国会内で、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」と、日本共産党、民進党、社民党、生活の党の4野党党首による「政策要望書」に署名式が行われました。
要望書は、安保法制廃止と立憲主義の回復、改憲阻止を掲げ、「個人の尊厳を尊重し、若者と女性も含めて、公正で持続可能な社会と経済をつくるための機会を保障することを望みます」としています。市民と野党の共同は広がり、深化しています。
午後から、「ブータン」展に行ってきました。ブータン王国の国会代表を歓迎する晩さん会に会派を代表して出席したご縁で、日本・ブータン友好議員連盟に加盟しています。その議連を通じて招待券をいただいていもの。
日本・ブータン外交関係樹立30周年記念事業として上野の森美術館で7/18まで開かれています。ブータン的生活様式、ブータン仏教と信仰、愛されるブータン王室の三部に分かれ、地域ごとに見事な織物や仏像、曼荼羅、王室の衣装など展示されています。
思い出したのは、2011年に、ジグミ・ケサル・ナムギャル・ワンチュク国王を迎えて衆院本会議場で歓迎会が開かれ、国王の演説が行われた時のこと。
結婚したばかりの美しい夫人とともに衆院本会議場に入場された国王。経済成長中心ではなく、「国民総幸福量」を国の柱に掲げる国の若き国王の挨拶は謙虚で慈愛にみちたものでした。
東日本大震災の直後に、自然発生的に国民が祈りや法要をささげたというお話に、同国の日本への深い信愛を感じました。 ブータン展のタイトルは「しあわせに生きるヒント」でした。
隣の国立西洋美術館で開かれている「カラヴァッジョ展 ルネサンスを超えた男」も鑑賞し、京都に帰りました。
静岡県と京都府の難病団体連絡協議会の皆さんが「難病、長期慢性疾患、小児慢性疾患の総合対策を求める」国会請願署名の要請でそれぞれ来訪されました。難病法施行後の課題や大災害時の難病患者支援などについて懇談し、署名を受け取りました。
衆院では熊本震災対策の補正予算案審議の予算委員会が開かれ、日本共産党から藤野保史政策委員長が初のテレビ質問。現地調査に基づく実態と東日本大震災の教訓を踏まえ、被害実態の把握や住宅再建支援等について総理をただしました。いいぞ!
16:30からは倫理選挙特別委の理事懇が開かれました。衆院選挙制度の法案の審議日程を確認するとともに参院選挙区の政見放送に手話・字幕を付与するための公選法改正について議論。選挙運動に関する法改正は全会一致による委員長提案で行うのがルールですが、議が整わず、改正は見送りとなりました。
この間の議論を受けて自民党から提案があったのは、衆院小選挙区制の政見放送と同様にビデオの持ち込み込みをできるようにし、その際、品位保持の観点から一定の政党の公認・推薦に限る、推薦をうけない無所属候補は従来同様のスタジオ録画のみだが、手話・字幕を付けるようにするというもの。
私は、手話・字幕の付与は必要であり、ビデオ持ち込みを可能にするのは賛成と表明。同時に、政党の公認・推薦候補と無所属候補との間でビデオの持ち込みの可否で差異を作ることは、候補者活動を平等に認めている公選法の大原則に反すると強調しました。
さらに、〇手話通訳士を確保できる都道府県から順次、手話付与を実施する〇ビデオもちこみを政党要件なしに全候補に認めたうえでパネル等の使用を許さない、話すのは候補者本人のみなど実施要領で定めて「品位保持」を確保するなどの提案をしましたが、自民党は政党要件が必要との立場を変えず、結局、今回の改訂は見送りになりました。残念。
午前中の外防委で、防衛省の有識者検討会が提言した、武器輸出への貿易保険の適用について質問。経産省は「制度的に可能」とし、「赤字になれば国が財政措置を行う」と税金投入を明言。「武器輸出を国策として推進することになる」と検討中止を求めました。
衆院本会議前の代議士会に衆院北海道五区補選で市民と野党の共同候補として大奮闘された池田まきさんが挨拶に来られました。全国を励ました素敵な笑顔。今も全国から暮らしの苦しみを訴える手紙が来るそうです。紙さん、畠山さんが花束を渡
し、これからも力を合わそうと拍手を送りました。
15時すぎから、憲法25条を守る5・12共同集会の請願デモを激励。先頭の隊列には車いすの方も含め障害者の皆さんが歩かれていました。東京の最高気温は28℃。日差しの強い車道を歩くともっと大変だったと思います。命がけの行動です。
皆さんと「憲法25条を守れ!」「国民に自己責任を押し付けるな!」「国の責任で社会保障を拡充しろ!」「社会保障、社会福祉の予算を増やせ!」「戦争法は廃止しろ!」「憲法9条を守れ」とシュプレヒコール。デモが終わるまで一時間もかかりました。
写真は「生活保護の引き下げアカン! 大阪の会」の皆さんの横断幕。イラストと一緒に「みかん おかん やかん あつかん アカンオールスターズ」。さすがおもろい。お疲れさま! がんばろう!
予算委集中審議で田村智子議員の質問を応援傍聴。保育所待機児童問題で、「保育難民」や雇止めを生まないための緊急対策の提案から、保育士の処遇改善、公立保育園拡充への転換、EU諸国並みの保育予算の確保など根本対策まで。自民党議員からも「いい質問ですね」と声がかかりました。
今日、日本共産党京都府委員会は、5野党合意を尊重し、これをより強固なものとして発展させる立場から、衆院京都3 区補欠選挙に候補者を擁立せず、「自主投票」とすることを決定しました。国会内では山下書記局長が記者会見で明らかにしました。
本会議が10時から開かれ、地方税法改正案の質疑。日本共産党から吉良よし子議員が質問に立ちました。
出産後の初登壇です。深刻な保育所待機児童の解決や子どもの医療費助成制度を国の制度として確立することや助成を行っている市町村への国のペナルティの中止を要求。
「母親の一人として強く求めます」との言葉に実感がこもっていて、他党からも拍手が。世論が大きく広がるなか、総理からは、保育士の処遇改善など前向きの答弁がありましたが、「保育所」を「保健所」と言い間違えたのは実に残念。議場内は訂正を求める声で騒然となりました。
愛知県消費者団体連絡会の皆さんが来訪。「消費税増税中止を求め
る請願書」を受け取り懇談。総理が、消費税8%増税の影響が「想定以上に大きく、長い」と予算委で認めたことを紹介し、「10%などとんでもないこと。力あわせて止めよう」とお話し。
午後から、国立劇場で行われた「東日本大震災五周年追悼式」に参列しました。震災が起きた14:46に黙とう。岩手、宮城、福島のご遺族代表のことばに涙がとまりませんでした。改めて政治の責任をかみしめました。
10時からの本会議は所得税法の質疑。消費税10%増税の際の「軽減税率」や法人税減税など含むもの。日本共産党から小池晃議員が質問に立ち、総理をただしました。
13時からは予算委員会の辰巳コータロー議員の質問を応援傍聴。千葉県の公営住宅での心中未遂問題を昨年に続き取り上げ、生活保護行政などをただし、家計管理に困難を抱えがちな母子家庭に対し、現在年三回の児童扶養手当の支給回数を増やすよう求めました。与野党超えて共感の声が上がりました。いいぞ!
14時からは「持続可能な開発目標(SDGs)」の国内実施に向けての超党派勉強会に呼びかけ人の一人として参加。SDGsは、昨年九月の国連総会で採択された2030年までの17のグローバルの目標で、貧困、環境、ジェンダー、平和などが掲げられています。
国際貢献とともに国内対策が求められ政府全体で取り組む体制やNGOなどの知恵と力を引き出す仕組み・施策が求められます。
その後、沖縄の辺野古基地建設にかかわる裁判での国と沖縄県との和解内容と今後の方向について防衛省から説明を聞きました。夕方には、京都自治労連の新田昌之副委員長らがら来訪。安保関連法の廃止や、長時間労働の是正、最賃引上げ等の要望書を受け取りました。
この間をぬって、明日の外交防衛委員会での質問の準備。17時過ぎに通告を済ませました。核兵器の非人道性と禁止条約交渉について取り上げます。
今日は日本医労連の国会要請行動。「安心・安全の医療・介護実現のための夜勤改善・大幅増員を求める要請書」をもって、富山・石川の県医労の皆さん、全日赤労組の皆さんが事務所に来られました。
すべての介護施設に署名用紙を送ると増し刷りして署名を集めて返送してきた施設があるなど賛同が広がり、地方議会での意見書採択が進んでいることや、直営の病院給食の重要性など、お話しを聞くことができました。
論戦うちあわせや準備が中心の一日。午後から、雑誌『女性のひろば』のインタビュー。改憲問題についてはお話ししました。五月号掲載予定です。
愛知保険医協会の大藪副理事長、三重保険医協会の鵜飼理事が来訪。「新たな患者負担計画の中止」「戦争法の廃止」の要請書、原発再稼働反対、再生エネルギーへの転換を求める請願署名」を受け取り、懇談しました。
お二人とも歯科医。貧困と格差が拡大するなかで「痛みをとる治療だけしてください」など、治療を抑制する患者さんが増えていることなど医療現場の実態についてお話しいただきました。
さて、明日、26日深夜(27日1:25~)のテレ朝「朝まで生テレビ」に出演します。「激論!"憲法改正"是か非か?」をテーマに各党代表やゲストと討論します。今日はその準備や打ち合わせなどとなど。ぜひ、ご覧下さい!
本日10:30に5野党で安保法制の廃止法案を提出。それに先立ち10時から5野党党首会談がひらかれ以下の4項目を確認されました。
1、安保法制の廃止と集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回を共通の目標とする。 2、安倍政権打倒をめざす。 3、国政選挙で現与党及びその補完勢力を少「数に追い込む。 4、国会における対応や国政選挙などあらゆる場面でできる限りの協力を行う。
画期的です!昨日には北海道5区補選での野党共同候補の合意もできました。
昼過ぎに緊急の議員団会議が開かれ、志位委員長が報告。「5野党党首会談で国政選挙での選挙協力が確認されたことは、「野党は共闘」を望む多くの国民の声にこたえた、極めて重要な確認となりました。 私たちは、誠実かつ真剣に協議に臨み、速やかに合意を得るために力を尽くします。 参院選一人区の候補者調整では、大義実現のため思いきった対応をします」と強調しました。
午後には京滋地区私大教連の代表が来訪され、倉林議員と一緒に懇談。今国会で与野党ともに貧困と教育の問題を取り上げるなど、18歳選挙権の実現とも合わせて、大きな関心になっていることや日本共産党の論戦についてお話しました。「学費負担の大幅軽減と私大助成の増額を求める国会請願署名」への協力を約束しました。
衆院予算委は集中質疑。宮本岳志、真島省三両議員が質問に立ちました。真島さんはテレビ質問デビュー。経済の実態や中小企業の声などよく調べた内容をもとに総理に迫りました。いいぞ!
朝の国対会議の後、昼過ぎまで参院議員団の論戦会議。議員会館の部屋に戻ると長野民医連の若い皆さんが要請行動に来られたところでした。職場の皆さんの生の声をまとめた冊子をいただき、しばし懇談。良い医療を志してがんばる皆さんの願いにこたえられるようにするのが政治の役割とお話ししました。
午後から「軍事費を削って、くらしと福祉・教育の充実を」掲げて「安倍政権打倒!戦争法廃止、国民要求実現2・
17院内集会」に参加し、全国からの参加者の皆さんに国会情勢報告と連帯のあいさつをしました。
国会会期中の二日間、視察で議員会館を離れていたので、さまざまな書類が机の上にたまっており、その処理や連絡、うちわせなどが夕方まで続きました。