京都から倉林明子選挙区候補を先頭に、府議団、京都市議団、京丹後市議団の皆さんら総勢21人が国会へ。9省庁に要望書を提出して交渉の交渉に穀田衆議院議員とともに同席しました。
要請項目は、雇用の確保と賃上げ、生活保護、Xバンドレーダー、防災対策、公営企業支援、中小企業支援、原発ゼロなど多岐にわたり、それぞれの議員から地元の声や議会でのやり取りを踏まえたやり取りが行われました。
昨日、Xバンドレーダー視察でご一緒した京丹後市議団4人も早朝出発して5時間以上かけて到着。住民からの、配備に伴う安全に関する具体的な疑問について、「米軍から聞いていない、明らかにできるよう米軍に要請している」と応える防衛省の担当者に、「米国にお願いするのではなく、住民の安全を守る立場に立て」と迫りました。
倉林さんら何人かのメンバーは、そのまま福島県の被災地へ。京都から支援物資を届けるみなさんと現地で合流し、2泊の支援活動を行います。冷たい雨が降ってるので、風邪ひかないように~。
お昼に倫理・選挙特別委員会が開かれ、総務大臣のあいさつや総選挙の報告、選挙執行経費法改正法案の趣旨説明を聴取しました。
米軍のミサイル防衛システムのXバンドレーダーの配備計画が発表された、京丹後市にある自衛隊経ヶ岬分屯基地や周辺の自治体を訪れ、調査と懇談を行いました。倉林明子参院選挙区候補、吉田さゆみ京都5区代表、光永あつひこ府議団幹事長と、宮津市、伊根町、京丹後市の各議員の皆さんと一緒でした。
日米首脳会談で、北朝鮮のミサイルに対応するためとして日本に2ヵ所目のXバンドレーダーを配置することが合意され、航空自衛隊経ヶ岬分屯基地がその候補として突如発表されました。地元のみなさんは報道でしった驚いたという状況です。
京都を朝出て、11:30から宮津市の井上市長と懇談、13:00から伊根町の小西副町長と懇談。14:00からの視察、15:40から京丹後市の大村副市長と懇談。終了後、JRと新幹線で5時間余。東京着は22:30のハードな日程で、昼食は移動の車の中でとりました。
航空自衛隊経ヶ岬分屯基地では、会議室で概況説明を受けた後、屋上から日本海を見渡しながらさらに説明を受けました。すでに同レーダーが設置されている青森県の車力基地と違い、民家のすぐ横に基地があることを実感しました。
3つの自治体でお話を伺って感じたのは、自治体や住民にきちんとした情報が示されていないこと。レーダーの出力など具体的な情報は軍事機密だとして示されないまま、「安全」「影響はない」ということだけが強調されています。自治体も住民もよくわからず、判断しかねているという状況でした。
住民から出されている、事が起これば攻撃の対象にされるのではないか、レーダーによる環境や漁業への影響、百数十名のアメリカの軍人や技術者が来ることによる治安への影響などなどに、説明責任を果たすことがまず政府に求められています。
そもそもミサイル防衛計画は、アメリカが「防御の盾」を持つことで先制攻撃を可能にする計画であり、日本防衛のものではありません。配置は軍事的緊張を拡大させるものであり、憲法九条にもとづく平和的外交努力に逆行。京都をアメリカの先制攻撃の前線基地にすることは許されません。
さて今日は先日収録したTVタックルの放映ですが、丁度東京に戻る新幹線の中。ワンセグで見ようとしていますが、ほとんど途切れてしまいます。どんな編集だったかな。
午後からの予算委員会で質問に立ち、TPPの日米共同声明について、総理が、「聖域なき関税撤廃が前提ではないことが明確になった」としていることのごまかしをただしました。
質問ではまず、すべての物品を交渉対象とし、「関税と非関税障壁を撤廃」というTPPの大原則は何も変わっていないことをただすと、岸田外相は「TPPの輪郭の内容が変更されたとは承知しないない」と認めました。
さらに安倍総理が「聖域なき関税撤廃でないことが明確になった」と述べていることについて、TPPの大原則が変わらない以上、「交渉の中で例外を主張することは妨げない」という程度だと指摘。「交渉の結果、例外が認められる保証があるのか」とただすと、総理は、「結果は交渉の中で決まっていく」とのべるだけで何の保証もないことを認めました。
さらに自民党の公約6項目については、何一つ満たされていないことも認めましたが、TPP交渉参加が総選挙での公約違反であることを認めない総理。10分という短い質問時間が残念です。
質問で使った、総選挙での山形2区の自民党候補のポスター。「TPP断固反対 ウソつかない ブレない」というもの。この候補には安倍総理も応援に行っています。委員会室で示すと、どよめきが起こりました。総理に、このポスターのようにTPPの公約についてウソつかない ブレない答弁を求める」と切り出しましたが、ごまかし答弁に終始しました。
このポスターは、ここ数日、FBでかなり拡散していたのですが、サイズが小さくて、パネルにできません。なんとか最初の写真を撮った日本共産党の高橋・米沢市議さんにたどり着くことができました。昨夜、メールで送ってもらい、今日の質問に間に合いました。様々な人の協力をいただいてできた質問です。

昼過ぎに、開会前の「私立高校の学費負担を考える院内集会」に顔をだしてから予算委員会へ。予算委員会の途中、「オスブレイ配備撤回・低空飛行訓練中止」署名の提出集会に参加して挨拶しました。
参院本会議で補正予算案の採決が行われ、一票差で可決し成立示した。開票結果がでるまで、可否がわからず、議場はどよめきに包まれました。
野党から維新の会、国民新党、新党改革に加え、みどりの風の大半が賛成し、先週末に民主党を2人の議員が離党し、そのうち1人が賛成したことが決め手となりました。
日本共産党は、軍事費を増やし、浪費型大型公共工事などを盛り込んだ補正予算案に反対しました。
午前中は「横須賀9条の会」の署名提出と懇談の集いで挨拶(写真)。その後、「ミサイル防衛システム」の米軍Xバンドレーダーの設置候補地に京丹後市の経ヶ岬の自衛隊の駐屯地が上がっていることについて防衛省からレクを受けました。
今日の午前中、地元の京丹後市長を防衛事務次官が訪れて説明したとのこと。設置されれば、京都府内で初めての米軍施設となります。「ミサイル防衛システム」は、アメリカの先制攻撃戦略と一体のもの。軍事的対応は緊張を激化させるものです。
15:50から本会議。終了後、予算案成立のあいさつ回りに訪れた安倍総理、麻生財務相らに応対しました。
その後、明日質問に立つ、予算委員会集中質疑の緊急打ち合わせ。明日、日米首脳会談等についての集中審議を午前中は衆議院で、午後は参議院で行うということで基本的に合意されていました。
そこで昨日、衆院はTPP問題、参院はそれ以外のテーマと分担し、私は基地、原発問題で準備し、昼過ぎには原稿もできていました。ところが衆院は、補正予算採決時に与党が訪米後に7時間の集中質疑を行うことを約束していたため、「半日の集中では約束違反であり、認められない」ということになり、明日の衆院予算委は行われないことに。
それが決まったのが本会議中。それにより、私の質問テーマも焦点のTPP問題に変更することとなり、終了後、急遽関係者に集まってもらい、一からの準備。まさに、国会は一寸先は闇です。
とはいえ関係者の知恵を出してもらい、おお急ぎで原稿を仕上げ通告しました。明日の16;10、NHKでご覧ください。
オスプレイの配備撤回を求めての安保破棄実行委員会の新宿駅西口宣伝行動に参加。週末には沖縄の41市町村長らが東京で集会や「総理直訴行動」に取り組むほど深刻な事態であること、首都圏など本土での訓練も計画されていることを紹介し配備撤回を訴えました。
午前中は、通常国会冒頭での総理の所信表明演説への代表質問について、少数会派にも質問を保障するよう、生活の党、みどりの風の代表とともに岩城議運委員長に申し入れ。
12時から安保破棄実の宣伝行動に参加し、午後はデスクワーク。夜は、京都出身で、東京の民主団体・労組で仕事をしている皆さんによる「都の会」の新年会。
全労連の評議会のために上京中の京都総評の吉岡議長、梶川書記長も参加され、気の置けない楽しい会になりました。参院選挙は何としても勝利をと激励も頂きました。
静岡県御殿場市で終日、キャンプ富士・東富士演習場でのオスプレイの派遣、訓練について調査。佐々木、塩川、田村各議員、畑野、小泉元参院議員、高木・御殿場市議、岡本、小沢・両裾野市議、高畑・小山町議らと私。
御殿場市内のホテルを朝出て、キャンプ富士を柵の外から視察。続いて東富士演習場地域再建連盟の勝又委員長らと懇談。他の基地では例のない地権者と自衛隊の間の演習場使用協定の歴史やこの間の国との協議についてお話しを聞きました。
国からまともな説明がない中、使用協定の柱である米国基地全面返還に逆行するような訓練は受け入れられないと明言された。「主権国家の上空を米軍が好き勝手に使うことにものが言えない政治に歯がゆい思いです」という言葉が耳に残ります。
続いて御殿場市役所で市幹部から聞き取り。オスプレイの東富士演習場での訓練について「情報提供がされておらず、訓練内容も明らかでない。現時点では同意できない」と明言。防衛省が、環境レビューの概要しか市に渡していないことがわかり、驚きました。国の姿勢はあまりにもひどい。
その後、地元のマスコミからの取材。多くの新聞、テレビが来ており、感心の高さを示しました。続いて、地元の地方議員や署名活動をとりくんでおられる皆さんとの懇談。今後の取り組みについて意見交換をしました。
調査を終了し、三島から新幹線で東京へ。司法書士会連合会の新年祝賀核、弁護士政治連盟による推薦議員の衆院当選祝賀会に参加し、それぞれ挨拶。
48回目を迎えた京都の「被爆者を励ますつどい」に参加し、あいさつ。京都「被爆2世・3世の会のメンバーとしても壇上から「上を向いて歩こう」の歌を送りました。
52年前から始まった「6・9行動」。そこで寄せられた募金を見舞金として被爆者に渡す場として1965年に「被爆者激励集会」が開かれ、以後、毎年開かれるようになりました。6×9=54のモチーフをつないだひざ掛けを贈る運動も女性に広がり、楽しい企画もくわわった「つどい」として発展してきたもの。
今年は「被爆者を励ますクリスマス平和祈念パーティー」として開かれ、今年秋に結成された京都「被爆2世・3世の会」も実行委員会に加わりました。
渡辺賢治実行委員長の挨拶に続いて、私も挨拶にたち、被爆2世としても国会議員としても、核兵器廃絶、原発ゼロ、原爆症認定訴訟解決の先頭に立つ決意を述べました。浜田良行府議、樋口京都市議も紹介されました。
見舞金や贈物の贈呈、被爆者の紹介の後、参加している「被爆2世・3世の会」のメンバーがステージに上がり、結成の経緯やこれからの活動について報告し、歌を贈りました。秋に結成されたばかりで「会」として外に向けての活動はこれが最初。被爆の体験を受け継いでいくために被爆者の皆さんからの聞き取りなども行いたいとの提起もされました。
原爆訴訟の報告の後に第二部。「うたごえ」や「フラダンス」などの披露やキャンドルサービスも行われ、楽しく過ごしました。被爆者の方は当然ながら高齢の方ばかり。来年もお元気な皆さんとお会いしたいものです。
予算委員会で質問に立ちました。在日米軍再編で在沖海兵隊のグアム移転と普天間基地の辺野古への移設を切り離すという日米合意の見直しについてと、日本のグアム移転費負担の問題で質しました。
在日米軍の再編見直しに関しては今朝の新聞でも「沖縄の海兵隊の一部を岩国に移転することを米が打診」「普天間基地の補修予算を米が要求」などの新たな報道がありました。午前中の予算委でもこの問題での総理答弁があったので、質問原稿を補強しました。
米軍再編日米合意の見直しについては玄場外相に質問しました。グアム移転と辺野古移設をワンパッケージとすることの見直しは、県内移設反対のオール沖縄の世論、米の財政難と軍事戦略の変化によるもので、これまでの日米合意の破たんを示していると強調。
外相が、日米合意を見直しても「普天間の辺野古移設が最善だ」と答弁したことに対し「世界一危険な普天間基地の早期返還が原点。それを辺野古移設が条件だとしてことで今日まで解決できなかった。にもかかわらず政府が辺野古移設にしがみつくならば普天間固定化につながる。無条件返還を求めて交渉するよう転換すべき」と迫りました。
もう一つはグアム移転費用。日本が09~10年度に予算化して米国に送金した約800億円のうち100億程度しか執行されておらず、11年度予算については米国に送金せずに繰り越すことが四次補正に盛り込まれています。
「米と協議し、毎年精査して計上するといっていたのに、3年連続して執行されないような予算を計上したのはなぜだ」とただすと、田中防衛相は的外れの答弁を繰り返すばかり。まともな答弁を求めて野党理事が再三、委員長席に集まるなど委員会室は一時騒然としました。
アメリカの領土にあるアメリカの基地に日本が資金を提供するという前代未聞のことをすすめるからこのような問題が起きるのです。今回の合意見直しを機に、提供資金の返還を求め、被災地支援に回せと迫りました。
今日は、朝の国対の後、質問の補強をしつつ、11時前に田村議員の予算委総括質疑を応援傍聴。12時過ぎから倫理・選挙特別委員会の理事懇談会に出席しました。終了後、日弁連主催の国連の個人通報制度の日本での早期実現を求める院内集会に参加して挨拶。13:30から17時過ぎまで予算委でした。
今日は節分。21時ごろに国会から京都に戻り、自宅のすぐ横の吉田神社の節分祭に出かけました。参道には約700の出店があり、京都中からたくさんの参拝者で賑わいます。
冷え込む中を妻と出かけ、例年通り、地元の酒蔵の濁り酒を片手に玉こんにゃくをいただきながら歩きました。節分を迎えると寒さも峠をこします。明日は立春、京都市長選挙の最終日です。
さて、午後の衆院本会議で四次補正予算が衆院を通過。参院予算委の日程も朝の理事懇で、テレビ入り基本的質疑1日半、一般質疑4時間と固まったので、論戦打ち合わせ会議を行いました。
私は一般質疑で外交防衛問題に関して質問することになったこともあり、午後からの衆院予算委員会の集中質疑を院内テレビで視聴しました。沖縄防衛局長が宜野湾市長選挙に関して、有権者リスト作成や職員への講話を行って介入した問題について、防衛局長を参考人に呼んでの質疑です。
驚いたのは自民党から質問にたった中谷元防衛庁長官の質問。自民党も防衛局長の行為に問題があるして集中審議を求めたはずなのに、中谷氏は「職員に棄権しないように呼びかけて何が問題なのだ」「理由もなく処分してはならない」とひたすら擁護しました。
30年前から同様の行為が行われていたという証言も出ていますが、中谷氏自身が防衛庁長官の時にもやらせていたのではないかと疑いたくなるような質問でした。
日本共産党から赤嶺議員が質問に立ち、一般的な棄権防止でなく防衛局の立場で市長選挙への介入を求めたものであることを明らかにしました。
さて、今日の報道によると、4月から離婚届の書式が改められ「親子の面会方式」や「養育費の分担」の取り決めができているかを記入する欄が設けられることになりました。離婚の際に、子の利益を最大限に考慮し、親子の面会や養育費について協議するよう定めた昨年5月の民法改正に伴うもの。
質疑の際には私も、法改正の趣旨を周知徹底するために広報や離婚届の改善などを求めていました。取り決めの記入の有無は離婚届の受理の用件ではなく、未記入でも届出は可能ですが、書式改善を通じて、面会や養育費についてきちんと取り決めることが広がることを期待しています。