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「外交安保・核廃絶」の記事

 IMG_3029.JPGNHK広島放送局のインタビューを議員会館で受けました。被爆75周年の連続特集番組で、広島ゆかりの与野党の国会議員に核兵器廃絶とNPT、核兵器禁止条約への対応、広島市の被爆建物の「旧陸軍被服支廠」の保存・活用などについて聞くもの。

 放映は広島ローカルで4/4頃とのこと。広島の方、ご覧あれ。後日、FBでもご紹介できればと思います。

 16時前から予算委員会の紙議員の北海道でのコロナ被害対策と農業問題、山添議員の羽田空港新ルート問題での質問を応援傍聴。

 そのあと、明日の外交防衛委員会の質問通告。明日も前回に続き、女性差別撤廃条約の個人通報制度の問題で質問します。14:30から15分の予定。参院のインターネット中継でご覧ください。

 200323小池.jpg参院予算委の集中審議。日本共産党の小池晃書記局長の質問を応援傍聴しました。コロナウィルス対策では日本共産党が先日発表した提言にもとづき、暮らしと経済を守るためにあらゆる手を尽くすこと、外需だよりから内需と家計、中小企業応援に転換するとを安倍総理に迫りました。

 さらに、森友問題で、自死された財務省職員の遺書との夫人の言葉を引用しながら、法律違反の公文書改ざんを職員に強いたのが、安倍総理の答弁にあわせて行政私物化を隠ぺいしようとしたことにあるとただしました。安倍総理は自分責任を一切認めようとせず、委員会室の野党席からはたびたび怒りの声が上がりました。

 午前中は女性差別撤廃条約の選択議定書について、外務省と法務省からレクをうけました。

 核兵器禁止条約をナミビアが批准したというニュース。これで批准国は36となりました。発効の条件である50にだんだんと迫って来ました。

 関電報告書.jpg今日の予算委で岩渕議員が関電幹部の金品受領問題での第三者委員会の報告書について冒頭で質問しました。

 昨年の臨時国会の予算委での「原発マネーの還流だ」という私の質問に、経産大臣は「原資は明らかでない」「第三者委員会で徹底究明し、厳正に対処」と答弁していました。これに対し、第三者委員会の報告書は原発工事などの代金が役員らに還流していたとし、「原発マネー」の還流を認定しました。

 さらに昨年の質問では、福島原発事故以降の再稼働のための安全対策工事が膨れ上がる中、金品の受領も急増したと指摘しましたが、第三者委報告も同様の事実を認定しています。まさに私たちの指摘通りです。

 これは一企業の問題ではありません。原発推進、再稼働という国策の中で、電気料金など国民の税金が還流しているのです。国の責任で全国の調査を行い、国会での原発利権の徹底解明が必要です。

 朝から、明日の外交防衛委員会の質問準備。お昼には理事懇が開かれ、明日のタイムテーブルなど確認し、15:30に通告。日本のジェンダーギャップ指数が世界で121位にまで低下している中、女性差別撤廃条約と同選択議定書の問題で質問します。 12:10から15分間。参議院のHPからネット中継でご覧あれ。

 午後から国会に衝撃が走りました。明日発売される『週刊文春』に森友事件で自殺した財務省職員が残していた「手記」が掲載されます。「すべて佐川局長の指示です」として長文の手記のコピーが国会内に出回り、怒りの声が広がっています。亡くなった職員の妻が明日、国を提訴するとのこと。国会でも徹底追及が必要です。

 静岡四区補選の野党統一候補で合意。国会で15時から5党・会派、市民連合と田中候補の政策調印が行われました。立候補を表明していた日本共産党の島津前衆院議員は立候補を取りやめ、統一候補勝利に全力を挙げます。

 被覆支廠.JPG広島市内最大級の被爆建物「旧陸軍被服支廠」を笠井、本村両衆院議員と共に視察。全棟保存を求める原爆遺跡保存運動懇談会副座長で、県原水協の高橋信雄代表理事が案内してくださり、大平前衆院議員、辻県議、中原、藤井市議、県被団協の皆さんがご一緒でした。

 築103年。陸軍の軍服や靴を製造し、被爆直後は臨時の救護所になり、多くの被爆者がここで亡くなりました。老朽化を理由に県所有の3棟のうち1棟だけ外観保存し、2棟は解体という方針に県民の批判が広がり、一年間先送りになっています。

被覆支廠2.JPG 鉄筋コンクリート・レンガ造り3階建てで、3棟の全長は270mという巨大さ。文化財としても貴重であり、軍都広島を伝える遺構でもあります。なによりも、爆風で曲がった窓枠など被爆の実相を伝える迫力に、全棟保存・活用が絶対必要と痛感しました。

 これだけの貴重な被爆建物であるにもかかわらず、他の建物にはある案内板は見当たりませんでした。これまで、ほとんど知らせる努力をせず、きちんと補修など行われないままに解体という方針が示されたもの。

 被爆の実相を次世代と世界に伝える地元自治体と国の責任が問われています。世論と知恵を集めることが必要です。 

 異端の被爆者.JPG視察に先立ち、母校・広島国泰寺高校に立ち寄り、前身である広島一中の原爆犠牲者の追悼の碑に手を合わせました。

 移動の車中で読んだのは、高校の同窓会誌でも紹介された『異端の被爆者~22度のがんを生き抜く男』。当日、一中で被爆し、わずかに生き残った同級生もその後亡くなり、今や唯一の生存者となった兒玉光雄さんを描いた本です。

 宿舎に戻る途中、うれしいニュース。今日、投開票の京都府笠置町長選挙で、日本共産党が自主的に支援した新人の中淳志候補が、自民、立憲、国民推薦の新人を23票差で破り、当選!

 笠置・中さん.jpg同町では、まちづくり事業に絡み、国の交付金を不正受給したとして町職員、まちづくり団体代表らが書類送検され、町政改革が求められていました。

 先週の日曜日、同町を「集い」で訪れた際、中さんの自宅を訪問してお会いし、町政改革への意気込みをお聞きしたところです。 心からお祝いします。住民の声が届く、開かれた町政を期待しています!

 午前中は本会議。地方税法改正案に対する質疑で、伊藤岳議員が初登壇。コロナウィルス対策や地方税等について総理、総務大臣をただしました。

 IMG_3014.JPG午後には、広島市の被爆建物「旧陸軍被覆私廠」の保存・活用について笠井、本村両衆院議員と私の被爆2世の3人で財務省、文化庁から聞き取りをしました。

 旧陸軍被覆の施設で被爆時には救護所となった施設です。多くの被爆者がここで息を引き取りました。被爆者が横たえられた床と最後に見た天井が当時のそのまま残っている他にはない原爆建物です。

 県は、地震による倒壊の恐れがあるとして、四棟(うち一棟は財務省が管理)一棟のみ外観保存し、他は解体・撤去する方針を示しています。これに対し、全棟保存を求める声が大きく上がる中、知事が「解体着工の先送り」を表明し、一年以内に検討するとされています。

 保存には一棟あたり約30億円といわれる費用の問題があり、「国の文化財としての指定や財政支援を」などの声が広がっています。

 「被爆の実相を伝える建物の保存は被爆国政府の責任。全棟の耐震保存・活用に国が役割を果たすべき」と強く求めました。

 IMG_3013.JPG14時から予算委。東日本大震災から9年目の2時46分に委員会として黙とうをささげました。9年前のあの時、同じ委員会室で開かれていた決算委員会に質問予定で出席中でした。

 シャンデリアが落ちそうな程大きく揺れ、机の下に隠れたのを覚えています。その後、信じられないような被害の映像がテレビで次々と流され、さらに福島原発事故と続き「大変なことになった」と身震いする思いでした。

 その後、毎年開かれてきた政府追悼式で黙とうをささげてきましたが、今年はコロナウィルスで中止となり、奇しくも同じ委員会室での黙とうとなりました。哀悼と復興への思いを新たにしました。

 先日の予算委で、森法相が「東日本大震災の際に、検察官が最初に逃げた」とのべたことについて質され、「個人の見解と示さず答弁したことは、不適当であり撤回する」答弁。野党は、「事実に基づかない発言で、検察官を貶めるものだ」「法相の資格が問われる」と批判し、政府・与党に対応を求めました。

 さらに、森法相が答弁で出席が求められ質疑が続いてる最中に、廊下でマスコミにぶら下がり会見をしたことが明らかになりました。与党も問題を認め、予算委は中断したまま散会になりました。与党の責任ある対応が求められています。

 200310外防.JPG外交防衛委員会で大臣所信に対する質問に立ち、米軍基地による環境汚染への立ち入り調査を取り上げ、現行安保条約で60年間改定されていない地位協定の抜本改定を求めました。

 政府は、14年に結んだ日米地位協定の環境補足協定で「従来の運用と質的に異なります」とのべ、基地への立ち入り調査が前進するかのように強調してきました。

 しかし、沖縄の嘉手納や普天間基地での有機フッ素化合物(PFOS、PFOA)による河川や飲み水の汚染が16年以来大問題になり、県は立ち入り調査を求めていまずか、四年たっても実現していません。

 米国による通報が条件のためですが、米軍は国内外の米軍基地PFOSによる汚染を調査し、嘉手納でも米国内の生涯健康勧告値を超える汚染が発見されています。にもかかわらず結果を公表しておらず、防衛省も「結果を共有している」としながら「公表には米側の了解が必要」とて拒否しています。

 私は、「結局、米国の裁量次第ということで、補足協定は一度も使われていない。しかも政府は米軍と一緒に汚染情報を隠蔽している」と指摘。さらに、78年以来行われてきた環境省による基地内調査が、補足協定締結の年から米国が合意せず中止になっていることを明らかにしました。

 その上で、安倍内閣のもとで運用改善どころか、立ち入り調査が後退している根本は、米軍基地に米側の排他的管轄権を認めている地位協定があると指摘。

 自治体等の立ち入り調査権を明記した、ドイツやベルギー、イタリアの米国との地位協定を紹介し、「米軍に占領時代なみの特権を認めた日米地位協定を60年間も改定していないのが異常だ。全国知事会の決議も受け、抜本改定に踏み出せ」と茂木外相、河野防衛相に迫りました。

 議事録は後日アップします。

 200305予算.jpg今日は、予算委で質問しました。まずは、日本被団協がNPT会議に合わせて国連本部で開く原爆展への後援を、外務省が、原発パネルを理由に中止しようとしている問題。

 展示への圧力だと迫ると茂木外相は「審査中」とのみ答弁。一方、被爆者が世界で原爆展を開き、被爆体験を語る活動についてただすと、「敬意を表する」。私は、「答弁とやってることは逆だ。核に苦しんできた被爆者が原発について語るのは当然。後援を続けよ」と迫りました。折り鶴バッチを付け、被爆者への思いを胸に質問しました。

 続いて辺野古新基地問題。赤旗日曜版がスクープした、軟弱地盤を示す地盤強度データについて、技術検討委員会で議論していないと認めました。都合の悪い数字を隠すものです。

 防衛省はB27地点について、周辺の三地点が「非常に堅い粘土層」に分類される流70m以深の地盤改良工事は必要ないとしています。私は同じ土層内で砂の粒径が大きく異なっているデータを示し「同じ土層だから、土の固さも同じとは言えない。追加ボーリング調査を行え」と、求めました。

 さらに辺野古基地の耐震設計が40ガルを想定しているのに対し、那覇空港は最大445.8ガルを想定していることを明らかにさせ、辺野古は余りに過小評価だと指摘。

 都合の悪い数字を隠して進めているが、技術的にも財政的にも破たんしている。新基地建設は断念せよと求めました。

 予算委の昼休み中に外交防衛委員会が開かれ、外務、防衛両大臣から所信を聴取しました。質疑は来週火曜日。

 200304コロナ本部.jpg朝8:00から党国会議員団の新型コロナウイルス対策会議。各地の深刻な状況や出されている要望を出し合い、いっそうの取り組みを確認。

 予算委は総理出席の一般質疑。今日もコロナ問題で多くの質疑があり、日本共産党からは倉林議員が一斉休校に伴う生活困窮者への支援など質問。

 田村議員は赤旗日曜版でスクープした昭恵夫人の事業を支援した悪徳業者が「桜を見る会」に招待され、総理夫妻との写真を事業に悪用した問題を質しました。

 安倍総理がくり返し「赤旗日曜版に書いてある通り」と答弁したのが印象的。総理も桜問題では日曜版を読まなければ答弁できなくなっています。

 IMG_2992.JPG今日の来客もコロナ問題が中心。三月末で退任される京都教育大の細川学長が挨拶に来られましたが、大学の入試や付属校の学業へ影響などが話題になりました。

 石川医労連や全国労災病院労組の皆さんも安心・安全の医療・介護の実現で要請に来られ懇談しました。

 午後には被団協の被団協の国連での原爆パネル展で、原発パネルがあることを理由にこれまで続けてきた後援を外務省が打ち切ろうとしている問題で外務省から聞き取り。明日の予算委員会ではのこの問題と辺野古新基地建設の軟弱地盤や耐震設計の問題で質問します。16:50位からの予定ですが、前後します。インターネット中継でご覧ください。

 衆院本会議で来年度予算案が可決。野党は、予算委で新型コロナウイルス対策費を追加する予算案組み替え動議を提出したが、与党と維新が否決してしまいました。本会議では藤野議員が反対討論に立ちました。

 一方、昨夜の総理の全国小中高の休校要請について、なぜ突然方針を変えたか予算委しめくくり質疑での宮本議員の質問にまともな答弁はありません。現場では大混乱が続き、不安の声が広がっています。何人かの自民党議員からも「我々も聞いていなかった。総理は焦ってる」との声も聞きました。

 予算案は参院に送付され、月曜から予算委の質疑が始まります。午後には、論戦に備えて、辺野古基地建設埋め立て地の軟弱地盤や耐震設計の問題、日出生台や嘉手納での米軍により「合意」違反の訓練が自治体の抗議や防衛省の要請にかかわらず相次いでいることについてそれぞれレクを受けました。

 夕方の新幹線で京都へ。金曜に夕方にもかかわらず、東京駅はすいていました。不必要な外出や移動は避けなければいけませんが、国民生活や経済への影響が心配です。だからこそ、しっかり予算を計上するべきです。

 202021錦帯橋.jpg参院外交防衛委員会の委員派遣2日目。岩国市の錦帯橋近くのホテルを朝出て、市内の「愛宕スポーツコンプレックス」を福田岩国市長の案内で視察。米軍再編に伴って整備された、野球場、陸上競技場、カルチャーセンターがあり、日米共同使用されています。

続いて、市長から岩国基地に関する市の取り組みについて概要説明をうけ懇談。特に夜間の騒音軽減や国の騒音対策の強化の必要性や再編交付金終了後の新たな交付金施策の要望が出されました。視察、懇談中も何度も米軍機の大きな爆音が聞こえました。

200221岩国.jpg続いて海上自衛隊呉地方総監部へ移動。海上自衛隊の現状と課題、アデン湾海賊対処行動、自衛隊の中東派遣等について説明を受け、意見交換をしました。

 昼食は隊員の食堂で「カレー」。海上自衛隊は毎週金曜日の昼食のメニューはカレー。海外出動中も同じで、「帰国まであと〇カレー」とカレーの回数で数えるとのこと。

 ここで視察は終了。東京に帰るために飛行場に行く委員と地方に行く委員と別れ、私も呉駅からJRで広島へ。明日午後の京都日程まで時間があるので、三次市の実家に帰りました。

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