香港出身でイギリスのシェフィールド大学東アジア研究科の博士課程の馬嘉美さんから「小泉政権第二次安倍政権の国家安全保障政策」という題目でインタビューを受けました。与党議員にインタビューをし、野党議員として私に声がかかりました。
日本の取るべき外交政策や安保法制の評価とアメリカの圧力、安倍総理の果たした役割、九条改憲への対応など、多岐にわたる質問を受けました。
その後予算委員会の一般質疑を院内テレ日で視聴。藤野議員が質問に立ち、福井など大雪被害の現地の実態をあげて国の支援の強化を要求しました。
農業被害について、山梨などで大きな農業被害の出た2013年度豪雪の際に、豪雪地域にとどまらず「従来とは異なる雪害」へ「これまでの枠を越えた支援」を求め、衆参の災害対策特別委員会で全会一致であげられた付帯決議を示して支援を迫りました。
午後には、「学費負担の大幅軽減と私大助成の増額を求める国会請願署名」の要請に京都から学生や私大教職員組合の方が来訪。
学生からは、二時間かけての自宅通学だか、卒業時の奨学金の借金は300万円になり、就職も「借金を返せること」を優先に考えなくてはならないとのお話。学ぶ権利の保障は待ったなしです。
夕方には新宿駅西口での党中央委員会の3000万人署名行動に参加。宮本衆院議員、河野都議、沢田新宿区議らとともに訴えました。
あいにくの冷たい雨でしたが、立ち止まって訴えを聞いてくださる人、署名をしてくださる人が前回よりも増えたと感じました。ガンバロウ!
朝の国対の後、10時からODA特別委員会。今年度のODA調査の海外派遣四班からそれぞれ報告を聞き質疑。日本共産党からは辰巳議員が質問しました。
外務省の形式ばった答弁もありましたが、派遣委員の方が、現地で見たこと感じたことを率直に答弁されたのは興味深い内容でした。
終了後、大阪維新の会の参院国対委員長の東氏から同会が提出した政治資金関係の法案について説明を受けました。13時から参院改革協議会で参院の行政監察機能の強化について議論。続いて選挙制度専門委員会で次回選挙の制度改正について議論。
14:30に京都私学助成をすすめる会の父母、教員の皆さんが来訪され、請願署名を受け取り懇談。かつては国会内でも「自分で選んで私学に行ったのだから自分で払うのが当たり前」という声がかなりありましたが、今や教育の無償化はどの党も主張に掲げるようになりました。
「皆さんの声と運動が大きく動かしてきました。今がチャンス、経済的条件にかかわらず、公立でも私学でも選べるようにご一緒に頑張りましょう」とお話し。
京都の私学には大阪や滋賀から来ている生徒も多く、今日も大阪から通っている生徒の父母が複数いらっしゃいました。それぞれの府県が、その府県内の高校に通う生徒にしか助成しなくなったため、大阪から通う生徒や、逆に京都から大阪に通う生徒も助成の対象外。これは何とかしたいものです。
その後、内閣府の防災担当に来てもらい、災害救助法の運用についてレク。同法を適用すれば、必要な住民は負担なしで業者に雪下ろしを頼めます。
ところが福井の豪雪でこれがほとんど活用されていないことが現地に入ってわかりました。今朝の地元紙も報じています。道路除雪に追われていることや業者の人出不足がありますが、要因の一つが、国からの補助を受けることから必要以上に手続きを難しくしている市町があること。
内閣府の担当者に来てもらい、どの住宅に同法を適用して雪おろしをするかは市町村が適切に判断すればよく、国としてそれ以上の書類などを求めることはないことを確認しました。高齢者など地力で屋根雪を下せず放置すれば、命と安全にかかわります。積極的に活用してもらいたい。
夜の新幹線で京都へ。
日本共産党は今日、小池晃書記局長を本部長とする「2018年、豪雪被害対策本部」を設置しました。事務局長は武田参院議員、副本部長は藤野衆院議員や私など七人です。特に北陸の記録的積雪は深刻で、福井・石川の国道8号では昨夜、1400台が車中で一夜を明かしました。できるだけ早く、現地に入ります。
午後に新日本婦人の会の「秋の行動」署名提出院内集会で国会報告をし、議員団で要求三署名と憲法署名計55万3299筆を受け取りました。
この間、新婦人の皆さんの草の根の署名運動は、地方自治体の子どもの医療費助成制度への国のペナルティの廃止、入学援助金の入学前支給などを実現してきました。核兵器廃絶の署名も取り組み、笠井会長は核兵器禁条約交渉会議で発言もし、条約採択に大きな力を発揮しきました。
署名に込められた願いをしっかり活かし、実現へがんばります!
衆院予算委はテレビ中継のない全大臣出席の基本的質疑。日本共産党から笠井亮議員が原発輸出問題で総理をただしました。
午前中、長野県の民医連の皆さんが介護保険問題の要請で来訪。介護認定が下げられて必要な介護給付が受けられなくなっている状況や慢性的な人手不足の実態などお聞きましました。
県内の介護職員に行った実態調査も頂きました。介護労働にやりがいがあると答えた人は75%、でもやめたいと思うことがある人は63%。
書き込みには、民医連の施設以外の方々からも切実な声がびっしりとつづられています。
「介護人材の不足、介護従事者の低賃金がこのまま続くと辞めざるを得ない職員が増え続け、日本の介護が崩壊する恐れもある」「介護需要が増える中、介護の人材が不足していることでのケアの質の低下や疲労によるストレスなど悪循環である」介護は医療の補助ではありません。誰でもできる仕事でもありません。せめて看護師と同様の扱いを」「未来のことを念頭に! 介護に希望を!」などなど。
この声、活かしていきます。
午後から、六本木ヒルズで開かれている「松尾たいこ展 in the forest」に行ってきました。松尾さんは広島国泰寺高校の後輩。300冊を超える本の装丁など絵画から陶器まで活躍されています。今回の個展ではなんと、松尾さんの作品をプリントした段ボールの椅子には座ることもできます!12日まで開催中。ぜひ、ご覧あれ。
その後、衆院予算委員会の基本的質疑三日目の笠井亮さんの質問を院内テレビで視聴。日立のイギリスへの原発輸出への政府保証の問題を取り上げ、「儲けは日立と原発利益共同体へ、損失のツケは国民に」と追及しました。
20時からプールー。ガラガラでマイペースで泳げるので、26分あまりかかりましたが、半年ぶりにノンストップで1㎞泳ぎました。爽快。
昨日、今日は参院予算委での補正予算質疑。夕方の本会議で与党と維新の多数で成立しました。
昨日は差し替えで予算委員会に入り、9時から17時まで第一委員会室に座ってました。この日の質問は民進と自民。昼休みには外交防衛委員会の理事懇がありました。
日本共産党の質問は今日。TV中継入りの総括質疑には、辰巳コータロー議員が森友問題での安倍昭恵氏関与で、倉林明子議員が生存権侵す国保滞納差し押さえ問題で、締めくくり総括では、田村智子議員が無期転換逃れの雇い止め問題で質問。その後の、本会議では山添拓議員が反対討論。いずれも素晴らしい!
新たに入手した音声データの内容を示して追及した辰巳さんの質問はマスコミも注目し、記者会見も控室が溢れるほどでした。
音声データは、籠池氏が国有地払い下げ問題で、財務本省に要請に行った翌日の発言で、「きのうわれわれが財務省から出たとたんに安倍夫人から電話がありまして、『どうなりました?頑張ってください』って言っていた」というもの。
国有地売却に昭恵夫人が関与していたことを明確に示すもの。やはり証人喚問に来てもらうしかありません。我が議員団は多士済々。
予算委の質問を応援傍聴しつつ、昼休みにはODA特別委員会の理事懇。本2/1会議終了後は外交防衛委員会。2/19~20に沖縄に委員派遣し、辺野古や普天間基地の視察をすることを決めました。
午前中は地元の「第六回吉田 ウィンター フレンドシップ コンサート」。地元の皆さんの手作りコンサートで、女性会の皆さんの踊りから、地域のオカリナサークル、京大の学生サークルや、職員のグループからセミプロの方まで次々登場。
学区の真ん中に京大がある地域ならではの取り組みで立ち見の出る盛況ぶりでした。
その後、京都広島県人会の100周年記念祝賀会。役員や先輩の皆さんにご挨拶し、残念ながら乾杯の前に中座し、名古屋へ。
愛知三区で、昨年の衆院選挙で立憲民主党の近藤昭一さんを市民の野党の候補として押し上げた市民団体の「みんなが主人公の政治をつくる市民アクション@愛知三区の集い」に参加。
安倍改憲ノー3000万人署名を推進するための集いで、市民からの発言や行政区毎の署名の取り組みの報告に続き、社民、新社会、自由、緑の各党から発言。その後、国会議員からの発言として、日本共産党から私、立憲民主党から近藤昭一さんが握手をして挨拶。会場からの質問にもこたえました。
終了後、近くの地下鉄植田駅前で署名行動に取り組み、近藤さんらと並んで訴えました。まさかの雪がちらつく中の行動になりました。寒かった。
東京に戻り、20時から今年三回目のプールへ。年明けから少し風邪気味で距離を控えめにしてましたが、今日は今年初めて1㎞泳ぎました。爽快。
今日は10時から16時まで参院本会議で各党代表質問でした。公明、共産、民進、自民、希望(自由・社民)、立憲民主の6人。
日本共産党から小池書記局長が登壇。森友問題、アベノミクス、「働き方改革」、沖縄基地問題、トランプ追随、北朝鮮、憲法問題など安倍政権の姿勢を鋭く追及。公明党の質問で、だる~くなっていた議場に一気に緊張感が走りました。
とりわけ「世直しドクター」の小池さんらしい追及は「健康格差」の問題。「低所得の高齢者と高所得の高齢者では死亡率が三倍違う」という衝撃の調査結果や、喘息や虫歯が生活困窮世帯の子どもがより多いというデータも示して「健康格差」の根底に貧困と経済的格差の広がりがあることの認識をただしました。
総理は、例によって都合のいい数字をならべて、安倍政権で貧困と格差が広がったとの指摘はあたらないと、言い訳に終始。現に拡大している健康格差の実態にも、その原因にも全く触れない不誠実な答弁でした。
本会議終了後、昨日の志位委員長の代表質問で、在日米軍機の事故に関してただした際、「何人死んだんだ」とヤジを飛ばした松本内閣府副大臣が責任を取って辞表を提出したとのニュースが。
辞任は当然ですが、それだけで済む問題ではありません。沖縄県民の怒りに全く向き合わない、安倍政権そのものが問われています。
野中・自民党元幹事長の訃報が流れました。最後にお会いしたのは、昨年の穀田衆院議員の国対委員長20周年の集い。京都の政治では様々な対決がありましたが、二度と戦争を起こしてはならないという点では筋を通された方でした。合掌。
参院予算委員会二日目。午後に、日本共産党から辰巳コーターロー議員、小池晃書記局長が質問に立ち、参院議員団全員で応援傍聴をしました。
辰巳議員は、森友問題で、存在しないゴミを補償することで国有地をタダ同然で売り渡す、森友側と国側の「口裏合わせ」について、先日の音声データを裏付ける新たな資料も示して追及。
政府はあれこれ言い訳をしますが、いずれも会計検査院が否定した内容。証人喚問を含めた徹底追及がいよいよ必要です。
小池議員は加計問題と働き方改革、社会保障削減で質問。総理のかつての発言、数字データ、現場の実態を次々に繰り出して追及は痛快でした。
昼休みに外交防衛委員会が開かれ、外務、防衛両大臣から所信的挨拶を聴取。これに対する質疑は来週5日の火曜日に行うことになりました。
その他、今後の参院改革協議会や選挙制度専門委員会運営についての相談や、来週の質問の準備の打ち合わせ、来週月曜日に上げることになった北朝鮮問題の抗議決議の内容の協議などなど。
午後から開かれた衆参の本会議で安倍総理の所信表明演説がありました。外交日程を優先させ、1日に特別国会を開会して実に17日目の演説という異例さ。当初は8日の会期で質疑無しで終わろうとしていたのを世論
15分足らずの短い演説で、「国難」を強調するが具体的中身はなし。「丁寧な説明」と言っていた森友・加計問題は一言もなし。この間の野党の質問時間削減への強硬姿勢といい、総理は国会質疑がいやなようです。
午前中には石川県医労連の代表が、介護問題などの要請に来られ懇談。全国簡易水道協議から京都から堀忠雄・和束町長が来訪され、要請をお受けしました。
終了後、参院改革協議会の選挙制度専門委員会。この間の参考人からの意見聴取をうけての意見表明。私は、選挙制度抜本改革の基本的考えたとして、その眼目は一票の格差の是正であり定数削減は行わないこと、選挙制度で一番大切なのは多様な民意を正確に議席に反映させることであり、比例代表中心の制度にすることを提起しました。
また、憲法改正により参院を地方代表と位置付けて合区を解消する議論について、専門委員会は憲法の枠内での改革を議論する場だとしたうえで、「国民の代表」である衆院に対し、参院の権能を大幅に低下させることと一体になるとして反対しを表明しました。