「非核の政府を求める会」のオンライン事務局会議に参加。一月八日に開く新春シンポジウムの運営や成功への取り組みについて議論。4人のパネリストのうち3人が核兵器禁止条約の第二回締約国会議に参加しており、その内容についてそれぞれの立場からたっぷり30分ずつ報告するというのが最大の魅力です。これを大いに広げようと確認しました。
終了後、京都へ。夜は早めのクリスマスディナーを妻と。
![12.19行動.jpg](https://www.inoue-satoshi.com/diary/assets_c/2023/12/12.19%E8%A1%8C%E5%8B%95-thumb-250x140-13669.jpg)
朝から、裏金問題で自民党安倍派、二階派の事務所に強制捜査が入りました。昨年11月の赤旗日曜版のスクープがついに刑事事件になっています。夜に国会議員会館前で開かれた「19日行動」での挨拶でも、「自民党政治を終わりにしよう」と訴えました。
挨拶では自民党の裏金問題について、「過去の個々の議員の金権問題にとどまらず、派閥ぐるみ、自民党ぐるみの法律違反という戦後最悪の金権事件だ」と批判。裏金作りに血道をあげる一方で、経済には無策でアメリカいいなりの政治が続いてきたと指摘し、そのことがガザ問題での日本政府の対応に現れたと強調しました。
日本政府がイスラエルの無差別攻撃を国際人道法違反と認めない一方で、国民的世論と運動で、人道的な即時停戦を求めた国連決議に政府が前回の決議の「棄権」から「賛成」に態度をかえたことを紹介。「賛成した以上、アメリカへの遠慮やめ、同国とイスラエルに国連決議を守り直ちに停戦するよう求める外交に全力を挙げるべきだ」と訴えました。
昼間には、国会対策委員会や議員団会議が開かれ、自民党派閥事務所への強制捜査という事態の下での対応の強化等について議論しました。
17時から開かれた本会議で補正予算案の討論採決が行われ、自公与党に加え、維新、国民の賛成多数で可決、成立。政党の構図が改めて浮き彫りになりました。日本共産党から山添議員が討論に立ちました。
本会議が始まる直前に横田から岩国を経由して沖縄に移動中のべ軍オスプレイが墜落というニュースが飛び込んできました。乗組員の安否が心配です。今年の八月の時点で事故により57人が亡くなっているオスプレイ。こんな欠陥機が日本の上空を飛び続けていいのか問われています。
午前中の予算委員会で山添議員の締めくくり総括質問を応援傍聴。13時からは衆院本会議で来日中のベトナムのボー・バン・トゥオン国家主席夫妻の歓迎会に出席。大きな拍手で迎え、演説を聞きました。
来週は拉致特、内閣委での官報電子化法案、一般質疑の三回の質問になりそうです。今日はうち上瀬会議も行い、関係資料を読み込んでいます。
今日から参院予算委の補正予算質疑が始まりました。今日は立憲と自民の質問。日本共産党からは明日午後、田村智子さんが質問に立ちます。
先週木曜日、被爆建物「旧広島陸軍被服支廠」が重要文化財に指定されることになったことで今日、京都民報の取材を受けました。被爆直後に臨時救護所となり、多くの被爆者が苦しみながら亡くなった最大級の被爆建物です。
広島県が四棟のうち一棟のみ保存して解体の方針を出したのに対し、被爆者をはじめ市民の運動が広がり、県も全棟保存へ転換しました。その中で県が求めてきたのが財政支援。指定されれば、耐震補強などに国からの補助金を充てることができます。
被爆者の皆さんと現地調査に取り組み、政府要請に加え二度の国会質問で保存を求め、重要文化財指定をふくむ国の財政支援を求め、当時の茂木外相から「国としてできる限りのことをすべき」という答弁も得てきました。みんなの願いが動かしました。
写真は2020年の広島平和記念式典の日に志位委員長らとともに調査に行ったときのもの。
ミャンマー国民統一政府(NUG)のジンマーアウン外相を迎えて「ミャンマーの民主化を支援する議員連盟」の院内集会が開かれました。
20年11月の総選挙で選出された国会議員の一人で、軍事クーデーター後にNUGの立ち上げに参加し、外相として世界に訴えておられます。ミャンマーの現状や課題、取り組みについてお話され、日本の支援の強化を呼びかけられました。
午後には参院改革協議会の選挙制度専門委員会。22参院選挙の一票の格差についての最高裁判決を受けて、これまでの判決等について調査室、参院法制局から説明を受け質疑応答。今後の進め方について議論しました。
夜は参院麹町議員宿舎の総会と懇親会。