活動日誌

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「外交安保・核廃絶」の記事

 image0.jpeg東京を朝出て広島へ。16時から広島県被団協の事務所で被団協役員、「黒い雨」訴訟の原告団の皆さんと懇談しました。高野原告団長らから、上告断念をかちとって八月六日を迎えることができることの喜びが口々に語られました。 
 
 政府の被爆者行政を厳しく断罪し、内部被ばくの可能性を広く認めたに高裁判決が上告断念より確定した意義も強調され、今後原告以外の同様の被害者全員への被爆者手帳の交付を確実に行わせるために国や県市への働きかけを強めることなど意見を交わしました。国会から笠井衆院議員と私が参加し、大平前衆院議員、仁比前参院議員、すみより、大西、藤本衆院予定候補、辻県議、近松広島市議とご一緒でした。
 懇談会場に向かっていると、「井上君」と声がかかり、なんと高校のクラスメートのOさん。ビックリです。平和公園を歩きながら、ミニ同窓会ができました。
 懇談後にスマホでニュースを確認すると今日の東京のコロナ新規感染者は初の五千人越え。まともな対策を打ち出さないままに五輪に固執し、入院制限を打ち出した菅政権は許されません。
IMG_0372-1.jpg政府が、6日に開催する「日メコン外相会議」に、ミャンマー国軍が任命した「外相」を出席させようとしていることで「ミャンマーの民主化を支援す議員連盟」(中川正春会長)で緊急に外務省に申し入れ。小池書記局長と共に参加しました。
 日本が議長国として主催する会議に国軍代表を参加させることは衆参の本会議で全会一致で採択した「ミャンマーにおける軍事クーデターを非難し、民主的な政治体制の早期回復を求める決議」にも反するものです。
 外務省の部長は、軍事クーデターを認めず、拘束者の解放や民主体制への復帰を求める政府の立場に変わりわないと述べましたが、「出席させれば、国際社会にも、ミャンマー国民にも、日本が軍政を承認したと理解されることになる」『国軍のPRに使われる」として、撤回を要求。衆参決議にもとづく真摯な対応と行動を求めました。
 午前中は衆院厚労委員会の閉中審査を院内テレビで視聴。コロナ要請者の入院制限に与野党超えて批判の声が上がりました。夜は党創立99周年記念講演会。オンラインで志位委員長の講演を聞きました。
 ちさかオンライン1.jpg日本共産党京都左京地区のオンライン企画「日本共産党は日本外交をどう変える?」でちさか拓晃京都二区予定候補と共に一時間半たっぷり語り合いました。
 お互いの入党の動機になった平和の問題から、中国をどう見る、共産主義の未来、野党共闘の展望と課題、核兵器禁止条約に参加する政府実現への決意などなど。
ちさかオンライン2.jpgぜひご覧あれ。
 
 今日、新型コロナの新規感染者は東京で4058人、全国で12341人となり、四日連続で過去最多を更新しました。まさに爆発的拡大です。東京の自宅療養者は1万人を超え、医療崩壊が現実のものに。このままでは助かる命も助けられなくなります。
 
 にもかかわらず危機感がないのが菅総理。いまからでも五輪中止を決断し、コロナ対策に全力集中を!
大洲市.jpg京都を朝出て愛媛県大洲市へ。伊丹から松山空港へ降り、さらに車で1時間。8/29告示の市議選挙と総選挙の勝利をめざす演説会で訴えました。
 現職の梅木かづえ市議、白川よう子衆院比例候補に続いてお話し。まずは、コロナ新規感染の全国的、爆発的拡大に対して最も危機感がないのが菅総理だとして、五輪中止とコロナ対策への集中を求めました。
 日本共産党が提案する新しい日本の政治の中で触れたのが米軍による低空飛行訓練の問題。愛媛県では昨年の目撃情報が前年の3.6倍に急増しています。特に大洲市を含む南予地域に集中しており、「愛媛新聞」は、従来の米軍の訓練ルートである「オレンジルート」と違う新しいルートが作られたのではないかと報道しています。県議会や南予の五町議会では中止を求める意見書も採択されています。
 演説会の中での一言コーナーで、「低すぎて怖かった」「会話していて隣の人の声が聞こえないような爆音」「我が家は標高50メートルだが、その下を飛んで行った」などの住民の声も紹介されました。
 私は、三月の外交防衛委員会で大洲市の名前もあげて、この地域での米軍低空飛行訓練の中止を求めました。その際に、岸防衛相が「米軍は、安保条約の目的達成のために通常の飛行訓練を米軍の施設・区域でない場所の上空で行うことは認められている」「その区域を継続的に見直していると承知している」と答弁したことを紹介。
 「米軍が日本の空に勝手に訓練ルートに定めて飛行することを認めるもの。いったいどこの国の政府か。それで住民の安全を守ることができるのか」と指摘し、低空訓練中止、日米地位協定の抜本的改定の声を上げようと呼びかけました。
 愛媛県では、無所属の地方議員らの呼びかけによる「白川ようこを国会に送る愛媛勝手連」が結成されて支援の輪が広がり、四国の衆院議席17がすべて男性でいいのか、白川さんを押し上げようという声も高まっています。
 市議選での梅木議員の勝利、衆院比例で18年ぶりの日本共産党の議席の実現で、菅政権打倒、政権交代の流れを大洲市からと宇訴えました。終了後、京都へとんぼ返り。
 ODAジェンダー.JPGODA(政府開発援助)のジェンダー主流化の促進に取り組む国際NGOプラン・インターナショナルジャパンと昨日、懇談しました。2016 年に策定された「女性の活躍推進のための開発戦略」について、ODAに関する第三者評価の報告書が昨年出されたのを機に同NGOとしてまとめた要望書について説明を受け意見交換したもの。
 ジェンダー平等を主目的とした案件がODA支出総額に占める割合がOECD平均は約4%なのに日本は1%以下で最下位レベルであり、抜本拡充が必要です。要望書では、ODA全体のジェンダー案件の割合について数値目標を持つこと、主目的案件の比率を平均並みの4%へ改善すること、教育分野の比率を改善すること、「戦略」の改定プロセスへの市民社会の参加などを求めておられます。ODA特所属の私と伊藤議員、党ジェンダー平等委の倉林、山添議員が参加しました。
 東京の今日のコロナの新規感染者は2800人越えで過去最多に。都が都内の医療機関に対し、通常医療の制限をしてでもコロナ病床確保を求める通知を出していたことも明らかに。都内の医療体制がかつてない危機に直面していることの現れ。助かる命も助けられないことが現実になりつつあります。今からでも五輪は中止し、コロナ対策に全力集中を。
 午後は国対と団会議。

 DSC02516.JPG議員会館で資料整理などしていると、テレビに「黒い雨」訴訟上告見送りの速報テロップが流れました。よし! すぐに菅総理のぶら下がり会見が中継されました。上告をせず原告を救済すること、原告以外の同様の被害の方々にも救済措置をとる旨をはっきりと表明しました。

 総理は、高裁判決にはうけいれがた内容があるとも述べましたが、にもかかわらず上告を断念したのは原告の皆さんの命がけの訴えと世論が動かした結果です。

 地裁での勝利判決の直後の昨年の広島原爆記念日の前日に広島で原告団・弁護団の皆さんと懇談しました。その後、政府が控訴したことに憤りを感じていましたが、ついに追い詰めました。今年も広島でお会いする予定です。心から闘いを讃え、喜びあいたい。

 さらに原爆症認定の抜本的改定と、核兵器禁止条約の批准へ、世論と運動を広げよう。

21戦争展.jpg
 三重県津市を朝出て京都へ。平和を求める二つの取り組みに参加しました。一つは京都AALAの美術班などによる「第47回 (えいてん)」。
 今年の案内ハガキには「差別と貧困、暴力と不正義にあらがう各地の人々と連帯しながら、ポストコロナの新しい世界をめざそう」と呼びかけています。そんな思いを込めた作品が並んでいました。
 もう一つは「第41回 平和のための京都の戦争展」。92年以降は立命大の平和ミュージアムで開かれてきましたが、同ミュージアムのリニューアルのために今年は教育文化センターでの開催です。
 ホールと会議室を使った講演と文化企画と様々な展示が行われています。展示では、日本と京都の様々な平和像や戦争遺跡や核兵器廃絶への京都の取り組みが紹介されていました。
 それにしても、暑い。
   松阪1.jpg朝から、25日投票の三重県松阪市議選の応援。駅前のホテルを出て、くりたに健一郎、久松みちお、とのむら峰代の3候補(いずれも現職)と共に訴えました。
 国が公的病院の再編統合を進める中、松坂市民病院の救急機能をやめて民営化する動きの是非が大きな争点。コロナ禍で地域唯一の感染症指定病院として役割を発揮してきた市民病院は民営化ではなく、総合病院として続け充実すべきです。
松阪2.jpg 「市民病院守れの一票は日本共産党の候補へ」「医療削減から拡充へ。ケアに手厚い社会を作ろう。その声を松阪市からあげよう」と訴えました。
 いや~暑かった。17時前に終了して津市に移動。18:30から党三重県委員会の事務所をお借りして、富山の民青の皆さんの核兵器問題のオンライン学習会で講師に。
松阪3.jpg 30分間お話しした後、約1時間の質疑応答と意見交換。核廃絶への思いをしっかり話すことができました。終了後、津駅前のホテルに泊まり。
黒い雨要請.jpg 「黒い雨」訴訟の上告断念を求めて野党四党で田村憲久厚生労働大臣あてに要望書を提出。日本共産党からは、笠井、本村両衆院議員と私の被爆二世の三人が参加。立憲民主党からは長妻あきら衆院議員と森本しんじ参院議員、社会民主党からは福島瑞穂参院議員が参加しました。
 私は、黒い雨は川や道に沿って振るわけではないのに、川の向こう側は原爆症として認定されるがこちら側はされないなどの線引きに無理があり、県や市も上告断念を求めている。高齢となって原告らを速やかに認定するよう求めました。
 厚労省は判決に従って認定をするのに法改正は必要ないとしつつ、従来の運用と大きく違うので関係省庁と相談して対応したとの回答でした。
 「『黒い雨』訴訟における上告断念等を求める要望書」では以下の二点を求めています。
1、上告を断念するとともに、広島高裁判決をけ拳々服膺(けんけんふくよう)し、広島市及び広島県が。被爆76年をむかえ高齢化した原告ら全員に対し、被爆者健康手帳を速やかに交付することを容認すること。
2、広島高裁判決で示された「黒い雨」による被爆類型の被爆者援護法1条3号該当性の要件を踏まえて、「黒い雨」被爆者に対するこれまでの被爆者援護行政のあり方を根本的に見直し、審査基準を改訂する等必要な措置を講じ、全ての「黒い雨」被爆者を速やかに救済すること。
 命、人の尊厳を大切にする政治へ、一つひとつ野党の共同を積み重ねています。


 IMG_2656.JPG近畿、東海梅雨明け後最初の月曜日の今日は東海ブロックの日本共産党一斉宣伝。6時過ぎに京都の自宅を出て名古屋市の金山駅前で長内史子比例予定候補と共に汗だくで訴えました。だいたい、東京五輪が決まった時に多くの人々が危惧したのが、10月開催の前回と違い、酷暑の真夏に東京で五輪をやって大丈夫なのかということ。それに加えて、決定的なのがコロナの爆発的感染拡大です。
 選手村の中からも関係者、選手の陽性者が出て、「バブルの中は安心・安全」としてきたことの破たんも明白。「招致した国として開催するのが責務」という声もありますが、このままでは日本が震源地になって世界に感染を広げる危険があります。ワクチン接種がほとんど進んでいない低所得国で感染爆発につながることになれば、それこそ日本の責任が問われます。今からでも遅くない。中止してコロナ対策に全力を挙げようと訴えました。
 宣伝では熱海の土石流被害への救援募金を訴えたところ、何人かの方からご協力をいただきました。ありがとございます。責任をもって現地に届けます。
 終了後、東京へ。17時からは日弁連主催の「核兵器禁止条約について早期の署名・批准を求める」オンラインシンポジウムに参加。基調講演は元外相の田中真紀子で、角栄氏ゆずりに「真紀子節」爆発でした。

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