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「社会保障・障害者・教育・文化」の記事

鑑真.JPG 昨日は、今年最後の議員会館での執務を終え、京都へ。オペラ『鑑真東渡』を鑑賞しました。素晴らしかった。
 
 中国・江蘇省演劇集団の日本公演に日中友好議連のメンバーにご招待をいただいたもの。6度にわたる渡航挑戦の末、失明しながら来日し、戒律を伝え、唐招提寺を開いた鑑真和上を描いた中国語のオリジナルオペラです。
 
 仏教の話を中国語でオーケストラの音楽にのせて演じるオリジナルオペラ。どんな作品になるのかと思って参加しましたが、力強い歌声、演奏、シンプルで洗練された舞台美術。どれも素晴らしかった。
 
 公演の前に、35年ぶりに井上靖の小説『天平の甍』を読み返しました。鑑真和上が果たされこととと、素晴らしい公演に感謝。  

 延長国会の会期末の今日。悪法採決や内閣不信任案を巡っての長い攻防となりました。朝8:00過ぎからの会議で情勢を報告し対応を協議。悪法廃案に全力を挙げつつ、今国会での安倍政権全体の強権・暴走政治に野党四党て共同して不信任を突きつけることが重要です。

 10:00からは各委員会での会期末処理が行われました。11:30から本会議が始まる予定だしたが、民進党が伊達議長不信任案を提出したため、13:10からの開会となりました。冒頭、同不信任案が議題に。わが党も賛成票を投じましたが、反対多数で否決。

 続いてお年金カット法案の討論・採決。倉林議員が怒りの反対討論に立ちました。その途中に民進党が総理問責決議案を提出。その取扱い協議のために本会議が休憩となりました。その後、自民、民進間の国対協議や議運理事会の協議が断続的に行われましたが、結局、与党、維新は本会議上程を拒否。

 私は急遽、賛成討論を準備しました。沖縄でのオスプレイ墜落事故の問題も盛りこんで原稿を大急ぎでつくりましたが、本会議の議題にならず、「幻の討論」となりました。残念。

 18:10から本会議再開。カジノ推進法案の討論、採決が行われ、わが党から大門議員が反対討論。「明治42年の競馬法は衆議院通過したが、社会的悪影響を懸念した貴族院では見事、否決。良識の府参議院ならば、数々の懸念が示され国民多数も反対しているカジノ解禁法案は廃案にするべき」の下りに大きな拍手。

 自民、維新の賛成討論には全く説得力なし。採決では公明党の山口代表も反対。同党は衆院では井上幹事長も反対。与党の党首・幹事長が反対するようなものを無理やり審議入りして採決するなど議員立法としてあまりにも異常です。

 与党・維新などの賛成多数で修正議決。その後、請願採択や閉会中審査の手続きなど会期末処理をして本会議は休憩に。カジノ法案は修正議決したため衆院に回付されることとなりました。

 本会議終了直後に衆院の控室で議員団総会。志位委員長からの発言の後、全体でガンバローを三唱して決意を固め合いました。その後、在沖米軍トップの、オスプレイ事故に関しての「住宅上空を飛ばなかった沖縄県民は感謝せよ」という発言のニュースを聞き、激しい怒りを感じました。

 衆院本会議は22時に開会。開会前の代議士会に私も参加し、議員団を送り出しました。まず、17日までの会期延長を議決。池内議員が反対討論に立ちました。その後、内閣不信任案の質疑。穀田国対委員長が賛成討論。

 延会手続きを挟んで0時過ぎに再開。修正されたカジノ推進法案が議題となり、島津議員が反対討論。与党・維新の賛成多数で成立させられたのは1時でした。

 それにしてもカジノ法案のために国会を再延長し、深夜の議決。安倍政権の強権・暴走の異常さを象徴する姿となりました。怒、怒、怒です。

  午前中の本会議で年金カット法案の審議入り。日本共産党から田村議員が質問に立ちました。総理の答弁相変わらず、まともな論拠も示さず「ご指摘はあたりません」の連発。

 国会審議をとことん軽視する姿勢は、昼過ぎの衆院内閣委員会でのカジノ法案の強行採決にも表れました。ほとんど審議もせず、国民多数の反対もマスコミの厳しい指摘も無視し、公明党が賛否をきめられないままに自民と維新で採決を強行。怒、怒、怒。

鳥インフル.jpg 午後には、新潟等で被害がでている鳥インフルエンザへについて藤野保史、武田良介両議員の事務所とともに、農水省、環境省からレクを受けました。

 発生農場での殺処分や周辺区域への防疫措置、被害拡大防止のための野鳥の監視強化、農家や関連企業への手当や融資など聞き取り。万全の対応を求めました。

 夕方の新幹線で京都へ。

 午前中の本会議で昨日衆院で採決が強行されたTPP協定批准案と関連法案の趣旨説明質疑が行われました。日本共産党から紙議員が登壇。TPP離脱を表明したトランプ氏が米大統領に当選したもとで、政府のこれまでの言い分に照らしても審議を進める前提が崩れたと指摘。

 アメリカ国民のなかでTPP反対の世論が広がった背景にはこの間、「自由貿易」の名の下に多国籍企業の利益を優先し、国民の暮らしをこわされてきたことへの国際的な国民の闘いがあることを指摘。安倍総理のいう「自由貿易か保護主義か」でなく、多国籍企業の利益か国民の暮らしかが問われていると鋭く迫りました。

 安倍総理はクリントン勝利を前提にアベノミクスがことごとく破たんしているもとでTPPを成長戦略の前面に押し出そうとしていた目論見がはずれたため、本会議では終始不機嫌。とりわけ紙さんの質問よほど痛かったのでしょう、質問者の方に顔も向けず、答弁書を棒読みするだけ。質疑が終わると、通常行う一礼もせずに足早にの議場を出ていってしまいました。ある意味、分かりやすい人です。

 午後に、京都の私大教連の代表と橘大学の学生さんが、私学助成の拡充による私大学費の引き下げと給付制奨学金の実現を求めて要請に来られ、懇談。その後、外務省からモザンビークでODAとして行われているプロサバンナ事業についてレクを受けました。

 夜の新幹線で京都へ。

 朝の国対会議の後、11時から女性週刊誌による南スーダンPKOについて取材。女性誌らしく、家族の心配などに焦点を当て、青森にも行って取材をされているようです。来週号掲載とのこと。

 13時からと14時からTPP論戦の打ち合わせ二ラウンド。議員会館に戻り、石川県医労連の皆さんから医療・介護で要請を受け、懇談しました。民医労の方と共に、医療機関で働く介護福祉士にも処遇改善をと松原病院労組の女性組合員も来てくださいました。

 16時から参院本会議場でナバラザエフ・カザフスタンの大統領の国会演説。25年前に旧ソ連から独立し、450回以上の核実験が行われてきたセミパラチンスクの核実験場を廃止したが、今も周辺に住む多くの人たちが健康被害に苦しんでいることを語り、核なき世界を訴えられました。大きな拍手を送りました。

 その後、各地の高裁の一票の格差訴訟の判決をうけ、参院選挙制度の問題で全国紙からの取材でした。

  領収書.jpg参院予算委員会の基本的質疑二日目。13時からの小池書記局長が質問を応援傍聴しました。予算委が2人から3人に増え、質問時間もこれまでの1.5倍。約1時間半の持ち時間でしたが、年金、介護、医療、労働そして政治とカネと、委員会室の他党議員も最後まで聞き入る、圧巻の質問でした。

 マスコミは特に最後の白紙領収書問題に注目。質問終了後、急きょ、議員団控室でぶらさがり会見を行うほどでした。党本部や小池事務所にも℡やメールでたくさんの反響。自営業者の方からの「我々があんな白紙領収書が通りますか。腹が立ってしょうがない」との怒りの声も。
 
 地球温暖化対策の新枠組みであるパリ協定を参院先議にすることで自民・民進で合意したとの話が自民党からあり、外務省も説明にきました。日本の批准の大幅な遅れの責任は批准を後回しにしてきた政府にあります。条約の審議は衆院から始めるのが国会運営の基本であり、TPPを優先し、十分な審議もなしに進めるやり方は行うべきではないと強く主張しました。
 
  

   京大.jpg京大の時計台記念館で開かれた「京都大学アカデミックディ」に行って来ました。市民や研究者、文系、理系を問わず、誰もが学問の楽しさ・魅力に気付くことができる「対話」の場となることを目指した企画で、年に一度、100名以上の研究者が一堂に会します。

 「国民と科学・技術に関わる本学の研究者が直接対話することで、本学の研究活動をわかりやすく説明するともに、国民の声を本学における研究活動に反映させることを1つの目的として始めた取り組み」とされています。

 会場には様々な分野の研究の57のブースがおかれ、「ママの会」の呼びかけ人で京大院生の西郷南海子さんも出展されていました。とても、知的刺激を受けました。

 時計台一階の歴史展示室では、帝国大学時代の自治についての企画展を行い、「滝川事件」などの資料展示がされていました。こちらも興味深い。

 明日の朝から開かれる、第六回中央委員会総会に提起する議案の審議をする幹部会のため、東京へ。

IMG_0820.JPG みなみ会館で上映中の映画「校庭に東風吹いて」を見に行きました。「赤旗」に連載された京都在住の柴垣文子さんの小説を映画化したもの。

 場面緘黙症の少女や貧困から問題を起こす少年などに寄り添う女性教師を沢口靖子さんが演じています。

 南山城村や大阪などを舞台に撮影が行われたもの。製作支援運動が全国で取り組まれ、映画館では元教師の方をはじめ地域で教育運動等を取組んでこれれた方々の姿を見かれました。

 順次全国で上映。ご覧あれ!

 午前中は、「持続可能な開発目標(SDGs)」の国内実施の具体化状況について市民団体の方からお話しを聞きました。SDGsは、一昨年九月の国連総会で採択された2030年までの17のグローバルの目標で、貧困、環境、ジェンダー、平和などが掲げられています。特定の分野だけでく全面的な具体化が必要です。

DSC_0102[1].JPG 午後から、核兵器禁止条約の交渉開始を勧告した国連軍縮部会の報告書について日本政府の対応や今後の流れなどについて外務省からレク。日本は同報告の採択に棄権しましたが、被爆国にふさわしく積極的推進に転じることが求められています。

 夕方に、銀座の画廊T-BOXで開かれている、京都在住のフルイミエコさんの個展「あけくれⅡ」を鑑賞。

DSC_0071[1].JPG なんと、女優の松原智恵子さんと先日、新幹線で隣り合わせになりました! 8/14の赤旗日曜版で芸歴55周年記念映画「ゆずの葉ゆれて」を語って頂いたことにお礼を言うと、この写真通りの笑顔で「是非、見てください」。

 早速、昨夜、有楽町の映画館で見てきました。 妻と一緒に見れば良かったなぁと思う作品です。

 今日は昼過ぎに京都に帰り、京都民報のインタビュー。野党と市民の共同発展や臨時国会の論戦の展望、この三年間の国会活動や実績についてお話しました。9/11付に掲載予定です。

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