
午前中は参院改革協議会と選挙制度専門委員会が連続して開かれました。改革協では、前回かの会議で各会派から出された改革の課題について議論。当面、デジタル化の推進や意見聴取などからオンライン審議を活用することなどについて議論を進めることになりました。
引き続く専門委員会ではG7各国の選挙制度と一票の格差、憲法上の規定、訴訟の状況等について国会図書館から調査に基づく報告を聴取して議論しました。
終了後、地方デジタル特別委員会でのマイナンバー問題の閉中審査を院内テレビで視聴。日本共産党から伊藤岳議員が質問に立ち、マイナンバー保険証をめぐるトラブルに対して政府が取ろうとしている対策が場当たり的で新たな問題を生むことを明らかにし、紙の保険証の存続でこそ問題が解決すると厚労大臣らに迫りました。お疲れさまでした!
小池晃書記局長が記者会見し、日本維新の会の馬場伸幸代表が23日にインターネット番組で「共産党は日本からなくなったらいい政党」などと発言したことについて、「民主主義を根本から否定する暴論だ」と厳しく抗議し、発言の撤回を求めました。
他党の政策について批判や論争をする権利はどの党にもあるが、「日本からなくなったらいい」と存在そのものを否定することは民主主義を否定するものです。
今日は午後から党本部で開かれた幹部会に出席。八中総決定の徹底と党勢拡大の七月末目標をやりぬくために、この間の重要な変化の教訓を交流しつつ、目標達成のテンポになっていない問題点を率直に議論して、決意を固めあいました。

午前中の本会議で、入管法の改悪について討論・採決。仁比議員が魂のこもった反対討論に立ちましたが、与党と維新・国民の賛成で可決・成立しました。これだけ立法事実を覆す事実が明らかになっているのに数の力で押し通すことは立法府の役割を放棄するものです。怒、怒、怒。
午後に開かれた災害対策特別委員会で質問に立ちました。珠洲市を中心とした能登半島での地震では過疎化、高齢化が進みマンパワーが不足している被災地の状況に見合った支援をプッシュ型で行い、制度を柔軟に適用することを求めました。
台風二号に伴う水害について、昨年九月と同じ場所が決壊した静岡県袋井市の敷地川の問題、早期の避難指示やアンダーパスなど危険個所の通行止めなどについて質しました。
終わって会館の部屋に戻ると、能登地震対策の政府レクで来ていた佐藤・石川県議が院内放送で質問を見てくれていました。記念にパチリ。
その後、来週の軍拡財源法の質問準備のために防衛省から二つのレクを受け、赤旗日曜版の記者さんから11日付一面の防衛省の基地強靭化事業にかかわる談合問題の記事について意見交換。
午前中の本会議での原発推進等五法案の討論・採決。岩渕友議員が怒りの反対討論を行いましたが悪政四党連合による賛成多数による可決・成立。
マイナンバー法案について昨日、自民・立憲の国対が今日の採こ決と来週月曜日の集中審議で合意しましたが、地方デジタル特別委の朝の理事会では日本共産党と共に立憲の理事が採決に反対。その場で決めることができず、審議日程終了後に理事会が再開されました。伊藤岳議員が奮闘し、一時間近くの理事会となりましたが、結局、採決が行われ、やはり悪政四党連合の賛成て可決。山下議員が反対討論にたちました。
午前、午後の悪政強行に怒、怒、怒です。怒りを込めて明日の財金委員会での軍拡財源法案の質問準備。夕方に通告しました。