活動日誌

ホーム の中の 活動日誌 の中の 外交安保・核廃絶

「外交安保・核廃絶」の記事

  午前中は外交防衛委員会の一般質疑。バリで開かれた世界最大の兵器展示会に日本企業13社が初めて本格的に参加した件を取り上げ、官民一体で武器ビジネスを急ピッチですすめていることは重大だと追及しました。

 さらに総理が先日の決算委員会での私の質問に、機雷掃海は武力行使だと認めつつ「空爆とは違う。受動的、限定的なもの」と述べたことをただしました。「類型によって容認されるような武力行使があるのか」と聞くと、内閣法制局長官は、「武力の行使そのものに法的な区分があるかは別論」、岸田外相は、「国連憲章にそのような類型はない」と答弁。

 「受動的、限定的」ならば武力行使が許されるかのような総理答弁は憲法上も国際法上も通用しないことは明白です。

 13:30から参院野党国対委員長会談。午前中の参院環境委員会での「金目」発言をめぐる石原環境大臣の答弁が居直りに終始したことを受け、環境大臣問責決議案を共同で提出することを確認。私も提案者の一人となり、15:45に提出しました。

 18時からの「山岸憲司日弁連前会長と荒中前事務局長をご慰労する会」に出席。関係者と挨拶を交わして議員会館にとんぼ返りし、大企の税負担の低さの問題で『エコノミスト』誌の取材。その後、20時頃まで開かれていた議運理事会の報告を受け、明日の対応を協議しました。明日は夜遅くなりそうです。

IMG_2486.JPG午前中の本会議で、医療介護総合法案の採決が行われ、小池晃議員が反対討論に立ちました。社会保障のためとして消費税をあげながら、給付削減や負担増を進める法案を厳しく批判しました。

 終了後、原子力特別委員会の理事懇。吉田調書の情報開示について協議しましたが引き続く協議となりました。同時に行われた参院野党国対で最終盤の国会対応について協議。石原環境大臣の「金目」発言について各党から批判の声が上がり、問責決議も検討する方向となりました。

  明日の外交防衛委員会の集団的自衛権問題の質問のために内閣法制局からレク。14時からは宗教者の皆さんの集団的自衛権行使反対の院内集会で挨拶。その後も質問準備をつづけ、18:30に通告しました。

IMG_2487.JPG 午前中にパリで開かれた国際兵器展示会への日本企業の出展について防衛省、経産省からレク。午後は、質問準備や最終盤の国会対応の打ち合わせなどなど。

 18時から日本共産党国会議員団の集団的自衛権行使容認反対の連日街宣活動の弁士に。今日は丸の内北口で訴えました。続いて日比谷音楽堂での大集会に参加。5000人の参加者で大きく盛り上がり日本共産党を代表して志位委員長が挨拶しました。

IMG_2488.JPG 国会に戻り、集会参加者の請願デモを議員面会所で出迎え。デモや約一時間続き、集団的自衛権行使反対! 閣議決定するな!とシュプレヒコールを唱和しました。

 このHPのトップページに街宣の動画をアップしました。

 通常国会も最終盤を迎え、悪法の採決が目白押し。今日は、改憲手続き法の改定案に仁比議員が、教育委員会改悪法案に田村議員が、農政「改革」に法案に紙議員がそれぞれ反対討論に立ちました。本会議終了後、改憲手続き法についてNHKのぶら下がり取材。続いて議員面会所での抗議集会に仁比、吉良両議員とともに参加しました。

 
TS3O0041.jpg 午後には、「自衛隊の国民監視差止訴訟を支援するみやぎの会」や原告、弁護団、支援者のみなさんとともに防衛省に要請。小野寺防衛相に対し、情報保全隊に監視を命じた元陸上幕僚監部の情報保全室長の証人尋問を承認するよう申し入れました。防衛省の担当者は「検討中」とひたすら繰り返すだけという不誠実な態度に終始。

 私は、「国民の税金と権力を使って、不法な監視活動をやったことが問われている。誠実に応えよ」と厳しく批判しました。

 

 

 IMG_2385.JPG午前中の外交防衛委員会で、日本とサウジアラビア、モザンビーク、ミャンマー各国との投資協定の質疑に立ちました。いずれも安倍内閣の成長戦略の中で多国籍企業の利益獲得の条件整備として位置付けられたもの。一企業が国家を訴えて国家主権を侵す事態が生じているISDS条項も盛り込まれており、反対しました。

 午後は、東海4県の日本共産党代表によるリニア中央新幹線問題での政府要請に佐々木憲昭議員とともに同席。地方議員や予定候補の皆さんら22人が参加し、住民の不安や疑問にきちんとこたえよと、国交、経産、環境各省に迫りました。

 IMG_2374.JPG今朝の東京新聞一面。月曜日の決算委員会で質問した、パリで開かれる武器国際展示会に初めて本格参加する日本企業の展示内容などを詳しく報道しています。新型装甲車の模型、地雷探知機などが並ぶことを示しています。重大なのは、防衛省、経産省が企業側に要請していたこと。

 防衛省はこの展示会に防衛副大臣を出張させます。その目的は「世界各国は...政府要人等が参加し、官民一体となった取り組みを行っている。我が国政府として、この機会をとらえ...今後の装備技術分野における協力について協議する」としています。

 東京新聞の解説は「官民一体『軍需で成長の見出し。私も決算委員会で同様の指摘をしました。ますます、その姿が明らかになっています。

IMG_2373.JPG 10時から1時間余りの本会議。終了後、明日の外交防衛委員会の質問に向けてISDS条項について外務省、経産省からレク。引き続き、質問打ち合わせをしたため、昼食をとらずに13:30から参院議員会館で開かれた「ストップ!戦争する国づくり 6・11署名提出大集会」で、国会情勢を報告し、集団的自衛権行使容認を許すな!と全国から集まった231,004筆の署名を受け取りました。

 14時過ぎに遅めの昼食をとった後、党首討論へ。参院で11議席になったものの、志位委員長が党首討論を行う国家基本政策委員会に所属していないとして、わが党への時間割り当てがなし。私は参院の委員なのでずつと座っておかなければなりませんが、あまりに内容のない苦痛の45分間でした。

 続いて急きょ、「ニコニコ動画」の収録が入りました。集団的自衛権の問題で各党代表がそれぞれインタビューに答えるもの。今夜24時からの放送です。

 終了後、質問原稿を仕上げて、夕方には通告レク。

 

   外交防衛委員会の一般質疑。まずは京丹後市の米軍レーダー基地問題。月曜日の午後に突然連絡して翌朝に工事が強行されたことを批判し、工事を中止して地元への十分な説明を行うこと、建設自体をやめることを求めました。

 続いて、今年の国連総会での採決を目指して議論中の「平和への権利・国連宣言」について質問。一人ひとりが平和に生きることができるよう、国家や国際社会に要求できる権利です。憲法前文の平和的生存権と理念を同じくし、その中心である「人間の安全保障」の考え方を日本を支持してきました。

 ところが日本は「国際的な共通理解がない」として、国連人権理事会の場で宣言の促進に反対しています。自分たちの手を縛られたくないと、「平和の問題は安保理で」として「平和への権利」に反対している米国に同調しているのです。

 憲法の平和的生存権をねじけまげて集団的自衛権行使の口実に使うなど以ての外で、日本こそ、「平和への権利・国連宣言」実現へ積極的役割を果たせと求めました。

 午後は事務所の打ち合わせと明後日の質問準備。夜は議員宿舎の自治会の総会・懇親会。

 IMG_2363.JPG今日は終日決算委員会の締めくくり総括質疑。全閣僚出席で、テレビ中継もありました。私は、15:50から40分間質問に立ちました。

 最初は消費税増税と法人税減税。トヨタが五年間一円も法人税を払っていなかったのに「増税もまた楽しからずや」と広告で述べていること、他の大企業もトヨタ同様に大企業優遇税制を活用して、実際は税金の負担率が低いことを指摘。「庶民には増税し、なぜ法人税減税か」と迫りました。

 トヨタの法人税ゼロには委員会室でも驚きの声があがりましたが、そのトヨタが毎年自民党に5140万円の政治献金をしていることを指摘するとさらに驚きの声が。総理の言い訳答弁に納得した国民はいないでしょう。

 続いて武器禁輸政策の撤廃後に、軍需産業が総理のトップセールスと一体で武器ビジネスに本格的に乗り出している事実を示し、「武器輸出で成長を狙う安倍内閣がすすめているのが集団的自衛権の行使容認だ」と指摘しました。

 まず追及したのは、総理が「武力行使を目的として戦闘行為に参加することはしない」としているのに、明確な武力行使である機雷の掃海活動に参加することを与党協議の事例として検討していることの矛盾。

 IMG_2362.JPG総理はまともに答えられず、機雷の掃海は一般的武力行使と違うのではないかなどという「珍論」を持ち出して言い訳。「掃海活動は武力行使。相手から攻撃をうけ応戦すれば、戦闘になる。戦争する国にはならないという総理の言い分はなりたたない」と指摘しました。

 そして、ホルムズ海峡の機雷封鎖はイランがアメリカ等による原油禁輸措置に対して言及したものだと指摘。一方、日本はイランとは伝統的友好関係にあることを紹介し、武力行使である機雷掃海への参加は、その関係をこわし石油の確保も困難にすると強調しました。

 最後に、総理のいう備えは軍事的備えばかりで、中東で日本が築いて気づいてきた信頼を崩す、今必要なのは集団的自衛権行使ではないく、九条に基づく平和外交だと締めくくりました。

 たくさんの皆さんからメールや電話で激励をいただきました。ありがとうございます。動画でもご覧ください。https://www.youtube.com/watch?v=4h0M5B_B7bY&list=UU_7GbtufUtR9l3pwvvn7Zlg  

IMG_2340.JPG 10時からの本会議は採決などで15分で終了。11:30から国家基本政策委員会の幹事懇。14:00から、「米軍専用レーダー基地の設置撤回を求める京都府民の会」の皆さんの防衛省に要請に穀田、倉林両議院とともに同席。請願署名も受け取りました。

 要請では、「府民の会」の戸田事務局長、加味根京都府議や平林、橋本両京丹後市議らが、住民へのまともな説明も、環境影響評価もないままに着工したことに抗議し、基地建設中止を強く求めました。

 その後は、月曜日の決算委員会の質問準備。16:30に通告しました。引き続き、パネルの準備や質問原稿の練り上げなどなど。

 トップページに先日の集団的自衛権問題集中審議の動画をアップしました。ご覧ください。

 外交防衛委員会で防衛省設置法改正案の審議。自衛隊がアメリカとの一体化を強めつつ、海外派兵型に強化されようとしていることを指摘して反対しました。

 その中で、政府が与党協議に示した自衛隊の「後方支援」範囲の新四条件について質問。四条件にある「戦闘行為に直接用いられる物品・役務」とは何かと聞くと、政府から「与党で協議中であり答えられない」との驚くべき答弁でした。

 私は、「国会にも示せないような協議をしているのか。む与党の密室協議で、自衛隊を戦地で丸ごと後方支援を可能にすることなど許されない」と厳しく指摘しました。

  終了後、来週月曜日の決算委員会の質問準備。TV中継入りで安倍総理と40分間論戦します。

前の10件 108  109  110  111  112  113  114  115  116  117  118

ページ最上部へ戻る