一昨日の衆院予算委公聴会での発言を理由に宮本徹議員対し今日、維新が懲罰動議を提出しました。穀田国対委員長が会見を開き、まったく動議に値しないと厳しく反論。
国会法と衆議院規則に照らし、公聴会が予算に対して国民の意見を聞く場であるにも関わらず、原英史氏は、「今日は誹謗中傷の問題に絞ってお話したい」と述べ、ほとんどがその内容だった。宮本議員の当然の発言への不当な言いがかりだと述べました。
宮本徹議員もツイッターで「議会人として私の当然の指摘を受け止めないばかりか、責任を指摘した私の発言を威圧的に封じようというのでしょうか。自らを省みて、衆議院規則から勉強しなおしてほしい」と厳しく指摘しています。
ネット上でも、立憲民主党の議員の皆さんや社民党など、維新を厳しく批判する声が広がっています。弁護士の郷原氏は自身が2016年に公述人として出席した際に、今回の動議の提出者である維新の足立議員から足立氏が「郷原さんは専門家ではなく政治家、政治屋だ。予算委の場で売名行為」と暴言を吐き、誹謗中傷したことを上げ、「足立さん、貴方には、こんなことで、懲罰動議を出す資格はないでしょう」と批判されています。
維新からの不当な攻撃は国会内外の良識を集めて断固打ち破っていきます。
今日は、もっぱら参院論戦に向けた準備でした。
参院予算委基本的質疑二日目。日本共産党の小池書記局長の質問を第一委員会室で応援傍聴しました。1時間40分にわたり、国交省の統計改ざん、森友問題裁判の認諾、コロナ対策と病床削減、最低賃金、選択的夫婦別姓、敵基地攻撃能力など岸田総理をただしました。
岸田総理とは外相時代になんども論戦してきました。丁寧に答えているようで、中身は聞かれたことにまともに答えていないというのがしばしばでしたが、今日も同じ。
見た目は安倍・菅政権より丁寧そうだが、政治の中身、改ざん・隠ぺい、新自由主義など変わりなく、改憲・軍拡でより危険な方向に進んでいることが、質疑でもいっそうはっきりしました。
参院改革協議会が朝九時から開かれ、参院のあり方について、千葉勝美最高裁元判事、一橋大学大学院法学研究科の只野雅人教授の両参考人からの意見陳述を聞き、質疑を行いました。
千葉氏は最高裁で参院選挙の投票価値の平等を求める訴訟の判決にかかわってきた方。「参院議員も全国民を代表して国政に携わることが憲法上(43条1項)要請されている」と指摘。「参院を地域代表の府として投票価値の較差のさらなる増大を認めようとすることは、憲法上許されないのではないか」と述べたられました。
自民党が、参院を「地方の府」だとして、参院議員を都道府県から選ばれる代表と位置づけ一票の格差を認容することを狙ってい中、重要は発言でした。
午後は、党国会議員団離島振興対策委員会に参加。来年度末に期限を迎える離島振興法の新たな改正に向けて、全国離島振興協議会から要望をお聞きし、国交省から予算と軽石対策についてヒアリングをうけました。 今後、離島関係団体や離島関係地方議員との懇談の実施などを確認しました。
夕方から議員団会議。