民青同盟の信州大学班の皆さんからZOOMでコロナウィルス拡大に関する要請を受けました。国会から、吉良、武田両議員と私が応対。要請書は、学費の全国一律半額化、オンライン事業に伴う費用の助成、学生の交流への支援、就活支援と非正規雇用の解消の四点です。
民青信大班が生活困窮学生への食料支援を行いながら集めた延べ269人分のアンケートの内容や対話の中で出された切実な要望をお聞きし、意見交換しました。「この一年間、何もなかった」「友人もできず、しゃべる相手もいない」などの新入生の声や「先の見通しがない、大学やめたい」という声など出されました。
今起きているの問題の根っこに、「受益者負担主義」で世界的にも高い学費を押し付け、奨学金の大半が「教育ローン」となっている日本の高等教育予算の貧しさがあることを指摘しつつ、この間の国会での論戦や前進点、課題などそれぞれからお話ししました。学生の皆さんから率直な意見や実態をお聞きすることができました。
参院予算委での第三次補正予算質疑の二日目。日本共産党から小池書記局長の質問を応援傍聴しました。冒頭、直前に明らかになった感染症法改定案を審議した審議会の部会の議事録で、出席委員18人のうち11人が慎重、反対、懸念を表明していることを示し、「罰則はすべて撤回し、経過について国民に謝罪すべき」と迫りました。
時短要請にこたえた業者への一日六万円の協力金について、固定費すら賄えないという悲鳴や売上の75%を保障するドイツの支援策を示し、個別の事情に配慮した支援を求めました。この中で、自民党席から「きりがない」というヤジが飛んだことで、委員会室は騒然。「本音が出た」「協力したらつぶれてしまったでいいのか」など声が上がりました。
生活保護申請の際の扶養照会について「法的義務ではない」と厚労大臣が認めたことは重要。最後の官房機密費の問題で、自民党総裁選挙の期間中に4800万円も支出されており「総裁選挙に使ったと思われても仕方ない」とただしたことも注目されました。
その後、しめくくり質疑や関連法案の質疑、採決をうけ20時すぎから本会議で討論採決が行われ、山添議員が討論に立ち、コロナ対策に関係ないものは削り、医療や事業者支援など大幅に拡充すべきと主張しました。三次補正予算案は与党と維新の賛成で可決・成立しました。
衆院予算委で第三次補正予算案の質疑が始まりました。総理以下全閣僚出席でテレビいりでの質疑。今日は自民、公明につづき立憲民主党の質疑が行われました。立憲のトップバッターはコロナに感染して回復した小川議員。
自らの体験から現在のコロナ対策の問題点をただす質問に聞き入りました。さらに立憲の議員から三次補正予算案の組み替えを求め、特別措置法党改正案の罰則規定などをただす質問が続きましたが、菅総理の答弁は相変わらず説得力も熱意もないものでした。
明日は日本共産党から笠井、宮本両議員が質問に立ちます。
ニュージーランド在住の日本人の医療関係者から、コロナ感染を基本的に抑え込んでいる同国の取り組みや政府の基本姿勢について、党議員団としてZOOMでヒアリング。教訓に満ちたお話しでした。
強く印象に残ったのは、「コロナ制圧に成功している先進国(i(ニュージーランドや台湾)に共通しているもの、それは『科学に頼る政府』。国民を守りたいという国のリーダーの愛がその根底に」という指摘です。いずれも日本の政府に決定的に書けているものです。今後の論戦にしっかり生かしていきます。
国会召集日の政府四演説を聴取して、明日から衆参の代表質問。準備のために一日明けるのが慣例で、今日は衆参共に本会議や委員会は開かれません。事務所の会議や、動画メッセージの撮影、論戦の打ち合わせなどが続きました。
動画はこのHPにアップしています。ご覧あれ。
新型コロナ感染拡大対策の緊急事態宣言が一都三県に加え、大阪、兵庫、京都の関西3府県、愛知と岐阜の東海2県、それに福岡、栃木を追加して11の都府県に拡大することとなり、衆参の議運理事会で報告と質疑が行われました。
日本共産党から塩川、倉林両議院が質問に立ち、医療現場が限界に直面しており、過度のストレスにさらされている看護婦等の実態を示しながら政府に対応を求めました。
緊急事態宣言で国民に外出自粛を求める一方、変異種が大きな問題になってるにも関わらずビジネス関係者入国を緩和している問題で、全世界からの入国停止を求めることを通告していましたが、質問の直前に政府が入国停止の方針を固めたとの報道がありました。
今日は午前中にはコロナ問題での衆院内閣委員会も開かれました。これらの委員会を院内テレビで視聴しつつ、党本部で開かれた全国の地区委員長の経験交流会議もネットで視聴しました。
今日は、朝から夕方まで富山県内の砺波、高岡、富山市で活動の予定でしたが、北陸地方の大雪がさらに激しくなるという予報で急遽とりやめました。ところが、予想をさらに上回る大雪となり、砺波、小矢部、高岡の県内3自治体には災害救助法が適用されました。富山市内は35年ぶりという114センチの積雪。
交通はマヒし、住民の皆さんも雪かきに追われ、その中の事故で亡くなる方もでるなど被害が出ています。地方議員や党機関の皆さんは、自らの雪かきと共に様々な相談にも対応されており、頭が下がります。今後、国からの支援をしっかり求めていきます。
予定が空いたため、富山への思いを込めながら、昨日全国公開された富山の米騒動を描いた映画『大米騒動』を観ました。富山弁だらけで、楽しく痛快でした。10日付の赤旗日曜版には、大迫力の「おばば」役で出演されている、富山出身の俳優室井滋さんが登場されています。
富山は昨年は、富山市議会における政務活動費不正の問題でのドキュメント映画「はりぼて」が大きな話題となりました。自民党などの市議の税金私物化ぶりとともに、そうした議員を選んできた有権者の意識も描かれました。
たしかに富山には保守王国と呼ばれる状況がありますが、「大米騒動」の中で描かれた、当時の女性たちが、米価のつり上げに対し「米寄こせ」と団結して声を上げ、ついに行政を動かした生き生きとしこのた姿を見て、こういう歴史と底力があると改めて確信になりました。
今年は富山市議選があります。この底力を受け次いで、日本共産党の躍進で新しい政治を切り開きたい。
菅内閣は夕方、一都三県に「緊急事態宣言」を発令しました。今日の都内の新規感染者は初めて2千人を超え、一気に2447人に。全国的にも初めて七千を超え、7,528人。首相が「感染を抑えている」と述べていた大阪も過去最高の600人超え。首相の危機感のなさが、無為無策となり、深刻な事態につながっていることが浮き彫りになりました。
発令に先立ち、午後から衆参の議運委員会で質疑が行われ、日本共産党から塩川、山添両議員が質問。この場にも本部長である菅首相が欠席。説明する意欲も能力もないなど一国のリーダーとして失格です。しかも、持続化給付金や家賃補助制度は予定通り打ち切り。あまりにもひどすぎます。コロナ収束が前提となっている第三次補正予算も抜本的に見直すべきです。