自宅を7時過ぎに出て東京へ。空気が澄んでいる冬の楽しみが車窓からの富士山。今日は中腹に雲がかかっていましたが、それもまた趣があり美しい。
11時から歯医者。午後に、補正予算案と今日閣議決定された来年度予算案のレク。その後、今年最後の国対会議、団会議などが続きました。
さて政府は昨日、南スーダンでPKOに参加している韓国軍に対して陸上自衛隊の小銃弾一万発を提供しました。武器輸出三原則を蹂躙し、これまでの国会答弁をも覆すものであり重大です。
この決定は先日発足したNSCの四閣僚会合で確認し、持ち回り閣議で決定されました。NSC法案の審議の際に武器輸出三原則の見直や集団的自衛権行使と一体の「軍拡・戦争司令塔」作りだと批判しましたが、まさにその本質を浮き彫りにしました。 絶対に許せません。
午後から奈良県境の京都府木津川市での国会報告懇談会。平日昼間なのに会場一杯の参加者があり嬉しい限りです。秘密保護法巡る攻防や自共対決の様相などできるだけリアルに報告し、参加者の皆さんからの質問にも答えました。語りたいことがたくさんありすぎるというのが実感ですね。
京都市内に戻り、夜は来年四月の京都府知事選での尾崎望さんの勝利めざす新しい確認団体の全体会議・決起集会に倉林参院議員とともに参加し、挨拶。 従来の民主府政の会と、「医療・歯科医師の会」「宗教者の会」「働くものの会」「住民運動ネッ
トワーク」の五団体で結成された「府政転換 世直し京都府民ネットワーク」が新しい確認団体です。これまで以上の幅広い共同が可能になります。
立候補表明から40日間の活動を踏まえた、京都民医連会長である尾崎さんのあいさつも人柄と決意が込められた素晴らしいものでした。
どの問題でも国の政治に追随している今の府政。「何よりも、府民生活」と訴える尾崎さんの勝利で、京都から安倍暴走ノー、秘密保護法廃止の審判を下し、世直しを!
フィリピン大使館を山下よしき書記局長代行と共に訪れ、我が党に寄せられた台風災害募金をマヌエル・ロペス大使にお渡ししました。発災直後にお見舞いで訪問し、党として募金活動を行うことをお伝えしていたもので、全国から7,079,269円が集まりました。
大使より、日本国民の支援へ心から感謝の言葉ともに深刻な被害状況や課題のお話があり、「義捐金は貧しい庶民のために使いたいと述べられました。
午後から、富山から社会福祉法人とやま虹の会の友椙彰理事長と池田専務理事が来訪され、厚労省に「特別養護老人ホームの個室・ユニット化改修にともなう補助金の予算措置の要請」をされました。富山市の事業計画の個室ユニット化改修に同法人が運営する特養「しらいわ苑」が選定されています。
ところが、県の基金の財源がなく、国からも補助金の見通しがたたないとして、同法人の事業は延期されたまま明確な展望がない状況になっています。厚労省に対し、現在の計画が補助金の対象になるよう回答を求めたところ、今年度補正予算案に県の基金への上積みが盛り込まれており、従来選定されてきた事業が可能になる旨の連絡を県に出したばかりのとの回答でした。
補助金の予算措置が明確になったことで、事業計画が可能になったと喜んでいただきまた。さっそく、火爪富山県議にも連絡し、県当局と早急に詰めてもらうことにしました。
党議員団として、秘密保護法の四党修正や四党の合意内容等について内閣府からレクを受けました。参院委員会の強行採決の朝の四党合意を受け、菅官房長官が答弁した「情報保全監察室」(仮称)が、事務次官級の「保全監視委員会」や「独立公文書管理監」という三つの「第三者機関」について、その関係や役割を聞いても「検討中」というばかりでさっぱりわからない。
維新の会をつなぎとめるために、「第三者機関」を連発したが十分な検討もないもので、 およそ法案の採決などできる状況でなかったことは明白。しかも、いずれも政府内の期間であり独立した第三者機関とは似て非なるもの。やはりこの法律は廃止しかありません。
その後、国会対策委員会、議員団会議と続きました。20時から久しぶりのプール。
日本共産党京都府委員会が呼びかけた「秘密保護法廃止に向けた取り組み相談会」に倉林参院議員と共に参しました。弁護士や市民団体、労組・民主団体代表などが集まってくださり、私から国会報告した後、意見交換。廃止しかないは共通の思いで、これからの運動体や、学習や運動の在り方など様々な提案があり活発な議論になりました。
すでに廃止を求める署名運動が取り組まれているほか、通常国会召集日には国会包囲行動も計画されています。がんぱろう!
秘密保護法をめぐる国会攻防と今後の展望について「京都民報」12月15日付でインタビューに答えました。当HPの「つれづれぐさ」にアップしましたので、ご覧ください。
午前中は資料整理など。12時から国会内で開かれた核軍縮不拡散議員連盟(PNND)日本の総会に出席。国際的な議員ネットの日本支部です。
役員改選などを行った後、PNNDのグローバルコーディネーターであるニュージーランドのアランウェア氏をゲストスピーカーとして招き、核兵器廃絶をめぐる国際的動向などについてお話を聞き、質疑応答。
終了後、若干のデスクワークを行い、京都に帰りました。
秘密保護法の国会を振り返り、廃止をめざす「赤旗」の座談会を仁比、笠井、赤嶺議員と行いました。国会取材団の遠藤キャップの司会で、衆参の論戦で浮き彫りになったこと、乱暴な国会運営とその背後にある国民の反対世論の広がりへの政府・与党のあせりなどなど、エピソードも交えながら語り合いました。
座談会での話題の一つが、国会を包囲した市民や激励FAX・メールの多さ。写真の紙の山が我が事務所に寄せられたものです。座談会は近く掲載されます。ご覧あれ。
スウェーデン国際問題研究所のハーグストローム・リーヌス主任研究員が来訪。「日本外交と安保の理念」「日本共産党が唱える平和主義」などについてインタビューを受けました。日本の大学に留学され、京大の客員教授も昨年務められるなど大変日本語が堪能な方でした。
憲法九条を持つ国として果たすべき国際的役割、それと相いれない安保体制、安倍内閣の危険な動きと日本共産党の政策等につてお話ししました。「面白い話を聞けた」と言ってくださいました。
今日は国対会議、議員団会議が行われ、臨時国会全体を振り返って議論しました。最初の予算委の笠井質問の時に「毎日」が「自共対決国会」という政府関係者の声を紹介していましたが、国会の最後は自民・共産のみの秘密保護法の本会議反対討論で終わりました。
まさに「自共対決」で始まり、「自共対決」で終わった国会。大いに語り、党大会成功にも貢献していこうと議論しました。夜は参院議員団の御苦労さん会。
1月の党大会に向け、各地で地区党会議が開催されています。今日の朝は地元の京都左京地区党会議に出席し、国会報告を兼ねた挨拶。秘密保護法強行を巡る状況を報告するとともに、決議案にある自共対決の政治構造や一点共闘の発展などがいっそう浮き彫りになった臨時国会全体についても報告し、秘密保護法撤廃へ新たな奮闘を呼び掛け、お誓いしました。
夕方には、左京区の熊野神社交差点で、原としふみ地区委員長、富樫、樋口両京都市議とともに街頭演説会で訴えました。
会期末の今日、朝から参院本会議での秘密保護法案の採決をめぐり緊迫。午前中は各委員会の会期末処理が行われ、午後から本会議。森雅子、秘密保護法案担当大臣の問責決議案を採決し、与党の反対多数で否決したところで休憩。
府・与党は不測の事態にそなえて二日間の会期延長を行なうことを決定。衆院では内閣不信任案が出されたため、その処理が最優先とされ参院本会議の再開は大きく遅れました。6:30からは日比谷野音で反対集会が開かれ15000人が参加。国会周辺にも続々と市民が駆けつけコールが響きます。
21時に再開した本会議の冒頭で中川特別委員長問責決議案の議事に入りました。日本共産党を代表して私が賛成討論にたちましたが、与党の反対多数で否決。いよいよ秘密保護法案の採決に入るところで、みんなの党、維新の会の議員とともに民主党議員も立ち上がり議場から出て行ってしまいました。
民主党も反対討論に立つことになっていましたが討論権を放棄。自民党の議員に続いて仁比議員が反対討論に立ち、文字通りの自共対決になりました。仁比議員の討論の最終に民主党議員が議場に戻ってきました。議員総会で退席反対の声が多数だったために戻ってきたというもの。政党としての姿勢が厳しく問われました。
23:23与党の多数により秘密保護法案が成立。歴史的な暴挙です。絶対に許せません。本会議が休憩にはいったところで衆参の議員団総会を開き、志位委員長が憲法違反の法律はゆるされない、撤廃を求める新たな運動に立ち上がろうと挨拶。ガンバローを三唱して誓い合いました。
0:10に本会議が再開。国会を出たのは1:00前でした。