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「憲法・民主主義・政治とカネ」の記事

 23日からの通常国会召集を前に今日は衆参で議運の理事会が開かれました。議運理事の仁比議員と様々、対応を打ち合わせ。代表質問や決算審議の本会議日程、議場での質疑者のマスクの取り扱い、特別委員会の設置と各会派への委員数割り当ての確認などなど確認されました。

 今日は安保法制が強行に抗議して続けられてきた「19日行動」の日。夜の議員会館前で、岸田政権の大軍拡や原発推進など国民と国会無視の暴走に抗議の行動が行われました。

 IMG_0463.jpg参院の立憲、維新、国民、共産の四党の国対委員長会談に出席。与党から提案のあった24日の決算質問、26、27の代表質問という本会議日程について確認しました。
 また、臨時国会で議論しないまま、軍事費拡大のための大増税を政府が決めたことは問題であり、徹底した審議を求めることを確認しました。
 今日は阪神大震災から28周年。あの日の早朝。京都の我が家で大きな揺れで目覚め、食器が割れる長が響くなか、並んで寝ていた生まれて一か月の娘におもわず覆いかぶさって守ったことを思い出します。テレビをつけるとやがて、信じられないような神戸の光景が......。
 それから、街頭での支援カンパ活動や現地ボランティア、地震に強い京都の町づくりを進める提言作りなどなど、続けました。
 
 
 京都の福祉保育労組の皆さんから、党京都府委員会の事務所から福祉職員の大幅な賃金の引上げと増員を求める要請を受け懇談しました。
 コロナ禍の下で世論と運動に押されて政府は福祉職員に対する賃上げ施策を講じましたが、極めて不十分なもの。保育士の配置基準の引き上げは消費税増税と一体で行うとされながら、10年たっても増税が行われただけ。
 介護職場で働く女性からは、低賃金の実態と共に、職員数の基準が介護の実態とかけ離れていることを具体的に示しながら、「多くの人がやりがいを感じながら、やめたいと思っている」と語られました。
 通常国会で職場の実態をつきつけながら大軍拡でなく福祉にこそ予算をと迫っていきたいためにさらに具体的な実態や声を寄せてほしいとお話しました。、
 懇談終了後、国会へ。夕方からは全労連会館で開かれた、憲法共同センターの運営委員会で国会報告。その後、会館内にある、東京の被爆者団体である東友会の事務所に立ち寄り、被爆者相談員の村田未知子さんに、「NHKテレビのこころの道、見ましたよ」としばし懇談。
 朝は、京都に文化庁外転してくることに伴う「新行政棟・文化庁移転施設」の竣工を前に京都関係国会議員対象の内覧に参加しました。 
 IMG_0324.JPG京都市内で党南地区委員会主催の「憲法セミナー」でお話しました。参院選直後に続く二回目。当初10日に企画されていましたが、臨時国会最終日で土曜日にもかかわらず開かれたために延期になっていたもの
 「安保三文書」改定後の世論調査で、反撃能力の保有には賛成が多数だが、軍事費の増額や増税には反対が多数であることを指摘。「安保法制の時は国民負担との関係は必ずしも鮮明ではなかったが論戦と運動を通じて大きな反対世論になった。今回は、国民負担増反対の大きな世論がある。三文書の憲法と平和破壊の中身を広げることで大軍拡・大増税反対のより大きな世論をつくることができる」とたたかいを呼びかけました。
 話している時に写真を撮ってもらうのを忘れていた、終了後、下京区の「かまやん」こと、鎌野市議とともにパチリ。終了後、四条河原町界隈を歩いたらさすがにクリスマスイブ、土曜日とも重なりなかなかの人出でした。
 IMG_0277.JPG内閣委員会で公共施設の運営等を民間にゆだねるPFI法案の質疑、採決が行われ、日本共産党は反対しました。
 同法は施行から20年以上。東海地方のある自治体ではPFIで整備された室内プールで予定されていた市直営の水泳教室は行われず、民間企業が付帯事業として運営する教室の利用は1.8倍になっていることを紹介。
 「企業が利益を上げるため、非営利で住民の福祉増進という公共施設の本来の目的に沿った施設の利用が犠牲にされている」と迫ると岡田大臣は「公共サービスの提供確保は大前提・ガイドラインで適切に取り組んでいただく」と答弁。私は「事実をよく見るべきだと」と反論しました。
 さらに同水泳教室の企業が同じ施設で運営するスポーツ教室では66人の職員のうち57人が契約社員とアルバイト。「民間が担うようになれば『利益』を確保しなければらなず、必然的に非正規に置き換えられるという構造的問題がある。政府の言う『構造的賃上げ』に逆行する」と指摘。岡田大臣は「構造上の問題はない」とする一方「適切な人件費を見積もるのは必要。ガイドラインに明記することを検討してもいいと思う」と答えました。
 
国泰寺ネクタイ.JPG
私は、公共施設を投資家にとって魅力ある収益性の高い商品にするのは施設の公共性を否定しなければ成り立たないと強調し、反対討論を行いました。
 今臨時国会で最後となる質問に先日の広島国泰寺高校の同窓会総会で購入した、来年度からの新しい制服用のネクタイを締めて臨みました。
 後輩たちが「多様性」をキーワードにLGBTの学習会をしたり、素材からデザインまで議論を積み重ね、国泰寺らしいオリジナルにもこだわって作りあげた制服です。
 国泰寺制服.jpg男子は詰襟とブレザー、女子はブレザーにスカートとスラックスがえらべます。ネクタイの紫のストライプは国泰寺高校のスクールカラーから色合いを選び、ラインの幅まで議論して決めたとのこと。校章も入ってます。
 後輩たちの「多様性」を大切にした取り組みに敬意をこめながらの質問でした。

 IMG_3097.jpg補正予算審議の参院予算委二日目。日本共産党から田村智子さんの質問を応援傍聴しました。田村さんは一時間あまり、統一協会被害者救済法案、賃上げ促進、軍事国家づくりの問題などをとりあげ岸田首相に迫りました。

 午前中は視覚障害者の読書バリアフリーの促進について文科省と厚労省からレクを受けました。法制定以来、関係者の努力で着実に進んでいますが、さらにすすめるための課題は何か、様々な角度から聞きました。

22.12.1 野国.jpg 12:20から、立憲、国民、維新と共産の参院四党の国対委員長会談。明日以降の審議日程について自民党からの提案の報告があり、対応について意見交換しました。

 IMG_3065.jpg内閣委員会でマネーロンダリングを防止するFATF(金融活動作業部会)勧告対応法案の質問と反対討論に立ちました。
 組織的犯罪による違法な金融取引の取り締まり強化や暗号資産(仮想通貨)対策は必要ですが、マネロン罪の法定刑を引き上げたうえ、「共謀罪」の適用を拡大することは許されません。
 質疑では国連自由権規約委員会が3日、日本政府に対し共謀罪による基本的人権の侵害に懸念を表明し、共謀罪法の改正を勧告していることを紹介。法案はこの勧告に逆行するものだと指摘し、共謀罪拡大の中止を求めました。
 また政府が金融機関に旧姓の口座の使用の協力を求めていることについて、旧姓口座をマネロンに悪用する例があり、金融機関も危惧していることを示し、マネロン対策強化に逆行するのではないかと指摘。選択的夫婦別姓こそ進めるべきだと迫りました。
 赤旗一面.jpg今朝のしんぶん「赤旗」一面は、辞任した寺田さんの後任の松本総務相の政治資金規正法違反疑惑のスクープ。
 午後からの本会議で岸田総理出席で行われる補正予算案の審議で取り上げる必要があるのではと、早朝に参院国対の会議を開きました。
 本会議のバッターは急遽、山下さんから紙さんに変更になっており、全文で前日に通告済みですが、この問題を追加通告してもらいました。
 本会議で総理に、政治資金規正法を所管する総務相に寺田氏に続けて政治資金にかかわる疑惑のある人物を任命した総理の責任は重大であり、調査するよう求めましたが、紙さん本会議.jpg例によって「まず本人が説明することが大切」という答弁。この間の事態に何の反省もありません。
 午前中に内閣委員会の理事懇が開かれ、12/6が想定されていたマネロン対策法案の質疑を24日に行いたいという与党理事からの提案。一か月に三人の閣僚が辞任という異常事態の下で、補正予算審議の最中に閣法の審議を行うという原則から外れた日程に反対しましたが、結局、24日審議が決まりました。
 国連自由権規約委員会の総括所見の共謀罪に関する指摘や金融機関での旧姓使用による口座がマネロンに悪用されている問題で関係省からレクをうけ、夕方には質問を通告しました。

 22.11.21 野党国対.JPG昨夜、寺田総務相が辞任したことを受け、今後の国会運営について野党間、与野党間の協議から朝から断続的に行われ、参院野党国対も12時から開かれました。

 一か月に三人の大臣が辞職したことは岸田総理の任命責任が厳しく問われています。しかも総務大臣は補正予算編成にも関与しており、予算審議に入る前提が失われたとして、衆参本会議での財政演説と質疑を予定通り今日行うことに反対しました。

 結果的には衆院本会議が二時間近くおくれて開催され、参院本会議の開催は明日に延期することになりました。寺田氏の後任には松本剛明衆院議員が就任。皇居での認証式も行われました。明日、衆参の総務委で所信を聴取し24日に質疑をすることになりました。

 それに伴い、24日から始まる流れだった予算委員会も25日からの開催となりました。

 デフリンビック.png2025年に東京で開かれることが決まったデフリンビックの成功へ昨日(11/18)、全日本ろうあ連盟の久松三二事務局長が来訪されました。
 デフリンビックをご存じですか?
 ――身体障害者のオリンピック「パラリンピック」に対し「デフリンピック(Deaflympics)」は、ろう者のオリンピックとして、夏季大会は1924年にフランスで、冬季大会は1949年にオーストリアで初めて開催されています。障害当事者であるろう者自身が運営する、ろう者のための国際的なスポーツ大会であり、また参加者が国際手話によるコミュニケーションで友好を深められるところに大きな特徴があります――全日本ろうあ連盟スポーツ委員会のホームページより
 100年近い歴史のあるこのデフレンピックの第25回大会が日本で初めて開催されることが9月に決まり、その説明と成功への支援の要請に来られたのです。
 デフリンビック要請.jpg懇談では、久松事務局長さんから、デフリンビック開催の意義と共に、早期の組織委員会立ち上げ、国民的な周知、世界から集まるろう者の受け入れなどについて要望が出され懇談。また、ろう者が一般の大会に参加する際に、競技スタートのピストルの音が聞こえないなどへの配慮を要望していることもお話がありました。
 私からは、日本共産党都議団が2019年9月の都議会代表質問で、東京都聴覚障害者連盟のご要望に応え東京都が開催地候補になることを積極的に検討するよう求めたことを紹介。 ろう者の最高のパフォーマンスの発揮の場であり、参加者が手話による国際交流がはかれるデフリンピックを開催することは大きな意義があると同時に障害者の理解促進や多様性の実現、アクセシビリティの向上をはじめ、SDGsを推進する力になると考えていることをお話ししました。
 最後にデフリンピックのマークを指でつくってパチリ。
 午前中は参院本会議で民法改正案の質疑。日本共産党から仁比議員が質問に立ちました。復活当選後最初の本会議質疑。改正案の前進面と課題を国際水準と憲法の立場から歴史的に掘り下げた質問でした。
 午後に羽田から広島へ。明日、明後日の広島日程を利用し、今夜は母のいる三次市です。
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