幕張メッセで今日から開会した国内初の総合武器見本市の抗議集会に参加しました。ロンドンで隔年で開催されてきた世界最大規模の武器見本市。初めて英国外で開かれました。
日本とアジアの武器市場に参入したい海外軍需企業と武器輸出をしたい日本の軍需企業の橋渡しも目的です。集会前に見本市に入場。戦車やミサイルから通信機器まで様々な国々の150社のブースがズラリと並び、軍服姿で説明に聞き入る姿が。
集会では、「九条を持つ日本が武器貿易で栄える国になってはならない」と挨拶。参加者と一緒に「武器見本市いらない」とコールしました。
国会に戻り、日米貿易協定の参院での論戦の準備。16時から全国私立学校教職員組合連合の養護教職員連絡会の皆さんの来訪をうけ「私立学校に正規の養護教諭を配置すること」を求める請願署名を受け取り、藤野衆院議員、武田参院議員とともに懇談しました。
現代の子どもたちが心身ともにさまざまな問題を抱えている中、命を守り、健やかな発達を保障するために養護教諭の役割が高まっています。ところが公立学校には養護教諭の配置基準がありますが、私立学校にははありません。未配置の学校や教育職でない学校があり、非正規雇用や一人で中高兼務などの実態があるものの、文科省も実態を把握していません。
学校現場の様々な実態や正規の養護教諭配置の必要性と課題などについてをお聞きしました。
夜は議員団会議。終了後、引き続き論戦準備。
高校の同窓会総会で広島市へ。開会前に、今春のリニューアル後初めて原爆資料館を訪問しました。若者や外国人中心に館内は一杯。リニューアルにより、より沢山の被爆者の遺品が展示され、一つ一つに原爆がもたらした惨禍の説明がありました。胸に迫り、あちこちからすすり泣く声が。
政府が国連総会に提案した決議で、核兵器の非人道性の記述を後退させたことへの憤りが改めて込み上げて来ました。
同窓会総会では壇上で挨拶をさせて頂き、「原爆で亡くなった先輩たちの思いを国会に届ける役目を果たす」と決意。あちこちで「おめでとう」「桜を見る会何とかして」と言葉をかけてもらいました。最後は恒例の応援団演武。後輩の元団員たちと舞台に上がりました。盛り上がった!
終了後、時間があったので、近くで行われていた「t核政策を知りたい広島若者有権者の会」の報告会に足を運びました。丁度、先日の私へのインタビューの報告の最中。まったくの飛び入りだったのでみんなビックリしてました。
「突然乱入してすいません」と謝りつつ、国連決議案の問題で質問したことに触れながら挨拶。帰りの新幹線の都合ですぐに失礼しましたが、若い皆さんの真剣なまなざしが嬉しかった❗ 京都の自宅着は23時過ぎ。
参院外防委員会で、国連総会第一委員会で一日に採択された日本提出の核兵器に関する決議案について茂木外相に質問しました。
同決議は米国など核保有国のねらいにそって核兵器廃絶についての国際的到達点を骨抜きにするものだと批判。従来の決議にあった「核兵器使用の非人道的結末」への「深い懸念」を「認識」に変更した理由をただしました。
「各国からの意見などを踏まえ、文言調整を行った」との答弁に、「核保有国の賛成をえるために譲っていいことではない」と批判。
2010年のNPT再検討会議での、長崎の被爆者、故・谷口すみてるさんの演説を紹介しながら「この言葉には、思い出したくない地獄の体験を語って、核兵器の非人道性を世界に語ってきた被爆者の思いが込められている。後退させることは、唯一の戦争被爆国である日本の存在が問われる」と強調。 核兵器禁止条約に参加し、核兵器の非人道性を世界に広げる先頭に立つべきだと迫りました。
今日は、日本医労連の皆さんの国会行動。石川県の医労連、全国労災病院労組の皆さんから要請を受け懇談。「最新法改正をめざす市民の会」の皆さんの来訪も受けました。
米軍の臨時訓練空域の問題で防衛省、国交省からレク受け、明後日の質問の準備。
総理主催の「桜を見る会」の私物化問題。今日の朝刊やテレビでいっせいに報道しました。ネット上で大拡散されて市民の声が広がったことと、野党が合同「対策チーム」を作り、徹底追及を確認したことがマスコミを動かし始めています。市民と野党の共同が力を発揮しています。
日本共産党は昨日、この間の情報をすべて野党に提供。今日の国会では、赤旗日曜版のコピーを読んでいる他の野党議員の姿も。午後には「野党合同ヒアリング」が行われました。徹底追及します!
予算委で田村智子議員の質問を応援傍聴。委員会室は何度もどよめきました。毎年、新宿御苑で開かれれ、「各界を代表する功労功績があった方を招待する」とされている「桜を見る会」に首相が地元の山口県の後援会員などを大量に招待し、後援会行事にしていたことが、数々の動かぬ証拠によって明らかにされました。
参加者には墫酒やオードブル、お土産がふるまわれ、すべて税金で賄われます。政治家が自らふるまえば公選法違反になることを税金でやる。まさに行政の私物化極まれりです。自民の国会議員や地方議員のブログで、その事実が明らかにされると自民党席は凍り付き,ヤジも飛ばせません。
閣僚の辞任など安倍政権のモラルハザードが大問題になっていますが、「総理自身がモラルハザードを起こしている」と田村議員が言い放つと委員会室は大きな拍手に包まれました。
それにしても、税金を使って後援会行事を行っていることを嬉しそうにSNSで発信している国会議員や地方議員の多いこと。税金の私物化に対するモラルハザードは自民党に蔓延しているとつくづく思いました。徹底解明が必要です。
午前中は開会中の国連総会に日本が提案した核兵器廃絶決議について外務省からレクを受けました。核使用による壊滅的な人道上の結末について、昨年まで記載されていた「深い懸念」が「認識する」との表現に弱められるなど、重要な後退をした内容になっています。今後、委員会でも追及していきます。
田村議員の質問後、銀座で行われている穀田衆院議員のお連れ合いの「ろうけつ染め こくたせいこ展 一本の線から」を鑑賞。そのあと、京都へ。
朝の英語民間試験延期のニュースから始まり、緊急野党全議員集会、日韓・韓日議連合同総会、同晩餐会と濃密な一日でした。
朝の与野党国対で与党から、予算委集中審議を衆院6日、参院8日に開会し、英語民間試験は延期をする旨の提案があり、合意。
10時から緊急野党全議員集会で報告を受け、各党党首が挨拶。それぞれから高校生や国民の声と野党の結束でかちとったものと強調され。さらに安倍政権倒そうと決意固めました。
日韓・韓日議連合同総会は一年おきに、東京とソウルで開かれ、今年は東京です。日韓関係が困難な状況にある中、9月の開会予定が今日に変更になりました。しかし、こういう時だからこそ、議員間の交流が大事です。韓国から約50人の国会議員が参加されました。11時から議員会館で開会総会。午後は五つの委員会で議論がおこなわれました。
私は今年も安保外交委員会。通訳をいれての三時間の議論でしたが、大半は徴用工問題を契機とした今日の日韓関係の問題。さまざまな議論がありましたが、解決のために両首脳が条件をつけずに会談することが必要という点では一致しました。
その後、閉会総会。各委員会での議論が紹介され、共同声明を採択しました。夜は国会近くのホテルで議連会長主催の晩さん会。杯を交わしながら、韓国の国会議員とじっくり話すことができました。
総がかり行動実行委員会が18:30から行った「自衛隊の中東派兵やめろ!」官邸前緊急行動で挨拶をしました。防衛省設置法の「調査・研究」目的だとして国会承認も無しに派兵しようとしています。これには自民党内からも「打ち出の小づちのように『調査・研究』を使っていいの」の声も。
「七福神の大黒さんの『打ち出の小づち』を振ったら富を生み出すが、こちらを振れば戦争を生み出す。歯止めなき拡大につながる派兵は許されない」
「イランと特別に親密な関係を持つ日本がやるべきことは派兵ではなく外交努力。イラン核合意から離脱して危機の原因を作ったトランプ氏に合意復帰を正面から求めよ」と訴えました。
昼間は、質問準備をしながら、愛知の民医連の皆さんから社会保障の拡充や介護保険の抜本改善を求める要請、京滋私大教連の皆さんから私大生の学費負担軽減と私大助成の増額の要請をそれぞれうけました。
私大学費負担軽減では京都橘大学の2人の学生からバイトと学業を両立させることが困難になっている実態など具体的にお話を聞けました。
10:00から外交防衛委員会が開かれ、外務、防衛両大臣から所信的挨拶をうけました。開会前の理事会で問題になったのが、前日の政治資金パーティーでの河野防衛相の「私は雨男。防衛大臣になって三つの台風が来た」という発言。
被災者や救援で奮闘している自衛隊員などのことを考えれば、台風で笑いをとろうなどというのは極めて不適切です。大臣の挨拶の冒頭で謝罪を求めることになりましたが、大臣が冒頭で述べたのは、自衛隊員を災害復旧に派遣し奮闘しているということのみ。
「謝罪になっていない」と野党席から野次が飛びました。大な臣もこのままではまずいと思ったのか、挨拶の最後に再びふれ、「不快な思いをさせ申し訳ない」と謝罪しました。最初から、きちんと謝れよといいたい。
午後には、京丹後市のXバンドレーダー基地の二期工事で住民との約束を破り、日曜日に事前連絡もなしに工事が行われたことに対し、倉林議員とともに防衛省を呼んで抗議し、説明を求めました。
夕方には、1日に行われる日韓・韓日議連合同総会に向け、安保委員会の学習会。外務・防衛両省から北朝鮮問題、日韓の安全保障協力、拉致問題などについて説明を受けて議論しました。
京都を出て愛知県弥富市へ。来年二月の市議選でのご支援を訴えました。日本共産党から三期目をめざす、なす英二議員と、52年前の町政時代に初当選したレジェンド、三宮十五郎さんの後をつぐ板倉かつのりさんが立候候補を予定しています。
市内3カ所で街頭演説。台風被害対策、原発マネー、菅原大臣辞任、消費税、憲法、野党共闘になど国会報告をしながら、市議団の値打ちもご紹介していました。
事前にいただいたビラに議員団の実績として「中2生の広島研修の廃止を撤回し継続へ」とありました。三宮議員から同研修のまとめの冊子のコピーや議会答弁の資料をいただき、素晴らしいと実感しました。
同市では2011年間から中学生の1泊2日での広島研修が取り組まれています。市議会での教育長答弁によると、「平和都市宣言の具現化として」毎週2時間の総合学習の時間を使い、中2生のテーマとして「平和・人権教育」を約5か月間学習し、その集大成として研修が位置付けられています。
教育長は、「中2生の多感な時期に、命や平和、戦争、家族について真剣に考えさせる時間を設けることは人としての成長に大きく起用するものと教育関係者は実感している」と述べています。
さらに、8年前の広島研修一期生に成人式でアンケートを実施したとして「その八割が広島研修で自分の意識が生きていくうえで変わったと答えています」「一番多かったのが恒久平和を強く願うようになったという回答」と紹介し、今後も同研修を続け行くとしています。
財政難の中で取りやめの動きもありましたが、市民や教育関係者の強い声で存続になったとのこと。もちろん、党市議団も存続を強く求めました。
これからもしっかり続けてほしい。