朝の英語民間試験延期のニュースから始まり、緊急野党全議員集会、日韓・韓日議連合同総会、同晩餐会と濃密な一日でした。
朝の与野党国対で与党から、予算委集中審議を衆院6日、参院8日に開会し、英語民間試験は延期をする旨の提案があり、合意。
10時から緊急野党全議員集会で報告を受け、各党党首が挨拶。それぞれから高校生や国民の声と野党の結束でかちとったものと強調され。さらに安倍政権倒そうと決意固めました。
日韓・韓日議連合同総会は一年おきに、東京とソウルで開かれ、今年は東京です。日韓関係が困難な状況にある中、9月の開会予定が今日に変更になりました。しかし、こういう時だからこそ、議員間の交流が大事です。韓国から約50人の国会議員が参加されました。11時から議員会館で開会総会。午後は五つの委員会で議論がおこなわれました。
私は今年も安保外交委員会。通訳をいれての三時間の議論でしたが、大半は徴用工問題を契機とした今日の日韓関係の問題。さまざまな議論がありましたが、解決のために両首脳が条件をつけずに会談することが必要という点では一致しました。
その後、閉会総会。各委員会での議論が紹介され、共同声明を採択しました。夜は国会近くのホテルで議連会長主催の晩さん会。杯を交わしながら、韓国の国会議員とじっくり話すことができました。
総がかり行動実行委員会が18:30から行った「自衛隊の中東派兵やめろ!」官邸前緊急行動で挨拶をしました。防衛省設置法の「調査・研究」目的だとして国会承認も無しに派兵しようとしています。これには自民党内からも「打ち出の小づちのように『調査・研究』を使っていいの」の声も。
「七福神の大黒さんの『打ち出の小づち』を振ったら富を生み出すが、こちらを振れば戦争を生み出す。歯止めなき拡大につながる派兵は許されない」
「イランと特別に親密な関係を持つ日本がやるべきことは派兵ではなく外交努力。イラン核合意から離脱して危機の原因を作ったトランプ氏に合意復帰を正面から求めよ」と訴えました。
昼間は、質問準備をしながら、愛知の民医連の皆さんから社会保障の拡充や介護保険の抜本改善を求める要請、京滋私大教連の皆さんから私大生の学費負担軽減と私大助成の増額の要請をそれぞれうけました。
私大学費負担軽減では京都橘大学の2人の学生からバイトと学業を両立させることが困難になっている実態など具体的にお話を聞けました。
10:00から外交防衛委員会が開かれ、外務、防衛両大臣から所信的挨拶をうけました。開会前の理事会で問題になったのが、前日の政治資金パーティーでの河野防衛相の「私は雨男。防衛大臣になって三つの台風が来た」という発言。
被災者や救援で奮闘している自衛隊員などのことを考えれば、台風で笑いをとろうなどというのは極めて不適切です。大臣の挨拶の冒頭で謝罪を求めることになりましたが、大臣が冒頭で述べたのは、自衛隊員を災害復旧に派遣し奮闘しているということのみ。
「謝罪になっていない」と野党席から野次が飛びました。大な臣もこのままではまずいと思ったのか、挨拶の最後に再びふれ、「不快な思いをさせ申し訳ない」と謝罪しました。最初から、きちんと謝れよといいたい。
午後には、京丹後市のXバンドレーダー基地の二期工事で住民との約束を破り、日曜日に事前連絡もなしに工事が行われたことに対し、倉林議員とともに防衛省を呼んで抗議し、説明を求めました。
夕方には、1日に行われる日韓・韓日議連合同総会に向け、安保委員会の学習会。外務・防衛両省から北朝鮮問題、日韓の安全保障協力、拉致問題などについて説明を受けて議論しました。
京都を出て愛知県弥富市へ。来年二月の市議選でのご支援を訴えました。日本共産党から三期目をめざす、なす英二議員と、52年前の町政時代に初当選したレジェンド、三宮十五郎さんの後をつぐ板倉かつのりさんが立候候補を予定しています。
市内3カ所で街頭演説。台風被害対策、原発マネー、菅原大臣辞任、消費税、憲法、野党共闘になど国会報告をしながら、市議団の値打ちもご紹介していました。
事前にいただいたビラに議員団の実績として「中2生の広島研修の廃止を撤回し継続へ」とありました。三宮議員から同研修のまとめの冊子のコピーや議会答弁の資料をいただき、素晴らしいと実感しました。
同市では2011年間から中学生の1泊2日での広島研修が取り組まれています。市議会での教育長答弁によると、「平和都市宣言の具現化として」毎週2時間の総合学習の時間を使い、中2生のテーマとして「平和・人権教育」を約5か月間学習し、その集大成として研修が位置付けられています。
教育長は、「中2生の多感な時期に、命や平和、戦争、家族について真剣に考えさせる時間を設けることは人としての成長に大きく起用するものと教育関係者は実感している」と述べています。
さらに、8年前の広島研修一期生に成人式でアンケートを実施したとして「その八割が広島研修で自分の意識が生きていくうえで変わったと答えています」「一番多かったのが恒久平和を強く願うようになったという回答」と紹介し、今後も同研修を続け行くとしています。
財政難の中で取りやめの動きもありましたが、市民や教育関係者の強い声で存続になったとのこと。もちろん、党市議団も存続を強く求めました。
これからもしっかり続けてほしい。
来日中のパレスチナ・アッバス大統領と日本パレスチナ友好議員連盟との都内で開かれた懇談会に出席。大統領から、トランプ米政権後から直近のパレスチナ情勢の詳しいお話があり、問題解決へ歴史的な友好関係を持っている日本への期待が述べられました。
また、ぜひ、パレスチナに来て実際を見てほしいという要望もありました。冒頭に握手する写真を撮ろってもらったら、帰りに大統領のサイン入りで頂きました。感謝です。
議員会館に戻り、京都府舞鶴市内の中学校の職場体験学習の中で、海上自衛隊での体験学習に参加した中学生が「銃器を操作させる体験」を行った問題で、倉林議員とともに防衛省から聞き取りをしました。
市議会でも教育委員会は「機雷処分用としての掃海艇搭載の火器の扱いについて模擬体験を行ったと来ている」と答弁しています。防衛省は機雷処分用の20㎜機関砲を扱わせたことを認めつつ、通電していないなど、安全性を確保して実施したとの説明。
しかし、自衛隊京都地方協力本部の「職場体験モデルプラン」にも、装備品見学として「装備品の展示、説明」はありますが、「操作の模擬体験」などはありません。
社会的・政治的判断力が未熟な中学生の教育の一環として、殺傷能力のある銃器の操作の模擬体験はふさわしくないとして中止を求め、どのような経緯でいつから行われているのか、模擬体験の具体的内容など改めて防衛省が回答することとしました。
都内で開かれた「日米地位協定の抜本改定を 10.22学習交流集会」に参加し、国会報告をしました。関東を中心に全国からの参加者で会場は一杯。関心の高さを示しました。
池田竹州・沖縄県知事公室長が、沖縄県が行った「他国地位協定調査」の報告書に基づいて講演。ヨーロッパ各国を訪問した調査した具体的内容や発言から日米地位協定が世界から見ても異常な主権放棄の内容になっていることがよくわかりました。
続いて、ジャーナリストの布施祐仁さんが「日米地位協定の抜本的改定実現へ何をなすべきか」と題して講演。日米行政協定制定時からの経緯を明らかにしながら、地位協定と合意議事録、合同委員会の三点セットにより、異常な対米従属が作られてきたことを強調し、抜本改定を呼びかけました。
安保破棄中央実行委員会の東森事務局長が報告に立ち、来年6月23日の安保改定・日米地位協定60周年に向けて地位協定改定を求める国会請願署名500万人の達成を呼びかけ。
その後、各地方からの報告と討論。沖縄、京都、愛知、長野、大阪、JAL争議団などから発言。全国的運動のスタートとなる充実した集会でした。
「カクワカ広島~核政策を知りたい広島若者有権者の会」のメンバーと懇談しました。同会は、核兵器のない世界を願う広島の若者が集まり、国会議員から核兵器禁止条約にかんする考え方を聞いて発信しています。
これまでは広島県選出議員が対象でしたが、残念ながらわが党は、大平さんの議席を失い対象になっていませんでした。ネットでカクワカの活動を知り、私から、「広島出身で核廃絶に取り組んできた私も懇談の対象に」と申し入れ、今年から東京に通うメンバーが議員会館に訪ねてきたくれました。
被爆で全滅した高校の先輩のことを原点として、国会議員とて核廃絶を訴えて国連核兵器禁止条約の採択にも立ち会ったこと、国会質問でも政府に条約批准を迫ってきたことなどをお話しし、「批准に向けて与党の議員をどう動かしていくか」など、質問に答えなが楽しく懇談できました。ありがとう!
終了後、JMIUの皆さんの国会請願デモを激励。続いかくて、党愛知県委員会の政府要請行動に同席。朝から各省庁への要請を行い、私はF35の県営名古屋飛行場における試験飛行問題で防衛・外務両省への要請に同席しました。
米国会計検査院から安全上の欠陥が指摘されている箇所について「米国から問題ないと確認している」述べるだけで、青森沖での墜落事故についてもフライトレコーダーも発見されないままに、原因をすべて操縦士に押し付ける形での飛行再開。
しかも、「関係自治体に連絡した」というばかりで住民に対しての直接の説明の必要性について認めようとしない姿勢に参加した議員から憤りの声があがりました。引き続き、国会でも厳しく追及していきます。
夜の新幹線で京都へ。
16日の水曜日に参院予算委で質問に立ちます。今日は衆院予算委質疑をテレビで見ながら質問準備。答弁者として関電幹部の参考人出席を私を含め複数の委員が求めましたが、先ほど参院事務局を通じて断りの連絡が文書でありました。
一方、NHKでは高浜だけでなく大飯原発でも、元助役から金品を受け取ったとの関電元幹部の証言を報道。底なしです。国民の前に真相を明らかするために関電は参考人に応じるべきです。
衆院予算委では、宮本議員が消費税とイージスアショアで、藤野議員が原発利権問題で鋭い質問。参院でさらに追撃をするために、今日は、打ち合わせや資料集めと読み込み、経産省レクなどなど。
その中で来客対応。秋田で野党統一候補で当選した寺田静議員が挨拶に来られました。イージスアショアの秋田配備をやめさせるために外交防衛委員の議員を回っているとのこと。私が当選できたのもこの問題での県民の願いがあるからとのお話し。もちろん、ご一緒にがんばります!
質問準備のため明日は東京ですが、超大型の台風19号接近が心配。党として今日、対策本部を設置しました。
衆院予算委初日。午後からの野党の質問を聞きながら、質問準備や集会参加、来客対応などせわしい一日でした。
12:10から日本被団協との懇談会。被団協の60年を超える運動をまとめた映像「声が世界を動かした」(42分)を参加した与野党の議員も被爆者の皆さんと一緒に鑑賞。その後、各党への要望書を受け取り挨拶しました。広島の国泰寺高校や古田小学校の先輩にもお会いできました。
14:00からは「武器見本市はいらない! 院内集会」に参加し、挨拶。千葉の幕張メッセでの武器見本市の開催が続いているなか、ママたちの参加も目立ち、資料が足りなくなるほどの盛況でした。
その後、東京出張中の広島県三次市の同い年のいとこが会館に訪ねてきてくれました。帰省した時もなかなか会えず、FBでの交流はあるものの直接会うのは実に久しぶり。観光、地域おこしで活躍しています。
17:00からは院内集会「ここが問題、日米FTA――各党・議員に聞く」に参加。鈴木宜弘さんの問題提起を受けて各党議員が挨拶し、参加者との意見交換をしました。
昨日の本会議や今日の衆院予算委で政府のごまかしが浮き彫りになっています。
地元吉田学区の区民運動会の開会式に参加し、ラジオ体側をした後、広島県呉市へ。「ヘリ護衛艦『かが』空母化反対集会」に参加し国会報告をしました。
地元の皆さんに加え、岩国基地のある山口県、岡山県、近畿各県からの参加もありました。
呉を母港とする「かが」を改修し、米国製F35B戦闘機を搭載するのは明らかに他国に攻撃的脅威を与える攻撃的空母であり、憲法違反。
しかも安保法制で、空爆に出撃する米軍機への給油・整備も憲法上許されるとしてしまいました。日米軍事一体化で世界中どこでも軍事的介入を可能にするものです。
呉を日米軍事一体の出撃基地にするなと訴え、参加者スローガンを高く掲げました。海上自衛隊呉地方総監部までデモ 行進。地元のマスコミも注目。大平さんから、夕方の地元テレビで放映された画像をいただきました。
夕方の飛行機で東京へ戻りました。