活動日誌

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「外交安保・核廃絶」の記事

 人権外交.jpg朝の国対の後、午前中は議員会館で開かれた、「『人権外交』を推進する議員連盟」の設立総会に参加しました。
 総会では、設立趣意書・規約の確認に続き役員選出が行われ、会長に立憲民主党の中川正春衆院議員を選び、日本共産党から笠井亮さんが幹事となりました。
 設立趣意書では、北朝鮮の拉致問題、中国の香港民主化運動への弾圧、ミャンマーでの弾圧、ウイグル自治区などでの人権侵害や、そうした弾圧等による難民問題、日本国内での人権に対する体制整備など幅広く取り上げ、「人権外交」を基軸として議員外交を展開することもめざすとしています。
 
 「ミャンマーの現状と日本の課題」のテーマの勉強会も行われ、三氏から、ミャンマーの事態に対し各国政府に比べて日本の対応が不明確であること、日本のODAが国軍関係企業の利益につながっていること、ミャンマーの人権侵害と日本企業の関与と責任など報告があり、質疑応答しました。
 午後からは日印ACSAについて外務省レク。続いて党本部で幹部会。明日の全国決起集会で志位委員長が行う報告について提案があり議論しました。途中で国会に戻り参院野党国対委員長会談に出席して、当面の国会対応などについて協議しました。
 午前中の参院本会議で、35人学級法が成立。本会議での討論は与野党対決法案の場合がほとんどですが、昨日は野党三党が賛成討論に立つという異例の本会議になりました。
 それだけ、多くの皆さんの思いが待ち望み、さらに前進を願っているということ。吉良さんは、35人学級を求める署名が32年間で累計4億6千万人分となったことを紹介し、保護者、教職員の長年の運動の成果だと強調し、今後の課題も明確に指摘。とてもいい討論でした。
 NLD2.jpg午後から、超党派の「ミャンマーの民主化を支援する議員連盟」としてミャンマーのNLDの国会議員の皆さんとオンライン会議が議員会館で行われ、小池書記局長と共に参加しました。与野党から約25人が参加。在京の外国大使館からも参加がありました。
 NLDの皆さんは、それぞれ国軍から避難した場所からの参加。安全の確保のために会議についての外部への発進は19時まで控えるように呼びかけられ、緊張のなかでの会議となりました。
 NLD.jpgNLDの国会議員からは、国軍による国民弾圧の実態が生々しく報告され、「国軍を政府として認めないこと、国軍に利益になるような経済支援を行わないこと、国民に選ばれている私たちによる政府を認めること」との強く訴えられました。
 早急に共同声明をまとめて、日本政府にも申し入れること。今後もオンラインでの交流を続けることなど確認しました。力を尽くしたい。
 IMG_2278.JPG今日の外交防衛委員会で「思いやり予算」特別協定の質問に立ち、反対討論も行いました。日米地位協定上、日本に負担義務がないにもかかわらず、「思いやり」と称して、1978年に基地労働者の福利費などの負担に踏み切り、その対象を施設整備や光熱水料、訓練移転費等へと拡大させてきました。それを見直しもせず延長するもの。
 質疑の中で、安全保障上の日米の役割分担の下で「思いやり予算」が適切な内容、水準となるよう対応するとの答弁が繰り返されました。
 しかし、そもそも条約上日本に負担義務がないものであり、適切な内容、水準などありません。しかも在日米軍基地は安保条約の範囲をはるかに超えて世界的規模で米軍が自由に展開する基地となっています。このような負担をさらに続けることは容認できません。 
 IMG_3095.JPGさらに、提供施設整備では「国民の理解が得られない」としてボウリング場などの娯楽施設への日本の負担をやめたにも変わらず、辺野古基地建設に伴いキャンプシュワブでのボウリング場整備費を負担することをただしました。
 「提供施設整備ではなく米軍再編経費なので別制度」という屁理屈で負担するのもですが、国民の税金を米軍の娯楽施設に使うことは同じ。国民の理解は到底得られないと中止を求めました。
 都心上空の米軍ヘリによる低空飛行問題も取り上げました。いまだに「毎日」が動画も公開して報道した航空法の最低安全高度以下の飛行について、「米軍に事実関係を確認中」とする外務、防衛両大臣を野党各党が批判。「最低安全高度以下は論外だが、そもそも一国の首都の中心部の上空を他国の軍が訓練飛行するなど許されない」と強調し、日米地位協定の抜本改定とともに緊急に都心上空での訓練の中止を米側に求めるよう迫りました。
 
官邸前ハンスト.jpg 夜は首相官邸前で、今日、インドネシアとの2+2で護衛艦を輸出することを決めたことに抗議する緊急集会に参加し挨拶。
 官邸前では辺野古基地建設の埋立に遺骨の残る土砂を使うことに反対して宜野湾市出身の金武美加代さんハンストを継続中。先日の質問で中止を迫ったことをお話しし、激励しました。
 IMG_2273.JPG16:30から開かれた参院本会議で、来年度予算案の討論・採決が行われ、与党の賛成多数で可決・成立しました。まともなコロナ対策がない一方、軍事費は過去最高。残念です。
 今日、嬉しかったのは予算案の記名投票の際に、本会議場にできたスロープを使って、立憲の横沢議員やれいわの舩後議員が車いすで木札をもって登壇して初めて投票できたこと。
 2019年選挙で三人の車いすユーザーが当選し、参院のバリアフリー化が進んできました。スロープはその一環。これまでは参院の事務局職員が投票を代行していました。れいわの木村さんは今日は欠席でしたが、車いすのお二人が檀上で投票する際には拍手が起きました。
 予算関連で所得税法や地方税法の討論・採決も行われ、本会議は3時間かかり、19:30に終了。採決後に、菅総理、麻生財務相の挨拶回りをうけ(写真)、三週間ぶりに京都の自宅に帰りました。
 委員会四回、本会議一回の質問のあった怒涛の一週間でしたが、昨日の委員会質問が法案ミス問題で今日にスライドするという突発事態もありました。
 今日の質問はミャンマー問題を取り上げました。クーデーターを行った国軍による弾圧の中止とNLD政権の原状復帰を求め、日本政府には国軍による政権を認めない毅然とした態度をとり、最大の経済関係国にふさわしく、国際社会とともに行動するよう求めました。
 21.3.24 本会議.jpg思いやり予算の特別協定を延長する議定書の本会議質疑に立ちました。条約上日本に負担義務のない在日米軍の駐留経費を「思いやり」と称して負担してきたもの。
 米国の財政赤字という当初の理由は、日本が先進国で最大の赤字を抱えている今、崩れており、延長ではなく廃止を求めました。
 質問の中で、先日の予算委でも取り上げた英国が保有核兵器の上限を180から260にすると発表した問題をただしました。予算委では「事実関係を確認したうえで検討」という茂木外相の答弁だったので、「検討した容認することがありうるのか。被爆国として抗議すべき」と質問しました。
 何と答弁は、「英国は今回の増強の背景に安全保障環境の変化があるとの認識を示し、核抑止力の確保のため上限引き上げが必要となったと説明している」「英国は、核兵器のない世界という長期的目標にコミットし、核軍縮を含むNPT条約の完全な履行に強くコミットしている」と英国の言い分を繰り返し「我が国は核兵器国にいっそうの核軍縮を促す」というだけでした。
 議場内は「抗議もしないのか」「それでも被爆国政府か」「将来無くすと言ったら、今、いくら増やしてもいいのか」など声が上がりました。
 「橋渡し」といいながら、核保有国の言い分を代弁するひどい態度。政権交代を果たし、核兵器禁止条約に参加する政府をつくるしかない。思いを新たにしました。
 今日は8:15から国対の会議。午前は本会議。午後は、打ち合わせ、ミャンマー問題での外務省レクと質問通告、紙議員の予算委質問傍聴などなど続きました。
 IMG_2267.JPG今日は二回の質問でした。午前中はODA特別委員会の予算委嘱審査。温室効果ガス削減のために途上国でも2040年までに廃止が求められている石炭火力発電について、日本がODAでインドネシアのインドラマユ発電所、バングラデッシュのマタバリ2発電所を進めていることをただしました。
 午後は外交防衛委員会で、米軍岩国基地に配備された米軍機が倍増し、中四国で低空飛行訓練被害が激増していることをただしました。
 空母艦載機が移駐完了前の17年と比べ、日本三景の一つである宮島の騒音被害が倍増し、世界遺産の大聖院での修行にも支障がでています。島根県浜田市や江津市でも騒音により学習発表会が中断したり、保育園で子どもたちが泣き出すなど被害が広がっていることを示して傍若無人な訓練の中止を求めました。
 愛媛新聞.JPGさらに追及したのが四国での新たな米軍機訓練ルートによる被害の拡大です。
 その際に配布したりが、3/21,22付の愛媛新聞。県に寄せられた米軍機目撃情報347件を地図に落とすと、既存の訓練空路であるオレンジルートとは違う四国中西部に集中。右下の拡大地図では川や谷筋にそった十字状の飛行路が浮かび上がります。
 同紙が「新たな訓練ルートが設定されたのではないか」としていることを示し、「米軍にただし、勝手な訓練をやめさせよ」と迫ると防衛相は「安全確保のために米軍は訓練航路を定期的に見直している」と容認する答弁。怒、怒、怒です。
 「米軍の運用であっても、日本の上空で勝手なことはさせないのが主権国家としての当然の態度ではないか」と強調し、訓練中止と日米地位協定の抜本改定を求めました。
 終了後、明日の本会議の原稿を仕上げて夕方までに通告しました。
 IMG_2265.JPG外交防衛委員会の予算委嘱審査で質問。辺野古米軍基地建設に、沖縄戦の戦没者の遺骨が混入する沖縄南部の土砂を使うことは、遺骨の収集を「国の責務」とした2016年に制定された法律に反し、戦没者への冒涜だとして防衛大臣をただしました。
 批判の声が広がる中で、防衛相は以前のように、目視で区別できる、問題はないというような答弁態度とは少し変わり、遺骨が土砂と区別しにくいことを認め、「凄惨な地上戦が行われた。遺骨の問題は大変重要なこと。それを踏まえて土砂の調達について今後、しっかりと考えたい」との答弁。
 私は、「まだ調達場所が決まったわけではないというが、南部が調達候補地になったことで、それを当て込んで、参入するために実績をつくっておこうという採取業者の動きが始まっている。南部からは調達しないことを今、明言すべき」と迫りました。
 終了後、明日の質問の仕上げをして通告。午前中はODA特で石炭火力発電輸出の中止を求め、午後は岩国基地増強と中四国での米軍機低空飛行訓練の問題を取り上げます。
 17:30から議員団会議。
 
 
 21.3.17予算④.JPG予算委員会で質問しました。柏崎刈羽原発で長期間テロ対策に不備があった問題と核兵器禁止条約への参加問題がテーマです。 原発問題では、東電に原発を運転する資格なしと指摘し、」規制委員会が「適格性」を認めたことを再検討することを求めました。
 核兵器禁止条約では、昨日イギリスが保有核弾頭を増やすと発表したことについ核軍縮義務を定めたNPT条約6条に違反するではないかと追及。
 「イギリスから背景などを聞いて判断する」という外相に「これほど明確なのに核軍縮義務違反と認めることすらできず、どうして『橋渡し』などできるのか」と茂木外相を追及。被爆国として核兵器禁止条約に参加するよう求めました。
 さら「核抑止力は核兵器の使用が前提ではない」という外相に対し「オバマ政権が核先制不使用を検討した際に、日本は反対したではないか。使用が前提でないというなら、核先制使用は反対だと明言せよ」と迫るとまともに答弁できず。
 核抑止力に依存し、核兵器の使用により再び広島・長崎の惨禍が生じることを容認することなど、被爆国として許されません。
 
動画でご覧ください。https://www.youtube.com/watch?v=HLMPnE1sOOQ&t=1426s

 午前中は外交防衛委員会の大臣所信に対する質疑。午後から外務・防衛両大臣が2+2出席のため午前中の与党質疑のみで終了。そのあとは明日の予算委の準備に集中しました。

 核兵器禁止条約の発効をうけて批准を迫る質問として準備してきましたが。午後になると東電柏崎刈羽原発でテロ対策装置の故障していたという深刻な問題が発表され、急遽、冒頭この問題を質問することになり、経産相、規制委員長、東電社長を呼ぶことになりました。

 さらに夜、英国が保有する核弾頭の上限を引き開あげることを発表したニュースが。これも質問で取り上げることにしました。ギリギリまで質問を練ります。

 IMG_2233.JPG核兵器禁止条約の批准を求めるオンライン学習会でお話ししました。発信会場の京都府委員会事務所には被爆者や被爆二世をはじめご参加いただきました。
 被爆二世である井坂博文京都市議の司会で、京都原水協事務局長の平信行さん被爆者の花垣るみさんにご挨拶いただいたのに続き私がお話ししました。
 国連会議に参加した経験や国会論戦も紹介しながら、核兵器禁止条約発効の意義とそれを生み出した力、」野党連合政権で条約に参加する意義と展望など、「核兵器国が参加していないので効力がない」「日本参加せず橋渡し役果たす」「参加すれば抑止力を損なう」などの議論に具体的に反論しながらお話ししました。
 ユーチューブでの視聴はこちらから。 https://youtu.be/mT4-dO-Z0W4
 gヒルゲート.jpg、京都市内で開かれている「いま、戦争の兆しに心いたむ美術家たちの作品展2021」を鑑賞しました。 特定秘密保護法の強行採決をきっかけに始まった、それぞれの作品を掲げて立つ「無言の路上展」への賛同の広がりなかで行われてきた作品展です。
 案内ハガキでは「時代の流れに抗う気持ちを表すために、平素の自分の作品を展示することによって、反戦の意志を表明しています」と述べられています。
 若い芸術家の参加も増え、様々ジャンルや表現方法の作品が展示。会場内も若い皆さんの姿が目立ちました。偶然、穀田衆院議員とも会場でばったり出会いました。
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