活動日誌

「2023年4月」の記事

 4.19フリーランス.jpg明日はインフル特措法改正案で午前、午後と二回の質問。午後は対総理質問です。朝から質問原稿を仕上げつつ、採決も行われる見込みで討論の準備も。
 さらに明後日の午前はフリーランス新法の本会議質問、インフル特措法の討論、午後は拉致問題特別委の質問。と、言うことで、今日は六つの質問・討論を並行して準備。
 午前中は本会議で健康保険法改正案の質疑。倉林議員が質問に立ちました。18:30から日本労働弁護団主催の緊急院内集会「『フリーランス新法』の課題と、フリーランスの実効的な保護について考える」に参加。条文に即した法案の問題点、課題と、韓国の例を示しながらのフリーランスの実効的保護の二つの報告があり、法案審議に非常に役立つものでした。
 参院では明後日の本会議で審議入りし、来週火曜日に委員会質疑になりそうです。十分な審議時間を求めていきます。
IMG_0940.JPG 今日もインフル特措法の審議。午前中は厚労委員会との連合審査で倉林議員が、午後は内閣委員会で私が質問しました。
 まずは高齢者施設でコロナ陽性者が入院できずに施設内療養を強いられ、亡くなられた問題。国は高齢者は原則入院としていますが、高齢者施設では陽性者の八割以上が留置きになっており、「原則施設内療養になっている」と実態を示しました。
 さらに診断した医師が入院が必要としているのに、心肺停止時の組成措置拒否を理由に入院が拒否された京都の例を挙げ「命のトリアージ」が行われていると指摘。このような事態の背景にある医療体制の問題や入院調整の状況、施設内療養者の実態など、国のとして全国的調査を行うことなしに、次の感染症爆発にそなえることなどできないと迫りました。
 もう一つは、高齢者・障害者施設が施設内療養者の療養場所確保のためにデイサービスやショートステイを中止・休業して大幅減収になっている問題。業務継続のための消毒や人件費など支出が増えた、「かかり増し」費用には国の支援制度がありますが、こうした減収には支援がありません。
 大阪の社会福祉法人が、施設を感染者の療養所として利用するために休業し、6400万円の減収になりながら補助、支援がまったくないとしてテレビでも紹介されたことを紹介。支援を求めました。
 伊佐厚労副大臣は減収には支援制度がないことを認めつつ、「施設内療養者一人当たり30万円」の支援があると答弁。私は、減収の規模がはるかに大きいと指摘し、「医療ひっ迫」を理由にして留め置かれ、福祉医療が転嫁されたことから生じた損失は「かかり増し」とは性格が異なるものであり、何等かの保障が必要だと強く求めました。
 
 木村区議.jpg今週は明日の午後に質問。木曜は午前、午後二回の質問と討論。金曜は本会議で質問と討論の二回登壇の予定で、午後は委員会質問。質問準備に追われて超多忙で、統一地方選の応援になかなか行けないなあと思ってました。
 ところが、明日の内閣委員会でのインフル特措法の三回目の質問の準備を終えて議員宿舎へ帰る途中にスーパーに寄ると、なんとその前で9期連続当選の大ベテラン、日本共産党の木村正明候補が演説中。飛び入りで応援演説をしました。寸暇を惜しんでがんばろ~。
 午後には、「エリザベスさんに在留特別許可を与えてください」の署名提出集会。支援に取り組む「with Elizabeth(エリザベスとともに)」の皆さんや指宿弁護士と共に昨日(4/17)、法務大臣と出入国管理庁長官あての署名を政府に提出しました。
 エリザベス.jpgエリザベスさんはナイジェリア出身の難民認定申請者です。女性器切除(FGM)強制から逃れるために故郷を離れざるを得なくなり、32年前に来日されました。難民申請が認められず、現在2度目の申請中。仮放免という、不安定で困難な身分の下でも入管収容施設の収容者等への支援活動を積極的に行われてきました。
 この間、エリザベスさんに「人道的配慮に基づく在留特別許可」を与えてほしいという運動が広がり、署名は2ヵ月足らずで26,878人に達しました。
 エリザベスさんの困難の土台には入管難民法があり、日本の難民認定数は世界でも異常に少なく、「全件収容主義」が行われています。昨年、提出された入管法改正案は、問題解決どころか、逆に、難民申請を二度行っても認められない場合は強制送還を可能にするなど改悪法案であり、批判の声が広がるなかで廃案となりました。
 ところが政府はほぼ同じ内容の法案を再提出し、13日から衆院本会議審議が始まったところです。そのさなかの署名提出となりました。私はあいさつで、このような入管法改悪ではなく、抜本的見直しこそ行うべきであり、エリザベスさんにはただちに在留特別許可を求めました。
 署名提出後の記者会見では、エリザベスさんが、自分と同じような困難を抱える人々を励まし支えている思いや、一刻も早い在留許可への願いを熱く、熱く語られました。
エリザベスさんに在留特別許可を!
 太田.JPG統一地方選後半戦の市区議、市区長選挙の公示日。午前中は三重県四日市市で、午後は静岡県沼津市、熱海市で党候補の勝利を訴えました。
 四日市市では2議席から1増をめざします。太田のり子(現)候補の出発式で訴えた後、村上さとる、三浦ひでのり(以上新)各候補と街頭演説。
 昼前に終えて、近鉄⇒新幹線⇒東海道本線と乗り継いで沼津市へ。ここも現有2から3議席をめざします。まずは川口けい(新)候補の地元の公園で街頭演説会。続いて、沼津駅前で、岡田しんいち(現)、高橋ひでこ(新)両候補とともに訴えました。
 最後は熱海市。JRで移動し、高井かずゆき(新)候補とともに2ヵ所で街宣。健康上の理由で昨年末に党議員が辞職して現在は空白。議席の回復をめざします。
 共通した争点が学校給食の無償化。四日市市の財政力指数は全国の中・大規模都市105市の中で第3位。この財政力を使えばすぐに実現できます。
 沼津市では昨年10月から半年間、物価高騰対策として無償化されましたが、この四月から有料に戻りました。二月議会で無償化継続を求めたのは日本共産党のみです。住民合意もなく事業費が膨れ上がっている沼津駅高架化は見直すべきです。
 熱海では、昨年の議会で党議員が無償化を求め、今年2月議会で市長が、「物価高騰分は補助する」と答弁。一歩前進です。さらに無償化の声をひろげよう。
 三市ともに、日本共産党の前進が学校給食無償化実現のカギ。ぜひ、全員を押し上げてほしいと訴えました。
   ますとみ.jpg明日は統一地方選後半戦の市議・市長選挙の告示日。今日は雨の中、京田辺市・増冨りつ子、木津川市・みやじま良三、西山さちこ(以上現)、おおがま智光(新)の各予定候補の皆さんと街頭から訴えましした。
 新田辺駅前ではますとみ市議で訴えた後、聞いてくださった皆さんにあいさつに回ると「今日はここで訴えた四人目の国会議員だよ」と教え下さいました。そのうちの一人が維新の馬場代表。大激戦です。
 市政では住民への我慢と負担押し付の「自公+維新」。軍拡では、自公を「まだ足りない」と右からせかしているが維新。命、暮らし、平和の願いは日本共産党へとよびかけました。
 終了後、明日の告示第一声のために三重県四日市市へ。
    
  4.15手紙.jpg 今日はとてもうれしいことがありました。近鉄高の原駅前での宮嶋良三木津川市議と訴えた時、雨の中、車いすで聞いたくれた女性がいました。終わって挨拶に行くと、「大阪から会いに来ました」と手紙を下さいました。
 あっとすぐ頭に浮かんだのが、かつて障害者に関わる私の質問に「感激した。ぜひ演説を聞きに行きたい」と手紙を送ってくれた女性のことです。10年前の質問で、障害者や高齢者が成年後見人をつけると選挙権が奪われるはおかしいという内容。その後、この問題での最高裁判決も受けて超党派の議員立法で選挙権が奪われないようになりました。
 この質問が障害者の権利に関する研究者の本で紹介されたのを読んで手紙を下さったのです。「あの時に、手紙くれた方?」と尋ねるとその通りでした。わざわざ、大阪から、聞きに来てくれたとのこと。感激です。「お会いできてうれしい」と握手しました。
 いただいた手紙には「いつも井上さんの活動に元気をいただいています」とあり、「4/8の赤旗に載せていただきました」として紙面も同封されていました。なんと、自分が望む社会と共産党が目指す社会が重なっているとわかり、昨年、入党されたとのこと。赤旗の記事では街頭宣伝で初めてマイクを握ったことも書かれていました。
 私の質問がきっかけで、日本共産党をより知っていただき、「自分が望む社会と共産党が目指す社会が重なっている」として入党もされた。うれしいなあ。今日は、いつにもまして気持ちよく訴えました

  GX岩渕.jpg朝からあわただしい一日でした。8:30からの内閣委の野理懇に始まり、拉致特理事懇、国会対策委員会、参院議員団会議、本会議、参院改革協議会、選挙制度専門委員会、事務所打ち合わせ、インフル特措法レク、拉致特質問打ち合わせと続きました。その間に原稿チェックもすませ、16時半の新幹線で京都へ。

 午前中の本会議ではGX(グリーントランスフォーメーション)推進法案の質問に岩渕友議員が立ちました。

 来週は統一地方選後半戦の真っただ中ですが、私は委員会で質問4回、討論1回、本会議で質問1回、討論1回と続きそうで、その準備でおおわらわですが、この土日と最終日は全力で応援に駆け巡ります。
 参考人.jpg内閣委員会で新型インフル特措法の参考人質疑。三人の参考人の一人として「21世紀・老人福祉の向上をめざす施設連絡会」の事務局長で京都の社会福祉法人七野会理事長の井上ひろみさんに来ていただきました。
 井上参考人は、特養など全国2107施設から回答をえたアンケ―トで、半数以上でクラスターが発生し、陽性入居者の87・4%が施設内療養になった結果を紹介。「リスク感染者は原則入院なのに、施設内療養が事実上の原則になっていた。医療にアクセスできずに施設入居者が亡くなる事態を避けるためには、重症化時は確実に入院加療可能にすることに尽きる」と述べられました。
 井上参考人.jpg私の質問に対し、「厚労省の担当者やある県知事が『入院の必要ある人は入院できている』と答えていた」と行政の認識と実態がかけ離れていたと指摘。「全国的な施設の実態や亡くなった方の経緯や詳細を検証することなしに問題解決はない」と強調されました。
 参考人で、昭和大学の二木芳人客員教授は「六波以降の急速な感染者、死者の増加の原因は」との問いに「政府がゼロコロナ対策をやめて経済優先にかじを切った結果だ。被害を被ったのが、高齢者と有病者だ」と述べられました。
 高齢者施設での実態と課題を具体的に語った陳述は注目され、質疑終了後も何人かの議員が井上参考人に直接、お話を聞かれてました。井上ひろみさん、ありがとうございました。
   午後も委員会が開かれ対政府質疑。コロナ禍で過酷な労働環境に置かれ、退職者が続出している独立行政法人国立病院機構の看護師がおかれた深刻な状況を告発し、同機構への監督指導義務がある主務官庁の厚生労働省が厳正な対応をすべきだと迫りました。

 私は、「全国140の国立病院機構で横行するブラック労働」と題した『週刊文春』の連載に言及。同機構本部がある東京医療センターで退職・休職者が100人も出て、コロナ第8波に夜勤体制4人から3人に減り勤務が激化したとの記事を示し、「夜勤人数を減らすことで患者の安全が保てず自分の資格をなくすかもしれない恐怖とたたかっている」などの声が全日本国立医療労働組合(全医労)にも寄せられているとして政府の認識をただしました。

 厚労省の伊佐進一副大臣は「機構が事実関係を精査している」と答弁。私は、「報道から2カ月たっている。厚労省には国立病院機構への監督指導義務がある」と迫りました。さらにサービス残業、妊婦の深夜勤務免除を認めないなどの法令違反が告発されていると追及。伊佐副大臣は「現場で働く方々の職場環境が適正に保たれることは重要」などと答えました。

 私は、岸田文雄首相は「地域の医療機関の役割分担が必要」と言うだけで、それを支える個々の医療機関の人員増には言及しないと指摘。「人員増も大量退職を生んでいる職場環境の是正もない。これで次の感染症拡大に対応できるのか」と批判し、大幅な医療体制の拡充を求めました。

 IMG_3390.JPG午前中は本会議で、「地域公共交通活性化新法」の質疑。田村智子議員が質問に立ちました。ローカル線廃止促進をやめ、地域の鉄道網を守り生かす政策転換を迫りました。

 昼過ぎに参院の4党の国対委員長会談。今後の本会議の開催日程や審議案件について意見交換しました。

 午後は明日の内閣委員会のインフル特措法の質問準備。昼過ぎに厚労省のレク。国立病院機構の病院における看護師不足やサービス残業の実態などについて説明を受けました。そのあと、原稿を仕上げましたが、うっかりデータに間違って上書きしてしまい、大幅なロスがでて、通告が夕方以降になりました。

 明日の午前中は参考人質疑。参考人の一人として京都から「21世紀・老人福祉の向上をめざす施設連絡会」の事務局長で社会福祉法人七野会理事長の井上ひろみさんに来ていただきます。コロナ禍の下での老人福祉施設の実態や今後の課題についてお話いただきます。楽しみです。

 23.4.11 内閣.jpg統一地方選前半戦が終わり、次の日曜から後半戦ですが、今週は内閣委で二回の対政府質疑と参考人質疑の計三回の質問で準備に追われています。
 今日は感染症対策の司令塔として「感染症危機管理統括庁」の新設などのインフル特措法改定案について質問しました。
 学校休業やアベノマスクなどコロナ対策が専門家の意見を聞かずに行われたことを批判。昨年の濃厚接触者の待機期間短縮の決定前にもインフル対策推進会議分科会に相談しなかったことを質すと、後藤コロナ担当大臣は、「報告が事後になったことは申し訳なかった」と認めました。
 インフル特措法で、推進会議は「必要があると認める場合は総理に意見をのべる」と規定されているのに一度も行われておらず、「法の趣旨が生かされていない」と指摘。推進会議が総理に意見を述べるための会議を開催するルールの明確化や新たな統括庁に専門家組織が対策等を提案・助言できる仕組みを求めました。
  17:30に終了。直ちに明後日の質問の準備。

 昨日投開票の統一地方選前半戦。わが担当地域では、愛知県でしもおくさんが県議空白を克服、長野では佐久市の藤岡さんが返り咲いて一議席増、三重県では津市で25歳の吉田綾香さんが当選、新潟では推薦候補の馬場さんが当選するなどのうれしいニュース。

 一方で、現職の落選もあり、福井、静岡では新たな空白県議会となり、新潟県も推薦候補の当選ととどまりました。政令市の京都、名古屋、浜松での議席の後退に。

 しっかり教訓を生かして後半戦での勝利をめざします。今週はインフル特措法の質疑で、明日の対政府質疑、木曜の参考人質疑と対政府質疑と続き、準備にも追われています。

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