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「憲法・民主主義・政治とカネ」の記事

 IMG_3549.JPG党本部で28回党大会後最初の幹部会が開かれました。解散・総選挙、党勢拡大で二つの決議を採択。次の総選挙で「野党連合政権に道をひらく」という党大会決定の目標から「野党連合政権の樹立に正面から挑戦する」ことを目標に据えました。
 また、「解散・総選挙含み」の情勢の下で、総選挙を"前面"に、党員拡大を根幹とする党勢拡大を"a中心"にという姿勢を貫くことをきめました。
 国会に戻り、議員団会議の後、官邸前での学術会議人事介入への抗議行動に参加。総がかり行動の主催で、任命拒否された小澤隆一先生も挨拶されました。
 参加した日本共産党議員を代表して私があいさつ。安倍全総理と一体で、安保法制で憲法を私物化し、モリカケ桜で行政を私物化してきた菅総理。今度は学問の自由に介入。許してはならない
 20.10.5松宮3.jpg日本学術会議任命拒否について、事実関係や問題点について当事者に伺おうと三氏を訪問。私は、立命大で松宮孝明教授を穀田さん、立憲の辻元、森山衆院議員と共に訪ねて懇談しました。
 お話を伺い、改めて学術会議の存在と学問の自由が問われる大問題であると痛感しました。政権側も、マスコミやネットを使ってかなり組織的に対応していることがうかがわれ、今後の取り組みや国会論戦の重要性や重視すべきことなども意見交換。
 20.10.5 ぶらさがり.jpg予想を超える多数のマスコミが詰めかけ、面談後、ぶら下がり会見をしました。
 夜、宿舎に戻り、学術会議人事についての菅首相会見のニュースに触れる。「総合的、俯瞰的な活動を確保する観点から判断した」。意味不明。しかも2日の会見で官房長官が「首相の意向は反映されていない」と述べたことと矛盾します。
説明できないようなことをやったから、説明しようとすると次々矛盾が出ます。任命拒否は撤回しかありません。
 10.2合同ヒアリング.JPG「学術会議推薦者外し問題 野党合同ヒアリング」を緊急に9:30から開催。任命名簿から外された6人のうち、小沢隆一、岡田正則、松宮孝明各教授からお話しを聞きました。(小沢、松宮両氏はリモート)それぞれ、「学術会議全体の問題であり、被害者は国民」「学問の自由の侵害」「理由なき不利益処分はありえない。総理の説明を求める」などのお話し。改めて怒りがわいてきます。
 引き続き、内閣府と内閣法制局の担当者からのヒアリング。内閣府の担当者から、9/24に任命について起案したが、その時点で任命者は99人であり、それを総理が決済したとのこと。では、誰の責任で99人と起案したのか、その前に総理の意向は聞いていないのか、関連の文書を提出せよとただしても「確認中」と答えるばかり。
 IMG_3475.JPGさらに内閣府担当者から、H30年に内閣法制局と合議を行い、学術会議法の解釈に関して「推薦を義務的に任命しなければならないというわけではない」ということを確認したとの発言がありました。
 「義務ではない」というのは、昨日、官房長官が記者会見でのべたことです。これは、1983年の法改正の際の審議での、「総理の任命は形式的なもので、会員の任命を左右するものではない」との答弁と明らかに食い違います。内閣府は「勝手に解釈を変更したのか」との質問には答えず、合議についての資料の提出要求にも「確認中」とするばかり。ひどいものです。
 IMG_3485.JPG私は、官房長官の昨日の会見での「もともと総理大臣の所管であり、会員の人事等通じて一定の監督権を行使することは法律上可能になっている」との発言についてただしました。83年の審議の際に総務長官が学術会議について「政府の指揮監督というようなものは受けることなく、独立してその職務を行うこととされております」と答弁していることをあげ、「これも全く食い違う」と指摘し、そもそも法律のどこに監督できるなど書かれているのかとただしましたが、またしても、まともな答えがありません。
 法改正時の国会答弁で示された法解釈を内閣が後からこっそり変えてしまうことは国会審議のじゅうりんであり、議会制民主主義の破壊、学問の自由の危機です。
 来週火曜日に再び合同ヒアリングを行い、そのさいに関連の文書を提出するよう強く求めました。引き続き、徹底追及します。
 午後の新幹線で京都へ。
 10.1 赤旗.jpg菅首相による学術会議人事介入という重大事態をスクープした今朝の「しんぶん赤旗」一面。新しい会員による学術会議の総会が今日から開かれる中、午前中に加藤官房長官が105人の推薦のうち、99人のみを任命したこと、推薦がありながら任命しなかったのは初めてであることを記者会見で認め、大問題とてマスコミ報道が広がろっています。
 「赤旗」のスクープのきっかけは、一昨日の夜、任命名簿からはずされたという、大学の一年先輩でもある松宮孝明教授のフェイスブックの投稿を私がシェアしたこと。「しんぶん赤旗」にも連絡しようと思っていたら、小木曽・赤旗編集長が私のシェアした投稿をすぐに見てくれ、「これは重大」とのメールが。昨日の朝から編集局を挙げて関係者に取材し、今朝の記事になりました。GJ!
 それにしても、推薦者をはずすという前代未聞のことをやりながら、学術会議から問い合わせに「間違いではない。理由はノーコメント」と答えたという政府の姿勢は恐ろしい。 気に食わないものは問答無用で切り捨てるという、菅氏がこれまで官房長官としてやってきた姿勢がさらに激化するならば、民主主義の危機です。
 他の野党からも大問題との声が上がり、明日、急遽野党合同ヒアリングを行うことになり、松宮教授に参加をお願いしてほしいとの連絡が。松宮教授に依頼すると、リモートなら可能と快く承諾していただきました。
 
 午後には西田参院議員会長ら参院公明党の新役員の皆さんが挨拶に来られ、紙智子参院議員団長、倉林明子参院国対副委員長と共に応対。公明党の新たな参院国対委員長は秋野議員が就任されました。「課題山積み。敵基地攻撃能力保有問題も国会では一切議論していない。臨時国会でしっかり議論しましょう」と求めました。
 野党国対が朝開かれ、その報告を国対会議で受けました。与党は10月下旬に臨時国会召集の方向。野党として、交代しなかったコロナ関連の大臣に対し、内閣、国交両委員会の閉中審査を求めることを確認。その後、参院でも与野党国対が開かれ、10月8日に内閣委員会を開くことで合意しました。
 
 IMG_3445.JPG午後から平井デジタル担当大臣の政治資金問題が報道されたのを受け、緊急に野党国対ヒアリングがひらかれ、塩川議員と共に参加しました。
 報道されたのは平井氏の事務所の賃料が適正価格より九割引きで年間一千万円程度安く、それが寄付とて収支報告書に記載されていないという問題。
 総務省は一般論として、事務所の家賃が適正賃料より大幅に低い場合は政治資金規正法上の寄付に当たるため、政治資金収支報告書に記載する必要があり、故意・重過失によって記載しなければ罰則があると答えました。引き続き、追及していきます。
 新任の大臣ら政務三役の信任挨拶の来訪が続いています。
 IMG_3418.JPG臨時国会が今日、召集されました。午前中の閣議で安倍内閣が総辞職しました。安倍総理が執念燃やした改憲を許さなかったことは国民の勝利。安倍政治継承を掲げる菅内閣が誕生しましたが、安倍内閣の負の遺産を一掃し、継承ではなく転換することこそ必要です。
 朝の国対会議の後、10時から本会議で、特別委の設置などを決め休憩。各特別委で委員長を選任した後、11:30から議員団総会。志位委員長があいさつで、安倍政権を継承を許さないと決意を表明。立憲民主党から「安倍政権を倒し、政権交代を進める立場」から、首相指名選挙での協力要請があり、党としてこれにこたえ、「枝野幸男」と書くと述べました。
 20.9 会館前.jpg12時から総がかり行動の「議員会館前行動」には日本共産党とともに立憲、社民、沖縄の議員が参加。小池書記局長が挨拶で安倍政権転換の決意と首相指名選挙で対応を明らかにすると大きな歓声が上がりました。
 日本共産党が首相指名選挙で税所から他党議員名で投票するのは22年ぶりと、お昼のNHKニュースで紹介されました。
 その後、衆参で首相指名選挙が行われ、参院では菅義偉121、枝野幸男78、片山虎之助16、伊藤孝恵(国民)1という結果。衆参で菅氏が過半数で選出されました。
 本会議後、菅新首相、安倍前首相が相次いで議員団に挨拶周りに来られ、小池書記局長が「堂々と論戦しましょう」と述べると菅氏は「もちろんです」。安倍氏は開口一番「鍛えていただきました」と述べられました。
IMG_3417.JPG 与党は会期を3日間で終えるという提案でしたが、野党は山積みの課題について代表質問、予算委員会など開くことが必要だとして会期には反対しました。
 三人の国会議員が逮捕・勾留中の中、臨時国会召集されたのも前代未聞。憲法により、会期中は不逮捕特権があり、議院の要求があれば会期中は釈放しなければなりません。
 今日、逮捕状等を添えた総理からの「議員逮捕通知書」が全議員に配布されました。釈放要求発議には議員20人以上の連名が必要。まさかそんな議員はいないでしょう

 明日、臨時国会が召集され、衆参本会議の新しい首相の指名選挙が行われます。昨日、自民党の新総裁に選出された菅氏が与党の多数の支持により首相に選出されることになり、いよいよ「安倍総理なき安倍政治」の継承を打ち破る本格的たたかいがはじまります。

 朝から、自民党の新役員や組閣人事についての報道が続きました。一方、午後には新しい、野党の合流新党としての「立憲民主党」の結成大会が開かれ、枝野代表のもとでの新執行部も選ばれました。また、新しい「国民民主党」も結成されました。

 今日はこうした動きを受け、朝の国対会議の後、新しい議会構成に伴う様々な問題の打ち合わせや政党間協議などなどを断続的に行いました。

20.9憲政記念館.JPG 合間をぬって、憲政記念館で開かれている特別企画展示「館蔵資料と事務局文書で見る議会の歩み」を見に行きました。帝国議会の始まりから戦後の国会の再出発までの激動を当時の貴重な生の文書で紹介しています。1928年に行われた初の普通選挙後の第55回国会の衆院本会議の座席表が展示されており、山本宣治の名前もありました。

 今日の閣議でコロナ対策の予備費三回目の支出が決まり、衆参の予算委理事会で政府から説明を受け質疑がありました。

 1.6兆円の規模ですが、コロナ患者を受け入れていない病院でも大幅な減収があるのに補てんの予算は引き続き計上なし。衆院で藤野議員が質問すると「昨日厚労大臣と財務大臣が協議して『引き続き検討』になった」と答弁。必要性があるからこそ大臣同士が協議したはずです。

 これ以上先延ばしすれば、医療機関の破綻が広がります。直ちに減収補てんを!

 辞任緊急街宣.jpg安倍首相の辞任会見を受け、京都で穀田、倉林議員とともに緊急街宣。速やかに次期総理を選び、代表質問、予算委で徹底審議を要求。安倍総理なき、安倍政治の継続ではなく、憲法じゅうりん、格差拡大と自己責任押し付け、国政私物化の自民党政治の転換へ共同強め力尽くすと訴えました。
 マスコミも注目。テレビも含めて取材がありました。
 夕方には、三条大橋で、京都被爆二世・三世の会の、黒い雨宣伝.jpg「黒い雨」訴訟の控訴に抗議する宣伝活動に参加。8/6に広島市で原告団の皆さんと懇談したことも紹介しながら、控訴の取り下げと原告全員への即時被爆者手帳の交付を求めました。井坂博文京都市議とご一緒でした。
 今日も暑かった!

 盆明け最初の国対会議。感染が拡大するコロナ問題で、今週行われる衆参厚生労働委員会で取り上げる課題など、議論しました。夕方には、渋谷で公開中の映画「はりぼて」を見ました。

 富山のテレビ局が、白紙領収書など富山市議会での政務活動費の不正を暴く発端から14人の市議の辞職と、その後を描くドキュメンタリー。辞職市議らの狡猾で滑稽な姿に観客から何度も失笑が起きました。政治を問い、有権者を問い、ラストシーンでは報道機関をも問います。

 議会傍聴や街頭での運動を進める市民の映像には、何人もの私の知人の姿も。全国で順次上映されます。ご覧あれ。

 政府与党が憲法53条に基づく臨時国会の召集を要求しているにもかかわらず政府与党が拒否していることについて野党国対委員長連絡会議が開かれ、引き続き召集を求めていくとともに、閉会中審査を開かせるという「二兎を追う」ことで一致。

 政府は7日(金)に1兆2千億円の予備費執行(持続化給付金、緊急小口貸付等)を閣議決定する見込み。同日に衆参の予算委理事懇で政府説明、質疑を行うことに。さらに閉会中審査として19(水)衆厚労委、20(木)参厚労委、26(水)衆内閣委、27(木)参内閣委を開催。

 9月第一週に衆参予算委を開くことでは与野党一致していますが、野党は首相出席を要求し、与党は参考人質疑にとどめる姿勢で引き続き協議することになっています。

 IMG_0906.JPGこうした報告を受け、午前中に東京を出て、明日の広島の原爆の日のために広島入り。

 平和公園近くのホテルで、広島市内で開かれたNGO主催の討論会「核兵器廃絶へ日本はいま何をすべきか」を出て、ネット視聴。国連の中満事務次長、ICANのフィン事務局長らに続き与野党国会議員が発言。

 日本共産党の志位委員長は、コロナのパンデミックが世界の脆弱性を明らかにしたとして軍事費を削りコロナ対策に回すべきと強調。国際社会に核禁条約の早期発効と核兵器国に過去の誓約を守らせるNPT再検討会議の前進、日本政府に条約参加と黒い雨訴訟の控訴断念を求めました。

 IMG_0917.JPG被爆者として被団協の田中代表委員が発言され、日本が核兵器禁止条約に参加し、核廃絶の先頭に立つよう求められました。

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