活動日誌

「2022年8月」の記事

 岸田総理が11時から会見。安倍元総理の国葬問題について、国民の批判に対して「丁寧な説明に全力を尽くす」として、テレビ中継のある国会審議に出席し質疑に応じることを表明しました。
 これまで様々な問題で野党が総理出席での審議の要求をしても、歴代総理は「国会がお決めになること」と逃げてきましたが、野党と国民の要求に押された結果とはいえ、自ら出席を表明したことは重要。今後は二度と逃げないでいただきたい。
 会見前に衆院で共産、立憲、維新、国民、れいわなどの国対委員長会談が開かれ、国葬問題での総理出席の審議を求めることなどで一致。総理会見の後、参院でも共産、立憲、維新、国民の国対委員長会談が開かれ、総理出席の審議や山積みの問題での予算委の解散を求めることを確認。私は「総理自身が会見で、丁寧に説明すると言っている。十分な時間をとった審議が必要だ」と求めました。
 

 統一協会第五回.jpg日本共産党統一協会追及チームの第五回会合。今日は、母親が統一協会から一億円超える被害を受けた男性からオンラインでお話を聞きました。はじめは統一協会であることを隠しと近づき、悩みを聞き出してその解決のためとして様々なものを売りつける。断ると、「それがサタン」だと脅し、さらに巻き上げる――被害の生々しい実態をお聞きすることができました。

 協会の会合では安倍元総理の話がよく出て、選挙では自民党の支持が訴えるたとのお話も。このような反社会的集団が野放しになったことと自民党との癒着はさらに徹底解明が必要です。

 午後からは国会対策委員会や議員団会議など。昨日、立憲民主党の安住新国対委員長が穀田国対委員長に信任のあいさつにこれたことと、その内容についての報告がありました。今後、野党間で一致する政策ごとに共同し、合同ヒアリングも様々な課題でひらきたいとのこと。

 その後、明日は衆参の野党の国対委員長の会談をそれぞれ開き、安倍元総理の国葬問題について総理出席の質疑を行うことを求めていく方向になりました。国葬そのものへの態度に違いはあっても、説明責任を果たさせる点では一致して行動するということです。

 昨日投開票の京都府綾部市会議員選挙で、日本共産党の井田かよ子(現) 、吉崎あつ子、塚崎たいし(以上新)三候補の全員が当選しました。おめでとうございます。
 吉崎あつ子さんは、告示直前に病気のために立候補を取りやめた夫の吉崎久議員の「志を受け継ぐ」と奮闘されました。残念ながら、その吉崎久さんが昨日の朝、亡くなりました。投票日まで病気とたたかい、当選の報を聞くことなく亡くなられましたが、妻あつ子さんの勝利を確信されていたと思います。
 勇退されるつきがしら市議のFBによると、当選の万歳を皆んなが躊躇していたのですが、娘さんより「眠っている父に聞こえるように大きな万歳をして下さい」との事で、思い切り声をあげたそうです。きっと聞こえたことでしょう。みんなから「きゅうちゃん」と親しまれた吉崎さん。長い間お疲れさまでした。安らかにお眠りください。
 あつ子さん、夫の病状を心配しながらの大変な選挙戦でしたが、見事に志を受け継がれました。本当にご苦労様でした。これからは「あっちゃん」と親しまれることでしょう。
 佐藤県議.jpg佐藤正幸石川県議が国会に来られ、金沢大学の学生寮廃止問題と先日の大雨被害支援で政府に要請しました。
 金沢大学は今年度末に学生寮を廃止することを決めています。日本人と留学生が混住する形体で整備されている学生宿舎に優先的に入居できるようにするとしていますが、現在の学生寮の三倍の負担になり、地元紙でも報道され、佐藤氏も県議会で質問してきました。
 文科省は、学生の生活基盤となり協調性をはぐくむなど学生寮の意義はのべるものの、設置等については大学の判断であり、国として予算措置もしていないという立場。経済的理由に左右されずに学ぶ権利を保障するために必要であり、コロナ禍の下でバイトの確保も大変な状況がある中で、廃寮が学業継続の困難につながると強調し、国として学寮の意義を明確にし、入居者が困難に陥らないような支援を大学が取るように要請しました。
 石川県での豪雨被害では、26日に小松市には被災者生活再建支援法が適用となりましたが、県内各地で住宅被害などが発生しています。災害共助法適用による国の支援などについて、自治体の側の理解が不十分で必ずしも全面的に活用されていない状況なども佐藤県議から紹介もあり、自治体と十分に連絡をとり、被災状況にあわせた制度の柔軟な活用を求めました。
 午前中は東京駅八重洲口近くで開かれている京都在住のフルイミエコさんの個展へ。土日は在廊されていたフルイさんは、今日は京都に戻っておられることは知っていたのですが、鑑賞中に画廊にフルイさんからたまたま電話が。かわってもらい、挨拶ができました。ラッキー。いつも心を温かくしてくれる作品。今回は深くてきれいな赤い色の作品がたくさんで、とても素敵でした。
 小品展・増田.jpg二つの美術展を鑑賞しました。一つは京都市内で開かれた「第37回 反核・平和のための小品展」。被爆二世の会でご一緒している増田さんが慰霊から望む原爆ドームの絵を出展されており、その前でパチリ。
 もう一つは名古屋市内で開かれた「私たちの『表現の不自由展・その後』」。2019年に同市内での「表現の不自由展・その後」の突然の中止に抗議し再開を求めて市民運動が始まり、昨年開催に至りましたが、破裂物の郵送という卑劣な手段により3日間で中止となりました。
 不自由展.jpg暴力や検閲で表現の自由を奪うことは許さず、決して屈しないという思いで開かれた今年の展覧会。「平和の少女の像」をはじめとした作品とともにこの三年間の市民運動の記録も展示されていました。
 日本軍の慰安婦とされた女性たちの写真と当時の被害の実態とその後の人生を語る言葉は胸に迫ってきます。歴史の事実に向き合うことなしに「未来志向」などありえない。改めて痛感しました。
 NPT再検討会議が昨日閉幕しましたが、ロシアの反対で最終文書が採択できませんでした。「核抑止力」に固執した核保有国の姿勢も厳しく問われます。採択されなかったとはいえロシア以外の締約国が異議を唱えなかった最終文書には大切な内容が盛り込まれ、日本共産党が再検討会議に対して要請した方向が核保有国にも含めて否定できない世界の圧倒的多数の声になっていることを示しました。
 一刻も早く日本が核兵器禁止条約に署名するよう、引き続き頑張ります。

 IMG_2834.jpg京都を出て名古屋経由で岐阜県土岐市へ。党東濃西地区委員会主催の党創立100周年記念講演会でお話ししました。参院選の選挙区候補として奮闘した三尾さん、統一地方選で立候補予定のみわひさ子多治見市議、小関あつし土岐市議の決意表明もありました。

 六中総を踏まえて参院選挙結果やその後の情勢て党の訴えが生きた力を発揮し、世界の良識あるこえと響きあっていることを強調。国葬や統一協会問題での議員団の取り組みや赤旗のスクープなどお話していると、50分の持ち時間が少しオーバーしてしまいました。党の不屈の100年の歴史を受け継ぎ、統一地方選勝利、強く大きな党をつくろうと呼びかけました。

 今朝の赤旗に、9/1から浅尾大輔さんの新しい連載小説「立春」大吉が始まるとの告知がありました。愛知県東栄町在住の浅尾大輔さん。妻のもと子さんが町議会議員に当選して空白克服して以降、町民の皆さんと僻地医療を守って奮闘してこられました。楽しみです。

 IMG_2839.jpg夜は長野県上田市にある戦没画学生の美術館「無言館」のドラマが放映されました。窪島誠一郎が、戦没画学生の作品を集めて全国をまもり開設にこぎつける流れをドラマ化したもの。かつて訪れたときに見た作品に込められた画学生や遺族の思いが伝わってきました。また、「無言館」に行きたくなりました。

22全建総連.jpg午前中は全建総連と共産党国会議員団の懇談。中西中央執行委員長はじめ、多くの役員の皆さんが来られ、建設業の就労環境の改善、来年度予算に関する要請を受けました。
 設計労務単価は上がっているのに現場の皆さんの賃金がむしろ下がっている問題や命と暮らしを守ってきた建設国保への現行水準の財政支援の確保、建設資材等の価格高騰や設備機器の納期遅延対策、アスベストの根絶と救済のための基金の拡充、インボイスの中止、消費税減税など、アンケートに基づく実情や要望をお聞きし意見交換しました。力合わせてがんばります。
 DSC03567.JPG午後は国公労連の定期大会に出席。所属委員会が内閣委員会に変わり、今後、様々な課題で連携を強めていきます。京都出身の九後委員長の挨拶の後、来賓として挨拶しました。公務・公共サービス切り捨ての新自由主義から転換し、国民の命・くらし守る政治を!
防災申し入れ.JPG京都を朝出て国会へ。午前中にこの間の豪雨被害対策で谷防災担当相に申入れました。大臣も先日、新潟県村上市、関川村を視察したとのこと。私も被災直後に駆け付けた時のことも紹介し、自治体の奮闘を支えるために災害救助法の多様な活用の周知や特別交付税での支援を要請。
 農業支援等も含め、「被災地の要望を受け止め、しっかり対応したい」と大臣。さらに「災害が配線JR赤字路線廃線の口実になってはならない」の要請に「おっしゃる通り」と述べられました。
 午後は事務所打ち合わせ。外交防衛委員会から内閣委員会に所属が変わったことに伴い、事務所スタッフも新たな体制に。申し入れ3人のうち2人が入れ替わりました。決意新たに、「チーム井上」で頑張ります。

 IMG_2831[1].JPG党統一協会問題追及チームの第四回会合や国会対策委員会に出席し、参院自民党の新役員の皆さんのあいさつを迎えた後、京都に帰り井上吉郎さんのお通夜(お別れ会)に参列しました。

 無宗教で行われ読経も献花もなし。ご遺族の池添素さんのご挨拶に続いて、参列者が順次、カップにビールかウーロン茶を注いでもらい、「殺すな 殺されるな」のTシャツを着て棺に横たわるご遺体に声をかけて「献杯」するという式でした。

 吉郎さんの遺志によるもの。「366日マラソンスピーチ」「無言宣伝」などいつも独創的な運動を切り開いてきた吉郎さんですが、亡くなってからも吉郎さんらしい。さすがです。ご遺体に「お疲れ様でした」と声をかけてグイと「献杯」し、別れのお酒を酌み交わしました。安らかにお眠りください。 

IMG_2830[1].JPG 統一協会追及チームでは日本共産党の三鷹市議だった岩田康男さんからお話を伺いました。かつて三鷹市で自民党市議の自宅の庭に勝共連合の事務所が作られ、そこを拠点に勧誘・工作をして献金を集め、土地をも奪った生々しい内容を当時の市議会での質疑や内部資料を使ってお話していただきました。実に深刻な被害です。

 参院自民党は関口会長、世耕幹事長は留任。新たに国対委員長に野上浩太郎・元農水相が就任されました。岸田さんのコロナ陽性にお見舞いを申し上げ、「療養期間が終われば、野党要求書に基づきすぐに国会を開いてください」と申し上げました。

 IMG_4220.JPG午前中は「黒い雨」被害者の原爆手帳候補について、仁比参院議員、藤井広島市議と共に国会と広島をつないで厚生労働省に要請。
 「黒い雨」にあった人で原爆手帳交付の新たな対象になるのは1万3千人とされていますが、今だにに申請者は3300人にとどまったうえ、交付は1200人にとどまっています。厚労省として全国の地方自治体と協力しながら十分な周知をすると共に、受付や審査をする自治体の体制を抜本的拡充するよう求めました。
 広島県に対してはすでに体制拡充のための追加の交付税措置を行っており、要望があればいっそうの措置を広島市を含めて行うことを検討するとの回答は前向きでした。根本的には高裁判決に従い、内部被ばくを認め、11疾病の要件をなくすことが必要です。
 IMG_2825.jpg午後に長野県上田市に行き、故羽田雄一郎参院議員の「お別れの会」に参列しました。一昨年の暮れ、コロナによる突然の訃報でした。その後もコロナ感染拡大が続く中、二度にわたり延期になっていました。
 会場のホールには県内外から多くの皆さんが参加されました。
亡くなった当時、お互い参院会派の幹事長で、私が所属する外防委の野党筆頭理事。お世話になりました。優しい笑顔を思い出しながら献花しました。
 IMG_2821.jpgコロナワクチン四回目接種の2日目。翌日に熱が出る場合も少なくないということで、用心して午後からの行動にしましたが幸い腕の腫れだけでした。
 まずは京建労の秋の拡大行動出陣式へ。全府から幹部が集まって意気高く開かれる予定でしたがコロナの急拡大のため、本部と各支部をオンラインで結んでの開催に。梶川・京都総評議長と共に来賓のあいさつをしました。平山・京建労委員長とパチリ。
 その後は名古屋市に向かい、JR金山駅すコンコースで開かれている愛知県原水爆被災者の会主催の「原爆パネル展」へ。本村伸子議員、すやま初美さんとご一緒。
 愛知被団協.jpg写真パネルと共に、広島市立基町高校の生徒が被爆者から証言を聞いて書いた原爆絵画が展示されています。一つ一つにその絵を描いた高校生の思いと証言し被爆者のコメントがつけられており、思いが伝わってきます。2日間で6000人の方が参加されたとのこと。
 東京に向かう新幹線で、岸田内閣の支持率が16ポイント急落して36%になったというニュースと岸田総理がコロナ陽性になったというニュースが! 統一協会・国葬問題で調査・議論を拒否し、コロナ急拡大には無策という姿勢が強烈な逆風になっています。
 総理、お大事に。療養期間が終わったらすぐに国会を開いてください。
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