田村、真島、仁比議員からの報告などを聞き、今後の強化方向を議論しました。その途中にスマホが鳴り、今日の本会議で与党が強行しようとしていた参院でのTPP特別委の設置について、取りやめになったとの連絡。

 そもそも撤回すべきであり、特別委の設置は反対の立場ですが、今日の党首討論も中止になり、与党からも今国会でのTPP承認先送りの流れがいっそう強まる中、与党も提案できなくなりました。

IMG_4002.JPG 本会議終了後、決算委員会。午後に、九州震災と原発問題で質問に立ちました。今回の九州の地震の震源域が異例の広がりをみせ、専門家から川内原発のある南西方向での地震への警戒が指摘されていることや益城町では未知の断層が被害を生んだこと等を強調。

 「川内原発再稼働の際の、活断層から離れており影響が少ないという前提は崩れた」として稼働中止を求めました。

 さらに、稼働を40年を超える高浜原発の再稼働の前提となる審査書が今日決定されたが、政府の「長期エネルギー需給見通し」では老朽原発の運転延長が「例外」ではなく「常態化」すると指摘。中性子によってもろくなった原子炉の運転を続ける危険IMG_3995.JPG性を強調し、運転延長の中止を迫りました。

 富山と福井から戦争法廃止の2000万署名を国会に提出するため、たけだ良介参院比例予定候補先頭に富山の高橋わたるさん、福井の山田かずおさんが来訪。藤野やすふみ議員とともに受け取りました。

 消費税.JPG国民の運動が広がっています。消費税廃止各界連絡会として、消費税をなくす会と太田民商の皆さんが、増税と「軽減税率」導入に反対の要請で来訪。経済の実態と国民の世論が政府を追い詰めている国会の様子をお話し、請願署名を受け取りました。静岡と岐阜の民医連の皆さんも来訪。それぞれ懇談しました。

 午後には、外防委で横須賀の米原子力空母の原子力災害マニュアルの見直しについて質問しました。
 
 福島原発事故後の避難基準の改定を受け、市民から同マニュアルも見直しが求められ、政府の検証作業委員会が開かれています。ところが同委員会で出された試算は、避難範囲が原発の新基準と比べて十分の一程度。しかも現行より後退する内容です。

DSC01620.JPG 「メルトダウンなど最悪の事態を想定しておらず安全神話に基づくもの。試算の条件設定も恣意的で情報も限られている。米国に対し必要な情報を開示するよう強く求め、試算を見直すべき」と迫り「広く市民と専門家の声を聞け」と要求しました。

 終了後は明日の財政金融委員会での質問の準備と通告。財務相への質問と総理への質問の2ラウンドあります。療養中の大門議員の質問をみんなでカバーしています。がんばるぞ!

たつみ.jpg 午前中の本会議は公債特例法案の質疑。本来禁止されている赤字国債を特例として発行できる期間を五年間延ばすものです。辰巳議員が質問に立ち、財政法の精神に反し、財政破綻につながるとして厳しくただしました。

 お昼には外防委の理事懇。明日の一般質疑、22日の在外公館給与名称法改正法案の質疑日程を決めました。13時からは紙智子議員の予算委質問を応援傍聴。東日本大震災の復興問題で住宅問題を中心に「制度に被災者を合わせるのではなく、被災者に制度をあわせて柔軟な対応や制度の改正を」と迫りました。

 その後、米原子力艦船の原子力事故避難マニュアルの改訂問題で内閣府のレク。原発以上に事故の危険にさらされる原子力空母が首都圏である横須賀を母港としています。にもかかわらず、原発よりも避難基準などが弱いまま。この間の見直し検討の状況などを聞きました。

 16:30に明日の質問通告終了。自衛隊情報保全隊による国民監視活動でプライバシー侵害で違法だとした仙台高裁判決と自衛隊の認識、対応について聞きます。

  明後日18日は。予算委員会の外交安保集中審議の質問に立ちます。13:50頃から36分間。NHK中継あります。ご覧あれ!!

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