防衛省から二つのレクを受けました。一つは、先日防衛省がまとめた武器の調達に関する新戦略や、オーストラリアとの武器共同研究に関する合意等の説明。 もう一つは、党議員団のオスプレイ配備闘争本部(赤嶺本部長)としてのレク。赤嶺、塩川、紙、田村議員ともに聞きました。
沖縄、西日本に続き、東日本での飛来、訓練について関連自治体への事前通知が直前になって出されていることの説明。住民や自治体からの不安の声が広がり、撤回を求める動きも広がっています。
防衛省からの「沖縄の負担軽減」のための本土での訓練移転という説明に対し、赤嶺議員から「負担軽減などと言えない。沖縄は配備撤回を求めている」と怒りの指摘。 関連自治体には直前の連絡で、中身もほとんど知らされていません。台風をさけるためとして本土に飛来させようとして動きに対しも、なし崩しの配備を進める常套手段だと厳しい指摘が相次ぎました。
厚木、キャンプ富士には明日にも飛来するとされており、現地では監視活動、抗議行動も行われます。危険なオスプレイの訓練、配備はやめよ!
16時過ぎには、衆院予算委の集団的自衛権問題の集中審議での笠井議員質問を傍聴。閣議決定により、海外に送られた自衛隊がこれまでいかないとされてきた「戦闘地域」にまで行くことになれば、攻撃され応戦することにより戦闘行為に入ること、自衛隊が米軍のB52爆撃機をエスコートする空爆の共同訓練がすでに行われていることを示して、総理の「戦争に巻き込まれることはない」「イラクのような戦闘は行わない」という説明のデタラメを暴きました。
今日は朝4時に起きてW杯決勝のテレビを見ました。密度の高い、素晴らしい試合でした。ドイツは実にすばらしかった。でも、南米チームに優勝してほしかった。夜は、20時からプールに。今日は混んでいたので、50mを20本。爽快。
京都を朝出て、広島県呉市の演説会へ。広島に少し早めについて、お昼は、わがソウルフード、お好み焼きをいただきました。
豪雨のために午前中からJR呉線のダイヤが乱れており、間に合うか心配しましたが、午後はぼ定時運行にもどり、無事、新広駅前の会場に到着。松本進竹原市議、奥田和夫呉市議、谷晴美東広島市議からの決意表明の後、50分間お話しました。
戦艦大和の母港だった呉からはイラク戦争の時は輸送艦「おおすみ」がイラクに装備や自衛隊員を運びました。その「おおすみ」が先日、広島湾内で釣り船と衝突して船長さんが亡くなりました。そして、海外派兵型に自衛隊装備が強化される中、「おおすみ」は上陸作戦可能な水陸両用車が積めるよう改修予定となっています。 「集団的自衛権行使容認で再び呉を出撃基地にするな」の声をあげようと訴えました。
谷市議は、東広島市在住の私の高校の同級生が、支持を広げてくれいたことをお聞きしました。会場にも。広島市からきた高校の同級生の姿が。うれしい限り。終了後、空路、東京へ。
夜7時から、集団的自衛権問題でのニコニコ生放送の政党討論会。民主、社民は参加せず、8党で討論しました。野党といっても、閣議決定のやり方等に異論を唱える党はあるものの集団的自衛権行使容認は賛成。司会者が最後に「アウェー感は慣れてるでしょうが、反対は日本共産党だけでしたね」。「国会では少数でも国民の中では多数派」と応じました。
スタジオはディスコだった場所。壁の大型ビジョンはなかなかのものでした。
午後から集団的自衛権問題での論戦会議。14,15日に衆参の予算委員会で総理出席での集中質疑が行われることになりました。衆院では笠井議員、参院では小池議員が質問に立ちます。また、明日の夜7時からは、ニコニコ生放送で政党討論会が行われ、私が出演します。
閣議決定の基本的問題点や総理の記者会見、自民、公明のいいわけ「Q&A」などと切り結びながら、どう「戦争する国」への危険な道を浮き彫りにするか、知恵の絞りどころです。
さて今朝のW杯準決勝アルゼンチンvsオランダ戦は激闘の末、PK戦でアルゼンチンの勝利! 120分間ではゴールシーンはありませんでしたが、濃密な試合でした。
テレビ観戦しながらFBを見ていると、今日7月10日は、「なっ(7)とう(10)」の語呂合わせから「納豆の日」だと知りました。よし、朝食は納豆を食べて粘り強くがんばろう。
明日(7/11)の午後7時より8時半まで、ニコニコ生放送の「閣議決定!各党代表者に問う 集団的自衛権」に出演します。自民党・中谷元防衛庁長官ら与野党8党での討論です。ぜひ、ご覧下さい。
米国のボストン大学で日米外交を研究中の女性研究者が来訪。東京での学生時代に中東のテレビ局のアシスタントのバイトで来訪されて以来の知人。今回は、 日米地位協定下での在日米軍人の犯罪時の特権的地位などについての博士論文を執筆するための帰国しての取材。
すでに米国立公文書館でも調査し、明後日からは沖縄へいって関係者から取材するとのこと。私からは、米軍人の犯罪に関する日米密約等について追及してきたこの間の国会論戦についてお話ししました。
この問題について、米国に在住しながら研究される人がいることは実にありがたく、頼もしいこと。いい論文を期待しています!
今朝は6時に目覚めてテレビをつけるとブラジルが0-5でドイツに負けていてビックリ。最後は1-7でしたが、こんな信じられないことがおきるんですね。これがサッカーです。
午前中はデスクワークあれこれ。午後から参院選挙制度協議会。今日は最高裁判決が一票の格差をどこまで許容しているかについて各党が意見表明。自民党以外は、基本的に「二倍以内」を求めているとの意見でした。次回は、現行の選挙区選挙の部分について、ブロック制案と合区案について議論します。
安倍内閣が集団的自衛権の行使容認の閣議決定を強行した今日。午後JR京都駅前で穀田衆院議員、倉林参院議員と共に集団的自衛権行使容認の閣議決定許すなと緊急街宣。足を止めて聞く人がどんどん増えていきました。私は、閣議決定されても闘いはこれから、公明党は「屈服」させられても、世論を屈服させることはできないと訴え。終了後、岐阜へ。穀田さんは神戸へ。
閣議決定がされた直後の17:30から名鉄岐阜駅前で大須賀県議(衆院予定候補)と共に街頭演説。「いてもたってもいられない」との思いが沢山の参加者から伝わってきます。憲法破壊の閣議決定の撤回を求めると共に、行使のために必要な法改正を許さぬ闘いを呼びかけました。
岐阜では私たちの街宣の直前まで新婦人の皆さんが宣伝。岐阜から京都に帰る途中、名古屋駅のホームからは愛労連の皆さんの宣伝行動が見えました。官邸前では、今も抗議行動が続いているのがネットで流れています。列島が怒りに燃えています。
京都新聞から電話でコメントを求められました。
京都市内で街頭宣伝。西京区では吉田幸一さんの司会で、成宮まり子府議、河合よう子市議と、右京区では島田敬子府議の司会で、かみね史朗府議、西村よしみ市議、山田こうじ市議予定候補とともに訴えました。
安倍内閣が来週火曜日にも集団的自衛権行使容認の閣議決定をねらう緊迫した情勢のもと、憲法破壊の閣議決定はやめよの声を広げ、官邸へ与党へ突きつけようと呼びかけました。
安倍総理の通常国会終了の挨拶を会派控室で市田議員団長とともに受けました。予算成立直後にも挨拶を受けた時は、握手しながらの総理の言葉は、「いつも厳しいご指摘をありがとうございます」。今日は、部屋を出る際、「自共対決の国会でしたね」と一言。
13時から、愛知県東海市の新日鉄住金の工場で22日に黒煙が上がった問題で、佐々木憲昭議員と一緒に経済産業省の担当者から説明を聞きました。電気系統のトラブルにより構内で停電が発生しコークス炉で燃焼放散させたものとのこと。
同工場では一月に二回の黒煙発生事故、五月には火災事故が発生しており、半年で4回目。経産省によると同じ期間に全国の製鉄工場で発生した重大事故は15件であり、同工場の事故は突出しています。明日、佐々木議員とともに現地調査に入ることにしました。
14時から国会対策委員会、16時から議員団会議。17:30に写真家の和賀えり子さんの来訪を受け懇談。住まいのあるマラウィに戻り、モザンビークで日本のODAとして進められている、大規模農業開発事業「プロサバンナ」について取材すること。先日、この問題で質問した内容などについてお話しました。きっといい写真が撮れることでしょう。和賀えり子さんのホームページアドレス http://ericowaga.com/
夜の新幹線で京都へ。
麻生太郎副総理兼財務相が21日、集団的自衛権をめぐる例え話の中で「勉強のできない」子のうち、「貧しい家の子」は無視され、「金持ちの子」はいじめの対象になるという趣旨の発言をしたことが問題になっています。
実は麻生氏は、過去にもクラスに例えて外交を語ったことがあります。外務大臣時代の2007年の自著『とてつもない日本』の中に外交のたとえ話として、こう語っています――
「学校のクラスを想像してほしい。一番大きい顔をしているのは誰か、もちろん喧嘩のつよいA君だ。一方、B君は、腕力はそれほどでもないが、カッコよくて頭もいい、一目置かれる存在だ。そして、C君は、腕力もないし、身につけている服や持ち物は個性的で良質なのにカッコよくないけどお金もの子」
そのうえで麻生氏は、A君はアメリカ、B君はフランス、C君は日本だとしたうえでこう述べています。
「身の安全を自力だけで守ることができないのであれば、ケンカの強い者と仲良くするというのは子供でも知っている生活の知恵ではないだろうか。」
クラスの中で一番大きい顔をしているのが喧嘩の強い子で、その子と仲良くするのが生活の知恵だという認識にも驚きますが、これを外交の基本的考え方にしていることにあきれ果てます。
ここには、大国中心の時代は終わり、「国連憲章にもとづく平和の国際秩序」をめざす流れが発展しつつあるという今日の国際政治の到達点とはまったく正反対の認識しかなく、ましてや九条を持つ日本が果たすべき役割への自覚もありません。
この政治家が当時、外相であり、その後総理をつとめ、今副総理――これが自民党政治です。
事実上の通常国会最終日となった昨日。国会秘密会
設置法案を強行するなと野党国対を断続的に開き、議運委員長や議長への申し入れを行いました。昼休みには、議員会館前の緊急行動で情勢報告をし、秘密会設置法案の強行も、集団的自衛権の行使容認の閣議決定も許すなの声をさらに広げようと訴えました。
にもかからず、15:30頃に議運委員会に質疑打ち切り動議が出され、強行採決の暴挙が行われました。委員会室で厳しく抗議しました。
18時から本会議が開かれ、石原環境大臣の問責決議案の採決などが行われ、最後の秘密国会法の採決に先立ち、民主党らが提案した岩城議運委員長の解任決議案の議事となりました。急きょ私が賛成討論に立つことになり、大急ぎで原稿を書いて登壇。
国会を秘密保護法による政府の秘密保全体制に組み込む重大な法案をまともな審議もせずに数を頼んで強行することは議会制民主主義を踏みにじるものと厳しく批判しました。
残念ながら秘密国会法は可決・成立するなど、安倍政権による悪法強行が繰り返された国会になりました。一方、労働者派遣法改悪法案は審議に入れないまま廃案となり、過労死防止推進法はこの本会議で全会一致で成立。さらに我が党が提出したブラック企業規制法案は継続審議になるなど、国民のたたかいが国会を動かしたことも特筆すべきこと。
本会議は22時まで4時間続きました。終了するとおなかがぺこぺこでした。
集団的自衛権行使容認の閣議決定がねらわれるなど、閉会中も重大な情勢が続きます。ただちに草の根からの闘いをさらに広げるための活動に踏み出します。