日本共産党統一協会追及チームの第五回会合。今日は、母親が統一協会から一億円超える被害を受けた男性からオンラインでお話を聞きました。はじめは統一協会であることを隠しと近づき、悩みを聞き出してその解決のためとして様々なものを売りつける。断ると、「それがサタン」だと脅し、さらに巻き上げる――被害の生々しい実態をお聞きすることができました。
協会の会合では安倍元総理の話がよく出て、選挙では自民党の支持が訴えるたとのお話も。このような反社会的集団が野放しになったことと自民党との癒着はさらに徹底解明が必要です。
午後からは国会対策委員会や議員団会議など。昨日、立憲民主党の安住新国対委員長が穀田国対委員長に信任のあいさつにこれたことと、その内容についての報告がありました。今後、野党間で一致する政策ごとに共同し、合同ヒアリングも様々な課題でひらきたいとのこと。
その後、明日は衆参の野党の国対委員長の会談をそれぞれ開き、安倍元総理の国葬問題について総理出席の質疑を行うことを求めていく方向になりました。国葬そのものへの態度に違いはあっても、説明責任を果たさせる点では一致して行動するということです。
京都を出て名古屋経由で岐阜県土岐市へ。党東濃西地区委員会主催の党創立100周年記念講演会でお話ししました。参院選の選挙区候補として奮闘した三尾さん、統一地方選で立候補予定のみわひさ子多治見市議、小関あつし土岐市議の決意表明もありました。
六中総を踏まえて参院選挙結果やその後の情勢て党の訴えが生きた力を発揮し、世界の良識あるこえと響きあっていることを強調。国葬や統一協会問題での議員団の取り組みや赤旗のスクープなどお話していると、50分の持ち時間が少しオーバーしてしまいました。党の不屈の100年の歴史を受け継ぎ、統一地方選勝利、強く大きな党をつくろうと呼びかけました。
今朝の赤旗に、9/1から浅尾大輔さんの新しい連載小説「立春」大吉が始まるとの告知がありました。愛知県東栄町在住の浅尾大輔さん。妻のもと子さんが町議会議員に当選して空白克服して以降、町民の皆さんと僻地医療を守って奮闘してこられました。楽しみです。
夜は長野県上田市にある戦没画学生の美術館「無言館」のドラマが放映されました。窪島誠一郎が、戦没画学生の作品を集めて全国をまもり開設にこぎつける流れをドラマ化したもの。かつて訪れたときに見た作品に込められた画学生や遺族の思いが伝わってきました。また、「無言館」に行きたくなりました。
党統一協会問題追及チームの第四回会合や国会対策委員会に出席し、参院自民党の新役員の皆さんのあいさつを迎えた後、京都に帰り井上吉郎さんのお通夜(お別れ会)に参列しました。
無宗教で行われ読経も献花もなし。ご遺族の池添素さんのご挨拶に続いて、参列者が順次、カップにビールかウーロン茶を注いでもらい、「殺すな 殺されるな」のTシャツを着て棺に横たわるご遺体に声をかけて「献杯」するという式でした。
吉郎さんの遺志によるもの。「366日マラソンスピーチ」「無言宣伝」などいつも独創的な運動を切り開いてきた吉郎さんですが、亡くなってからも吉郎さんらしい。さすがです。ご遺体に「お疲れ様でした」と声をかけてグイと「献杯」し、別れのお酒を酌み交わしました。安らかにお眠りください。
統一協会追及チームでは日本共産党の三鷹市議だった岩田康男さんからお話を伺いました。かつて三鷹市で自民党市議の自宅の庭に勝共連合の事務所が作られ、そこを拠点に勧誘・工作をして献金を集め、土地をも奪った生々しい内容を当時の市議会での質疑や内部資料を使ってお話していただきました。実に深刻な被害です。
参院自民党は関口会長、世耕幹事長は留任。新たに国対委員長に野上浩太郎・元農水相が就任されました。岸田さんのコロナ陽性にお見舞いを申し上げ、「療養期間が終われば、野党要求書に基づきすぐに国会を開いてください」と申し上げました。