

臨時国会最終日。裏金疑惑が自民党全体に広がり、自民党政治そのものが厳しく問われる中、昨日の官房長官不信任案に続き内閣不信任案が提出されましたが、自公の反対で否決。しかし、明日には官房長官含め安倍派の大臣、副大臣を更迭するという、支離滅裂の岸田政権です。
朝から内閣委、懲罰委、倫理選挙特、拉致特が短時間開かれ会期末処理など。11:30からの本会議では統一協会被害者救済に関する自公国提案の法案と国立大学法人化法案の討論採決が行われ日本共産党から仁比・吉良議員が討論に立ちました。
続いて議員団総会が開かれ志位委員長が挨拶。腐敗政治、経済無策、アメリカいいなりの岸田政権の三つの問題を上げ、自民党が日本のかじ取りをする能力も資格もないことを示したとして「自民党政治を終わらせるための国民的大運動を起こそう」と力強く呼びかけました。
その後、事務所の打ち合わせ。臨時国会中心に今年の国会活動を振り返りつつ、来年国会の課題や準備について議論しました。15時から院内テレビで衆院本会議の内閣不信任案の討論を視聴。日本共産党から宮本たけし議員が登壇しました。
22年度決算について本会議で全閣僚出席のもとで質疑が行われ、日本共産党から倉林議員が登壇しました。冒頭、自民党の裏金問題を厳しく追及し、松野官房長官、西村経産大臣に自身の裏金疑惑を質しましたが「精査中」「答弁を控える」の繰り返し。
歴代派閥事務総長の証人喚問を主張し、総理に国会の真相解明への協力を求めましたが責任ある答弁なし。政権そのものが問われています。
本会議後の16時に立憲民主党が衆院に松野官房長官の不信任決議案を提出。明日の衆院本会議に係ることになりました。
本会議後に参院改革協議会の選挙制度専門委員会が開かれ、今後の議論の進め方などを確認しました。その後、今国会に内閣委、倫理選挙特別委に出されている請願の内容についてそれぞれ調査室から説明を受けました。夜は議員団会議。


