田村智子議員の総理主催「桜を見る会」の質問がネット上で大きな話題になり、他の野党の皆さんもどんどん拡散してくれています。午後には野党国対が開かれ、田村議員も参加して説明。政府の公的行事を個人の後援会活動に利用した税金の私物化であり、許しがたいとの認識を共有し野党合同の追及チームを作ることが確認されました。
わが党からは田村さんと、この問題を最初に国会で取り上げた宮本徹議員がチームに参加。早速、明日、野党合同ヒアリングが行われます。野党が共同で追及する動きが広がる中で、マスコミからの取材も田村議員に相次いでいます。
明日の外交防衛委員会に向け質問準備。16時に通告しました。日本が国連に提案している核兵器廃絶に向けた決議の内容が、昨年よりさらに後退している問題を取り上げます。夜は議員団会議。高知知事選や福島県議選支援に入った議員からの生の報告も聞けました。
予算委で田村智子議員の質問を応援傍聴。委員会室は何度もどよめきました。毎年、新宿御苑で開かれれ、「各界を代表する功労功績があった方を招待する」とされている「桜を見る会」に首相が地元の山口県の後援会員などを大量に招待し、後援会行事にしていたことが、数々の動かぬ証拠によって明らかにされました。
参加者には墫酒やオードブル、お土産がふるまわれ、すべて税金で賄われます。政治家が自らふるまえば公選法違反になることを税金でやる。まさに行政の私物化極まれりです。自民の国会議員や地方議員のブログで、その事実が明らかにされると自民党席は凍り付き,ヤジも飛ばせません。
閣僚の辞任など安倍政権のモラルハザードが大問題になっていますが、「総理自身がモラルハザードを起こしている」と田村議員が言い放つと委員会室は大きな拍手に包まれました。
それにしても、税金を使って後援会行事を行っていることを嬉しそうにSNSで発信している国会議員や地方議員の多いこと。税金の私物化に対するモラルハザードは自民党に蔓延しているとつくづく思いました。徹底解明が必要です。
午前中は開会中の国連総会に日本が提案した核兵器廃絶決議について外務省からレクを受けました。核使用による壊滅的な人道上の結末について、昨年まで記載されていた「深い懸念」が「認識する」との表現に弱められるなど、重要な後退をした内容になっています。今後、委員会でも追及していきます。
田村議員の質問後、銀座で行われている穀田衆院議員のお連れ合いの「ろうけつ染め こくたせいこ展 一本の線から」を鑑賞。そのあと、京都へ。
朝起きてニュースを見ると首里城が燃えている映像に衝撃をうけました。心からお見舞いし、再建を願います。続いて河井法相辞意のニュース。すぐに関係者と電話連絡して対応を協議しました。
今日は参院法務委での質疑と衆院本会議での会社法の質疑を与野党合意していました。法相辞任でその日程を政府が壊したことになります。他の衆参の議事もすべて取りやめ。参院外交防衛委員会は午後から自衛隊朝霞駐屯地の視察となっていましたが中止となりました。
12時から野党書記局長・幹事長会談が開かれ、6日間で2人の大臣が辞任という異常事態のもと、予算委を開き、安倍総理が自らの任命責任、説明責任を果たすことが必要不可欠であり、そのうえで日程協議に応じる準備があることなど確認。その後、断続的に与野党間協議が続けられました。
16時から野党の共同で「英語民間試験延期を求める会」。予備校の先生や高校生六人も参加してスピーチ。住んでいる場所や経済力による不公平さ、高校で十分おしえられていない「聞く力」「話す力」民間試験で問われる理不尽さ、一年目が事実上実験台にされることへの憤りなど語られました。
文科大臣の不誠実な態度や言葉と比べてなんとしっかりしていることか。「自分たちには選挙権がない、政治家の皆さんにお願いするしかない」という言葉をしっかり受け止め、野党の力をあわせて延期に追い込みたい。
日本共産党岐阜県委員会の皆さんが終日、政府要請行動。10時からのリニア問題での国交省要請に同席しました。中川県議をはじめ県内の地方議員の皆さんが多数参加されました。
リニア問題では、先日の国会議員団の現地調査活動を踏まえた要請書を手交。JRが住民に対して「丁寧な説明」を行わず、工事の中で事故が発生していることなど様々な問題を上げ、公共事業並みに「再評価」を行い計画を見直すことになど求めました。
朝、菅原経産相が辞表提出とのニュース。先日の予算委で、原発マネーの自民党政治家への還流疑惑の調査を求めたら、菅原経産相は「それぞれの政治家が、国民からの信頼を得られるように、政治活動については説明をするものと思っております」と答弁しました。
その菅原氏が自身の公選法違反疑惑について一言も説明せず大臣を辞任。疑惑内容は議員辞職ものであり、大臣辞任ですむものではありません。野党は、菅原氏の経産委員会理事会出席の下での真相解明、総理の任命責任を果たすことなど求め、今日予定されていた衆院での各委員会はすべて流会となりました。
15時から始まる予定だった衆院本会議の代表質問はに、国民投票法案について大島衆院議長が、「臨時国会で合意を見つけてほしい」と述べて今国会での成立を促したことで開会が大幅に遅れました。
野党は、明らかに与党の立場からの発言で、公正中立であるべき議長として許され発言の撤回と謝罪を求めました。こうした発言に毅然と、共同して対応できたことは重要です。
午前中は予算委論戦に向けての打ち合わせなど。午後には国民救援会の皆さんが、衆院に野党で共同提案している共謀罪廃止法案を参院にも提出してほしいと来訪。続いて、JALの不当解雇撤回原告団の皆さんが、解雇争議を争議解決するための支援要請に来られました。
衆院本会議が遅れたため、議員団会議も二時間遅れで開かれました。
今日から臨時国会が開会されました。朝から2ラウンドの本会議、委員長選出のための特別委員会、開会式などが続きました。
11:30からの議員団総会では志位委員長が、野党連合政権への道を開く国会活動に取り組もうと強調し、消費税、年金など暮らし応援の政治を求める闘い、原発マネー、あいちトリエンナーレ問題など安倍政権の腐敗と強権の徹底追及、改憲許さぬたたかいを呼びかけました。
12:00からは総がかり行動の国会前行動に参加。他の野党の議員とともに参加し、小池書記局長が挨拶しました。
本会議第二ラウンドでの安倍総理の所信表明演説は突っ込みどころ満載。思わず声を上げた部分をいくつか紹介します。
「『みんなちがって,みんないい』新しい時代の日本に求められるのは多様性」→「あなたが言うか!」。
「65歳を超えて働きたい。8割の方がそう願っています」→「年金を削るからだ!」。
「新しい国創りの道しるべは憲法」「議論し、国民への責任果たそう」→「あなたを縛ってるのが憲法!」、「憲法守るのが国会議員の責任!」
来週月曜から代表質問が始まります。
午前中に「日本共産党 関電原発利権追及チーム」の初会合を開催。笠井政策委員長が責任者、藤野衆院議員が事務局長となります。笠井議員は、「原発マネー問題を長年追及してきた日本共産党が役割を発揮し、全容究明に全力にあげよう」と呼びかけました。
午後には「関電疑惑野党合同ヒアリング」に参加。関電は出席要請にもかかわらず拒否。菅原経産大臣は「言語道断」「徹底してウミをだす」と言いながら、調査は関電まかせで、他の電力会社には調査を求めないという経産省の姿勢にも厳しい意見が続きました。
原発マネーが自民党政治にも還流している報道もあいついでいます。原発マネーの原資は国民の電気料金です。徹底究明が必要です。
臨時国会の論戦準備へ。日米貿易協定について、内閣府、外務省、農水省、経産省からレク。農民連の間嶋副会長からもお話をお聞きしました。
様々な戦いの課題で、国民の声が押し寄せ来ます。午前中は全国から集まった業者婦人の皆さんとの懇談会。議員会館の広い講堂に集まった皆さんから、消費税増税やめてんか、所得税法56条は廃止してと熱い訴え。日本共産党国会議員団から多数参加し、国民民主党、社民との議員の参加も。共闘の広がりを感じます。
その後、新宿駅西口へ。今日は国連の核兵器廃絶国際デー。東京の被爆者団体+東友会と東京原水協が新宿西口で取り組んだ宣伝署名活動に参加。青いタスキをつけた26人の被爆者をはじめ70人が参加。核兵器の廃絶へ被爆者国際署名を呼びかけました。
宣伝カーからは被爆者と共に国会議員も訴え。立憲民主党から初鹿衆院議員、塩村参院議員、日本共産党から山添参院議員と私がお話しました。この課題でも共同の進化を感じました。
私はまず、エクアドルが核兵器禁止条約の27番目の批准国になったといううれしいニュースを紹介1953年に作られ、今新たな注目を受けている映画「ひろしま」が、核兵器が人類と共存できないことを迫力をもって描ているとのべ、核兵器の悲惨さを一番知っているはずの日本政府が核禁条約に背を向けていることを批判。
また、先日参加したカザフスタン大使館主催の国際会議で、旧ソ連時代にセミパラチンスク実験場で456回もの核実験が行われて被害を受けた同国が、「最も深刻な脅威」として核実験場を廃止し、核兵器も廃棄したことを強調していたことを紹介。
同国が核兵器禁止条約の26番目批准国になってことも紹介して「本来、唯一の戦争被爆国である日本はこういう役割を果たすべき」と日本政府も条約に参加するよう改めて求めました。
国会に戻り、静岡県民医連の皆さんの「介護ウェーブ国会要請行動」に応対。介護現場の実情と要望をお聞きしました。続いて、参院の立憲民主党、国民民主党、社民党の新しい共同会派の役員の皆さんの挨拶を山下議員団長、田村国対副委員長とともに受けました。議員会長は長浜さん、幹事長に大塚さん、国対委員長に芝さん。いっそうの共同の強化を確認しました。
続いて国会対策委員会。17:30からは、愛知トリエンナーレへの補助金を文化庁が全額不交付にすると発表した問題で、本村、吉良議員と共に文化庁の担当者を呼んで抗議し、説明をうけました。「展示内容ではなく手続が不適切だった」と説明しますが、まったく説得力なし。犯罪行為である脅迫によって展示を困難にした側に文化庁が加担したといわれても仕方がありません。
夜は国会近くのホテルで中国建国70周年祝賀会に参加。
10時からの本会議で、予算委員長解任決議案、麻生財務大臣問責決議案の質疑・採決が行われました。日本共産党から辰巳、大門両議員が賛成討論に立ちました。
自民党の反対討論は聞いていて恥ずかしいような内容でしたが、いずれも与党が数を頼んで反対多数で否決。財務相問責には維新も反対しました。
終了後、立憲、国民、沖縄とともに参院野党幹事長会談を行い、一連の一番の責任は安倍総理にあるという認識で一致。共同で安倍総理問責決議案を提出しました。月曜午後の本会議で質疑採決が行われることになります。
14:30から全労連の請願デモを議員面会所前でデモを激励。「最低賃金をあげよ」「年金を減らすな」「消費税増税やめろ」と一緒に唱和。今日が、任期中最後のデモ激励になりそうです。
その後に国会を出て、「総理が同時選見送りを公明に伝達」というニュースを見ながら新潟県長岡市へ。さあいよいよ7/4公示で確定ですと党と後援会の決起集会で訴え。
市民と野党の統一候補のうち越さくらさんも駆けつけてくれました。遠藤県議、笠井市議と共に並んで激励にこたえました。二人そろって「サクラサク」と合格電報(古い!)をもらえるようがんばろう!
9時から第16回目の辺野古問題野党合同ヒアリング。沖縄の謝花副知事から政府の行ってい暴挙について報告を受けました。副知事から冒頭、政府が、埋立ごり押しのために行政不服審査法を使う時は「私人」だといい、県の行政指導には国として「問題なし」との見解を出して使い分けている、と怒りの告発がありました。
直ちに埋立工事は中止せよ!との思いを新たにしました。途中退席して国対会議、参院議員団会議、本会議と続きました。本会議では決算の討論があり、日本共産党から仁比議員が登壇しました。
終了後、すぐに衆院会館に移動し、党福井県委員会の政府要請に藤野・武田両議員と共に同席。福井から山田かずお参院選挙区野党統一候補、佐藤県議らが参加し、夕方まで、原発から国保、北陸新幹線問題などたくさんの県民要求を届けました。
途中退席し、野党国対委員長会談。直前の予算委理事懇で与党側が一般質疑の開催も拒否し、委員長が開催にむけた責任を果たさない中、予算委員会の開会に尽力するよう伊達忠一議長に申入れました。
この間、議長の下の参院改革協議会において行政監視機能の強化で与野党が一致ました。にもかかわらずに、課題山積の中で与党が予算委員会の開会を拒否することは自ら国会の行政監視機能の放棄するものです。参院選挙を前に総理出席の下、争点について国民の前で堂々と議論すこことは不可欠です。
その後、日本原水爆被害者団体協議会の皆さんから核廃絶や原爆症認定で要請を受けました。日本共産党国会議員団から小池書記局長はじめ8人が参加しました。被団協代表の東京の大岩さん、埼玉の高橋さんは鯉城同窓会(広島一中、国泰寺高校)の先輩です。終了後にミニ同窓会。「参院選がんばって」と激励を頂きました。
原爆で亡くなった先輩たちへの思いを胸に刻んでがんばります!
続いてイージスアショアの資料の間違いの問題などで防衛省からレク。夜まで、国対の対応と論戦準備、参院選挙の準備が交錯して、息つく間もありません。フー。