今日の予算委で岩渕議員が関電幹部の金品受領問題での第三者委員会の報告書について冒頭で質問しました。
昨年の臨時国会の予算委での「原発マネーの還流だ」という私の質問に、経産大臣は「原資は明らかでない」「第三者委員会で徹底究明し、厳正に対処」と答弁していました。これに対し、第三者委員会の報告書は原発工事などの代金が役員らに還流していたとし、「原発マネー」の還流を認定しました。
さらに昨年の質問では、福島原発事故以降の再稼働のための安全対策工事が膨れ上がる中、金品の受領も急増したと指摘しましたが、第三者委報告も同様の事実を認定しています。まさに私たちの指摘通りです。
これは一企業の問題ではありません。原発推進、再稼働という国策の中で、電気料金など国民の税金が還流しているのです。国の責任で全国の調査を行い、国会での原発利権の徹底解明が必要です。
朝から、明日の外交防衛委員会の質問準備。お昼には理事懇が開かれ、明日のタイムテーブルなど確認し、15:30に通告。日本のジェンダーギャップ指数が世界で121位にまで低下している中、女性差別撤廃条約と同選択議定書の問題で質問します。 12:10から15分間。参議院のHPからネット中継でご覧あれ。
午後から国会に衝撃が走りました。明日発売される『週刊文春』に森友事件で自殺した財務省職員が残していた「手記」が掲載されます。「すべて佐川局長の指示です」として長文の手記のコピーが国会内に出回り、怒りの声が広がっています。亡くなった職員の妻が明日、国を提訴するとのこと。国会でも徹底追及が必要です。
静岡四区補選の野党統一候補で合意。国会で15時から5党・会派、市民連合と田中候補の政策調印が行われました。立候補を表明していた日本共産党の島津前衆院議員は立候補を取りやめ、統一候補勝利に全力を挙げます。
今日は予算委員会の集中審議。日本共産党から山添議員が、森法相発言と検察官定年延長問題で、倉林議員がコロナウィルス対策で質問しました。
山添議員が、検察庁法改正による検事長の定年延長について「内閣の定める事由があると認めるときには、再延長や再々延長も可能だとされている。検事長などの人事は官邸が握ると公言しているようなものだ」と批判。野党席はざわめき、国家公務員の定年延長の法案と切り離すべきとの声が上がりました。
倉林議員は、感染症対策で大きな役割を果たしている公立公設病院を再編統合の対象としていることの矛盾をただし、白紙に戻して検討するよう迫りました。
応援傍聴以外は、質問準備などなど。
森法務大臣の「東日本大震災の時にいわき市の検察官が真っ先に逃げ出し、理由もなく被疑者を釈放した」という予算委答弁をめぐり、昨日から「事実誤認であり、法務相の資格が問われる」として紛糾。9:15から参院野党国対で断続的に対応を協議する一日となりました。
森法相は昨日、「個人的見解を述べたのは不適切だった」として撤回しましたが、野党は、「事実誤認であることを政府として認め、責任をとらせるべき」として朝からの審議は全面ストップしました。断続的に与野党協議が行われ、14時過ぎに総理が森大臣を呼び厳重注意。その後、森大臣が、発言の内容が間違っていたことを認め、総理も会見。
この中で、16:30頃にコロナ特措法採決の衆院本会議で開かれました。参院では今日予定されてい各委員会は開かれず、明日は内閣委と本会議でのコロナ特措法の質疑、採決だけ行われます。週明けの予算委で森大臣の発言について厳しくただしたうえで、各委員会が開催されることになります。
そんな中、論戦準備のため、女性差別撤廃条約とJICA社会環境配慮ガイドラインの改定作業についてそれぞれレクを受けました。
8:15からの国対会議の後、午前中は予算審議に向けての参院議員団の論戦会議。その後、議員会館が開かれた「公立公的病院統合阻止意思統一集会」に出席し一言挨拶しました。
先日政府要請に同席した新潟は、農村地域と中山間地が広がり、医療効率や採算面から民間医療が参入しにくく、公立・公的病院の比率が全国平均より図るかに多い現状。
しかも豪雪地域の交通事情などの困難もある中、公立・公的病院は「最後の砦」となって地域医療に重要な役割を果たしてがいます。必要なのは国の支援の拡充です。 にもかかわらず、こうした役割など検証せずに、一方的に発表された病院リスト。新潟では公立・公的病院41 のうち22病院、55.7%が含まれ全国一割合が高くなっています。
懸命の努力を続ける自治体や関係者にどれだけのショックを与え、妨害となっているか。こんなリストは撤回させ地域医療を守ろう!――と訴えました。
午後からは衆院予算委の集中審議をテレビ視聴しながら、論戦準備など。野党は、後手後手の新型コロナ対策や検察人事介入問題など追及。日本共産党からは藤野やすふみ議員が質問にたち、鋭く追及しました。
16時からは全労連会館で開かれた憲法共同センターの運営委員会で国会報告をしました。
立憲の辻元議員へのヤジへの総理の謝罪から始まった昨日からの予算委。「桜を見る会」前夜祭について総理が三か月間にわたりウソの答弁をしてきた疑惑が一段と深まりました。辻元議員の問い合わせにたいし、ANAインターコンチネンタルホテルが、明細者を出さない場合も、宛名のない領収書を出すことも政治家に特別扱いをすることも「ない」とメールで回答したのです。
これまでの総理答弁がウソだったことになります。総理は、午後の答弁で「事務所から問い合わせたら、辻元議員には一般論で回答したのであり、営業上の秘密から個々の取り組みは含まれていないとのことだつた」と言い訳をしました。
ところがその日のうちのマスコミの取材に、ホテル側は「そのような回答はしていない」と返答しました。いよいよ総理答弁がウソという疑惑が深まりました。野党側は事実関係について、総理に文書による回答を求め、それなしに審議はできないと主張。遅れて与党と維新だけで開会しましたが、その後休憩となり与野党協議。
午後、再開ととなりましたが、菅官房長官はこの問題での質問にまともに答えず、たびたび中断しました。
日本共産党は昨日は高橋議員がコスモウィルス対策と公立病院の統廃合問題で、今日は宮本徹議員がコロナウィルス問題、田村貴昭議員が真毛島への軍事基地建設問題でそれぞれ質問しました。
今日は午前中、置施設視察委員会について倉林議員とともに警察庁からレク。警察の留置施設の運営の透明性確保のために第三者で作られた委員会で、都道府県を基本に全国51カ所に設置されています。
今年度、京都府では初めて弁護士会推薦の弁護士が定数6の委員に選ばれなかったことが地元紙でも大きく報道されています。決めるのは公安委員会ですが、京都府警は弁護士会に推薦を依頼しな柄、弁護士を外した名簿を提案しました。全国的に委員の21%は弁護士で、弁護士を選んでいないのは全国で京都だけとの説明。
留置施設の人権問題の対応のために、弁護士を選任するよう国連からも勧告されています。京都府警の対応は制度の趣旨にも世界の流れにも反しています。
午後には、「武器輸出反対ネットワーク」の皆さんの来訪を受け懇談しました。
都内で開かれた東京「しんぶん赤旗」輸送協力会の第42回定期総会で、「第28回党大会と『しんぶん赤旗』」と題して一時間の講演をしました。
「赤旗」の輸送をになっていただいていることに心からの感謝を申し上げ、党大会決定が通常国会の野党共闘と論戦や京都市長選挙の中で力を発揮していることをお話ししました。
私の前にはイラストレーターのワタナベ・コウさんがお
話し。『月刊学習』の連載の「ワタナベ・コウの日本共産党発見!」の中で、赤旗の編集から印刷、輸送、配達まで取材した回のイラストにもとづき、「人間の力が信頼、発揮される現場」と語ってくださいました。
今日の衆院予算委は7時間の一般質疑でしたが、桜を見る会についての野党の質問に対して公文書担当の北村大臣がまともに答弁ず立ち往生する中で野党が退席。与野党合意のもとで今日の残りの時間は月曜午前中に行うことになりました。
穀田衆院議員が、コロナウィルス問題と自衛隊自衛隊派兵問題で質問する予定でしたが、月曜日となります。
参院予算委での補正予算総括審議二日目。今日は日本共産党から田村智子、山添拓両議員が質問に立ち「桜を見る会」の問題を中心にただしたのを応援傍聴しました。
田村さんはコロナウィルス対策に万全を期すよう求めた後、マルチ商法の山口隆祥氏を招待し被害広げた責任についてただし、調査を求めましたが、安倍総理は他人事のような答弁ばかりで、被害者に対するお詫びの言葉もなし。
さらに自民党の総裁選挙が行われた2018年の「会」とセットで自民党の都道府県議会議員研修会が開かれ、総裁選挙の地方票対策に使われ「私物化」されたことを指摘。通常なら議長でも半分しか招待されないのに、大量の自民党議員が「会」に招待されるなど、様々な報道や赤旗の取材で明らかになった事実を示しながら追及。安倍総理はひたすら逃げ回りました。
続いて山添議員。テレビ質問は初めてですが、堂々たる質問ぶりです。総理が「会」の招待者について「個人情報」を盾に調査や公表を拒否していることについて、参院自民党が出した文書で、議員から招待者を募るにあたり、「名簿全体を公開されることもあります」と記していることを示し、公開拒否はやめるよう迫りました。
内閣府の役人が、総理の事務所等にも招待者名簿が「開示請求の対象とされる」旨伝えた答弁すると、総理が「そんなことはない」と色をなして否定。委員会室は一時騒然としましたが、内閣府は改めて総理の事務所に伝えた旨答弁。「個人情報だから」招待者個人については明らかにできないとしてきたこれまでの総理答弁が崩れました。
二人とも素晴らしい質問で、他党からもお褒めの言葉をいただきました。
今日は広島県の三次市議会の皆さんが特別交付税の増額要望で来られ、実家が三次市の私の部屋にも市議会清遊友会の宍戸稔議員が来訪され、懇談しました。ありがとうございます。
午後には全国都道府県議会議長会の代表の皆さんが参院選挙制度の合区解消について、同議長会の昨年10月の決議に基づき要請に来られ懇談しました。
19:10から補正予算案の議決などの本会議。開会前には紙智子さんが議員団長になって初めての団会議。本会議では岩渕友議員が補正予算案の反対討論にたちました。
衆院予算委員会二日目。午後から日本共産党の宮本徹議員が一時間にわたり「桜を見る会」問題で追及しました。
功労者を招待するはずの「会」の招待者数が、安倍総理が地元後援会員を功労と関係なく募集し、大幅に増えたことについて、安倍総理は「長年の慣行」と言い訳。
そこで、安倍総理の前に総理だった麻生財務相に「あなたの時も地元後援会員に参加を募ったことがあるのか」とただすと、麻生氏はいやそうに「ありません」と答弁。
そこで、宮本議員が、やはり安倍総理になってから地元後援会員を募集するようになったのではないかとただすと、総理は「広く募ったという認識はあるが、募集したという認識はない」との驚きの答弁。
宮本議員が「48年間日本語を使ってきたが、募集と募るは同じ漢字で、同じ意味だ」とのべると、議場は笑いが起き、安倍総理はしどろもどろに。ここまで破たんしても私物化は認めず反省もなし。そのひどさが浮き彫りになりました。
しめくくり総括では藤野議員が米軍駐留経費の増額問題で質問。その後、市長選挙の応援に京都へ帰りました。
西京区の桂小学校での福山和人候補の個人演説会は体育館いっぱいの参加者で途中から椅子を継ぎ足すほど。今日の予算委の論戦も紹介しながら、自分と自分の友達のことばかりの安倍政権と安倍さんいいなりの現職市長では市民の願いが生きるはずがないと強調。
市民のために涙を流す心、それを解決する政策、市民のためのやる気がそろった福山さんを市長に。政策を広げ抜いて、追いつき、追い越せと訴えました。
終了後、再び東京へ。明日から参院予算委の補正予算審議です。