年度末の今日は、いわゆる「日切れ法案」の採決ラッシュ。午後からの参院本会議で九本の法案の採決がありました。その後、打ち合わせや資料整理。夕方の新幹線で京都府知事選の京都府知事選の福山和人候補の演説会へ。
右京区太秦中の演説会は体育館がいっぱい。内閣支持率急落の中、福山候補への支援の輪が広がり、「中央との太いパイプ」を強調していた元中央官僚を追い詰めています。これからが勝負です。
明日午後も京都ですが、午前中に東京で用務のため、最終前の新幹線で戻ってます。宿舎着は零時前。
9:00からNHK日曜討論。参院の九党代表で、森友公文書改ざん問題、南北・米朝首脳会談と北朝鮮問題、今後の国会審議などについて議論。
公文書改ざん問題の調査を第三者の調査にゆだねてはとの意見には「国政調査権が蹂躙されたのだから、国会が国政調査権を発動して真相解明するべき。予算委で昭恵夫人など関係者の証人喚問をさらに」と強調しました。
終了後、京都府知事選の応援へとんぼ返り。伏見区の街頭で福山和人知事候補、西山のぶひで府議補選候補と共に街頭演説会で訴えました。
京都弁で「普通のおっちゃん」として語る福山候補の訴えは聴衆の心をしっかりつかんでいます。私は、国会の論戦も紹介しながら相手の「国との太いパイプ」論を批判。
一方、相手が「国と地方は違う」ことを理由にして相乗りするのなら、国政では自民党や他の野党を支持される方も「国と地方は違う」と、遠慮なく今度は福山さんへと訴え。
予算委で森友問題の集中審議。日本共産党からは小池晃、辰巳コータローの二人が質問に立ちました。小池議員の「改竄前の決裁文書に何故政治家でない安倍昭恵氏の名前が書かれているのか」という質問に、太田理財局長は 「総理夫人だから」と答弁。
委員会室は「あ、言うてもうた」という感じで一瞬静まった後、野党席から拍手。総理夫人がらみの特例案件だったことは明らかになりました。辰巳議員は格安売却の根拠となった3.8m以下にもゴミがあったという国交省の言い分のでたらめを具体的に暴きました。
佐川氏の証人喚問を今日議決するよう求めましたが、与党は応じず。明日、自公の幹部会談で判断するとの報道ですが、世論調査をみても佐川氏、昭恵夫人の喚問は国民の圧倒的多数の声。与党がこばめばさらに怒りが広がることになるでしょう。明日議決するよう、さらに強く求めます。
昼休みに外交防衛委員会の理事懇があり、明日、大臣所信に対する質疑を行うことを確認。夕方には質問通告をしました。夜は議員団の会議。
京都を朝出て富山県へ。富山県党会議の午後の冒頭で比例候補としての決意と国会報告。青山了介参院富山選挙区候補、ひづめ弘子県議とともに激励に答えました。
何人かの討論を聞きましたが、3000万人署名の取り組みんや地方自治体での介護保険改善の取り組みなど、勢いのある活動が伝わってきました。
新幹線で東京に戻る途中から、内閣支持率が激減する世論調査結果が次々と入ってきます。
〇共同通信=支持38.7%(前回比9.4ポイント減)、不支持48.2%。
〇毎日新聞=支持33%(12ポイント減)、不支持47%(15ポイント増)。
〇朝日新聞=支持31%(13ポイント減)、不支持48%(11ポイント増)...――以上、17~18日調査。
〇日テレ=支持30.3%(13.7ポイント減)、不支持53.0%(15.7ポイント増)――16~18日調査。
国会に戻り、論戦準備明日の予算委集中審議で森友問題をただす辰巳コーターロー議員とも打ち合わせ。さあ、国民世論と結んだ徹底追及で、安倍内閣総辞職に!
改ざん問題での財務省の調査結果が13時に参院予算委理事会に提出されました。バッサリ削られた「これまでの経緯」のページに安倍昭恵氏の名前が出ていた部分は書き換え後にバッサリ削られている!一年間、国会と国民を欺いてきたことになる。怒、怒、怒です。
朝から、国対会議や他の野党との打ち合わせなど、調査結果提出にむけて協議をしていましたが、予想を超えるひどい改ざんでした。
16:30には野党書記局長・幹事長、国対委員長会談が開かれ、「国会審議の信頼と前提を覆す、前代未聞の異常事態で、日本の民主政治の危機そのものだ」という認識で一致。
その上で、事態を収拾するため、与党側が対応策を示すべきだとして、現状では国会審議に応じられないという事を確認しました。
夜には、急遽ネットで呼び掛けられた官邸前集会に続々、市民が集まり、「改ざんやめろ!」「安倍内閣は総辞職!」のコールが響きます。
各野党と共に日本共産党からたくさんの議員が参加し、宮本たけし議員が挨拶しました。
9時から10時15分までNHK日曜討論に出演。予算審議、「働き方改革」、憲法について与野党九党で議論しました。予算審議に係わっては、森友問題の財務省開示文書かいざんが国会審議の土台を壊すものと指摘し、徹底究明を求めました。
「働き方改革」では、裁量労働制削除にとどまらず残業大ゼロ制度など法案全体の断念を求め、憲法問題では九条改悪が制限ない海外武力行使と軍拡をもたらすと強調しました。
日曜討論の発言時間は一回一分。議論の流れを見つつ端的にどう話すか、いつも苦労します。
終了後、すぐに東京駅に向かい、岐阜県での党の会議へ。8分の挨拶をして東京にとんぼ返り。夕方から議員会館で予算論戦の打ち合わせなどなど。
京都の自宅を6:50に出て静岡県へ。午前中は本村衆院議員、島津前衆院議員とともに会議に出席し、挨拶。立憲民主党の日吉議員も来賓で来てくださいました。
午後から、愛知県東海市議選(3/27)勝利をめざす演説会で、現職の坂ゆかり、新人の近藤みほこ両氏で現有二議席の引き続く確保を訴えました。
市議会では、新日鉄住金の降下ばいじん問題の解決を迫り、県内トップクラスの財政力を開発優先でなく、命・くらし中心に使えと要求してきた日本共産党。新日鉄の火災の際には私も市議団とともに現地調査に入りました。市民の立場でしっかりものをいう議席を必ず押し上げてと強調。
投票日は自民党が国会発議のための改憲案をまとめようしている時期。九条改憲は許さないという声を日本共産党の躍進で示そうと呼びかけました。
終了後、東京へ。
京都を朝出て名古屋市へ。愛知県全体の党の会議へ本村衆院議員、島津前衆院議員と共に出席し、挨拶。
午後には京都市に戻り、四月に知事選と一緒に府議補選が行われる伏見区での演説会2ヵ所で西山のぶひで予定候補への応援。補選は上原裕美子議員の死去に伴うもの。なんとしても議席を受け継がせてほしいと訴えました。
西山候補は故・西山秀尚府議団長のお孫さん。学生自治会の委員長の時に、大学を超えて立ち上げた「学費ゼロネット」は全国に広がり、学費の負担の重さが学生生活をどんなに苦しめているか実態を訴えてきました。
その中で、かつては与党の国会議員などは、「学生はレジャーのためにバイトしてる」とか「借りた金は返すのが当然」とか、平気で発言していましたが、今や学費負担の軽減は全党が公約に掲げるようになり、不十分ながらも給費制奨学金も始まりました。
こうして政治を動かしてきた力を府政に生かすのが西山さん。なんとしても押し上げたい!
終了後、東京へ。明日、明後日は参院外交防衛委員会の委員派遣で沖縄に行き、辺野古や米軍ヘリ部品落下の現場なども視察します。明日の東京の最低気温は1℃で、那覇は最低16℃、最高24℃!! 服装に悩みます。
京都を出て、3月11日投票の石川県知事選挙での、こくらえみさんの勝利をめざす集会へ。途中の福井市は今日も雪。心配です。
特急の車内でワンセグを見てた人が「羽生、金。宇野、銀」叫ぶと乗客から歓声が上がりました。おめでとう!
知事選では、敷地内に断層があるとされても志賀原発再稼働が狙われているもと、「多選バイバイ」「原発バイバイ」で一致し、立憲民主石川や市民連合の皆さんと共同し「チェンジ石川」をめざします。
集会では元全労連副議長で三年前の愛知県知事選候補の小松民子さんや、立憲民主石川共同代表の栗森喬さん、市民連合の須藤春夫さんをはじめ多彩な方々の訴えがあ、私も党を代表してあいさつ。
こくらさんの決意表明を受けて大いに盛り上がり、集会の最後に「団結がんばろー」。7 年目の3.11に原発ゼロの声示そう!
集会が終わってサンダーバードで京都に帰ろうとすると、とっていた列車は強風のために運休に。あわてて米原回りの列車を取りましたが、予定よりかなり遅くなります。北陸の悪天候と市民生活への影響はさらに続きます。
金沢駅で名古屋の川口創弁護士とばったりあってびっくり。『保育と憲法』という本を出したことで、保育園の皆さんの学習会に呼ばれてきたとのこと。大活躍ですね。