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「憲法・民主主義・政治とカネ」の記事

 16213738743510.jpg参院議員のOB・OGによる超党派の「参院協会」の躍進の皆さんが、女性の参議院議員候補を増やすように各党に要請に来られました。現役時代には議運委員長をされていた宮崎会長や、京都の笹野さん、わが議員団の元団長である吉川春子さんら6人が来れ、紙議員団長とともに応対しました。

 わが党の参院選挙の候補が比例と選挙区あわせて女性が5割を超えていることをお話しするとびっくりされ、「共産党はすでに要請内容を実現している」と評価していただきました。最後に皆さんと記念写真。

 明日の外交防衛委員会で、差別待遇に関するILO111号条約の未批准問題について質問します。朝から原稿をしあげ15時ころに通告しました。

 山添・予算.jpg午前中の本会議、文通費与野党協議会に続き、午後は予算委員会集中審議に出席。日本共産党から山添拓議員が質問に立ちました。
 大学の学費引き下げを岸田総理に迫ったの続き、「桜を見る会」の問題で追及。赤旗日曜版で報道した、安倍元総理の元秘書の裁判での刑事確定記録を閲覧して明らかになったことをパネルにして掲げようとしたのを自民党が認めないという事態が発生しました。
 拒否されたパネルは、サントリーが無料で酒を提供して「前夜祭」の会場に持ち込んだこと、元秘書が会費収入の不足分を関係政治団体が負担すれば公選法違反になるので酒を持ち込んだ旨の供述をしていることの2枚。パネルの使用は理事会での一致が原則なので、使用できませんでした。
 私も予算委のテレビ質問で、福井の原発利権がらみの会社から世耕参院自民党幹事長が企業献金を受けたいたことをパネルにしたら、自民党からその部分は認められないとして急遽、紙を貼って使用せざるを得なかったことがあります。
 山添さんが、新たな事実が明らかになったもとで、安倍元総理の再説明と岸田総理による調査を求めても、総理はまともに答えませんでした。疑惑解明に背を向け、国民の前に明らかにすることを妨害する自民党の姿が改めてさらけ出されました。
 終了後、急いで五中総が開かれている党本部へ。会場に入ると結語の途中。なんとか採決に参加することができました。
 DSC03059.JPG午前中は外交防衛委員会の一般質疑。午後は、会期末が近づく中、請願署名の受け取りが続きました。さらに、来週の質問に向けレクも。
 
 質問では、自民党機関紙のネット版で、全国で広がる日米地位協定改定を求める地方議会の意見書を敵視している問題を取り上げました。意見書は9道県、226市町村で採択され、全国知事会も二度にわたり「地位協定の抜本改正を求める提言」を政府に提出しています。沖縄県議会は復帰50年にあっての決議でも、抜本改定を求め、自民党を含む全会一致で採択しています。
 ところが自民党機関紙は、意見書は安保条約廃棄を主張する共産党系等の会派から提出されているとし、「日米同盟の不安定化をねらってこうした主張を繰り返している」と述べています。
DSC03062.JPG 私は「日本共産党は安保廃棄の立場だが、地位協定改定は米軍による事件・事故から住民の命と人権を守るために立場の違いを超えて取り組んでいる」と指摘し「不当なレッテル張りで国民の声を敵視するものだ」と批判。「政府も自民党と同じ立場か」とのべ、記事の訂正を求めるべきだとただしました。
 岸防衛相は「記事は承知している。米側と緊密に連携し、米軍基地の問題解決に取り組む」と述べるにとどまり、私は「地位協定の抜本改定を求める全国の声に真摯に向き合うべきだ」と訴えました。
 午後にはレツドパージ反対全国連絡センターの署名提出集会で挨拶し、署名を受け取りました。さらに、愛知保険医協会、消費税廃止各界連絡会の皆さんも来訪されました。
 次の質問に向け、ILO110号条約(雇用及び職業についての差別待遇に関する条約)について、外務省と厚労省からレクを受けました。
 DSC03046.JPG企業・団体献金全面禁止法案を参議院に提出。夜は、議員団会議の後、総がかり行動の皆さんの「軍拡とめろ! 官邸前月曜連続行動」で挨拶しました。
 法案は、紙、山添両議院と共に事務総長に手渡しました。抜け道になっている企業・団体によるパーティー券購入も禁止します。2月に提出した政党助成金廃止法案に続くものです。
 政治腐敗の温床となり、政治をゆがめる企業・団体献金は禁止、政党助成金は廃止へ!
 
 企業献金禁止法案.jpg官邸前行動では。今日の日米首脳会談で岸田総理がバイデン大統領に大幅な軍事費増を約束したことに怒りの声が次々とあがりました。立憲民主党の議員も並んで挨拶しました。
 バイデン大統領は昨日、米軍横田基地に到着して米軍ヘリで都心に入りました。なぜ成田や羽田を使わないのか。来日した歴代大統領で米軍基地を使ったのは沖縄サミットの時に嘉手納基地を使ったクリントン氏と、伊勢志摩サミットの後に広島訪問して岩国基地を使ったオバマ氏。
 都内での会談するのに、横田基地を使ったのはトランプ氏が初めて。そして今回のバイデン氏。無批判に報道するマスコミもどうかしてます。
 なぜ、その国の玄関口を使わないのか。日本を属国と思っているのではないか。米国いいなりのもとでの軍事の悪循環で戦争の危険を高めるのでなく、紛争を戦争にしない9条を生かした平和外交こそ!
 22憲法集会.jpg憲法記念日の今日。円野外音楽堂で開かれたは憲法9条京都の会などの共催による憲法集会に参加し、社民、新社会、緑の各党代表と共に挨拶。立憲民主党からのメッセージも寄せられました。
 天候にも恵まれ、円山音楽堂いっぱいの参加者。ウクライナ危機に乗じた憲法改悪のたくらみを許さない決意に溢れました。
 講演はジャーナリストの金平茂紀さん。ウクライナ現地取材の報告や憲法についてのお話しを聞きたかったのですが、夜のBS番組に生出演のため泣く泣く中座し東京へ向かいました。

 文書通信交通滞在費(文通費)をめぐる与野党協議会に塩川議員と共に出席。事務局から日割支給とすることや名称を「調査研究広報滞在費」などに変更することが提案されました。

 塩川議員は、日割支給の法改正には賛成だと表明。文通費の性格や名称変更に関しては、在京議員にも「滞在費」を支給することは国民から見て合理的説明が立たないと見直しを求めてきたと指摘しり「なんの見直しもなく、そのまま名称や性格に『滞在費』と残すことには異論がある」と述べました。

 文通費の性格について1966年の調査会答申を使った整理が行われているとして「50年以上前の答申ではなく、今の使途を把握した整理を」と要求。その上で「使途をはっきりさせた上で、名称や性格を位置付けるよう引き続き協議が必要だ」と主張し「まずは各党一致している日割で法制化を」と述べました。

 私も、66年の答申からネット環境や政党助成金の導入など状況は大きく変わっているとして、「現状の使途を認識した上で見直しが必要だ」と強調しました。

  来週以降の論戦について打ち合わせや準備などなど。

 

 22.3.21 北区.JPG京都市内で終日、街頭演説。午前中は4/10に京都府知事選と同時投票で戦われる北区府議補選の予定候補の福田ようすけ北地区委員長と。午後は左京区内で光永府議、加藤、樋口、富樫各市議と共に知事選とウクライナ問題で。合わせて9カ所で訴えました。
 府議補選は自民党の現職府議が昨年の総選挙の際に買収を行って罰金刑を受け辞職したことによるもの。しかし府議一人の辞職で済む話のなのか。自民党京都府連全体がどっぷり買収に浸かっている疑惑が高まっており自民党に候補者を出す資格があるのかも問われています。
 国政選挙ごとに候補者の国会議員から党の府連を通じて府議・京都市議に50万円が配られていた問題。予算委員会での質問も紹介しながら訴えました。
 京都で選挙ごとに配られた総額は2500万円余り。河井元法相夫妻が有罪となった買収の総額が2800万円余ですからほぼ同じ規模です。自民党府連事務局長の引継ぎ文書では「直接わたすと選挙買収になるのでマネーロンダリングします」と府連を経由する意図を露骨に書いています。
 広島で当初は現職の法相であり検察は起訴できないのではという声もありましたが、県民の声が起訴に追い込みました。お金をもらった自民党議員らは不起訴になりましたが、やはり県民の声が検察審査会の起訴相当の議決となり、検察は34人を起訴。すでに11人が議員辞職しています。
 京都でも弁護士や学者の皆さんらから「選挙買収だ」と二件の告発が京都地検にされています。検察を動かすのは広島でもそうだったように府民の世論。府議補選で「選挙買収、マネーロンダリング許すな」の声を託してほしいと訴えました。
 22.3.21 左京.jpg午後はウクライナ問題中心の訴え。ロシアの侵略が無差別攻撃へとエスカレートしている中、「侵略やめろ、国連憲章・国際人道法守れ」の声で国際的にプーチン政権を包囲することを訴え。京都知事選で、憲法守り生かすかじかわ憲さんを押し上げ、京都から平和の声をあげようと呼びかけました。 演説中にウクライナ救援募金も寄せられました。ありがとうございます。
 終了後、東京へ。明日は予算委、本会議で来年度予算案の討論・採決です。
 22.3.8外防.jpg外交防衛委員会で大臣の所信に対する質疑に立ちました。ロシアによるウクライナ侵略問題と米軍の中距離ミサイルの日本配備問題で林外相、岸防衛相をただしました。
 米インド太平洋軍は第一列島線にそって中距離ミサイル配備を求めていますが、林外相は「米国から直ちに配備する状況になく、具体的な配備先について検討は行っていない旨の説明を受けている」と答弁。
 一方、岸防衛相は、昨年の自民党総裁選で、高市早苗候補の「配備は必要」との発言を高く持ち上げるツイートをし、支援しました。「高市氏と同様、配備が必要との考えか」とただすと、「大臣の私が個人的にツイートしたもの」との答弁。
 しかし、プロフィールのトップは「防衛大臣」であり、大臣としての活動をツイートしてきたものであり、個人的などといえないもの。米議会の諮問機関が昨年11月に「同盟国の中型ミサイル受け入れ意思の調査するための協議」に言及して言ことを示し「米国と協議していないといいながら、防衛相がこのようなツイートをすることは配備が必要と公言するとの同じ」と批判。
 「軍備対軍備の悪循環を広げ、日本を米中の紛争に巻き込むことになる」として、中距離ミサイルを配備しないよう迫りました。
 終了後、文書通信交通費問題の与野党協議会に塩川衆院議員とともに参加しました。
22.2.28予算.jpg 予算委員会で質問に立ちました。今日は総理出席の一般質疑。選挙買収と政党助成金について取り上げました。
 岸田総理の地元広島の河合元法相夫妻の選挙買収事件。自民党は、党本部からの一億五千万円が買収原資になったことを否定しています。私は、公判での供述調書を示して政党助成金が買収に使われていたことを明らかにし再調査を求めました。
 自民党京都府連が選挙前の国会議員からの寄付を府・市議に配布している選挙買収疑惑では、「マネーロンダリング」としている内部資料について追及。
 元府連会長である二之湯大臣が内部文書に「文春で初めて知った」「府連は関与していない」としたのに対し、会長在任中に府連が訴えられた裁判の中で、二人の元事務局長が文書の存在を認めていることを示し、府連会長として知らなかったはずがないとただしました。
 二之湯氏が「裁判があったことも知らない」と答弁したのに対し、委員会室では「え~」という声が上がる中、二人の元事務局長の参考人招致を求めました。
 最後に、2つの事件のいずれも原資は政党助成金であり政党を堕落させているとして、日本共産党の提案した政党助成金廃止法案の真剣な検討を各党に呼びかけました。

 穀田、宮本.jpg一昨日の衆院予算委公聴会での発言を理由に宮本徹議員対し今日、維新が懲罰動議を提出しました。穀田国対委員長が会見を開き、まったく動議に値しないと厳しく反論。

 国会法と衆議院規則に照らし、公聴会が予算に対して国民の意見を聞く場であるにも関わらず、原英史氏は、「今日は誹謗中傷の問題に絞ってお話したい」と述べ、ほとんどがその内容だった。宮本議員の当然の発言への不当な言いがかりだと述べました。

 宮本徹議員もツイッターで「議会人として私の当然の指摘を受け止めないばかりか、責任を指摘した私の発言を威圧的に封じようというのでしょうか。自らを省みて、衆議院規則から勉強しなおしてほしい」と厳しく指摘しています。

 ネット上でも、立憲民主党の議員の皆さんや社民党など、維新を厳しく批判する声が広がっています。弁護士の郷原氏は自身が2016年に公述人として出席した際に、今回の動議の提出者である維新の足立議員から足立氏が「郷原さんは専門家ではなく政治家、政治屋だ。予算委の場で売名行為」と暴言を吐き、誹謗中傷したことを上げ、「足立さん、貴方には、こんなことで、懲罰動議を出す資格はないでしょう」と批判されています。

 維新からの不当な攻撃は国会内外の良識を集めて断固打ち破っていきます。

 今日は、もっぱら参院論戦に向けた準備でした。

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