国会内で開かれた国立大学協会との懇談と「オスプレイ配備撤回を求めるつどい」に昨日(12/19)、参加しました。
国大協と日本共産党国会議員団との懇談では、国大協の山本健慈専務理事から国立大学運営費交付金の減額等により大学の研究力が維持できなくなってといる状況が語られ、「今が臨界点。ここが崩壊したら取り戻せないとこに来ている」と強調されました。
採用抑制等により若手研究者が激減しているデータも示され、このままでは日本の科学技術の将来が深刻なものになることを改めて痛感しました。
今年も、「75歳以上医療費原則2割化反対!!高齢者のいのちを守る平成31年度予算の実現を!! 厚生労働省前座り込み行動」が今日から始まりました。主催は日本高齢期運動連絡会の皆さんです。
国会議員団から高橋、宮本徹、畑野、倉林、武田、私の6人が激励に行きました。軍事費拡大の一方で社会保障を削減し、さらに消費税の増税。増税に伴う「景気対策」と称して行うポイント還元にも反対の声が広がっています。
「とって、還元するなど、初めからとるな」の声をあげようとお話しました。今日は、朝からノアも上がり、比較的暖かでしたが、明日以降が心配。健康に留意しながら、座り込み行動を成功させていただきたい。
今日はこの激励以外は、臨時国会のまとめや整理、年末年始の諸課題の打ち合わせや原稿書きなどに集中しました。
清水寺で今日、森清範貫主が揮ごうした今年の漢字は「災」。自然災害の連続でその対策が問われた一年を表す漢字です。同時に、最大の「人災」は安倍政権の暴走。これに対峙する国会での野党共闘が進んだ一年でもあり、安倍総理が執念を燃やす憲法改定案の国会提示も許しませんでした。
来年は、市民と野党の共闘をいっそう広げて安倍政権を終わりにし、「災い転じて福となす」年に!
院内で開かれた「障害者・患者団体との懇談会」に参加。日本共産党国会議員団障害者の全面参加と平等委員会の主催によるもので15人の国会議員が参加しました。
たくさんの団体から参加いただき23人から発言がありました。障害者雇用水増し、障害年金の支給停止、難病医療費助成の多数の患者さんの除外、介護保険優先の下での高齢障害者の大幅負担増、福祉現場労働者の待遇改善の必要性などなど。
短い時間での発言でご容赦いだきましたが、それでも予定した終了時刻をオーバー。今後、個別の懇談も含めて内容を深め、通常国会の論戦や運動に生かします。
懇談会前には、「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護規制ん連名」の総会に出席。動物愛護法改正プルジェクトチームから「法案骨子案」についての説明を受け、議論。
議連として骨子案を確認し、今後、各党で議論、了承のうえで通常国会での成立を目指すという方向も確認しました。
全国私教連から「すべての私立学校に正規の養護教諭を配置し、こどもの命と健康が守られる教育条件を求める請願署名」をもって要請に来られました。
子どもたちの心と体の現状は、学校における養護教諭の重要性をますます高めています。ところが、私立学校では公立のような配置基準がなく、教育職としての養護教諭が配置されていなかったり、非正規雇用や一人で中高兼務という現状が多くあります。
その打開のために今年からこの請願に取り組み始めたとのこと。私の妻も私立中高で教諭をしていましたから、養護教諭の必要性は良く聞いています。短時間でしたが、現状などお聞きできました。
入管法の質疑の前提となる、失踪した外国人技能実習生の実態調査の個票が、今日から衆院法務委の理事会メンバーに対する閲覧が始まりました。送り出しのブローカーに100万円ものお金を払っていたり、時給が500円以下などの深刻な実態が書かれています。一方、与党はごく短い質疑で強行の構えを強めています。絶対許せません。
明日の外交防衛委員会で大臣所信に対する質疑があり、自衛隊饗庭野演習場で隣接道路での被害の問題、辺野古問題で質問を準備し、夕方に通告しました。
さて、「鶴瓶に乾杯」はわが実家のある広島県三次市。帰省したときに通る本通りの商店街での交流など、楽しく見ました。
今日は京都府市町村職員年金組合の皆さんから「年金制度の改善について」、愛知県保険医協会の皆さんから「患者窓口負担増計画中止と患者負担増軽減」「医療への消費税『ゼロ税率』適用と10%増税中止」を求めて、それぞれ要請をうけました。
午前中、国連第一委員会での日本が提出した核兵器廃絶決議案の内容や各国の対応について外務省からレクを受けました。
今年も昨年に続いて核兵器禁止条約について触れず、2000年のNPT再検討会議で採択された「核兵器廃絶への明確な約束」という文言を「NPTを完全に実施する明確な約束」に書き換えており、核兵器禁止条約で中心的な役割を果たしたオーストリアなどが棄権。賛成した国からも様々な批判の声が上がりました。
一方、昨年の決議案では、核兵器国の核軍縮義務についてのNPT第六条が削られたことへの多くの批判があったことを受け、今年の決議案では第六条の文言が復活。
すると昨年共同提案に加わった米国は、「NPTは核不拡散の条約だ。なぜ核軍縮に焦点を当てるのか」と反発し、NPTの過去の合意文書も「時代遅れ」とするなどして、棄権に回りました。
米国は新たに「核軍縮のための条件創造」(CCND)という核兵器の禁止と廃絶を先送りする議論を持ち出しています。日本の決議で「国際的な安全保障環境を改善し、核兵器ない世界を追及する」などとしたことが、こうしたアメリカなど核保有国と同じ立場だとの批判も出されています。
日本が主張してきた「橋渡し」とは何だったのか、問われています。
今日は自治労連、全大協、日本医労連の医療・介護問題の国会行動。午後から、石川医労連、富山医労連、広島医労連、全厚労の皆さんが次々と来訪され、「安全・安心の医療・介護の実現のため夜勤改善と大幅増員を求める」要請を受けました。
夜勤実態調査や看護・介護労働黒書もいただき、医療・介護現場での人手不足や、夜勤交代制労働の厳しい労働実態など現場の声をお聞きしました。抜本改善は急務です。
夜は広島国泰寺高校の東京同窓会(鯉城東京同窓会)。年二回の集まりですが、百人以上の参加。ニューヨーク在住で同じクラスだったSさんが、「今日、成田に着いた」とサプライズ参加。楽しく交流し、最後は応援団長としての応援歌とエール。風邪気味なのでセーブしようと思っていましたが、思い切りやってしまいました。カープ三連覇記念のリポビタンDをもらったので、これを飲んで早く治そう。
先日、「上野の森美術館」で開かれているフェルメール展を観に行きました。寡作で知られ、現存作35点前後とされるフェルメール。その絵に魅せられて、日本に作品が来たら必ず観に行き、海外に行った際にも時間を作って美術館に足を運び鑑賞してきました。
今回は「フェルメールルーム」の一部屋に実に8点が展示されるという驚きの展覧会。柔らかな光に包まれた日常を穏やかに、深く描いた作品に包まれた至福のひと時でした。
35点のうち、これまでで16点と会うことができました。今回の展覧会では「真珠の首飾りの女」や「赤い帽子の女」と再会、是非とも会いたかった「牛乳を注ぐ女」「紳士とワインを飲む女」と初対面できました。感激です。
この展覧会では合わせて、同時期の17世紀のオランダ絵画50点も展示。「黄金時代」と呼ばれるにふさわしい作品も実に見ごたえがありました。東京展は2月3日まで、大阪展は2月16日から。
今日は辺野古の埋立承認撤回の効力停止問題で総務省、国土交通省からレクを受けました。行政不服審査制度、公有水面埋立法や今回の国土交通大臣による決定の内容等について説明を受けました。やはりこれは、自作自演の不当な決定です。
衆院予算委二日目。午後からの赤嶺衆院議員の質問を応援傍聴しました。県知事選での辺野古基地建設ノーの民意を踏みにじり、国民の権利救済の制度を「私人」に成りすまして悪用し、工事を再開した政府を厳しくただしました。
最後に「沖縄の心」とは何かと質問。総理は、普天間の危険性の除去について述べ辺野古基地を正当化しようとしたのに対し、赤嶺さんは、子翁長知事の言葉を引き、占領中に米軍が土地を奪って作ったのが米軍基地であり、無条件で変換せよというのが県民の声だと喝破。痛快でした。
その後、「よりよい保育を! 実行委員会」の国会要請で、京都の保育士や保護者の皆さんが来訪。国の責任で保育施策の充実を求める要請書を受け取り懇談しました。
総理は「保育の無償化」を強調しますが、依然として解消されない待機児童や低賃金等で保育士の皆さんの慢性的不足など、現場の実態と願いをお聞きしました。
認可保育所の整備や配置基準の引き上げによる職員の増員や処遇改善は待ったなしです。