オンラインで開かれた超党派勉強会 「国際業務にあたる国連・省庁職員の旧姓使用の限界とトラブル事例」に参加しました。「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」からの要請をうけ、八党の議員が呼びかけ人となったもの。国際機関等で働く日本女性達から直接お聞きするため、時差の関係で朝九時からの開催でした。
選択的夫婦別姓が認めらない下で、キャリアアップしようとしても、改姓により旧姓でのキャリアや実績が認識されず遮断されたり、転職の度に煩雑な手続きを余儀なくされる具体的な状況が語られ、それを避けるために離婚を考えざるを得ない現状もお話がありました。世界で唯一、夫婦同姓が強制されている国である日本で結婚により改姓が強いられることについて国際機関などでは驚かれ、受け入れられないことも紹介がありました。
自民党などの選択的別姓反対の議員らは、「通称使用」で問題が解決できるかのようにいいますが、国際社会で仕事や生活をするうえでまったく通用しなことがよくわかりました。選択的夫婦別姓、待ったなしです。
昨日は、午後に京都に帰りました。今日は朝のオンライン勉強会の後、東京に戻り、火曜日の質問準備。今日は母の日。広島に住む母に電話。宅配してもらったカーネーションを喜んでくれました。

4/28日以来の国会。朝の国対の会議から始まりました。衆院では軍拡財源確保法の委員会採決をめぐって緊迫した状況になっており、財金委員会理事会の状況など報告を受けて対応を協議。
参院でも水曜の原発推進法の本会議質疑など、衆から送られてきた悪法の審議が次々とはじまります。がんばりどころです。
明日の質問に向けて、女性用トイレ問題で内閣府男女共同参画局と国土交通省からレク。午後には珠洲市などでの震災の対応について内閣府と環境省からレクを受け、通告も済ませました。
お昼休みには、市民団体による「共謀罪廃止! 秘密保護法廃止! 監視社会反対! 12・6 4・6を忘れない6日行動」に参加し挨拶。立憲の打越さくら議員とご一緒でした。
紙議員団長とともに参院議長公邸を訪れ、尾辻参院議長、長浜副議長と夕食をとりながら懇談しました。
午前中の本会議で、マイナンバー法等改定案の趣旨説明と質疑。健康保険証を廃止しマイナンバーカードを強要するもの。日本共産党から伊藤岳議員が質問に立ちました。昨日の衆院本会議で自民、公明、維新、国民などの賛成で可決し送られてきたもの。
衆院では異常な悪法ラッシュとなっており、原発回帰に大転換する原発推進等5法案(GX電源法案)も昨日の本会議で自公維国の賛成で可決。さらに、国内軍需産業の基盤を強化するための財政支援措置を盛り込んだ「軍需産業支援法案」も安全保障委員会で、自民、公明、立民、維新、国民などの賛成多数で可決されました。
今日の午後の法務委員会でも入管法改定案の採決が強行され、自公維国の賛成で可決。軍拡財源確保法は参考人質疑が行われ、連休明け9日の委員会採決が与党から提案されました。最後まで衆院で奮闘しつつも、連休明けは参院が論戦の舞台になります。国民的運動と結んだ悪法阻止に全力を挙げます。
朝からあわただしい一日でした。8:30からの内閣委の野理懇に始まり、拉致特理事懇、国会対策委員会、参院議員団会議、本会議、参院改革協議会、選挙制度専門委員会、事務所打ち合わせ、インフル特措法レク、拉致特質問打ち合わせと続きました。その間に原稿チェックもすませ、16時半の新幹線で京都へ。
午前中の本会議ではGX(グリーントランスフォーメーション)推進法案の質問に岩渕友議員が立ちました。
来週は統一地方選後半戦の真っただ中ですが、私は委員会で質問4回、討論1回、本会議で質問1回、討論1回と続きそうで、その準備でおおわらわですが、この土日と最終日は全力で応援に駆け巡ります。
やった! 「袴田事件」で、死刑が確定した袴田巌さんの再審を認めた東京高等裁判所の決定について、検察は最高裁判所に特別抗告しないことを明らかにしました。一度は特別抗告を決めたという報道も流れていただけに、うれしい。支援者、弁護団の粘り強い取り組みと世論が動かしました。
今日の予算委一般質疑で吉良よし子議員が子どもの医療費無料制度を取り上げ、国の施策として18歳までの無料化を求めました。加藤厚労大臣の答弁はなんと「必ずしも子どものためになるとは言えない」というもの。驚きです。岸田内閣の「異次元の少子化対策」とは、国民の願いから「異次元」のようです。
今日は予算委員会の質問準備が中心。審議日程はまだ与野党協議中ですが、第一稿で皆さんからご意見をもらっています。午後には内閣部会で、フリーランス法案について議論し態度を決めました。
国会への欠席を続け、懲罰処分の陳謝に応じなかったガーシー議員に、午前中の参議院本会議において賛成235、反対1で除名の懲罰を科すことを決めました。尾辻議長が直ちに「議員ガーシー君を除名する」と議場で宣言しました。
今国会のはじめから、約2か月懲罰委員会の理事としてこの問題に対応してきました。当選しながら一度も登院しないという歴史上なかったガーシー議員の行為に対し、院として、また日本共産党としてどう対応すべきか、憲法、国会法、参院規則、先例などを勉強しながらの日々でした。
「国会は何をもたもたしている。税金泥棒はすぐに除名せよ」という意見から、「選挙で国民から選ばれた国会議員を多数をもって除名していいのか」という意見まで、国民からも様々寄せられました。
その中で、議運の了承なく海外渡航を続け、憲法で「全国民の代表」と定められた国会議員がその職務を果たすために国会召集に応じるべきことを定めた国会法第五条に明確に違反していることは国会議員としての資格が厳しく問うてきました。
同時に、選挙で選ばれた国会議員の立場は重いことから、慎重かつ丁寧に手順を踏んできました。真摯な反省があればと期待し、議場での陳謝の懲罰をいったん科しましたが。それにも応じない以上、除名の懲罰を科すべきと判断しました。
一つの区切りがつき、やれやれというのが率直な気持ちです。
正午から拉致問題特別委員会で、林外相、松野国務相から説明を聴取。午後は障害をもつ子どもたちのための「放課後デイサービス」について厚労省からレク、予算委での山添、岩渕両議員の質問を応援傍聴と続きました。

午前中に懲罰委員会が開かれガーシー議員に除名の懲罰を科すことを全会一致で議決しました。採決に先立ち、ガーシー議員の代理の浜田議員から弁明が行われ、それに対し私も尋問しました。
討論では国会法五条に違反して登院せず「全国民の代表」である国会議員の責務を果たしていないこと、前回の懲罰であった本会議での陳謝を行うことを約束しながら帰国せず欠席したことなどをあげ、参院規則245条の「議院を騒がしまたは議院の体面を汚し、その情状が特に重いもの」に当たるとして除名を求めました。 明日の本会議で採決に付され三分の二以上の賛成で除名が決まります。
午後にはDV法改正の評価と課題について、お茶の水女子大の戒能民江名誉教授を招いての勉強会。夕方にはフリーランス法改正について、日本芸能従事者協会の森崎めぐみ代表理事を招いてヒアリング。それぞれ現場の課題とともに政府と様々なやり取りを積み重ねてこられた到達点がよくわかりました。